sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

米国男子ゴルフツアー初日、松山英樹好い感じ⁉・・・R2.1.31③

昨日23時20分頃から時差-16時間の米国アリゾナ州にある「TPCスコッチデール(7261ヤード、7パー71)」において米国男子ツアー、「ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」が4日間の日程で開催され、その初日が1人残してサスペン…

台風一過(エピソード9)・・・R2年1.31②

エピソード9 先ず自分が韓国ドラマにはまり、やがて息子の浩太に強い影響を与えた頃の藤沢慎二は、父親としては頼りない面が多々あったにせよ、浩太にとっては想像を絶する大きな存在であった。 苛めが原因で引きこもる前、勉強がぼちぼち分かり難くなって…

台風一過(エピソード8)・・・R2年1.31①

エピソード8 小学校5年生の秋、苛めの真っただ中のある日のことであった。藤沢浩太は朝、学校に行こうと思って家から出たとき、こみ上げて来るものがあり、トイレに駆け込んだ。 体中出てしまいそうな不安に襲われ、しばらくはトイレから出られなかった。 …

台風一過(エピソード7)・・・R2年1.30②

エピソード7 「うわぁー!」 ぐっすり寝ているように見えた藤沢浩太はいきなり叫び、汗びっしょりになって飛び起きた。以前に比べると大分減ったが、それでも月に何回かはある。決まって嫌な思いが残り、起きてもしばらくは頭がはっきりしない。 「健太の奴…

台風一過(エピソード6)・・・R2年1.30①

エピソード6 ここまでだけを読むと、奈良県立西王寺高等学校の弓道部の部員には女子なんかいないように思われるかも知れないが、そんなことはない。むしろ女子の方が多いぐらいであった。 これは何も西王寺高校に限ったことではなく、奈良県内の高等学校全…

台風一過(エピソード5)・・・R2年1.29③

エピソード5 安曇昌江は自分の心の動きが見えず、戸惑っていた。 と言うか、本当は見えているのだが、昌江の常識と度量では受け入れ難いことなので、どうしたものか、身動きが取れずにいたのである。 「彼とは年が違う・・・」 「と言っても9つ。今では、よく…

今週の男子ゴルフツアーが楽しみ⁉・・・R2.1.29②

今週の主なゴルフツアーの日程を調べてみると、残念ながら女子の方は開催されず、男子で2つの大会が開催される予定である。 しかも、この2つとも、結構注目の大会である。 ①先ず明日13時15分頃から時差-6時間のサウジアラビアにある「ロイヤルグリー…

台風一過(エピソード4)・・・R2年1.29①

エピソード4 9年前、安曇昌江が奈良県立飛鳥京高等学校に入学した頃、左近寺周平は40代半ば、苦み走った男振りで、弓道の方でもまだまだ現役であったから、はっきり言って、初心(うぶ)で生真面目な昌江はただの新入生でしかなかった。むしろ昌江の方が…

欧州男子ゴルフツアー最終日、ルーカス・ハーバートおめでとう!・・・R2.1.28②

先週木曜日の12時10分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦、ドバイにある「エミレーツGC(7353ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「オメガ・ドバイデザートクラシック」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。 日本人選手とし…

台風一過(エピソード3)・・・R2年1.28①

エピソード3 「ふっ…」 ピシュッー 放たれた矢が決まったように的の中心に向かって飛んで行く。 無限にも思える緊張の瞬間。全身の筋肉が隈なく張りつめ、かえって自然に感じられる。憧れの弓道部顧問、安曇昌江とこの時空を共有しているだけで、たとえそれ…

スキージャンプW杯男子個人第16戦、カミル・ストッフおめでとう!・・・R2.1.27④

1月24日(金)~26日(日)の日程で時差-8時間のポーランド、ザコパネ(HS140m)においてスキージャンプワールドカップ、予選、団体戦、個人第16戦が行われた。 この大会に日本人選手は小林陵侑(土屋ホーム)、佐藤幸椰(雪印メグミルク)、小林陵侑の兄…

米国男子ゴルフツアー最終日、マーク・リーシュマンおめでとう!・・・R2.1.27③

先週金曜日の2時頃から時差-17時間の米国、カルフォルニア州にある「トリーパインズGCサウスコース(7605ヤード、パー72)、ノースコース(7258ヤード、パー72)において米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が4日間の…

スキージャンプW杯女子個人第9戦マーレン・ルンビおめでとう!・・・R2.1.27②

スキージャンプ女子ワールドカップ、2019/2020シーズン、ルシュノブ大会の個人第2戦(W杯個人第9戦)が昨日、ルーマニア、ルシュノブのジャンプ台(HS97m、K点90m)で行われた。 第8、9戦共にNHKBS1で生放送されたので、休日の夜、のんび…

台風一過(エピソード2)・・・R2年1.27①

エピソード2 弓道部の顧問としての安曇昌江、実は現在、輝かしい経歴の持ち主であった。大学時代、近畿の学生弓道界ではかなり好いところまで行き、今では全日本でもトップクラスにいる。入学後直ぐにクラブ紹介でそんな話を聴き、父親の藤沢慎二の影響で「…

米国男子ゴルフツアー第3日目、松山英樹南は苦闘⁉・・・R2年1.26③

金曜日の2時頃から時差-17時間の米国、カルフォルニア州にある「トリーパインズGCサウスコース(7605ヤード、パー72)、ノースコース(7258ヤード、パー72)において米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が4日間の日程…

欧州男子ゴルフツアー第3日目、川村昌弘苦闘中⁉・・・R2年1.26②

木曜日の12時10分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦、ドバイにある「エミレーツGC(7353ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「オメガ・ドバイデザートクラシック」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が…

台風一過(エピソード1)・・・R2年1.26①

エピソード1 通り過ぎる気がないのか、至極ゆったりとした台風である。空を見上げても、重苦しそうに垂れ込めるどす黒い雲の塊が、まるで台風であることを忘れたかのように、週末から少しも動こうとはしない。その所為で台風による休校が土日を挟んでいたか…

スキージャンプW杯男子個人第16戦予選小林陵侑好い感じ⁉・・・R2年1.25④

1月24日(金)~26日(日)の日程で時差-8時間のポーランド、ザコパネ(HS140m)においてスキージャンプワールドカップ、予選、団体戦、個人第16戦が行われる予定である。 この大会に日本人選手は小林陵侑(土屋ホーム)、佐藤幸椰(雪印メグミルク)、小…

米国男子ゴルフツアー第2日目、松山英樹流石⁉・・・R2年1.25②

金曜日の2時頃から時差-17時間の米国、カルフォルニア州にある「トリーパインズGCサウスコース(7605ヤード、パー72)、ノースコース(7258ヤード、パー72)において米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が4日間の日程…

欧州男子ツアー第2日目、川村昌弘奮闘中⁉・・・R2年1.25①

木曜日の12時10分頃から時差-5時間のアラブ首長国連邦、ドバイにある「エミレーツGC(7353ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「オメガ・ドバイデザートクラシック」が4日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日…

懐かしく青い日々(30)・・・R2年1.24①

終章 ヒーターでのぼせた頭働かず 諦めてから浮上したかも 入試本番は本当に寒い3日間であった。藤沢慎二はヒータの前の席で助かった気がしていた。 1日目、苦手科目の英語から始まった。配られた問題を見ても殆んど分からない。頭が白くなり掛けたとき、…

懐かしく青い日々(29)・・・R2年1.23④

第3章 その8 成績に上がり下がりは付き物で 一喜一憂し過ぎないこと 高2になってから成績が急激に上がった藤沢慎二は、成績においては他人から十分に意識される存在になった。そのときに同じクラスになった下山学は、定期試験の答案が返される度に慎二の…

今日の断片・・・R2年1.23③

若い頃から、いや幼い頃から樺山武文は絵を趣味にしていた。 高校で美術教師の趣味だったのか? 本格的な油絵を教えられてから暫らくは、油絵を描いていた。 小学校、中学校と武文は、水彩絵の具に殆んど水を加えず、盛り上げるように描いていたから、ぴった…

懐かしく青い日々が終わろうとして・・・R2年1.23②

今、アップし続けている私小説? 「懐かしく青い日々」が残り少なくなった。 400字詰めの原稿用紙にして10枚ぐらいか? 2回ぐらいで終わるはずである。 不器用に生きていた高校生の藤沢慎二が卒業する。 それだけのことであるが、思い当たることが結構…

懐かしく青い日々(28)・・・R2年1.23①

第3章 その7 冬休み千々に乱れる気持ちあり 年賀葉書きに重過ぎるかも 重過ぎて却って書けぬ気持ちかな 普通の文でちょうどいいかも 冬休みになっても藤沢慎二の気持ちは大野恵子のことで揺れに揺れていた。 まだ恵子は本当に俺のことを思ってくれているの…

懐かしく青い日々(27)・・・R2年1.22③

第3章 その6 物事は自分なりしか見えぬもの 自分を広げまた見れば好し 迷ったら立ち止まらずに学びつつ また改めて考えるべし 現代国語の時間にテーマは自由の作文を書く宿題が出た。藤沢慎二は迷うことが多いこの頃、いたずらに考え過ぎていないか? この…

懐かしく青い日々(26)・・・R2年1.22②

第3章 その5 回された文に躍るは何の詩か 秘密の臭い眩しいのかも 物理の時間、藤沢慎二は何時もと違う雰囲気を感じて顔を上げた。 連日遅くまでの受験勉強が結構応え、授業中には相変わらず寝ていることが多い。その慎二が思わず起きてしまうような空気を…

今週の男子ゴルフツアーが楽しみ⁉・・・R2年1.22①

まだまだ寒く、どころか、大寒を迎えて益々寒くなって来た我が国であるが、世界は広い! 暖かいところは幾らだってある!? と言うわけで、なんて関係ないなあ。 暑くても、寒くても、今も世界各地で様々なスポーツが行われている。 そんな中、ゴルフはやは…

スキージャンプW杯男子個人第14、15戦ダビッド・クバッキおめでとう!・・・R2年1.21②

1月17日(金)~19日(日)の日程で時差-8時間のドイツ、ティティゼー₌ノイシュタット(HS142m)においてスキージャンプワールドカップ、男子個人第14戦、15戦の2試合が行われた。 この大会に日本人選手は小林陵侑(土屋ホーム)、佐藤幸椰(雪印メグ…

懐かしく青い日々(25)・・・R2年1.21①

第3章 その4 秋の夕握る手と手が汗ばんで フォークダンスに燃やす青春 伏せた目に焼けた太腿飛び込んで 一体何処を見れば好いやら 文化祭の終わりには恒例のキャンプファイヤーが行なわれる。 と言ってもまだま10月半ばの空は夕方になっても十分に明るく…