sanso114の日記

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スキージャンプW杯女子個人第9戦マーレン・ルンビおめでとう!・・・R2.1.27②

 スキージャンプ女子ワールドカップ、2019/2020シーズン、ルシュノブ大会の個人第2戦(W杯個人第9戦)が昨日、ルーマニア、ルシュノブのジャンプ台(HS97m、K点90m)で行われた。

 

 第8、9戦共にNHKBS1で生放送されたので、休日の夜、のんびりと、しかも熱く楽しめた。

 

 相変わらずオーストリア勢が好調を保っているが、第9戦では女王、マーレン・ルンビ(ノルウェー)が如何にも彼女らしい大きなジャンプを2本揃えて圧勝し、7戦ぶりとなる今シーズン3勝目、通算28勝目を上げた。

 

 流石!

 

        久々の優勝決めたルンビかな

 

        久々のらしさで勝ったルンビかな

 

        久々の大きなジャンプルンビかな

 

 オーストリア勢はエヴァ・ピンケルニヒが2位、キアラ・ヘルツルが僅差の3位であった。

 

 表彰台に立ったこの3人が笑顔で称え合い、語り合う様子がまた好かった。

 

        飛び終えたライバル同士称え合い

 

        飛び終えたライバル同士語り合い

 

 そう言う意味では、言葉が通じ合うのは大きなことのようにも思える。

 

 たとえばスピードスケートにおける小平奈緒と李相花との関係でもそれは感じられた。

 

 スノージャパンでは今シーズン成長を感じさせる丸山希が自己新の6位タイに入った。

 

        丸山や一味違うジャンプ魅せ

 

 スノージャパンのエース、高梨沙羅は、1本目21位と出遅れたが、2本目で大きなジャンプを決めて9位に入った。

 

 流石!

 

        高梨や出遅れ戻すジャンプ魅せ

 

 個人第7戦における主な選手の成績は以下のようであった。

    名前        1本目m  得点   2本目m  得点   合計点

    1位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)    96.5    130.7    96.0    128.3    259.0

    2位 エヴァ・ピンケルニヒ(墺)    92.5    118.5    93.0    122.6    241.1

    3位 キアラ・ヘルツル(墺)                   93.5    118.0    93.0    122.8    240.8

    4位 ユリアネ・ザイファルト(独)            91.5    115.9    89.5    112.4    228.3

    5位 カタリナ・アルトハウス(独)              91.0    114.7    88.5    112.5    227.2

    6位 丸山希                            91.0    115.8    88.5    109.4    225.2

    9位 高梨沙羅                        87.0    104.8    92.0    117.0    221.8

  10位 ダニエラ・イラシュコシュトルツ(墺) 90.5    115.0    85.5    105.9    220.9

  16位 エマ・クリネツ(スロベニア)     88.0    109.3    87.0    107.5    216.8

  21位 伊藤有希        87.5    107.5    83.0    100.0    207.5

  25位 勢藤優花        86.0    101.9    84.0      95.0    196.9

 

 女子の方は予選で40位までが通過できる。

 

 本戦の1本目で30位に入ると2本目も飛べ、得点が付く。

 

 個人ランキングに関係する得点は1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、9試合を終えて以下のようになっている。

 

         名 前               得点

   1位 マーレン・ルンビ(ノルウェー)      655

   2位 エヴァ・ピンケルニヒ(オーストリア)           649

   3位 キアラ・ヘルツル(オーヅトリア)      630

   4位 高梨沙羅                  443

   5位 カタリナ・アルトハウス(ドイツ)        400

   6位 エマ・クリネツ(スロベニア)          300

   7位 マリタ・クラマー(オーストリア)        289

   8位 ダニエラ・イラシュコ(オーストリア)      282

  10位 伊藤有希                  233

  11位 ユリアネ・ザイファルト(ドイツ)        230

  14位 丸山希                   173

  20位 勢藤優花                  112

  31位 岩渕香里                   30

  42位 小林諭果                    3 

 

  今回はドイツのカタリナ・アルトハウス(23歳)について簡単に触れておく。

 

 身長は157㎝と小柄で、高梨沙羅と同い年である。

 

 飛んでいる様子はどちらか分からないぐらい似ていると書いていた人がいたが、先に大活躍していた高梨沙羅の好い面を取り入れたようである。

 

 ワールドカップでは2017/18、2018/19でマーレン・ルンビに次ぐ総合2位に入っている。

 

 昨シーズンまでに7勝し、これは全体の5位に当たる。

 

 表彰台へは27回上がっており、これは全体の4位に当たる。

 

 平昌五輪ではマーレン・ルンビに次いで銀メダルに輝いている。

 

 凄い選手に成長しているが、今シーズンは2位が1回、3位が1回で、総合が5位と、少し落ちている?

 

 まだ調子が上がり切っていない?

 

 それでも総合で高梨沙羅に迫っているし、ともかく要注目の選手である。

 

 次の大会は1月31日(金)~2月2日(日)の日程で、時差-8時間のドイツ、オーベルストドルフ(HS137m)において個人戦が2試合行われる予定である。

 

 2日とも23時半ぐらいから始まる予定であるから、少し寝不足になるぐらいで楽しめそうだ。

 

 今、番組表を調べたら、BS1で生放送が予定されている。

 

 それだけではなく、札幌で開催される男子の個人戦の方も生放送の予定が入っていた。

 

 これは楽しみだ!  

 

 なお、ワールドカップはこの大会の後も続き、3月下旬のロシアのチャイコフスキーまで3か月半に亘って転戦する。