1月17日(金)~19日(日)の日程で時差-8時間のドイツ、ティティゼー₌ノイシュタット(HS142m)においてスキージャンプワールドカップ、男子個人第14戦、15戦の2試合が行われた。
この大会に日本人選手は小林陵侑(土屋ホーム)、佐藤幸椰(雪印メグミルク)、小林陵侑の兄の小林潤志郎(雪印メグミルク)、伊藤大貴(雪印メグミルク)、中村直幹(東海大)、佐藤慧一(雪印メグミルク)の6人が出ている。
スノージャパンのエース、小林陵侑は調子を取り戻し? 予選で首位に立った。
小林潤志郎も5位に入り、スノージャパンの6人全員が予選を通過している。
第14戦ではダビッド・クバッキ(ポーランド)が140.5m、141.0mと飛んで、290.1点で優勝している。
2位はシュテファン・クラフトで、135.5m、140.5mと飛んで283.7点であった。
小林陵侑は138.5m、138.5mと飛んで、282.8点で3位であった。
第15戦で優勝したのはデビッド・クバッキで、2連勝して、これで今シーズン3勝目、通算4勝目だそうな。
1本目で最長不倒距離の147.0mを飛んだ小林陵侑は0.3点差の2位と追い上げた。
調子が戻って来たか、漸くの140m超えと言う気がする。
この後にも期待したい。
陵侑や最長不倒飛んで魅せ
陵侑や調子戻して期待させ
この2戦に予選も入れたノイシュタット5では小林陵侑が見事1位に輝いている。
陵侑や総合すれば首位に立ち
陵侑やノイシュタットの首位に立ち
第15戦の主な選手の結果は以下のようになっている。
名前 1本目m 得点 2本目m 得点 合計点
1位 ダビッド・クバッキ(ポーランド) 143.0 154.8 133.5 128.5 283.3
2位 小林陵侑 147.0 151.5 134.0 131.5 283.0
3位 ティミ・ザイツ(スロベニア) 137.0 138.0 134.0 133.6 271.6
4位 シュテファン・ライエ(独) 135.0 130.4 140.5 138.8 269.2
5位 カール・ガイガー(独) 137.5 137.5 134.0 128.7 266.2
6位 アンチェ・ラニセク(スロベニア) 136.5 133.9 135.0 130.4 264.3
7位 佐藤幸椰 143.0 141.9 129.0 120.2 262.1
10位 マリウス・リンドヴィック(ノルウェー) 135.0 136.9 133.0 122.6 259.5
11位 シュテファン・クラフト(墺) 139.5 141.0 127.0 118.3 259.3
12位 フィリップ・アッシェンハヴァルト(墺) 139.0 134.8 131.0 121.4 256.2
13位 ヨハンアンドレ・フォルファン(ノルウェー) 132.0 130.6 132.0 123.5 254.1
17位 ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー) 123.5 114.5 139.5 132.2 246.7
18位 ペテル・プレヴツ(スロベニア) 134.0 126.7 133.5 119.6 246.3
20位 伊東大貴 130.0 122.3 128.5 121.4 243.7
23位 小林潤志郎 130.0 121.0 127.5 111.3 232.3
24位 カミル・ストッフ(ポ-ランド) 128.0 130.2 116.5 100.9 231.1
28位 佐藤慧一 137.0 123,5 120.0 97.4 220.9
30位 中村直幹 132.0 111.3 116.5 84.9 196.2
なお、男子の場合は予選で50位までが本番に出られ、本番の2本目に進めばポイントが貰える。
ジャンプ個人ランキングに関係するポイントは1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、13試合を終えて以下のようになっている。
名前 総合得点
1位 カール・ガイガー(独) 886
2位 シュテファン・クラフト(墺) 803
3位 小林陵侑 795
4位 ダビッド・クバッキ(ポーランド) 764
5位 マリウス・リンドヴィック(ノルウェー) 545
6位 カミル・スットフ(ポーランド) 474
7位 ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー) 447
8位 フィリップ・アッシェンヴァルト(墺) 414
9位 ペテル・プレヴツ(スロベニア) 395
9位 ヨハンアンドレ・フォルファン(ノルウェー) 395
11位 アンチェ・ラニセク(スロベニア) 367
12位 佐藤幸椰 339
18位 伊東大貴 230
28位 小林潤志郎 87
34位 佐藤慧一 43
35位 中村直幹 39
なお、次の大会は1月24日(金)~26日(日)の日程で時差-8時間のポーランド、ザコパネ(HS140m)で開催される予定である。
24日(金)予選、25日(土)団体、26日(日)個人第16戦と、何れも日が替わった頃に行われる予定となっていた。