sanso114の日記

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スキージャンプW杯男子個人第16戦、カミル・ストッフおめでとう!・・・R2.1.27④

 1月24日(金)~26日(日)の日程で時差-8時間のポーランド、ザコパネ(HS140m)においてスキージャンプワールドカップ、予選、団体戦、個人第16戦が行われた。

 

 この大会に日本人選手は小林陵侑(土屋ホーム)、佐藤幸椰(雪印メグミルク)、小林陵侑の兄の小林潤志郎(雪印メグミルク)、伊藤大貴(雪印メグミルク)、中村直幹(東海大)、佐藤慧一(雪印メグミルク)の6人が出ている。

 

 スノージャパンのエース、小林陵侑は本人の弁によると調子が悪くないようで、既に行われた予選において2位に入った。

 

 残念ながら中村直幹は予選を通過出来なかった。

 

 また団体では1位ドイツ、2位ノルウェー、3位スロベニアに次いで、昨年を上回る4位となっている。

 

 地元ポーランドは5位、強豪のオーストリアは6位であるから、十分に凄くはないか!?

 

        団体で強さを魅せたジャパンかな

 

        団体で実力魅せたジャパンかな

 

        団体で存在示すジャパンかな

 

 そして個人戦であるが、優勝したのは地元の雄で、今シーズンはダビッド・クバッキの陰に隠れている感もある? カミル・ストッフであった。

 

 好調を維持しているダビッド・クバッキも3位に入っている。

 

 スノージャパンのエース、小林陵侑は7位であった。

 

 ただ、全体に得点が高く、それだけ女子に比べて層が厚いと言うことであろう。

 

 個人第16戦予選の主な選手の結果は以下のようになっている。

 

     名前          1本目m   得点   2本目m   得点    総合点  

    1位 カミル・ストッフ(ポ-ランド)            137.5    143.4    140.0    152.3    295.7

    2位 シュテファン・クラフト(墺)                       136.0    142.9    138.0    147.7    290.6 

    3位 ダビッド・クバッキ(ポーランド)          140.0    148.2    133.0    139.6    287.8   

    4位 シュテファン・ライエ(独)                        139.0    144.0    134.0    142.5    286.5        

    5位 カール・ガイガー(独)                     134.0    135.1    136.0    147.3    282.4

    6位 マリウス・リンドヴィック(ノルウェー)      132.0    132.7    137.5    145.4    278.1

    7位 小林陵侑                               136.0    140.9    134.0    136.7    277.6

    9位 フィリップ・アッシェンハヴァルト(墺)         136.0    138.2    130.0    134.5    272.7

  10位 ペテル・プレヴツ(スロベニア)       135.0    137.2    130.0    134.1    271.3

  13位 ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー)      134.5    138.8    124.0    122.3    261.1

  16位 ヨハンアンドレ・フォルファン(ノルウェー)      129.0    126.0    129.5    131.5    257.5

  20位 伊東大貴                              129.5    125.0    129.0    129.7    254.7

  21位 佐藤慧一                           121.0    115.2    133.0    134.6    249.8

  22位 佐藤幸椰                              127.0    120.2    127.0    126.4    246.6

  29位 アンチェ・ラニセク(スロベニア)       124.0    115.7    125.5    117.5    233,2      

  46位 小林潤志郎                          111.5      96.6                                96.6      

 

 なお、男子の場合は予選で50位までが本番に出られ、本番の2本目に進めばポイントが貰える。

 

 ジャンプ個人ランキングに関係するポイントは1位100点、2位80点、3位60点、4位50点、5位45点、・・・、30位1点と配分されて行き、15試合を終えて以下のようになっている。

 

        名前         総合得点

   1位 カール・ガイガー(独)       931  

   2位 シュテファン・クラフト(墺)        883  

   3位 小林陵侑            831  

   4位 ダビッド・クバッキ(ポーランド)   824  

   5位 マリウス・リンドヴィック(ノルウェー)     585

   6位 カミル・スットフ(ポーランド)       574  

   7位 ダニエルアンドレ・タンデ(ノルウェー)      467   

   8位 フィリップ・アッシェンヴァルト(墺)     443   

   9位 ペテル・プレヴツ(スロベニア)      421

  10位 ヨハンアンドレ・フォルファン(ノルウェー)   410

  11位 シュテファン・ライエ(独)       385   

  12位 アンチェ・ラニセク(スロベニア)         369   

  14位 佐藤幸椰           348   

  18位 伊東大貴           241  

  28位 小林潤志郎             87

  34位 佐藤慧一           53   

  35位 中村直幹             39

 

 今回は優勝したカミル・ストッフ(ポーランド、32歳、173㎝、55㎏)のことについて簡単に触れておきたい。

 

 私のような俄かはともかく、スキージャンプファンならば誰でもが知っていそうなレジェンドである。

 

 ワールドカップでは昨シーズンまでに33回までに優勝しており、これは5位タイであったから、今回で単独5位となった。

 

 表彰台へは昨シーズンまでに66回上がっており、これは8位になる。

 

 総合では2013/14年シーズン、2017/18年シーズンに総合優勝し、2位が1回、3位が2回ある。

 

 2014年のソチオリンピックの個人ではノーマルヒルラージヒルと金メダルに輝き、2018年の平昌オリンピックの個人でもラージヒルで金メダルに輝いている。

 

 2013年のヴァル・ディ・フィエンメ(イタリア)のラージヒル個人で金メダルに輝いている。

 

 銀、銅、団体、上に書いた大会以外まで入れると、一体どれぐらいになるのか!?

 

 それぐらい凄い選手であった。

 

 地元での優勝をあっさりと決めてしまう。

 

 まあ如何にもレジェンドと言う感じだなあ。フフッ。

 

 何年か後には小林陵侑にもそんな風になっているように期待したい。

 

        ストッフやレジェンドらしく勝って魅せ

 

        ストッフやレジェンドらしく優勝し

 

 なお、次の大会は1月31日(金)~2月2日(日)の日程で札幌にある大倉山ジャンプ競技場(HS137m)において開催され、個人第17戦、18戦の2試合が行われる予定である。

 

 1月31日の16時頃から予選、2月1日の16時頃から第17戦、2月2日の9時頃から予選、10時頃から第18戦が行われることになっている。

 

 楽しみに待ちたい。