1月も下旬となり、正月気分が漸く抜けて来た頃か!?
それはまあ人によるのかも知れないが、年金生活者の私の場合は毎日が日曜日、毎日が正月気分なところも多分にある。
ともかく寒い日が続いている。
天気予報を観ると北海道の西側には巨大な低気圧が居座り、その中には深い気圧の谷底が幾つも出来ており、北陸、東北、北海道と広く雪マークが並んでいる。
私の住む奈良県でも今日、明日辺りは最低気温は氷点下で、最高気温が5℃と言った感じである。
週末に向かって気温は少しずつ上がって行く感じで、天気も穏やかな好天になって行く感じであるが、それでも最高気温が10℃ぐらいにしかならない。
ただ心配しなくても、国内ではまだ暫らく世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーが開催される予定はない。
それに世界は広く、北半球でも天候、気温等、ゴルフツアーを開催するのに支障が無さそうなところもまあまあある。
また南半球は北半球と季節が逆になっているので、ゴルフツアーの開催に支障がないところも多い。
そんなわけで、今週も世界ランキングの変動に大きく関係しそうな男子ゴルフツアーの開催が幾つか予定されているので、簡単に触れておきたい。
先ず1月25日(木)1時50分頃から時差-17時間の米国・カルフォルニア州にある「トリーパインズ・ゴルフコース①サウスコース(7765ヤード、パー72)、②ノースコース(7258ヤード、パー72)」と2つのコースを使って米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
何時もより日程が1日前にずれているのは1月28日(日)の早朝にNFL(アメリカンフットボールの最高峰プロリーグ)が行われる予定の為で、それほどNFLの人気が高いと言うことではないか!?
それはまあともかく、公式サイトによると賞金総額は900万ドルで、昨年実績の優勝賞金は156.6万ドルとあるから、1ドルを約147.5円とすれば、それぞれ約13億2800万円、約2億3100万円となる。
なお、前半の2日間に亘る予選ラウンドでは、それぞれが2つのコースを回り、後半の2日間に亘る決勝ラウンドではサウスコースで行われることになっている。
日本人選手としては世界ランキング53位で自他共に日本のエースと認める松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)がいよいよ米国本土における大会にも登場し、世界ランキング72位で今季からこのツアーに本格参戦して既に活躍し始めている新鋭の久常涼(21歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング114位で大学生時代にはアマチュア世界ランキング1位に君臨していた新鋭の蝉川泰果(タイガ、23歳、175㎝、75㎏)が引き続き出場する予定である。
そしてライブ中継であるが、テレビではCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って予定され、BS―Japanextで後半の2日間に亘って予定されており、インターネットではU-NEXTで4日間に亘って配信が予定されている。
夜中からたっぷり視たい向きにはU-NEXTが好いが、現地映像のままのようで、日本語による放送があるとは限らないので、何処で視るか、迷うところである。
それはまあともかく、このツアーにも若い日本人選手の出場が増えて来ているのは楽しみではないか!?
松山や米国本土出場し
いよいよツアー熱くなるかも
米国の男子ツアーに日本人
若手が増えて胸弾むかも
また1月25日(木)朝から時差+2時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ビクトリア州にある「ローズバッド・カントリークラブ(6973ヤード、パー71)」においてオーストラリア男子ツアーとオーストラリア女子ツアーが共催する混合大会、「ウイベックス・プレーヤーシリーズ・ビクトリア」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は25万ドルとなっており、1オーストラリアドルを約97.3円とすれば、これは約2430万円となる。
国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーぐらいと安いこともあるのか、どうやら男子の日本人選手は出場しないようである。
また、1月25日(木)の昼頃から時差-5時間のアラブ首長国連合にある「アルハイマ・ゴルフクラブ(7410ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ラアス・アルハイマ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は250万ドルとなっており、これは約3億6880万円となっている。
日本人選手としては世界ランキング92位で大学生時代にアマチュア世界ランキング1位に長く君臨し、このツアーをステップにして米国男子ツアーへの進出を目指している中島啓太(23歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング104位でこのツアーにおいて一定の活躍を見せ始めて、漸く海外ツアーにも馴染んで来た感のある飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、80㎏)、世界ランキング284位でこのツアーのシード権を長く保持し、米国男子ツアーメンバーへの転身を目指している旅人ゴルファーの川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)が出場する予定である。
川村昌弘に付いては今年も人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も期待したい。
中島や欧州ツアー活躍し
米への飛躍期待するかも
川村や欧州ツアー定着し
米への飛躍期待するかも
また1月25日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「マカウヴレイ・ゴルフクラブ(7252ヤード、パー72)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「メディクリニック・インビテーショナル」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.82円とすれば、これは約1564万円となる。
このツアーにもどうやら日本人選手の出場はないようである。
それから、国内男子ツアー、その下部に当たるABEMAツアー、アジアンツアーはシーズンオフで、米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアーはオープンウイークとなっている。
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アジアンツアーではもう直ぐ始まる今季の出場権を得る為の予選会があり、日本人選手としては以下の5人が通過している。
2位で通過したのは生源寺龍憲(25歳、162㎝、65㎏)
7位で通過したのは木下陵介(32歳、174㎝、75㎏)
24位で通過したのは鍋谷太一(27歳、177㎝、72㎏)
33位で通過したのは杉浦悠太(22歳、171㎝、72㎏)
プレーオフを制して35位で通過したのは池村寛世(トモヨ、28歳、166㎝、72㎏)
なおこのツアーは年々拡充されており、2023年シーズンは23試合で賞金総額が3500万ドル、したがって約51億6300万円であったので、今シーズンは更に上昇すると予想されている。