早いもので、もう11月、昔風に言えば霜月となった。
こう書くと余計に寒さが身に染みる!?
まだそこまででは無いが、それでも気の早い街路樹は色付き始め、それなりに秋の深まりを感じる。
そう言えばハロウィンが昨日済み、今月の楽しみは下旬にありそうなブラックフライデーセールかなあ。
お小遣いを貯めておかなくっちゃ!?
実際のところ普段の生活においては、年金生活者になってから節目が無くなり、季節感が薄れて来た。
そう言う意味ではやれ夏祭りだ、やれ秋祭りだ、やれハロウィンだ、やれクリスマスだなんて世間が騒いでくれるのは刺激になって好いのかも知れない。
もっとも私は現役の頃から参加するよりは他人の営みを観ているのが好きな方であるから、相変わらず野球、ゴルフ、卓球、スキージャンプ、スピードスケート等、色々な競技におけるスーパースターの活躍を追いながら機嫌好く過ごせている。
この頃はそこに頭脳スポーツと言われるようになった将棋が加わった。
それにしても先週配信された第31期銀河戦本戦Hブロック最終戦の藤井聡太銀河(21歳)と羽生善治九段(53歳)の対局は凄かったし、よくは分からないながら面白かった。
藤井聡太銀河が先手番で、視始めた時は形勢がもう98%まで行っていたが、暫らく経つと逆転され、追い詰められていた。
それをまた盛り返して98%まで戻り、そこから同じようなパターンが繰り返された。
結局は藤井聡太銀河が121手で勝ったが、何時負けてもおかしくないような展開になっていた。
そう言えば永瀬拓也九段(31歳)から王座を奪った時も同じような展開になっていたなあ。
この頃の藤井聡太竜王名人(八冠)は冷や冷やさせながらも、結局は勝利を積み重ね、今季は最高勝率を記録しそうな勢いである。
それから先週はもうひとつ、ヒューリック杯第3期白玲戦七番勝負第7局が行われ、先手番の西山朋佳女流三冠(28歳)が里見香奈白玲(女流五冠、31歳)に111手で勝った結果、4勝3敗となり、2年振りに女流四冠に返り咲いたのも好かった。
この2人の女流は奨励会出身で、時には一流男性棋士にも勝つほどの猛者で、2人が競り合い、分け合っているところが面白い!?
また日米の野球はポストシーズンの終盤に入っており、熱戦が繰り広げられているが、此方は間延びして大分冷めて来た感もある。
それでも試合が佳境に入り、熱く競り合い出すところを観ていると、それなりに楽しめる。
そして漸くメインに観ているゴルフのことであるが、多くのツアーがもう終盤に入っており、既にオフに入っているツアーもある。
その分、最後の競り合いが面白い!?
賞金、ポイント等のトップ争いだけではなく、シード権確保等、生き残り合戦も熱くなり、やっている方は大変であろうが、観ている方はワクワク、ドキドキさせられる。
先週は中盤辺りで天候が崩れるところも多く、多少は影響を受けていたツアーもあったなあ。
さて今週はどうだろう?
天気予報を検索してみると、国内では週末に崩れそうな感じのところが多く、決勝ラウンドに影響するような気がして来た。
でもまあ世界は広く、例えば北半球と南半球では季節が逆で、その他緯度、高度、海流、風等、色々違うから、簡単には読めず、それがまたゴルフを面白くしてくれる!?
なんて、専ら観ている方は勝手なことを言って楽しんでいる。
でもまあ、狭間世代の人気選手、菅沼菜々(23歳、158㎝)が勝手な悪口を書かないように、なんて怒っていたなあ。
そこはきちんと押さえておかなくっちゃ。
前置きが長くなった。
そして今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
その中から既に女子の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーに付いては既に触れたので、今回は同様の男子ツアーに付いて簡単に書き留めておく。
先ずは国内のツアーから見ておくと、11月2日(木)の8時頃から兵庫県にある「ABCゴルフ倶楽部(7217ヤード、パー72)」において国内男子ツアー、「マイナビABCチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は2400万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
このツアーでも、女子程ではないにしても、若手有望選手の熱い競り合いに刺激されて中堅選手、ベテラン選手の奮闘も見られるようになっているので、ちょっと注目したい。
なおライブ中継であるが、YouTubeのABCスポーツチャンネルにより4日間に亘って無料配信され、最終日にはCS放送のスカイA、地上波のテレビ朝日系列も加わって、最後まで視られるようになっていそうである。
国内の男子ツアーもライブあり
手に汗握り楽しめるかも
それから、残念ながら国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーはシーズンオフとなっている。
次に海外ツアーに付いて見ておくと、11月2日(木)朝より時差+1時間のオーストラリア・クイーンズランド州にある「ナジー・ゴルフクラブ(7058ヤード、パー72)」においてオーストラリア男子ツアー、「クイーンズランドPGAチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は25万ドルとなっており、1オーストラリアドルを約95.9円とすれば、これは2400万円となるが、米ドルの場合1ドルを約151円として約3780万円となる。
なお日本人選手は残念ながら出場しないようである。
また11月2日(木)の朝から時差-1時間の中国にある「ハイデン・グレース・ゴルフクラブ(7145ヤード、パー72)」においてアジアンツアー、「ボルボ・チャイナ・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は150万ドルとなっており、これは約2億2700万円となる。
なお日本人選手としては世界ランキング423位で高額賞金ツアーのリブゴルフにも出場経験のある香妻陣一朗(29歳、165㎝、71㎏、香妻琴乃の弟)、世界ランキング3577位の中井賢人(25歳、178㎝、81㎏)が出場する予定である。
アジアンはチャイナ開催日中に
視られるツアー増えて来たかも
また11月2日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ペズラ・チャンピオンシップ・コース(6899ヤード、パー72)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「ボーダコム・オリジンズofゴルフ・ファイナルズ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約8.07円とすれば、これは約1610万円となる。
なお、日本人選手が出場する予定は無いようである。
また、11月2日(木)の22時25分頃から時差-15時間のメキシコにある「エル・カマレオン・ゴルフクラブ(7363ヤード、パー72)」において、米国男子ツアーの新たなシリーズに位置付けられるフェデックスカップ・フォール、「ワールド・ワイド・テクノロジー選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は820万ドル、昨年実績の優勝賞金が147.6万ドルとなっているから、それぞれ約12億3800万円、約2億2300万円となる。
このシリーズは8月で終了した今シーズンと新年早々に始まることになった来シーズンを繋ぐ狙いがあり、全7戦が予定されている。
フェデックスカップランキングが71位以下の選手は出場機会が限定されるので、それをアップさせるのが狙いだと言う。
ただ、70位以内の選手も出ることは出来、例えば松山英樹は50位以内に入ったので、高額賞金大会も含めて全ての大会に出場権を持っているそうな。
日本人選手としては先日国内で開催された米国男子ツアー、「ZOZOチャンピオンシップ」における活躍によって出場権を得た世界ランキング世界ランキング172位でこのツアーのシード権復活を意識している石川遼(32歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング255位で新鋭の平田憲聖(22歳、170㎝、70㎏)が出場する予定なので、楽しみに待ちたい。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘って予定され、土日にはBSJapanextが加わる予定なので、のんびり最後まで視られそうである。
それにインターネットの動画配信サイト、U-NEXTでも4日間に亘ってたっぷりと配信される予定なので、場所を選ばずに楽しみ易くなっている。
米国の男子ツアーに日本人
複数が出て嬉しいのかも
それから、残念ながらDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)はオープンウイークとなっており、米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーはシーズンオフとなっている。