今週は春と言うより初夏の陽気が感じられる日が続いている。
私の住んでいる奈良辺りでも最高気温は連日25℃を超え、最低気温が15℃を超える日もある。
ただ急な雷雨が降り出したり、雨風が強まる日もあり、先週開催されたゴルフツアーでもその影響を受けた大会もあったようだ。
それでも世界は広い。
また南半球では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も彼方此方でゴルフツアーが開催される予定であるが、今回はその中から男子の世界ランキングの変動に関係しそうなゴルフツアーを見ておきたい。
先ずは国内から見ておきたいところであるが、残念ながら今週は国内男子ツアー、およびその下部に当たるABEMAツアー共にオープンウイークとなっている。
次に海外で開催されるツアーを見ておくと、先ずは5月4日(木)の朝から時差+1時間のパプアニューギニアにある「ロイヤル・ポート・モレスビー・ゴルフ・クラブ(6854ヤード、パー72)」においてオーストラリア男子ツアー、「PNGオープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は18万ドルで、1オーストラリアドルを約90.5円とすれば、約1630万円となり、ABEMAツアーと同じぐらいとなっている。
なお日本人選手の出場予定は無さそうである。
また5月4日(木)の朝から韓国京畿道城南市にある「南ソウル・カントリー・クラブ(7039ヤード、パー71)」においてアジアンツアー、「第42回GSカルテック・メキャン・オープン・ゴルフ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は13億ウォンで、1ウォンを約0.1016円とすれば、約1億3210万円となり、国内男子ツアーとあまり変わらない。
日本人選手としては世界ランキング247位で実力派中堅選手をリードするひとり、海外ツアーへの本格参戦を目指している木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)、世界ランキング248位で実力派中堅選手をリードするひとり、やはり海外ツアーに積極的に参戦している香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)、世界ランキング503位で同じく海外ツアーに積極的に参戦している浅地洋佑(29歳、169㎝、68㎏)が出場する予定である。
アジアンのツアー日本の選手増え
前より興味増して来たかも
また5月4日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ロイヤル・ハラレ・ゴルフ・クラブ(7241ヤード、パー72)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「FBCジム・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は220万ランドで。、1ランドを約7.37円とすれば、約1620万円となり、ABEMAツアーと同程度になっている。
日本人選手の出場予定は何時も通り無いようである。
また5月4日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のイタリアにある「マルコ・シモーネ・ゴルフ・クラブ(7255ヤード、パー71)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「DS自動車イタリアン・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は325万ドルで、これは約4億4200万円となり、国内男子ツアーに比べると数倍のレベルとなる。
日本人選手としては世界ランキング93位で昨年国内男子ツアーの賞金王に輝き、今シーズンこのツアーのシード権を得た比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング178位で海外ツアーに積極的に参戦している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング258位でこのツアーのシード権をずっと保持しており、旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、172㎝、72㎏)が出場する予定である。
川村昌弘は古傷を癒しながらの参戦のようで、出場している限りは応援したい。
彼のゴルフと旅行に関する人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も楽しみである。
欧州の男子ツアーも日本人
複数が出て期待膨らみ
また、5月4日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ノースカロライナ州にある「クェイルホロー・クラブ(7358ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの高額賞金大会、「ウェルズ・ファーゴ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は2000万ドルで、これは約27億2000万円となる。
昨年実績の賞金総額は162万ドルで、従って約2億2000万ドルぐらいであったが、これも大分増額されるのであろうか!?
日本人選手の出場は残念ながら無さそうである。
なお、ライブ中継であるが、全国的に視られるテレビ放送としてはCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って予定され、後半2日間に付いては無料で視ることが出来るBS放送のBS Japanextでも予定されている。
それから米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーはオープンウイークとなっている。