4月25日(木)の朝から静岡県にある「太平洋クラブ御殿場コース(7262ヤード、パー72)」において国内男子ツアーとDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催する「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つか トーナメント!」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
初日は濃霧によって開始が遅れ、その影響で初日、第2日目と日没サスペンデッドとなり、第3日目までの進行に影響が出ていたが、第3日目には予定されていた第3ラウンド、すなわち決勝ラウンドの第1ラウンドを終えることが出来た。
したがって最終日は予定通り、第4ラウンド、すなわち決勝ラウンドの最終ラウンドが行われた。
公式サイトによると賞金総額は225万ドルとなり、1ドルを約155円とすれば、これは約3億4900万円であった。
また優勝賞金は約35.7万ユーロとなり、1ユーロを約166円とすれば、これは約5930万円であった。
国内男子ツアーが単独で開催されるよりは高額賞金になっており、またDPワールドツアーを主戦場とする猛者が集まっていたので、結構盛り上がっていた。
そして前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っていた69名の選手が後半2ラウンドの決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継であるが、ISPSのホームぺージで4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。
国内の男子ツアーに欧州の
猛者が集まり熱戦披露
さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング434位で昨年は米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーを主戦場としていた桂川有人(25歳、167㎝、70㎏)で、最終日7バーディーの-7、トータル-17と爆発的に伸ばして7位上げて来た。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-10からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-12と伸ばし、後半に入ってからは加速して5バーディーの-5、トータル-17と大きく伸ばした。
なおこれがDPワールドツアーにおける初優勝で、日本人選手として優勝したのは6人目となり、国内男子ツアーとしては2勝目となって、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは179位まで上がっている。
桂川爆発魅せて逆転し
桂川最後まで上げ力魅せ
桂川逆転勝ちで力魅せ
桂川逆転勝ちで道拓け
単独2位に入ったのは世界ランキング130位のセバスティアン・ソダーバーグ(スウェーデン、33歳、188㎝、84㎏)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-14と伸ばして1位上げて来た。
最終日はトータル-11からスタートして前半では3バーディー、1ボギーの-2、 トータル-13と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-14と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは98位まで上がっている。
ソダーバーグ確り伸ばし上げて魅せ
ソダーバーグ下がっても上げ力魅せ
ソダーバーグ二位に入って力魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング58位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ、29歳、186㎝)、世界ランキング332位のマルセル・シュナイダー(ドイツ、34歳、180㎝、74㎏)、世界ランキング466位のイバン・カンテロ(スペイン、28歳)、世界ランキング484位で海外ツアーに積極的にチャレンジしている木下稜介(32歳、174㎝、75㎏)で、トータル-12まで伸ばした。
クリスティアン・ベゾイデンハウトは最終日5バーディーの-5と大きく伸ばし24位も上げて来た。
最終日はトータル-7からスタートし前半では3バーディーの-3、トータル-10と伸ばして、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-12と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは53位まで上がっている。
クリスティアン大きく伸ばし上げて魅せ
クリスティアン下がっても上げ強さ魅せ
強さ魅せベゾイデンハウト三位入り
マルセル・シュナイダーは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして5位上げて来た。
最終日はトータル-10からスタートし、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-9と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、3バーディーの-3、トータル-12と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは263位まで上がっている。
シュナイダーじわりと伸ばし上げて魅せ
シュナイダー最後まで上げ力魅せ
シュナイダー三位に入り力魅せ
イバン・カンテロは最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして5位上げて来た。
最終日はトータル-10からスタートして前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-10と維持し、後半に入ってからは加速して2バーディーの-2、トータル-12と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは336位まで上がっている。
カンテロやじわりと伸ばし上げて魅せ
カンテロや最後まで上げ力魅せ
カンテロや三位に入り力魅せ
木下稜介は最終日2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばして3位を維持した。
最終日はトータル-11からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-12と少し伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-12と維持した。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは362位まで上がっている。
木下や少し伸ばして三位維持
木下や三位維持して力魅せ
木下や三位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング143位のトム・マッキビン(北アイルランド、21歳、185㎝)は最終日-5、トータル-11と大きく伸ばし、23位も上げて7位タイに入った。
マッキビン大きく伸ばし上げて魅せ
マッキビン下がっても上げ力魅せ
マッキビン七位に入り力魅せ
世界ランキング308位でDPワールドツアーを主戦場として旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)、世界ランキング352位で新鋭の杉浦悠太(22歳、172㎝、74㎏)は共に最終日2バーディー、1ボギーの-1、トータル-11と少し伸ばし、1位上げて7位タイに入った。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは川村昌弘が276位まで上がり、杉浦悠太が294位まで上がっている。
川村や少し伸ばして上げて魅せ
川村や決勝で上げ力魅せ
川村や七位に入り力魅せ
杉浦や少し伸ばして上げて魅せ
杉浦や最後まで上げて力魅せ
杉浦や七位に入り力魅せ
世界ランキング303位の今平周吾(31歳、165㎝、67㎏)は最終日1イーグル、2バーディーの-4、トータル-10と伸ばし、19位上げて11位タイに入った。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは290位まで上がっている。
今平や確り伸ばし上げて魅せ
今平や決勝で上げ力魅せ
今平や上位に入り力魅せ
世界ランキング106位の金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏)は最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-10と伸ばし、10位上げて11位タイに入った。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは104位まで上がっている。
金谷拓実じわりと伸ばし上げて魅せ
金谷拓実下がっても上げ力魅せ
金谷拓実上位に入り力魅せ
世界ランキング77位でかつてアマチュア世界ランキング1位に君臨し、このツアーで優勝している中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)は最終日2バーディー、3ボギーの+1、トータル-10と少し落とし、8位下がって11位タイとなった。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは75位まで上がっている。
中島や少し落として順位下げ
其れでも上位流石なのかも
中島や上位に入り強さ魅せ
世界ランキング373位の佐藤大平(30歳、174㎝、72㎏)は最終日1バーディー、1ダブルボギーの+1、トータル-9と少し落とし、10位下がって18位タイとなった。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは358位まで上がっている。
下っても上位止まる佐藤かな
力魅せ上位入りした佐藤かな
世界ランキング146位のアントワヌ・ロズネル(フランス、31歳、183㎝)は最終日-4、トータル-8と伸ばし、24位も上げて24位タイに入った。
ロズネルや確り伸ばし上げて魅せ
ロズネルや下がっても上げ力魅せ
ロズネルや上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング93位のジョーダン・スミス(イングランド、31歳、178㎝、76㎏)は最終日-3、トータル-8と伸ばし、19位上げて24位タイに入った。
ジョーダンや確り伸ばし上げて魅せ
ジョーダンや決勝で上げ強さ魅せ
意地を魅せ上位に迫るスミスかな
世界ランキング154位の蝉川泰果(23歳、175㎝、77㎏)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、3位下がって24位タイとなった。
世界ランキング144位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、31歳、180㎝、79㎏)は最終日-1、トータル-7と少し伸ばして30位タイを維持した。
オタエギや少し伸ばして順位維持
オタエギや順位維持して力魅せ
オタエギや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング21位のマチュー・パボン(フランス、31歳、183㎝、85㎏)は最終日+3、トータル-7と落とし、22位も下がって30位タイとなった。
世界ランキング111位のザンダー・ロンバード(南アフリカ、29歳、181㎝、85㎏)は最終日-4、トータル-6と伸ばし、20位も上げて36位タイに入った。
ロンバード確り伸ばし上げて魅せ
ロンバード下がっても上げ力魅せ
ロンバード中位に入り意地を魅せ
世界ランキング127位のヤニク・パウル(ドイツ、30歳、185㎝、79㎏)は最終日+6、トータル-6と大きく落とし、34位も下がって36位タイとなった。
世界ランキング135位のヨースト・ルイテン(オランダ、38歳、178㎝、70㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落とし、4位下がって60位タイとなった。
そして世界ランキング134位のウエン・ファーガソン(スコットランド、27歳、180㎝)は最終日+3、トータル-1と落とし、12位下がって60位タイとなった。
それから予選ラウンド終了時に世界ランキング110位のイエスパー・スベンソン(スウェーデン、28歳、191㎝、82㎏)、世界ランキング148位のコナー・サイメ(スコットランド、28歳、180㎝)は共にトータル-1で81位タイ、世界ランキング124位のパブロ・ララサバル(スペイン、40歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング145位のロマン・ランガスク(フランス、28歳、180㎝、74㎏)は共にトータルイーブンで101位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。