6月22日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・コネチカット州にある「TPCリバー・ハイランズ(6852ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「トラベラーズ選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は2000万ドル、優勝賞金は360万ドルとなり、1ドルを約143円とすれば、これはそれぞれ約28億6000万円、約5億1500万円であった。
日本人選手としては世界ランキング27位で自他共に日本のエースと認めるマスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)が出場しており、22位タイと余裕で予選通過を果たしている。
全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に56位タイまでに入っていた67名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継であるが、テレビではCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと放送されていた。
更にインターネットの動画配信サイトU-NEXTでも4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。
さて、単独首位を維持したまま見事優勝したのは世界ランキング28位のキーガン・ブラッドリー(米国、37歳、191㎝、86㎏)で、最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-23と伸ばした。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-21からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-24と伸ばしたが、後半に入ってからは2バーディー、3ボギーの+1、トータル-23と少し落とした。
なおこれがこのツアーにおいて今シーズン2勝目、通算6勝目となり、この大会の成績を踏まえて、世界ランキングは18位まで上がっている。
ブラッドリーじわりと伸ばし首位を維持
ブラッドリー首位を維持して勝って魅せ
ブラッドリー余裕で勝って強さ魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング451位のザック・ブレア(米国、32歳、168㎝、70㎏)、世界ランキング40位のブライアン・ハーマン(米国、36歳、170㎝、68㎏)で、トータル-20まで伸ばした。
ザック・ブレアは最終日1イーグル、8バーディー、2ボギーの-8と爆発的に伸ばして13位上げて来た。
最終日はトータル-12からスタートして前半では5バーディー、2ボギーの-3、トータル-15と伸ばし、後半に入ってからは加速して、1イーグル、3バーディーの-5、トータル-20と大きく伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは99位まで上がっている。
ザックブレア爆発魅せて二位となり
ザックブレア最後は上げて力魅せ
ザックブレア二位に入って力魅せ
ブライアン・ハーマンは最終日7バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばして5位上げて来た。
最終日はトータル-14からスタートして前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-16と伸ばし、後半に入ってからは加速して、4バーディーの-4、トータル-20と確り伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは27位まで上がっている。
ハーマンや大きく伸ばし上げて魅せ
ハーマンや最後まで上げ強さ魅せ
ハーマンや二位に入って強さ魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、27歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国、31歳、183㎝、86㎏)、世界ランキング108位のチェズ・リービー(米国、41歳、175㎝、73㎏)で、トータル-19まで伸ばした。
スコッティー・シェフラーは最終日1イーグル、6バーディー、1バーディー、1ダブルボギーの-5と大きく伸ばして3位上げて来た。
最終日はトータル-14からスタートして、前半では2バーディー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-14と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して1イーグル、4バーディー、1ボギーの-5、トータル-19と大きく伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1位を維持している。
シェフラーや大きく伸ばし上げて魅せ
シェフラーや決勝で上げ強さ魅せ
シェフラーや四位に入り強さ魅せ
パトリック・カントレーは最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-19と伸ばしながらも1位下がった。
最終日はトータル-16からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-17と伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、2ボギーの-2、トータル-19と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは4位を維持している。
カントレー伸ばしながらも一位下げ
カントレー伸ばし足りずに一位下げ
カントレー四位に入り強さ魅せ
チェズ・リービーは最終日2バーディー、3ボギーの+1、トータル-19と少し落として1位下がった。
最終日はトータル-20からスタートして前半では2ボギーの+2、トータル-18と落としたが、後半に入ってからは加速して、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-19と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは76位まで上がっている。
チェズリービー少し落として1位下げ
チェズリービー四位に入り力魅せ
チェズリービー四位に入りランク上げ
以下、気になった選手に付いて簡単に書きとめておく。
世界ランキング3位のロリー・マキロイ(北アイルランド、34歳、178㎝、73㎏)は最終日-6、トータル-18と大きく伸ばし、8位上げて7位タイに入った。
マキロイや大きく伸ばし上げて魅せ
マキロイや最後は上げて強さ魅せ
マキロイや七位に入り強さ魅せ
世界ランキング33位のデニー・マッカーシー(米国、30歳、175㎝、75㎏)は最終日-3、トータル-18と伸ばしながらも、3位下がって7位タイとなった。
マッカーシー伸ばしながらも三位下げ
マッカーシー伸ばし足りずに三位下げ
マッカーシー七位に入り強さ魅せ
世界ランキング18位でかつては松山英樹にとって天敵のように言われていたジャスティン・トーマス(米国、30歳、178㎝、72㎏)は最終日-3、トータル-17と伸ばしながらも、2位下がって9位タイとなった。
トーマスや伸ばしながらも二位下がり
トーマスや伸ばし足りずに二位下がり
トーマスや九位に入り強さ魅せ
そして松山英樹は最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-16と伸ばし、2位上げて13位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-12からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第3ホールでバーディーを決めて取り返し、続く3ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第9ホールでもバーディーを決めたので、結局2打伸ばし、トータル-14として後半へと繋いだ。
後半に入ってからは、4ホールをパーで凌いだ後、第14、15ホールと連続でバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだので、結局、後半では更に2打伸ばし、トータル-16としてホールアウトした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは26位まで上がっている。
松山や確り伸ばし上げて魅せ
松山や最後まで上げ強さ魅せ
松山や上位に入りランク上げ
世界ランキング6位で東京五輪では見事金メダルに輝いたザンダー・シャウフェレ(米国、29歳、178㎝、79㎏)は最終日-3、トータル-14と伸ばしながらも、1位下がって19位タイとなった。
シャウフェレや伸ばしながらも一位下げ
シャウフェレや伸ばし足りずに一位下げ
シャウフェレや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング5位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、25歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング13位で選手のこのツアーにおいて優勝したワイドハム・クラーク(米国、29歳、183㎝、78㎏)は共に最終日-4、トータル-12と伸ばし、4位上げて29位タイに入った。
ホブランや確り伸ばし上げて魅せ
ホブランや最後は上げて強さ魅せ
ホブランや中位に入り意地を魅せ
クラークや確り伸ばし上げて魅せ
クラークや最後まで上げ強さ魅せ
クラークや中位に入り強さ魅せ
世界ランキング14位で優しく飛ばし屋のトニー・フィナウ(米国、33歳、193㎝、91㎏)は最終日イーブン、トータル-9と伸ばせず、19位下がって45位タイとなった。
世界ランキング8位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、28歳、178㎝、70㎏)は最終日-2、トータル-6と伸ばし、2位下がって49位タイとなった。
伸ばしても足りずに下がるマシューかな
伸ばしてもフィッツパトリック二位下がり
そして世界ランキング17位のキャメロン・ヤング(米国、26歳、180㎝、84㎏)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、5位上げて65位タイに入った。
キャメロンや確り伸ばし上げて魅せ
最後上げ強さを魅せたヤングかな