3月30日(木)の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・テキサス州にある「TPCサンアントニオ・オークスコース(7438ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「バレロ・テキサス・オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は890万ドル、優勝賞金は160.2万ドルとなっており、1ドルを約133円とすれば、それぞれ約11億8400万円、約2億1300万円であった。
日本人選手としては世界ランキング21位で自他共に認める日本のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング81位で海外ツアーへ積極的に参戦している比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング318位で米国男子ツアーのシード権復活を目指している小平智(33歳、173㎝、68㎏)が出場しており、松山英樹、小平智が予選を通過することが出来た。
全体では予選ラウンド終了時に65位タイまでに入っていた71名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継に付いては、CS放送のゴルフネットワークと動画配信サイトのU-NEXTで4日間に亘って放送され、後半2日間はBS放送のJapanextでも放送された。
さて、単独首位に再浮上して見事逆転優勝したのは世界ランキング40位のコリー・コナーズ(カナダ、31歳、183㎝、86㎏)で、最終日4バーディーの-4、トータル-15と伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも、1バーディーの-1、トータル-15と少し伸ばした。
なおこれがこの大会で通算2勝目となり、このツアーでも通算2勝目となって、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは28位まで上がっている。
コナーズや確り伸ばし再浮上
コナーズや再浮上して勝って魅せ
コナーズや逆転勝ちで強さ魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング278位のサム・スティーブンズ(米国、26歳、185㎝、86㎏)で、最終日2イーグル、5バーディー、3ボギーの-6、トータル-14と大きく伸ばして2位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-8からスタートして、前半では1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからも1イーグル、3バーディー、2ボギーの-3、トータル-14と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは127位まで上がっている。
スティーブンズ大きく伸ばし上げて魅せ
スティーブンズ最後まで上げ力魅せ
スティーブンズ四位に入り力魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング138位のサム・ライデル(米国、33歳、188㎝、79㎏)、世界ランキング66位のマット・クーチャー(米国、44歳、193㎝、88㎏)で、トータル-13まで伸ばした。
サム・ライデルは最終日7バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばして3位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-7からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからは加速して5バーディー、1ボギーの-4、トータル-13と確り伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは106位まで上がっている。
サムライデル大きく伸ばし上げて魅せ
サムライデル最後まで上げ力魅せ
サムライデル三位に入り力魅せ
マット・クーチャーは最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして3位を維持した。
最終日はアウトスタートで、トータル-9からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-10と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して4バーディー、1ボギーの-3、トータル-13と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは51位まで上がっている。
クーチャーや確り伸ばし三位維持
クーチャーや後半加速三位維持
クーチャーや三位に入り強さ魅せ
、
単独5位に入ったのは世界ランキング143位のパトリック・ロジャース(米国、30歳、188㎝、75㎏)で、最終日4バーディー、5ボギーの+1、トータル-11と少し落として4位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-12からスタートし、前半では2バーディー、4ボギーの+2、トータル-10と落としたが、後半では加速して2バーディー、1ボギーの-1、トータル-11と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは122位まで上がっている。
ロジャースや少し落として四位下げ
ロジャースや少し落として首位を落ち
ロジャースや五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング59位のリッキー・ファウラー(米国、34歳、175㎝、68㎏)は最終日-6、トータル-8と大きく伸ばし、33位も上げて10位タイに入った。
ファウラーや大きく伸ばし上げて魅せ
ファウラーや決勝で上げ力魅せ
ファウラーや十位に入り力魅せ
世界ランキング34位のクリス・カーク(米国、37歳、191㎝、79㎏)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、6位下がって10位タイとなった。
世界ランキング42位のアレクサンデル・ノーレン(スウェーデン、40歳、180㎝、75㎏)は最終日-2、トータル-7と伸ばし、3位上げて15位タイに入った。
ノーレンやじわりと伸ばし上げて魅せ
ノーレンや決勝で上げ強さ魅せ
ノーレンや上位に入り強さ魅せ
そして松山英樹は最終日5バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、3位下がって15位タイとなった。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では第2ホールでバーディーを決め、続く第3ホールではトリプルボギーを叩いてしまったが、続く4ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでバーディーを決めたので、結局1打落とし、トータル-5として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、1つ空いて第14ホールでもバーディーを決めて、続く2ホールをパーで凌いだ後、第17ホールでボギーを叩いたが、空かさず第18ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
結局後半では2打伸ばし、トータル-7としてホールアウトした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは21位を維持している。
首痛の痛みを抱えながら思うように調子が上がらない中でも、終わってみれば上位に入っているのは流石ではないか!?
今週はいよいよマスターズなので、今出来る好プレイを期待したい。
松山や伸ばしながらも三位下げ
松山や伸ばし足りずに三位下げ
松山や上位に入り強さ魅せ
世界ランキング67位のニック・テイラー(カナダ、34歳、183㎝、77㎏)も最終日-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、3位下がって15位タイとなった。
テイラーや伸ばしながらも三位下げ
テイラーや伸ばし足りずに三位下げ
テイラーや上位に入り力魅せ
世界ランキング32位で巨漢のセップ・ストレイカ(オーストリア、29歳、191㎝、107㎏)、世界ランキング69位のJ.J.スパウン(米国、32歳、173㎝、84㎏)は共に最終日-3、トータル-6と伸ばし、8位上げて22位タイに入った。
ストレイカ確り伸ばし上げて魅せ
ストレイカ最後まで上げ強さ魅せ
ストレイカ中位に入り意地を魅せ
スパウンや確り伸ばし上げて魅せ
スパウンや決勝で上げ力魅せ
スパウンや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング58位のテーラー・モンゴメリ(米国、28歳、191㎝、98㎏)は最終日-1、トータル-6と少し伸ばしながらも、4位下がって22位タイとなった。
モンゴメリ伸ばしながらも四位下げ
モンゴメリ伸ばし足りずに四位下げ
モンゴメリ中位止まり意地を魅せ
世界ランキング73位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ、28歳、185㎝、88㎏)は最終日-3、トータル-5と伸ばし、15位上げて28位タイに入った。
クリスティアン確り伸ばし上げて魅せ
最後上げベゾイデンハウト力魅せ
中位入りベゾイデンハウト意地を魅せ
世界ランキング65位のアンドリュー・パットナム(米国、34歳、185㎝、77㎏)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、16位下がって28位タイとなった。
世界ランキング39位のキム・シウ(韓国、27歳、180㎝、83㎏)は最終日-2、トータル-3と伸ばし、10位上げて39位タイに入った。
キムシウや確り上げて強さ魅せ
キムシウや決勝で上げ強さ魅せ
キムシウや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング75位のブレンドン・トッド(米国、37歳、191㎝、82㎏)は最終日+4、トータルイーブンと落とし、29位も下がって53位タイとなった。
世界ランキング80位のトーマス・デトリー(ベルギー、30歳、188㎝、70㎏)は最終日+1、トータル+6と少し落としながらも6位上がって64位タイとなった。
デトリーや落としながらも六位上げ
デトリーや最後は上げて力魅せ
そして小平智は最終日3ボギー、」1ダブルボギーの+5、トータル+6と大きく落とし、9位下がって64位タイとなった。
最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータル+1からスタートして、前半では1ボギーの+1、1ダブルボギーの+3、トータル+4と落とし、後半に入ってからも2ボギーの+2、トータル+6と落とした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは313位まで上がっている。
要するに、予選を通過するだけでも一定の評価が得られるツアーで、この辺りの安定性が以前より見られるようになった気はしている。
ともかく、機会が得られる限り、少しでも成長が見られることを期待したい。
小平や最後流れに乗れずとも
予選通過は流石なのかも
小平やまたの機会に期待して