５月１１日（木）の午後から時差－７時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－８時間）のベルギーにある「リンクフェン・インターナショナル・ゴルフクラブ（６９４０ヤード、パー７１）」においてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）、「ソウダル・オープン」が４日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は２００万ドルとなっており、１ドルを約１３６．２円とすれば、これは約２億７２４０万円であった。
また優勝賞金は約３１．１２万ユーロとなり、１ユーロを約１４７．９円とすれば、これは約４６０３万円となった。
日本人選手としては世界ランキング１２５位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦している飛ばし屋の星野陸也（２７歳、１８６㎝、７６㎏）、世界ランキング１７０位で海外ツアーに積極的に参戦して結果を出している新鋭の久常涼（２０歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング２５４位で海外ツアーにも積極的に参戦している新鋭の岩﨑亜久竜（２５歳、１８１㎝、８６㎏）、世界ランキング２６３位でこのツアーのシード権を長期に亘って確保し、旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘（２９歳、１７２㎝、７２㎏）が出場して、星野陸也、久常涼、岩﨑亜久竜が予選を通過していた。
全体では前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っていた７３名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
川村昌弘は残念ながら予選ラウンド終了時にＣＵＴの憂き目に遭っているが、彼によるゴルフや旅行、海外での食事やゴルフ場等に付いて綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Ｖｏｌ.１６７ ベルギー編」に更新されており、空き時間に観光した様子、移動の様子、交流のある選手や会場となるゴルフ場の様子、今後の予定等が綴られていた。
川村や欧州の旅続く日々
空けば観光楽しむのかも
川村や調子上がらず予選落ち
またの機会に期待するかも
さて単独首位を維持したまま、見事完全優勝を成し遂げたのは世界ランキング４２９位のシモン・フォシュストローム（スウェーデン、３４歳、１７３㎝、６８㎏）で、最終日５バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの－２、トータル－１７と伸ばした。
最終日も全員アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１５からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－１７と伸ばし、後半に入ってからは、３バーディー、１ボギー、１ダブルボギーのイーブン、トータル－１７と維持した。
なおこれがこのツアーにおける初優勝で、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは２４２位まで上がっている。
首位を維持フォシュストローム勝って魅せ
力魅せ完全勝利シモンかな
完全に勝ち力魅すシモンかな
単独２位に入ったのは世界ランキング２３４位のジェンス・ダントルプ（スウェーデン、３４歳、１８３㎝、８１㎏）で、最終日５バーディー、１ボギーの－４、トータル－１６と伸ばして１位上げて来た。
最終日はトータル－１２からスタートして前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１４と伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－１６と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは１６１位まで上がっている。
ダントルプ確り伸ばし上げて魅せ
ダントルプ決勝で上げ力魅せ
ダントルプ二位に入って力魅せ
単独３位に入ったのは世界ランキング９３位のトービヨン・オルセン（デンマーク、３３歳、１７５㎝、７０㎏）で､最終日５バーディーの－５、トータル－１４と大きく伸ばして８位上げて来た。
最終日はトータル－９からスタートし前半では３バーディーの－３、トータル－１２と伸ばして、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－１４と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは８４位まで上がっている。
オルセンや大きく伸ばし上げて魅せ
オルセンや最後は上げて強さ魅せ
オルセンや三位に入り強さ魅せ
４位タイに入ったのは世界ランキング１２１位のアレクサンデル・ビョーク(スウェーデン､３２歳､１８５㎝、７６㎏)、世界ランキング３４４位のマシュー・サウスゲイト（イングランド、３４歳、１９１㎝、９５㎏）、世界ランキング５６３位のマイケル・ロレンゾ・ベラ（フランス、３８歳、１８３㎝、７５㎏）で、トータル－１３まで伸ばした。
アレクサンデル・ビョークは最終日５バーディー、１ボギーの－４と伸ばして７位上げて来た。
最終日はトータル－９からスタートして前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－１３と確り伸ばし、後半に入ってからは、１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１３と維持した。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは１１２位まで上がっている。
最後上げ力を魅せたビョークかな
四位入り力を魅せたビョークかな
力を魅せ四位に入るビョークかな
マシュー・サウスゲイトは最終日４バーディー、１ボギーの－３と伸ばして４位上げて来た。
最終日はトータル－１０からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－１２と伸ばし、後半に入ってからも２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１３と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは３０６位まで上がっている。
サウスゲイト確り伸ばし上げて魅せ
サウスゲイト決勝で上げ力魅せ
サウスゲイト四位に入り力魅せ
マイケル・ロレンゾ・ベラは最終日３バーディー、１ボギーの－２と伸ばして１位上げて来た。
最終日はトータル－１１からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１１と維持し、後半に入ってからは加速して、２バーディーの－２、トータル－１３と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは４３８位まで上がっている。
ロレンゾベラ後半加速上げて魅せ
ロレンゾベラ決勝で上げ力魅せ
ロレンゾベラ四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１７９位のリッチー・ラムゼー（スコットランド、３９歳、１７５㎝、７０㎏）は最終日－１、トータル－１２と少し伸ばしながらも、２位下がって７位タイとなった。
ラムゼーや伸ばしながらも二位下がり
ラムゼーや伸ばし足りずに二位下がり
ラムゼーや七位に入り力魅せ
世界ランキング９０位のトーマス・デトリー（ベルギー、３０歳、１８８㎝、７０㎏）は最終日＋２、トータル－１２と落とし、５位下がって７位タイとなった。
そして久常涼は最終日４バーディー、２ボギーの－２、トータル－１１と伸ばし、１位上げて１０位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル－９からスタートして、前半では５ホールをパーで凌いだ後、第６ホールでボギーを叩いたが、１つ空いて第８ホールでバーディーを決めて取り返したので、結局イーブンで、トータル－９を維持したまま後半へと繋いだ。
後半に入ってからは、第１１ホールでバーディーを決め、１つ空いて第１３ホールでボギーを叩いたが、続く３ホールをパーで凌いだ後、第１７、１８ホールと連続でバーディーを決めたので、結局後半では２打伸ばし、トータル－１１としてホールアウトした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは１６２位まで上がっている。
久常涼決勝で上げ力魅せ
久常涼十位に入り力魅せ
久常涼好調維持しまた期待
世界ランキング９４位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、３０歳、１８３㎝、７９㎏)は最終日－６、トータル－１０と大きく伸ばし、３４位も上げて１５位タイに入った。
オタエギや大きく伸ばし上げて魅せ
オタエギや下がっても上げ強さ魅せ
オタエギや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング１４６位のウエン・ファーガソン（スコットランド、２６歳、１８０㎝）は最終日－１、トータル－７と少し伸ばしながらも３位下がって３３位タイとなった。
ファーガソン伸ばしながらも三位下げ
ファーガソン伸ばし足りずに三位下げ
ファーガソン中位に入り意地を魅せ
世界ランキング１８５位のヘニー・デュプレシ(南アフリカ、２６歳、１８３㎝、７９㎏)は最終日イーブン、トータル－６と伸ばせず、８位下がって３８位タイとなった。
世界ランキング１７５位のザンダー・ロンバード（南アフリカ、２８歳、１８１㎝、８５㎏）は最終日－１、トータル－５と少し伸ばし、８位上げて４１位タイに入った。
ロンバード少し伸ばして上げて魅せ
ロンバード下がっても上げ力魅せ
ロンバード最後は上げて意地を魅せ
そして星野陸也は、最終日２バーディー、１ボギー、１ダブルボギー、１トリプルボギーの＋４、トータルイーブンと落とし、１８位下がって６７位タイとなった。
最終日はトータル－４からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－４と維持したが、後半に入ってからは１バーディー、１ダブルボギー、１トリプルボギーの＋４、トータルイーブンと落とした。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは１２８位まで下がっている。
星野陸也スコア落として大分下げ
ランクも下がり次回に期待
星野陸也最後に崩れまた期待
また岩﨑亜久竜は最終日１バーディー、４ボギー、２ダブルボギーの＋７、トータル＋４と大きく落とし、１６位下がって最下位の７２位タイとなった。
最終日はトータル－３からスタートして、前半では１バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの＋２、トータル－１と落とし、後半に入ってからは更に崩れ、３ボギー、１ダブルボギーの＋５、トータル＋４と大きく崩れた。
なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは２６６位まで下がっている。
岩﨑や大崩れして大分下げ
ランクも下がり次回に期待
岩﨑や最後に崩れまた期待
