２月１６日（木）の午後から時差－６時間のカタールにある「ドーハ・ゴルフ・クラブ（７４３７ヤード、パー７２）」において、アジアンツアー、「インターナショナルシリーズ・カタール」が４日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
途中、悪天候による日没サスペンデッドが続いていたが、何とか４日間の日程内で終わったようである。
公式サイトによると賞金総額は２５０万ドルで、１ドルを約１３４円とすると、これは約３億３５００万円となっていた。
また優勝賞金は４５万ドルで、これは約６０３０円となった。
高額賞金大会であるリブゴルフとの関係が深いアジアンツアーの賞金額が全体上がっており、フィールドも厚くなっているので、見逃せないことが多くなっている。
日本人選手としては世界ランキング１４７位の堀川未来夢（ミクム、３０歳、１７６㎝、８４㎏）、世界ランキング１６５位で海外ツアーでの本格参戦を目指している大槻智春（３３歳、１７２㎝、９４㎏）、世界ランキング１８３位で海外ツアーに積極的に参戦している新鋭の大西魁斗（２４歳、１７７㎝、７０㎏）、世界ランキング１８９位で海外ツアーへの本格参戦を目指す木下稜介（３１歳、１７４㎝、７５㎏）、世界ランキング２０５位で海外の試合でも好結果出している新鋭の久常涼（２０歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング２２０位の岩田寛（４２歳、１７８㎝、７４㎏）、世界ランキング２１３位で海外の試合に積極的に出場している香妻陣一朗（２８歳、１６５㎝、７１㎏）、世界ランキング２２９位で選手会長の谷原秀人（４４歳、１７８㎝、８０㎏）、世界ランキング２３７位の池村寛世（トモヨ、２７歳、１６６㎝、７２㎏）が出場して、大槻智春、大西魁斗、木下稜介、久常涼、香妻陣一朗、谷原秀人が前半２ラウンドに亘る予選ラウンドを無事通過することが出来た。
全体では予選ラウンド終了時に６２位タイまでに入っていた７０名の選手が後半２ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
インターナショナルシリーズは年に数回開催される高額賞金大会で、リブゴルフへの出場で他のツアーに参加し難くなっている選手も参加することが出来るので、毎回結構フィールドが厚くなっている。
アジアンのツアー日本の選手等が
大勢集い気になるのかも
アジアンのインターナショナルシリーズは
リブの選手も出られるのかも
さて、単独首位を維持して優勝したのは世界ランキング５１８位のアンディ・オグリツリー（米国、２４歳、１８５㎝、８０㎏）で、最終日２バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの＋１、トータル－７と少し落とした。
最終日はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－８からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－８と維持したが、後半に入ってからは１バーディー、１ダブルボギーの＋１、トータル－７と少し落とした。
なおこれがこのツアーで通算２勝目で、この試合の結果、世界ランキングは３５０位まで上がっている。
オグリツリー落としながらも首位を維持
オグリツリー首位を維持して強さ魅せ
オグリツリー首位を維持して勝って魅せ
２位タイに入ったのは世界ランキング５２１位のガン・チャルングン（タイ、３０歳、１８１㎝、８３㎏）で、最終日１イーグル、４バーディー、２ボギーの－４、トータル－４と伸ばして４位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータルイーブンからスタートして前半では１バーディーの－１、トータル－１と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して１イーグル、３バーディー、２ボギーの－３、トータル－４と伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは４１５位まで上がっている。
チャルングン確り伸ばし上げて魅せ
チャルングン後半加速二位に上げ
チャルングン二位に入って力魅せ
単独３位に入ったのは世界ランキング１０５４位のスラジット・ヨンチャロエンチャイ(タイ、２４歳)で、最終日２バーディー、１ダブルボギーのイーブン、トータル－３と伸ばせず、１位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－３からスタートして、前半では１バーディー、１ダブルボギーの＋１、トータル－２と少し落とし、後半に入ってからは１バーディーの－１、トータル－３と少し伸ばしてスタート時点に戻している。
なおこの試合の結果、世界ランキングは８０３位まで上がっている。
スラジット三位に入り力魅せ
単独４位に入ったのは世界ランキング１９５位のパチャラ・コンワットマイ（タイ、２３歳、１８５㎝、８２㎏）で、最終日５バーディーの－５、トータル－２と大きく伸ばして１５位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル＋３からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータルイーブンと伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－２と順調に伸ばしている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは１７８位まで上がっている。
確りと上げ力魅すパチャラかな
四位入り力を魅せたパチャラかな
５位タイに入ったのは谷原秀人、世界ランキング１０９３位のベン・レオン（マレーシア、３７歳）で、トータル－１と少し伸ばした。
谷原秀人は最終日１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１と維持し、５位タイを維持している。
最終日はアウトスタートで、トータル－１からスタートして、前半では全てパーで凌いだので、トータル－１を維持したまま通過し、後半に入ってからも１バーディー、１ボギーのイーブン、トータルイーブンと維持してホールアウトした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは２１２位まで上がっている。
谷原やスコア維持して五位を維持
谷原や五位を維持して力魅せ
谷原や五位に入って力魅せ
ベン・レオンは最終日１バーディー、２ボギーの＋１と少し落として２位下がった。
最終日はアウトスタートで、トータル－２からスタートして、前半では全てパーで凌いだので、トータル－２のまま通過し、後半に入ってからは１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－１と少し落とした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは８９８位まで上がっている。
ベンレオン少し落として二位下がり
其れでも五位でランクは上がり
ベンレオン五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１８４位のシャール・シュワーチェル（南アフリカ、３８歳、１８０㎝、７２㎏）は最終日＋１、トータル＋３と少し落とし１位下がって１３位タイとなった。
そして、木下稜介は最終日１イーグル、５バーディー、４ボギー、１ダブルボギーの－１、トータル＋５と少し伸ばし、８位上げて２６位タイに入った。
最終日はアウトスタートでトータル＋６からスタートして、前半では３バーディー、２ボギーの－１、トータル＋５と少し伸ばし、後半に入ってからは１イーグル、２バーディー、２ボギー、１ダブルボギーのイーブン、トータル＋５と維持した。
なおこの試合の結果、世界ランキングは１９０位まで下がっている。
つまり、この辺りの順位では世界ランキングを上げるのは難しいと言うことである。
木下や少し伸ばして上げて魅せ
木下や決勝で上げ力魅せ
木下や中位に入り意地を魅せ
また世界ランキング１４５位の金飛鳥（キム・ビオ、韓国、３２歳、１８３㎝、８０㎏）、世界ランキング２０８位のヘニー・デュプレシ（南アフリカ、２６歳）も共に最終日－１、トータル＋５と少し伸ばし、８位上げて２６位タイに入った。
金飛鳥少し伸ばして上げて魅せ
金飛鳥決勝で上げ強さ魅せ
金飛鳥や中位に入り意地を魅せ
デュプレシや少し伸ばして上げて魅せ
デュプレシや最後は上げて力魅せ
デュプレシや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング２５０位のスティーブ・ルートン（イングランド、３９歳、１９１㎝、８３㎏）は最終日＋２、トータル＋６と落とし、９位下がって３５位タイとなった。
そして、大西魁斗は最終日３バーディー、１ボギーの－２、トータル＋８と伸ばし、１０位上げて４７位タイに入った。
最終日はインスタート（第１０ホールから）でトータル＋１０からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル＋７と伸ばしたが、後半に入ってからは１ボギーの＋１、トータル＋８と少し落とした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは１８８位まで下がっている。
大西やじわりと伸ばし上げて魅せ
大西や確り上げて力魅せ
大西や最後は上げて意地を魅せ
また香妻陣一朗は最終日２バーディー、３ボギーの＋１、トータル＋８と少し落とし、５位下がって４７位タイとなった。
最終日はインスタートでトータル＋７からスタートして、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル＋６と少し伸ばしたが、後半に入ってからは２ボギーの＋２、トータル＋８と落とした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは２１８位まで下がっている。
香妻や少し落として五位下がり
ツアーのきつさ味わうのかも
香妻や予選通過は普通にし
後の活躍次回に期待
また久常涼は最終日２バーディー、３ボギーの＋１、トータル＋９と少し落とし、３位下がって５１位タイとなった。
最終日はインスタートで、トータル＋８からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル＋６と伸ばしたが、後半に入ってからは３ボギーの＋３、トータル＋９と落とした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは２０１位まで上がっている。
久常涼少し落として三位下げ
ツアーのきつさ味わうのかも
久常涼予選通過は普通にし
後半の伸び次回に期待
そして大槻智春は最終日６バーディー、４ボギーの－２、トータル＋１０と伸ばし、６位上げて５７位タイに入った。
最終日はインスタートで、トータル＋１２からスタートして前半では４バーディー、２ ボギーの－２、トータル＋１０と伸ばし、後半に入ってからは２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル＋１０と維持した。
なおこの試合の結果、世界ランキングは１６７位まで下がっている。
大槻やじわりと伸ばし上げて魅せ
大槻や最後は上げて意地を魅せ
それから予選落ちした日本人選手の世界ランキングは、堀川未来夢が１５６位まで下がり、岩田寛が２１９位まで上がり、池村寛世が２４６位まで下がっている。
