2月9日(木)の午後から時差-5時間のオマーンにある「アル・ムージG(7045ヤード、パー72)」においてアジアンツアー、「インターナショナルシリーズ・オマーン」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は200万ドルで、1ドルを約132.51円とすると、これは約2億6502万円となっている。
優勝賞金は約36万ドルで、約4770万円となり、何れも一般的な国内男子ツアーに比べて高めではないか!?
高額賞金大会であるリブゴルフとの関係が深いアジアンツアーの賞金額が全体上がっており、フィールドも厚くなっているので、見逃せないことが多くなっている。
日本人選手としては世界ランキング78位で確り鍛え上げて海外のツアーでも好いところを見せている比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング125位で日本一曲がらないのが売りの稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)、世界ランキング137位の堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)、世界ランキング156位で海外ツアーでの本格参戦を目指している大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)、世界ランキング169位で海外ツアーへの本格参戦を目指している金谷拓実(タクミ、24歳、173㎝、75㎏)、世界ランキング187位で海外ツアーへの本格参戦を目指している木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)、世界ランキング210位で海外の試合でも好結果出している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング219位の岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)、世界ランキング211位で海外の試合に積極的に出場している香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)、世界ランキング230位で選手会長の谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)が出場している。
この中にはリブゴルフの出場によって他のツアーには出難くなっている選手もおり、先週に引き続いて賑やかな陣容となっている。
アジアンのツアー日本の選手等が
大勢集い競り合うのかも
日本人選手の中では岩田寛が残念ながらCUTの憂き目に遭ったが、それ以外の9名が後半2日間に亘って予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
全体では前半2日間に亘って行われた予選ラウンド終了時に64位タイまでに入っていた78名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
大勢の日本の選手通過して
最終日まで楽しめるかも
さて単独首位を維持してまま見事優勝したのは金谷拓実で、最終日5バーディー、4ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-9からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-12と伸ばしたが、後半に入ってからは2バーディー、4ボギーの+2、トータル-10と落としている。
これが海外ツアーにおいて嬉しい初勝利となった。
なおこの試合の結果、世界ランキングは119位まで上がっている。
金谷拓実少し伸ばして首位を維持
金谷拓実首位を維持して勝って魅せ
金谷拓実海外で勝ち力魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング635位のベリー・ヘンソン(米国、43歳、178㎝、77㎏)、世界ランキング96位のサドム・ケーオカンジャナ(タイ、24歳、178㎝、72㎏)で、トータル-6まで伸ばした。
ベリー・ヘンソンは最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばして4位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-4からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-4と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して2バーディーの-2、トータル-6と伸ばしている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは431位まで上がっている。
ヘンソンやじわりと伸ばし上げて魅せ
ヘンソンや最後は上げて力魅せ
ヘンソンや二位に入って力魅せ
サドム・ケーオカンジャナは最終日5バーディー、1ボギー、2ダブルボギーのイーブンと維持して1位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-6からスタートし、前半では4バーディー、2ダブルボギーのイーブン、トータル-6と維持し、後半に入ってからも1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-6と維持している。
スコア維持順位を上げたサドムかな
強さ魅せ二位に入ったサドムかな
二位となりケーオカンジャナ強さ魅せ
単独4位に入ったのは世界ランキング281位のスティーブ・ルートン(イングランド、39歳、191㎝、83㎏)で、最終日1イーグル、4バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの-1、トータル-5と少し伸ばして2位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-4からスタートして、前半では1イーグル、3バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの-1、トータル-5と少し伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-5と維持している。
なおこの試合の結果、世界ランキングは250位まで上がった。
ルートンや少し伸ばして上げて魅せ
ルートンやじわじわ上げて四位入り
ルートンや四位に入り力魅せ
5位タイに入ったのは世界ランキング23位のホアキン・ニエマン(チリ、24歳、183㎝、70㎏)、世界ランキング131位のセルヒオ・ガルシア(スペイン、43歳、178㎝、82㎏)で、共に最終日+2、トータル-3と落として1位下がった。
ホアキン・ニエマンは最終日2ボギーの+2であった。
最終日はアウトスタートでトータル-5からスタートし、前半では1ボギーの+1、トータル-4と少し落として、後半に入ってからも1ボギーの+1、トータル-3と少し落としている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは23位を維持した。
ニアマンや最後落として一位下げ
ニエマンや五位に入って強さ魅せ
セルヒオ・ガルシアは最終日2バーディー、4ボギーの+2であった。
最終日はアウトスタートでトータル-5からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-4と少し落とし、後半に入ってからも1バーディー、2ボギーの+1、トータル-3と少し落としている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは126位まで上がった。
ガルシアや最後は落とし一位下げ
ガルシアや五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
そして木下稜介は最終日3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-2と少し落としながらも、3位上げて7位タイに入った。
最終日はアウトスタートでトータル-3からスタートし、前半では2バーディー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-3と維持し、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル-2と少し落としている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは189位まで下がった。
木下や落としながらも上げて魅せ
木下や最後まで上げ力魅せ
木下や七位に入り力魅せ
世界ランキング120位のマット・ジョーンズ(オーストラリア、42歳、183㎝、77㎏)も最終日+1、トータル-2と少し落としながらも、3位上げて7位タイに入った。
ジョーンズや落としながらも上げて魅せ
ジョーンズや最後まで上げ強さ魅せ
ジョーンズや七位に入り強さ魅せ
そして、久常涼は最終日3バーディー、3ボギー、3ダブルボギーの+6、トータル-2と大きく落とし、5位下がって7位タイとなった。
最終日はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-7と少し落とし、後半に入ってからは2バーディー、1ボギー、3ダブルボギーの+5、トータル-2と大きく落としている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは205位まで上がった。
久常涼七位に入り力魅せ
久常涼最後は落とし下がっても
七位に入りランキング上げ
世界ランキング143位の金飛鳥(キム・ビオ、韓国、32歳、183㎝、80㎏)は最終日-4、トータル-1と伸ばし、30位も上げて11位タイに入った。
金飛鳥や確り伸ばし上げて魅せ
金飛鳥や大きく上げて強さ魅せ
金飛鳥上位に入り強さ魅せ
世界ランキング45位のギレルモ・ミト・ペレイラ(チリ、27歳、182㎝、89㎏)は最終日+3、トータル-1と落とし、5位下がって11位タイとなった。
そして比嘉一貴は最終日4バーディーの-4、トータルイーブンと伸ばし、41位も上げて13位タイに入った。
最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータル+4からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータルイーブンと確り伸ばし、後半に入ってからは全てパーで凌いでトータルイーブンのままホールアウトしている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは79位まで下がった。
比嘉一貴確り伸ばし上げて魅せ
比嘉一貴大きく上げて強さ魅せ
比嘉一貴上位に入り強さ魅せ
世界ランキング56位のジェイソン・コクラック(米国、37歳、193㎝、102㎏)は最終日+1、トータルイーブンと少し落としながらも13位タイを維持した。
コクラック落としながらも順位維持
コクラック上位維持して強さ魅せ
コクラック上位に入り強さ魅せ
そして、谷原秀人は最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル+1と少し伸ばし、14位上げて17位タイに入った。
最終日はアウトスタートでトータル+2からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル+2と維持し、後半に入ってからは2バーディー、1ボギーの-1、トータル+1と少し伸ばしている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは229位まで上がった。
谷原や少し伸ばして上げて魅せ
谷原や確り上げて力魅せ
谷原や上位に入り力魅せ
世界ランキング103位で国内男子ツアーでも活躍していたスコット・ビンセント(ジンバブエ、30歳、178㎝、68㎏)は最終日イーブン、トータル+1と維持し、4位上げて17位タイに入った。
ビンセント少し維持して上げて魅せ
ビンセント決勝で上げ強さ魅せ
ビンセント上位に入り強さ魅せ
そして、香妻陣一朗は最終日1バーディー、6ボギーの+5、トータル+1と大きく落とし、11位下がって17位タイとなった。
最終日はアウトスタートでトータル-4からスタートし、前半では3ボギーの+3、トータル-1と落とし、後半に入ってからも1バーディー、3ボギーの+2、トータル+1と落としている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは213位まで下がった。
香妻や大きく落とし大分下げ
其れでも上位力あるかも
香妻や下がりながらも上位入り
香妻や上位に入り力魅せ
また、稲森佑貴は最終日3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル+5と少し落としながらも、11位上げて43位タイに入った。
最終日はインスタートで、トータル+4からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル+3と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル+5と落としている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは129位まで下がった。
稲森や落としながらも順位上げ
稲森や最後は上げて意地を魅せ
また、堀川未来夢は最終日4バーディー、3ボギーの-1、トータル+6と少し伸ばし、13位上げて52位タイに入った。
最終日はインスタートで、トータル+7からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル+5と伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、2ボギーの+1、トータル+6と少し落としている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは147位まで下がった。
堀川や少し伸ばして上げて魅せ
堀川や確り上げて力魅せ
堀川や最後は上げて意地を魅せ
そして大槻智春は最終日1バーディー、4ボギーの+3、トータル+9と落とし、3位下がって62位タイとなった。
最終日はインスタートでトータル+6からスタートして、前半では1ボギーの+1、トータル+7と少し落とし、後半に入ってからも1バーディー、3ボギーの+2、トータル+9と落としている。
なおこの試合の結果、世界ランキングは165位まで下がった。
大槻や最後も落とし順位下げ
またの機会に期待するかも