sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ファーマーズ・インシュランス・オープン最終日マックス・ホーマおめでとう! 松山、蝉川、小平等の様子・・・R5.1.30①

 1月26日(木)の2時頃から時差-17時間の米国・カルフォルニア州にある「トリーパインズGC・①サウスコース(7765ヤード、パー72)、②ノースコース(7258ヤード、パー72)」の2つのコースを使って、米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が予定通り昨日終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は870万ドル、優勝賞金は156.6万ドルとあり、1ドルを約129.54円とするとそれぞれ約11億2700万円、約2億290万円となるが、これでもまだ進行中のDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の「オメガ・ドバイデザートクラシック」に比べると少し低くなっている。

 

 それはまあともかく、日程が通例と違って現地の水曜日開催になっていたのは、日曜日にNFLアメリカンフットボールのプロリーグであるナショナル・フットボール・リーグ)のプレーオフが開催される予定になっていたからだと言う。

 

 なお、日本人選手としては世界ランキング20位で自他共に日本のエースとして認める松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング288位で元アマチュア世界ランキング1位の大学生プロ、蝉川泰果(タイガ、東北福祉大4年、22歳、175㎝、77㎏)、世界ランキング306位で米国男子ツアーのシード権復活を目指している小平智(33歳、173㎝、68㎏)、世界ランキング307位で元アマチュア世界ランキング1位の大学生プロ、中島啓太(日体大4年、22歳、177㎝、75㎏)が出場して、松山英樹、蝉川泰果、小平智が予選を通過した。

 

 全体では前半2日間の予選ラウンド終了時に54位タイまでに入っていた73名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 松山英樹に関しては実績、実力ともに申し分無く、昨年から続いている背中、首等の痛みの状態さえ悪くなければと願うばかりであったが、今回は強風、風邪の影響があったものの、第3日目、すなわち決勝ラウンド初日を終えた段階でトータル-4まで伸ばして15位タイに上げて来たから、最終日まで期待させてくれた。

 

        松山や強風風邪に悩みつつ

        其れでも上位期待膨らみ

 

 それからライブ中継であるが、インターネットの動画配信サイトU-NEXTとCS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘って放送され、後半2日間はBS放送のJapanextが加わった。

 

 さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング16位で第3日目の途中にはインタビューに応えながら余裕のプレーを見せていたマックス・ホーマ(米国、32歳、185㎝、82㎏)で、最終日7バーディー、1ボギーの-6、トータル-13と大きく伸ばして3位上げて来た。

 

 決勝ラウンドに入ってからは全員長く難しいコース①を回り、最終日はアウトスタート(第1ホールから)でトータル-7からスタートして、前半では4バーディーの-4、トータル-11と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-13と伸ばしている。

 

 なお、これで米国男子ツアーにおいて今季2勝目となり、通算では6勝目となった。

 

 何時もは更新されている世界ランキングに付いては、まだDPワールドツアーが進行中の所為か、今回は未だ更新されていなかった。

 

         マックスや大きく伸ばし上げて魅せ

 

         マックスや大きく伸ばし勝って魅せ

 

         マックスや逆転勝ちで強さ魅せ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング25位のキーガン・ブラッドリー(米国、36歳、191㎝、86㎏)で、最終日6バーディーの-6、トータル-11と伸ばして7位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-5からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからは加速して、4バーディーの-4、トータル-11と確り伸ばしている。

 

        ブラッドリー大きく伸ばし上げて魅せ

 

        ブラッドリー連日上げて強さ魅せ

 

        ブラッドリー二位に入って強さ魅せ

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング8位で日系のコリン・モリカワ(米国、25歳、175㎝、73㎏)で、最終日7バーディー、4ボギーの-3、トータル-10と伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、2ボギーの-2、トータル-10と順調に伸ばしている。

 

        モリカワや確り伸ばし上げて魅せ

 

        モリカワや連日上げて強さ魅せ

 

        モリカワや三位に入り強さ魅せ

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング19位のイム・ソンジェ(韓国、24歳、183㎝、91㎏)、世界ランキング41位のサヒト・テガラ(米国、25歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング283位のサム・ライデル(米国、33歳、188㎝、79㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 イム・ソンジェは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして4位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばしている。

 

        イムソンジェじわりと伸ばし四位維持

 

        イムソンジェ四位維持して強さ魅せ

 

        イムソンジェ四位入って強さ魅せ

 

 サヒト・テガラも最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして4位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半でも3バーディー、2ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばしている。

 

        サヒトテガラじわりと伸ばし四位維持

 

        サヒトテガラ四位維持して強さ魅せ

 

        サヒトテガラ四位入って強さ魅せ

 

 サム・ライデルは最終日2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+3と落として3位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-12からスタートし、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-11と少し落とし、後半に入ってからも1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル-9と落としている。

 

        サムライデルスコア落として三位下げ

 

        サムライデル逆転されて三位入り

 

        サムライデル三位に入り力魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング3位で今年出場した2試合において連続優勝したジョン・ラーム(スペイン、28歳、188㎝、100㎏)は最終日+2、トータル-8と落とし、5位下がって7位タイとなった。

 

 そして、松山英樹は最終日6バーディー、3ボギーの-3、トータル-7と伸ばし、6位上げて9位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-4からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、1つ空いて第3ホールでもバーディーを決めて、続く2ホールをパーで凌いだ後、第6~9ホールと4連続でバーディーを決めたので、結局6打も伸ばし、トータル-10として後半へと繋いでいる。

 

 1時は首位と3打差で2位まで上げたから、これはもしかしたら優勝もあり得るかも!? と期待に胸を大きく膨らませた。

 

 ただ、後半に入ってからは第11ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでもボギーを叩いたので、結局後半では3打落とし、トータル-7としてホールアウトしている。

 

 最終日の前半には期待していた英樹チャージが見られたので、後半に入って弥が上にも期待が高まったが、そんなに甘くは無かったようである。

 

 それでも色々心配された中、最後まで上げて来てベストテンに入ったのは流石ではないか!?

 

        松山や確り伸ばし上げて魅せ

 

        松山や最後まで上げて強さ魅せ

 

        松山英樹九位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング12位のトニー・フィナウ(米国、33歳、193㎝、91㎏)は最終日+1、トータル-7と少し落とし、6位下がって9位タイとなった。

 

 世界ランキング6位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、27歳、178㎝、79㎏)は最終日イーブン、トータル-4と維持し、2位上げて13位タイに入った。

 

        シャウフェレやスコア維持して上げて魅せ

 

        シャウフェレや最後まで上げ強さ魅せ

 

        シャウフェレや上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング78位のジャスティン・ローズ(イングランド、42歳、191㎝、84㎏)は最終日イーブン、トータル-3と維持し、6位上げて18位タイに入った。

 

        スコア維持順位を上げるローズかな

 

        最後まで上げ力魅すローズかな

 

        上位入り力を魅せたローズかな

 

 世界ランキング9位でかつては松山英樹の天敵のように言われていたこともあるジャスティン・トーマス(米国、29歳、178㎝、73㎏)は最終日イーブン、トータル-1と維持し、14位上げて25位タイに入った。

 

        トーマスやスコア維持して上げて魅せ

 

        トーマスや確り上げて強さ魅せ

 

        トーマスや中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング40位で熱いプレイで魅せるキム・シウ(韓国、27歳、180㎝、83㎏)は最終日+1、トータル-1と少し落としながらも、7位上げて25位タイに入った。

 

        キムシウや落としながらも七位上げ

 

        キムシウや最後は上げて強さ魅せ

 

        キムシウや中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング58位のディーン・バーメスター(南アフリカ、33歳、180㎝、76㎏)は最終日+4、トータル+1と落とし、13位下がって37位タイとなった。

 

 世界ランキング73位のアダム・ハドウィン(カナダ、35歳、173㎝、73㎏)は最終日+4、トータル+2と落とし、12位下がって44位タイとなった。

 

 そして、小平智は最終日3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル+4と落としながらも、7位上げて53位タイに入った。

 

 最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータル+1からスタートして、前半ではいきなり第10ホールでダブルボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第14ホールではボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第17、18ホールと連続でバーディーを決めたので、結局1打落とし、トータル+2と少し落としただけで済んだ。

 

 しかし、後半に入ってからはいきなり第1ホールでボ義を叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでもボギーを叩き、1つ空いて第7ホールでバーディーを決めて少し取り返したものの、第8ホールでもボギを叩いたので、結局後半では更に2打落とし、トータル+4としてホールアウトした。

 

 ともかく、予選を通過しただけではなく、最終日には順位を上げられたので、ちょっとホッとしている。

 

        小平や落としながらも七位上げ

 

        小平や最後は上げて意地を魅せ

 

        小平や繋がるプレイまた期待

       

 また、蝉川泰果は最終日2バーディー、9ボギーの+7、トータル+7と大きく落とし、18位下がって67位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタートで、トータルイーブンからスタートして、前半ではいきなり第10、11ホールと連続してボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでもボギーを叩き、1つ空いて第16ホールでもボギーを叩いたが、ここでは空かさず第17ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 結局3打落とし、トータル+3として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからは第2~5ホールと4連続でボギーを叩いたが、空かさず第5ホールでバーディーを決めて一部取り返し、バウンスバック!

 

 続く第7ホールではまたボギーを叩き、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局後半でも更に4打落とし、トータル+7としてホールアウトしている。

 

        蝉川や最後大きく崩れたが

        経験生きる成長期待

 

        蝉川やプロの洗礼大分受け

        気持ち切り替え次回に期待

 

 なお、大雨の影響で日程が1日延びたDPワールドツアーの高額賞金大会、ロレックスシリーズの「オメガ・ドバイデザートクラシック」には世界ランキング276位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が出場していたが、第2ラウンドを終えた時点でトータル-1と少し伸ばしてはいたものの、88位タイまで下がって1打及ばず、残念ながらCUTの憂き目に遭っていた。

 

 現時点では最終日も半分以上終えて、世界ランキング1位のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング90位のパトリック・リード(米国、32歳、183㎝、91㎏)と米国男子ツアーでも活躍していた猛者2人がトータル-17まで伸ばし、周りとの差を広げて競り合っているから、まあ順当なところか!?