1月13日(金)の2時10分頃から時差-19時間の米国・ハワイ州にある「ワイアラエCC(7044ヤード、パー70」において米国男子ツアー、「ソニー・オープン・イン・ハワイ」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は790万ドル、優勝賞金は142.2万ドルで、1ドルを約128.7円とすると、それぞれ約10億1700万円、約1億8300万円となる。
この大会には例年日本人選手が大挙出場しており、今回は世界ランキング21位で自他ともに認めるエース、昨年のこの大会で優勝した松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング67位で昨年国内男子ツアーにおいて賞金王に輝いた比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング116位で今年から米国男子ツアーの下部に参戦する可能性のある桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング140位で今年から米国男子ツアーの下部に参戦する大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)、世界ランキング298位で昨年アマチュア時代に大活躍してアマチュア世界ランキング1位となり、国内男子ツアーでも2勝してプロ転向したまだ大学生の蝉川泰果(東北福祉大4年、22歳、175㎝、77㎏)、世界ランキング312位で元アマチュア世界一に輝いて国内男子ツアーでも優勝してプロ転向してまだ大学生の中島啓太(日体大4年、177㎝、75㎏)、世界ランキング1450位でアマチュアの岡田晃平(東北福祉大3年、20歳、172㎝、72㎏)の7名が出場して、松山英樹、比嘉一貴、蝉川泰果、中島啓太が予選を通過した。
全体では2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた76名の選手が残り2ラウンドに亘る決勝ラウンドに駒を進めることが出来た。
それからライブ中継であるが、インターネットの動画配信サイトU-NEXTとCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って放送され、後半2日間には更にBS放送のJapanextが加わった。
ハワイでの試合我が国放送が
じわじわ増えて嬉しいのかも
さて、単独首位に抜け出て見事優勝したのは世界ランキング84位のキム・シウ(韓国、27歳、180㎝、83㎏)で、最終日8バーディー、2ボギーの-6、トータル-18と大きく伸ばして4位上げて来た。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-12からスタートして、前半では5バーディー、2ボギーの-3、トータル-15と伸ばし、後半に入ってからも3バーディーの-3、トータル-18と順調に伸ばした。
なお、これで米国男子ツアー通算4勝目となり、この試合の結果、世界ランキングは41位まで上がっている。
キムシウや大きく伸ばし勝って魅せ
キムシウや最後まで上げ勝って魅せ
キムシウや逆転勝ちで力魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング203位のヘイデン・バックリー(米国、26歳、180㎝、81㎏)で、最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル-17と伸ばしながらも1位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-15からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-16と少し伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、2ボギーの-1、トータル-17と少し伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは100位まで上がっている。
バックリー伸ばしながらも一位下げ
バックリー伸ばし足りずに首位を落ち
バックリー二位に入って力魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング90位のクリス・カーク(米国、37歳、191㎝、79㎏)で、最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-15と伸ばしながらも1位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-13からスタートし、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-13と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して、3バーディー、1ボギーの-2、トータル-15と伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは62位まで上がっている。
クリスカーク伸ばしながらも一位下げ
クリスカーク伸ばし足りずに三位なり
クリスカーク三位に入り力魅せ
4位タイに入ったのは世界ランキング76位のアンドリュー・パットナム(米国、33歳、185㎝、77㎏)、世界ランキング137位のベン・テイラー(イングランド、30歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング208位のデビッド・リプスキ(米国、34歳、180㎝、75㎏)で、トータル-14まで伸ばした。
アンドリュー・パットナムは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして1位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-12からスタートし、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-13と少し伸ばして、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-14と少し伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは60位まで上がっている。
パットナムじわりと伸ばし上げて魅せ
パットナム最後まで上げ力魅せ
パットナム四位に入り力魅せ
ベン・テイラーは最終日2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばしながらも2位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-13からスタートし、前半では1バーディーの-1、トータル-14と少し伸ばしたが、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-14と伸ばせなかった。
なお、この試合の結果、世界ランキングは112位まで上がっている。
テイラーや伸ばしながらも二位下がり
テイラーや伸ばし足りずに二位下がり
テイラーや四位に入り力魅せ
デビッド・リプスキは最終日4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1と少し伸ばしながらも2位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-13からスタートし、前半では3バーディー、1ダブルボギの-1、トータル-14と少し伸ばしたが、後半に入ってからは、1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-14と伸ばせなかった。
なお、この試合の結果、世界ランキングは148位まで上がっている。
リプスキや伸ばしながらも二位下がり
リプスキや伸ばし足りずに二位下がり
リプスキや四位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング34位のコリー・コナーズ(カナダ、31歳、183㎝、86㎏)は最終日-5、トータル-12と大きく伸ばし、20位も上げて12位タイに入った。
コナーズや大きく伸ばし上げて魅せ
コナーズや最後は上げて強さ魅せ
コナーズや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング37位で日本でも人気の高いアダム・スコット(オーストラリア、42歳、183㎝、82㎏)は最終日-3、トータル-11と伸ばし、4位上げて21位タイに入った。
スコットや確り伸ばし上げて魅せ
スコットや最後は伸ばし強さ魅せ
スコットや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング36位の李京勲(イ・キョンフン、韓国、31歳、175㎝、80㎏)は最終日-1、トータル-10と少し伸ばしながらも12位下がって28位タイとなった。
李京勲伸ばしながらも大分下げ
李京勲伸ばし足りずに大分下げ
李京勲中位止まり意地を魅せ
世界ランキング23位のブライアン・ハーマン(米国、35歳、172㎝、68㎏)は最終日-5、トータル-9と大きく伸ばし、25位も上げて32位タイに入った。
ハーマンや大きく伸ばし上げて魅せ
ハーマンや最後は上げて強さ魅せ
ハーマンや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング31位のラッセル・ヘンリー(米国、33歳、183㎝、82㎏)は最終日-2、トータル-9と伸ばして32位タイを維持した。
ヘンリーやじわりと伸ばし中位維持
ヘンリーや中位維持して強さ魅せ
ヘンリーや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング30位のトム・ホウグ(米国、33歳、185㎝、79㎏)は最終日-3、トータル-8と伸ばし、10位上げて41位タイに入った。
トムホウグ確り伸ばし上げて魅せ
トムホウグ決勝で上げ強さ魅せ
トムホウグ最後も上げて意地を魅せ
そして、松山英樹は最終日2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-7と少し落とし、23位も下がって48位タイとなった。
最終日はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-8と維持したが、後半に入ってからは1バーディー、1ダブルボギーの+1、トータル-7と少し落としている。
第3ラウンドでは5バーディーの-5、トータル-8と大きく伸ばし、21位も上げて25位タイに付けて来たが、最終日には背中や首の痛みも出ていたようで、伸ばし合いには加われなかったようだ。
なお、この試合の結果、世界ランキングは21位を維持している。
松山や伸ばし合いには加われず
次の機会に期待を繋ぎ
松山や最後痛みを感じつつ
耐えて完走流石なのかも
また、中島啓太は最終日1イーグル、1バーディー、4ボギーの+1、トータル-6と少し落とし、22位も下がって54位タイとなった。
最終日はアウトスタートで、トータル-7からスタートして、前半では1イーグル、1バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばしたが、後半に入ってからは2ボギーの+2、トータル-6と落としている。
第3ラウンドでは4バーディーの-4、トータル-7と伸ばし、14位上げて32位タイに付けて来たが、最終日までは勢いが続かず、伸ばし合いには加われなかったようだ。
なお、この試合の結果、世界ランキングは300位まで上がっている。
中島や伸ばし合いには加われず
次の機会に期待を繋ぎ
中島や予選通過し力魅せ
中島や予選通過しランク上げ
また、蝉川泰果は最終日2バーディー、5ボギーの+3、トータル-3と落とし、24位も下がって67位タイとなった。
最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータル-6からスタートして、前半では3ボギーの+3、トータル-3と落としたが、後半に入ってからは加速して、2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-3と維持している。
第3ラウンドでは5バーディー、2ボ義の-3、トータル-6と伸ばし、3位上げて43位タイに付けて来て期待させたが、最終日への伸ばし合いには加われなかったようだ。
なお、この試合の結果、世界ランキングは288位まで上がっている。
蝉川や伸ばし合いには加われず
次の機会に期待を繋ぎ
蝉川や予選通過し力魅せ
蝉川や予選通過しランク上げ
また、比嘉一貴は最終日4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-2と少し落とし、7位下がって単独72位となった。
最終日はインスタートで、トータル-3からスタートして、前半ではいきなり2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-2と少し落としたが、後半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-2と維持している。
第3ホールでは4バーディー、3ボギーの-1、トータル-3と少し伸ばしながらも6位下がって65位タイとなり、最終日も回復出来なかったようだ。
なお、この試合の結果、世界ランキングは70位まで下がっている。
それだけ猛者が集まっている高位に既にいるわけで、今後DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)への本格参戦によってそれがどう影響して来るのか!?
ちょっと興味深いことではある。
比嘉一貴伸ばし合いには加われず
欧で奮闘期待するかも
比嘉一貴予選通過し力魅せ
比嘉一貴予選通過しランク下げ
其れだけ今が高位なのかも
そして、世界ランキング42位で日系のカート・キタヤマ(米国、29歳、170㎝、77㎏)は最終日イーブン、トータル-1と伸ばせず、2位下がって73位タイとなった。
それから2ラウンドを終えた時点で、世界ランキング15位のジョーダン・スピース(米国、29歳、185㎝、79㎏)はトータル-1で77位タイ、大西魁斗、世界ランキング14位のトム・キム(本名トム・ジュヒョン、韓国、20歳、183㎝)はともにトータル+1で97位タイ、世界ランキング19位のイム・ソンジェ(韓国、24歳、183㎝、91㎏)はトータル+2で110位タイ、世界ランキング18位のビリー・ホーシェル(米国、36歳、183㎝、79㎏)、世界ランキング25位のキーガン・ブラッドリー(米国、36歳、191㎝、86㎏)は共にトータル+3で119位タイ、桂川有人、世界ランキング46位のマッケンジー・ヒューズ(カナダ、32歳、185㎝、82㎏)は共にトータル+4で130位タイ、岡田晃平はトータル+9で単独141位となり、残念ながらCUTの憂き目に遭っていた。