8月3日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ノースカロライナ州にある「セッジフィールド・カントリークラブ(7131ヤード、パー70)」において米国男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦、「ウィンダム選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は760万ドル、優勝賞金が136.8万ドルとなり、1ドルを約143円とすれば、これはそれぞれ約10億9000万円、1億9600万円であった。
日本人選手としては世界ランキング31位で自他共に日本のエースと認めるマスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)が出場する予定していたが、残念ながら予選ラウンド終了時にCUTの憂き目に遭っている。
米国の男子ツアーは松山が
カットの憂き目次回に期待
全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に52位タイまでに入っていた73名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継であるが、動画配信サイトのU-NEXT、およびCS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘りたっぷりと配信され、決勝ラウンドの2日間に付いてはBSJapanextが加わった。
さて、単独で首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング117位でベテランのルーカス・グローバー(米国、43歳、188㎝、88㎏)で、最終日3バーディー、1ボギーの-2、トータル-20と伸ばした。
最終日は全員アウトスタート(第1ホールから)でトータル-18からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-19と少し伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-20と少し伸ばした。
なおこれがこのツアーにおいて通算5勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは53位まで上がっている。
グローバーじわじわ伸ばし首位を維持
グローバー首位を維持して強さ魅せ
グローバー首位を維持して勝って魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング79位で巨漢のアン・ビョンフン(韓国、31歳、188㎝、109㎏)、世界ランキング34位のラッセル・ヘンリー(米国、34歳、183㎝、82㎏)で、トータル-18まで伸ばした。
アン・ビョンフンは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばして2位上げて来た。
最終日はトータル-15からスタートして前半では3バーディー、1ボギーの-2、 トータル-17と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-18と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは57位まで上がっている。
アンビョンフン確り伸ばし上げて魅せ
アンビョンフン最後に上げて力魅せ
アンビョンフン二位に入って力魅せ
ラッセル・ヘンリーは最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばして1位上げて来た。
最終日はトータル-17からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-18と少し伸ばし、後半に入ってからは3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-18と維持した。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは29位まで上がっている。
ヘンリーや少し伸ばして上げて魅せ
ヘンリーや下がっても上げ強さ魅せ
ヘンリーや二位に入って強さ魅せ
単独4位に入ったのは世界ランキング48位のビリー・ホーシェル(米国、36歳、183㎝、79㎏)で、最終日1バーディー、3ボギーの+2、トータル-16と落とし、3位下がって単独4位となった。
最終日はトータル-18からスタートして前半では1ボギーの+1、トータル-17と少し落とし、後半に入ってからも1バーディー、2ボギーの+1、トータル-16と少し落とした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは41位まで上がっている。
ホーシェルやじわじわ落とし三位下げ
ホーシェルや四位に入り力魅せ
5位タイに入ったのは世界ランキング214位のウェブ・シンプソン(米国、38歳、188㎝、84㎏)、世界ランキング136位のマイケル・キム(米国、30歳、180㎝、75㎏)で、トータル-13まで伸ばした。
ウェブ・シンプソンは最終日1イーグル、6バーディー、1ボギーの-7と爆発的に伸ばして21位も上げて来た。
最終日はトータル-6からスタートして前半ではいきなり1イーグル、2バーディーの-4、トータル-10と確り伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、1ボギーの-3、トータル-13と順調に伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは157位まで上がっている。
シンプソン爆発魅せて五位となり
シンプソン決勝で上げ力魅せ
シンプソン五位に入って力魅せ
マイケル・キムは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして1位上げて来た。
最終日はトータル-11からスタートして前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-12と少し伸ばし、後半に入ってからも、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-13と少し伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは112位まで上がっている。
マイケルキムじわじわ伸ばし上げて魅せ
マイケルキムじわじわ上げて五位となり
マイケルキム五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング39位でその紳士振りから我が国でも人気の高いアダム・スコット(オーストラリア、43歳、183㎝、79㎏)は最終日-7、トータル-12と爆発的に伸ばし、27位も上げて7位タイに入った。
なお、残念ながらプレーオフシリーズには進めなかったそうである。
スコットや爆発魅せて七位入り
スコットや最後は上げて意地を魅せ
スコットや七位に入り強さ魅せ
世界ランキング42位のJ.T.ポストン(米国、30歳、188㎝、75㎏)は最終日-2、トータル-12と伸ばして7位を維持した。
ポストンやじわりと伸ばし七位維持
ポストンや七位維持して力魅せ
ポストンや七位に入り力魅せ
世界ランキング26位でかつては松山英樹の天敵のように言われていたほど実力者のジャスティン・トーマス(米国、30歳、178㎝、72㎏)は最終日-2、トータル-11と伸ばしながらも、1位下がって12位タイとなった。
なお、残念ながらプレーオフシリーズには進めなかったそうである。
トーマスや伸ばしながらも一位下げ
トーマスや伸ばし足りずに一位下げ
トーマスや上位に入り強さ魅せ
世界ランキング20位のサム・バーンズ(米国、27歳、185㎝、84㎏)は最終日-3、トータル-10と伸ばし、7位上げて14位タイに入った。
サムバーンズ確り伸ばし上げて魅せ
サムバーンズ決勝で上げ強さ魅せ
サムバーンズ上位に入り強さ魅せ
世界ランキング27位のイム・ソンジェ(韓国、25歳、183㎝、91㎏)は最終日-2、トータル-10と伸ばし、2位上げて14位タイに入った。
イムソンジェじわりと伸ばし上げて魅せ
イムソンジェ最後まで上げ強さ魅せ
イムソンジェ上位に入り強さ魅せ
世界ランキング38位のハリス・イングリッシュ(米国、34歳、191㎝、84㎏)は最終日-4、トータル-6と伸ばし、23位も上げて33位タイに入った。
イングリッシュ確り伸ばし上げて魅せ
イングリッシュ下がっても上げ強さ魅せ
イングリッシュ中位に入り意地を魅せ
世界ランキング37位のキム・シウ(韓国、28歳、180㎝、83㎏)は最終日-2、トータル-6と伸ばし、10位上げて33位タイに入った。
キムシウやじわりと伸ばし上げて魅せ
キムシウや下がっても上げ強さ魅せ
キムシウや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング30位で全英オープンチャンピオンのシェーン・ローリー(アイルランド、36歳、185㎝、102㎏)は最終日イーブン、トータル-3と伸ばせず51位タイのままであった。
そして、世界ランキング47位のアダム・シェンク(米国、31歳、188㎝、86㎏)は最終日+2、トータルイーブンと落とし、8位下がって64位タイとなった。
なお松山英樹は予選落ちとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは32位に下がったが、フェデックスカップランキングは57位となり、プレーオフシリーズの第1戦への出場権は得ている。
ただ、最終戦まで出場する為にはフェデックスカップランキングが30位以内に入る必要があるので、ここからの2戦で上げて行く必要がある。
先ずは第2戦への出場権を得る為に第1戦後にフェデックスカップランキングが50位以内に入っていることを期待したい。