sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動・・・R5.8.9①

 8月に入って1週間以上過ぎた。

 

 梅雨が明けた後は台風が発達し、迷走しながら彼方此方を刺激するので、広い範囲で荒れ気味の天候が続いている。

 

 私が住む奈良県でも連日最高気温は35℃を超え。最低気温は25℃を超えているから、相変わらず熱中症への注意喚起がなされている。

 

 仕方がないから日中に買い物がてらの散歩に出るのは止め、日が落ちてから散歩がてらの買い物、つまり買い物優先で少しは外に出るようにしているが、それでも十分に息が弾み、汗だくになる。

 

 そんな中、ゴルフ、野球等、私が好きなプロスポーツの幾つかは終盤へと向かっており、早秋風が吹いているチームもある。

 

 たとえばメジャーリーグの二刀流大谷翔平が所属するエンゼルスは怪我人が続出し、プレーオフ進出の可能性は数%と言われ始めた。

 

 それでもまだ可能性が0ではないだけましか!?

 

 今日は冷や冷やさせながらも、ともかく買ったしね。

 

 そう言えば将棋の藤井聡太竜王名人は八冠になる確率がかなり高くなるほど活躍を続け、彼にタイトル戦で勝つ確率は上記のエンゼルスプレーオフに進出する確率ぐらい低レベルになっている。   

 

 それはまあともかく、今週から来週への天気が気になったので、YAHOOの天気予報を調べてみると、台風6号に続いて台風7号が発生しており、進路によっては来週に向かって崩れて行きそうな気配である。

 

 以前であれば台風をちょっと気取って野分(ノワキ、ノワケ)と言い、手紙やメールに添えたり、駄句を捻ったりしていたものであるが、この頃の台風は巨大化し、非常に強くなることも多く、そんな風情があるものではないなあ。

 

 嗚呼、どうしよう!?

 

 今週も先週までと同様に結構中断、短縮等の影響が出るかも知れないなあ。  

 

        梅雨が明け野分大きく発達し

        落ち着く暇があまり無いかも

 

 ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。

 

 たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女のプロゴルフツアーが開催されていた。

 

 今回は男子ツアーの様子に付いて簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内ツアーから見ておくと、8月3日(木)の6時40分から神奈川県横浜市にある「横浜カントリークラブ・西コース(7231ヤード、パー71)」において、国内男子ツアーの新規大会、「横浜ミナトChampionship~Fujiki Centennial」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は2000万円となり、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に46位タイまでに入っていた63名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではBS朝日によって決勝ラウンドがある土日に放送されたのであろうが、実際のところ悪天候によるサスペンデッド等もあったから、多分予定通りには行かなかったように思われる。

 

 それは女子も同様であるが、そんな場合、インターネットの動画配信サイトの方が柔軟に対応出来ていた。

 

 それはまあともかく、この大会のような新規の大会が少しずつでも増えて来ることは喜ばしい。

 

        国内の男子ツアーは新たなる

        ツアー加わり嬉しいのかも

 

 さて単独首位に抜け出て、見事逆転優勝したのは世界ランキング157位でかつてアマチュア世界ランキング1位に長く君臨し、アマチュア時代にこのツアーで優勝してプロ入り後も既に優勝している新鋭の中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで3勝目、プロ入りしてからは2勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは157位まで上がっている。

 

        中島や逆転勝ちで強さ魅せ

        米への思い更に膨らみ

 

 単独位に入ったのは世界ランキング156位でかつてアマチュア世界ランキング1位に輝き、アマチュア時代にこのツアーで2勝して、プロ入り後も既に優勝している新鋭の蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 よく似た経歴を持つ同学年の中島啓太と2人がこんな風に競り合い、1、2フィニッシュするのは壮観ではないか!?

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは141位まで上がっている。

        

 単独3位に入ったのは世界ランキング497位で新鋭の清水大成(24歳、175㎝、74㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは440位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング389位で海外メジャーにおける活躍から自信を付けて好調を維持し、強く印象に残るようになったベテランの永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは367位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング186位で日本一曲がらないのが売りの稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)、世界ランキング444位で下部に当たるABEMAツアーにおける連勝からステップアップして来た新鋭の鈴木晃祐(23歳、172㎝、63㎏)、世界ランキング467位の佐藤大平(30歳、174㎝、72㎏)、世界ランキング578位のイ・サンヒ(韓国、31歳、178㎝、70㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは稲森佑貴が183位まで上がり、鈴木晃祐が415位まで上がり、佐藤大平が450位まで上がり、イ・サンヒが550位まで上がっている。

 

 それから、このツアーの下部に当たるABEMAツアーは残念ながらオープンウイークとなっていた。

 

 次に海外のツアーを見ておくと、8月3日(木)の午前中から時差-2時間のインドネシアジャカルタにある「ポンドック・インダー・ゴルフコース(7243ヤード、パー72)」においてアジアンツアー、「マンディリィ・インドネシア・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は50万ドルとなっており、1ドルを約143円とすれば、これは約7150万円となる。

 

 日本人選手としては世界ランキング164位で彼方此方の海外ツアーに積極的に参戦している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)が出場して、余裕で予選通過を果たしている。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に53位タイまでに入っていた66名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

        久常涼海の向こうで余裕持ち

        予選を通過期待膨らみ

 

 さて、優勝したのは世界ランキング402位のニティトン・ティポン(タイ、26歳、180㎝、78㎏)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 男女共にタイの選手の活躍が目立つようになっており、そう言う意味でも今、我が国よりも成長期にあるようで、ちょっと羨ましい。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは329位まで上がっている。

 

        男女共タイの選手が台頭し

        国の若さを感じるのかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング329位のスティーブ・ルートン(イングランド、40歳、191㎝、83㎏)、世界ランキング768位のスコット・ヘンド(オーストラリア、49歳、180㎝、88㎏)、世界ランキング835位のリー・カイハク(イー・チーポ、台湾、28歳)で、トータル-16まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはスティーブ・ルートンが294位まで上がり、スコット・ヘンドが674位まで上がり、リー・カイハクが691位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング358位のペ・ヨンジュン(韓国、22歳)、世界ランキング388位のチョ・ミンギュ(韓国、35歳、170㎝、72㎏)、世界ランキング662位のパビット・タンカモルプラサート(タイ、34歳)、世界ランキング1023位のチャン・ウェイルン(台湾、29歳)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはペ・ヨンジュンが350位まで上がり、チョ・ミンギュが383位まで上がり、パビット・タンカモルプラサートが632位まで上がり、チャン・ウェイルンが906位まで上がっている。

 

 そして久常涼はトータル-9まで伸ばして26位タイに入ったが、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは167位まで下がっている。

 

 また8月3日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ノースカロライナ州にある「セッジフィールド・カントリークラブ(7131ヤード、パー70)」において米国男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦、「ウィンダム選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は760万ドル、優勝賞金が136.8万ドルとなり、これはそれぞれ約10億9000万円、1億9600万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング31位で自他共に日本のエースと認めるマスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)が出場する予定していたが、残念ながら予選ラウンド終了時にCUTの憂き目に遭っている。

 

        米国の男子ツアーは松山が

        カットの憂き目次回に期待

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に52位タイまでに入っていた73名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継であるが、動画配信サイトのU-NEXT、およびCS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘りたっぷりと配信され、決勝ラウンドの2日間に付いてはBSJapanextが加わった。

 

 さて、単独で首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング117位でベテランのルーカス・グローバー(米国、43歳、188㎝、88㎏)で、最終日3バーディー、1ボギーの-2、トータル-20と伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーにおいて通算5勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは53位まで上がっている。   

 

        グローバー経験積んで五勝目に

        息の長さを感じるのかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング34位のラッセル・ヘンリー(米国、34歳、183㎝、82㎏)、世界ランキング79位で巨漢のアン・ビョンフン(韓国、31歳、188㎝、109㎏)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはラッセル・ヘンリーが29位まで上がり、アン・ビョンフンが57位まで上がっている。

  

 単独4位に入ったのは世界ランキング48位のビリー・ホーシェル(米国、36歳、183㎝、79㎏)で、トータル-16まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは41位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング136位のマイケル・キム(米国、30歳、 180㎝、75㎏)、世界ランキング214位のウェブ・シンプソン(米国、38歳、188㎝、84㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはマイケル・キムが112位まで上がり、ウェブシンプソンが157位まで上がっている。

 

 そして、松山英樹は予選落ちとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは32位まで下がったが、フェデックスカップランキングは57位となり、プレーオフシリーズの第1戦への出場権は得ている。

 

 ただ、最終戦まで出場する為にはフェデックスカップランキングが30位以内に入る必要があるので、ここからの2戦で上げて行く必要がある。

 

 先ずは第2戦への出場権を得る為に第1戦後にフェデックスカップランキングが50位以内に入っていることを期待したい。  

 

 また7月20日(木)の22時20分頃から時差-15時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-16時間)の米国・ユタ州にある「オークリッジ・カントリークラブ(7045ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアー、「ユタ・チャンピオンシップ・プレゼンティドbyジオン・バンク」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は100万ドル、優勝賞金は18万ドルとなり、これはそれぞれ約1億4300万円、約2570万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング276位で米国へのゴルフ留学を経験し、今シーズンからこのツアーを主戦場としている新鋭の大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)が出場して、余裕で予選通過を果たしている。

 

        米下部に大西魁斗チャレンジし

        余裕で通過期待膨らみ

 

 さて、優勝したのは世界ランキング732位のロジャー・スローン(カナダ、36歳、188㎝、79㎏)で、トータル-24まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは368位まで上がっている。

 

 毎回書くようであるが、このランキングの上がり方は国内男子ツアーに比べても格上の大会であることを改めて感じさせられる。

 

        米国は下部のツアーも格上で

        日本の一部超えているかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング758位のクリストファー・ピートフィッシュ(米国、28歳)で、トータル-23まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは423位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング291位のケビン・ドハティー(米国、32歳、185㎝、82㎏)、世界ランキング580位のロベルト・ディアス(メキシコ、36歳、168㎝、82㎏)で、トータル-21まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはケビン・ドハティーが243位まで上がり、ロベルト・ディアスが467位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング756位のダニー・ウォーカー(米国、27歳、183㎝、77㎏)で、トータル-20まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは589位まで上がっている。

 

 そして、大西魁斗はトータル-15まで伸ばして14位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは269位まで上がっている。

 

 それから、サンシャインツアー(南アフリカの男子ツアー)、オーストラリア男子ツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)は残念ながらオープンウイークとなっていた。

 

 次に男子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動     氏名       

  32位 ↓ 1 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏) 

 125位 ↓ 1 金谷拓実(25歳、173㎝、75㎏)

 127位 ↑30 中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)

 121位 ↓ 1 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)   

 135位 ↓ 3 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)

 141位 ↑15 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)

 167位 ↓ 3 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)  

 183位 ↑ 3 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)

 194位 ↓ 2 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)

 198位 ↓ 2 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏) 

 208位 ↓ 4 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏) 

 222位 ↑ 3 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏) 

 248位 ↓ 7 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 255位 ↓ 4 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)

 269位 ↑ 7 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏) 

 278位 ↓ 9 河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)

 284位 ↓ 9 石川遼(31歳、175㎝、75㎏) 

 307位 ↑ 1 平田憲聖(22歳、170㎝、70㎏)

 318位 ↓ 4 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)

 330位 ↓ 8 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)

 

 なお先週は、上記以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、まあまあ活躍していたので、以下1100位までの間で20位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 国内男子ツアーにおいて単独4位に入った好調を維持している自信を取り戻したベテランの永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)は22位上がって367位に、国内男子ツアーにおいて5位タイに入った新鋭の鈴木晃祐(コウスケ、23歳、172㎝、63㎏)は29位上がって415位に、国内男子ツアーにおいて単独3位に入った新鋭の清水大成(24歳、175㎝、74㎏)は57位上がって440位に、国内男子ツアーにおいて15位タイに入った新鋭の金子駆太(コウタ、20歳、177㎝、83㎏)は36位上がって836位に、国内男子ツアーにおいて13位タイに入った杉本エリック(29歳、170㎝、63㎏)は36位上がって886位になっている。

 

 また国内男子ツアーにおいて25位タイに入った安森一貴(25歳、175㎝、74㎏)は36位上がって915位に、国内男子ツアーにおいて11位タイに入った新鋭の木村太一(24歳、173㎝、72㎏)は107位上がって935位に、国内男子ツアーにおいて38位タイに入った小浦和也(30歳、165㎝、68㎏)は26位上がって967位に、国内男子ツアーにおいて9位タイに入った金田直之(27歳、174㎝、70㎏)は136位上がって996位に、国内男子ツアーにおいて25位タイに入った勝亦悠斗(28歳、163㎝、69㎏)は35位上がって1022位になっている。

 

 それから今週気に止まった世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしてはサンシャインツアー、米国男子ツアー、コーンフェリーツアーの計3大会の開催が予定され、ABEMAツアー、国内男子ツアー、オーストラリア男子ツアー、アジアンツアー、DPワールドツアーの5大会は残念ながらオープンウイークとなっている。