2月も末となり、少しは寒さが和らいで来たなあと思って喜んでいたら、何だか目や鼻が痒くなって来た。
何時の間にか花粉が元気に飛び回る季節となっているではないか!?
それに私が住む奈良県でも最高気温が15℃を普通に超える日があり、それでも最低気温が5度を割り込む等、朝夕の気温差が大きい。
こんなときは体調を崩し易いから、気を付けなくっちゃ。
そうこう言っている内に、国内女子ツアーは今週から開催されるが、国内男子ツアーの方はまだ暫らく開催されない。
ただ、世界はもっと広いから、当然色々な場所がある。
北半球で我が国と季節が同じ国であっても、十分に暖かいところがあるし、南半球では季節が逆になっているから、今は夏である。
そんなわけで開催されているゴルフツアーが増えて来て、先週気に止まった世界ランキングに関係しそうな男子のプロツアーとしては米国男子ツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、それから殆んど記事には出て来ないが、南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、オーストラリア男子ツアーがあった。
先ず男子の方では2月23日(木)の朝から時差+2時間(サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー近辺にある「オークス・サイプレス・レイクリゾート」においてオーストラリア男子ツアー、「TPSハンター・バレー」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は25万ドルとなっており、1(オーストラリア)ドルを約91.42円とすると、約2286万円となる。
公式サイトによると女子の方も同じ日程、同じ会場で同じ大会が開催されていた。
要するに先週と同様に混合競技のようで、男子の方ではリーダーボードも混合で上げられていた。
日本人選手としては世界ランキング1206位(先週時点。以下、特に断らない限り同様)の米澤蓮(レン、23歳、174㎝)が出場していたが、残念ながら予選落ちして、世界ランキングは1210位に下がっている。
プレーオフを制して優勝したのは世界ランキング1296位のベレット・コレッタ(オーストラリア、26歳)で、トータル-11まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは1084位まで上がっている。
コレッタやプレイオフ勝ち優勝し
今後に期待膨らむのかも
プレーオフで負けて単独2位となったのはリンコリン・タイ(オーストラリア、33歳)で、トータル-11まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは1206位まで上がっている。
単独3位に入ったのは世界ランキング1618位のジャック・ムンロ(オーストラリア、35歳)で、トータル-10まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは1409位まで上がっている。
単独4位に入ったのは世界ランキング1265位のダグラス・クライン(オーストラリア、25歳)で、トータル-9まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは1186位まで上がっている。
5位タイに入ったのは世界ランキング486位のライン・ギブソン(オーストラリア、37歳)、世界ランキング1632位のニック・フラナガン(オーストラリア、38歳)で、トータル-8まで伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングはライン・ギブソンが487位まで下がり、ニック・フラナガンが1508位まで上がっている。
また2月23日(木)の10時半頃から時差-3・5時間のインドのニューデリーにある「DL G&CC(7393ヤード、パー72)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ヒーロー・インディアン・オープン」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると、賞金総額は200万ドルとなっており、1ドルを約136.2円とすれば、これは約2億7240万円であった。
日本人選手としては世界ランキング75位で海外ツアーでも活躍している昨年賞金王の比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング201位の海外のツアーにも積極的に参戦して力強いプレイを見せている新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング229位で海外ツアーにも積極的に参戦している岩﨑亜久竜(25歳、181㎝、86㎏)、世界ランキング300位で旅人ゴルファーと呼ばれ、このツアーを主戦場とする川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が出場し、嬉しいことに全員予選を通過することが出来た。
欧州のツアー日本の選手増え
全員通過楽しめたかも
逆転で見事優勝したのは世界ランキング337位でベテランのマルセル・シーム(ドイツ、42歳、188㎝、75㎏)で、トータル-14まで伸ばした。
なおこれがツアー5勝目で、この試合の結果、世界ランキングは256位まで上がっている。
逆転でマルセルシーム勝って魅せ
ベテランの味出ていたのかも
単独2位に入ったのは世界ランキング119位で先週も2位に入ったヤニク・ポール(ドイツ、28歳、185㎝、79㎏)で、トータル-13まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは109位まで上がっている。
単独3位に入ったのは世界ランキング345位のヨースト・ルイテン(オランダ、37歳、178㎝、70㎏)で、トータル-12まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは316位まで上がっている。
そして4位タイに入ったのが比嘉一貴、世界ランキング273位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン、36歳、183㎝、79㎏)で、トータル-8まで伸ばした。
比嘉一貴の今月から本格参戦している欧州男子ツアーでの成績が36位タイ、11位タイ、4位タイと好い感じに上がって来ている。
もしかしたら優勝も近いのではないか!?
なおこの試合の結果、世界ランキングは比嘉一貴が72位まで上がり、ホルヘ・カンピーヨが259位まで上がっている。
比嘉一貴欧州ツアー合ったのか
もう優勝に期待膨らみ
その他の日本人選手では久常涼がトータル-6まで伸ばして10位に入り、世界ランキングは198位まで上がっている。
川村昌弘はトータル-3まで伸ばして18位タイに入り、世界ランキングは299位まで上がっている。
岩﨑亜久竜はトータル+11まで落として60位タイとなったが、世界ランキングは224位まで上がっている。
また、2月23日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ハムウッド・ゴルフ・クラブ(6936ヤード、パー72)」において南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「NM(ネルソン・マンデラ)Bチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると、賞金総額は35万ドルとなっており、これは約4767万円であった。
優勝したのは世界ランキング430位のディラン・モスタート(南アフリカ)で、トータル-16まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは339位まで上がっている。
単独2位に入ったのは世界ランキング392位のジャコ・プリスロー(南アフリカ)で、トータル-15まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは363位まで上がっている。
3位タイに入ったのは世界ランキング492位のJJ・セネカル(南アフリカ)、世界ランキング561位のロレンゾ・スカリース(イタリア)、世界ランキング567位のトム・バイラント(フランス)、世界ランキング604位のルイドリー・ミギー(アイルランド)で、トータル-14まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングはJJ・セネカルが455位まで上がり、ロレンゾ・スカリースが526位まで上がり、トム・バイラントが520位まで上がり、ルイドリー・ミギーが547位まで上がっている。
また、2月23日(木)の20時50分頃から時差-14時間の米国・フロリダ州にある「PGAナショナルR&Sチャンピオンコース(7125ヤード、パー70)」において米国男子ツアー、「ザ・ホンダ・クラシック」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は840万ドルとなっており、これは約11億4400万円であった。
日本人選手としては世界ランキング303位でこのところ落ち着いたプレイを見せている小平智(33歳、173㎝、68㎏)が出場していたが、残念ながら予選落ちし、世界ランキングは305位まで下がっている。
小平や厳しいコースチャレンジし
通過叶わず次回に期待
それからライブ中継であるが、インターネットの動画配信サイトUーNEXTとCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って放送され、後半2日間に付いてはBS放送のJapanextが加わった。
プレーオフを制して見事優勝したのは世界ランキング47位のクリス・カーク(米国、37歳、191㎝、79㎏)で、トータル-14まで伸ばした。
なおこれがツアーで通算5勝目となり、この結果世界ランキングが32位まで上がっている。
五勝積み上げ嬉しいのかも
プレーオフに負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング330位のエリック・コール(米国、34歳、175㎝、70㎏)で、トータル-14まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは179位まで上がっている。
単独3位に入ったのは世界ランキング360位のタイラー・ダンカン(米国、33歳、170㎝、66㎏)で、トータル-12まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは241位まで上がっている。
単独4位に入ったのは世界ランキング472位のライアン・ジェラルド(米国、23歳、188㎝、75㎏)で、トータル-10まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキング302位まで上がっている。
このツアーには配分されるポイントも高く、世界ランキングの変動にも大きく影響するが、更に高額賞金のリブゴルフも先週開催され、こちらは相変わらず世界ランキングの変動に関係しないようだ。
アジアンツアー等、世界ランキングの変動に関係していてリブ勢も出場出来るツアーもあるにはあるが、リブ勢とPGAツアー系列勢にはまだ微妙な関係が続いている。
次に男子日本人選手の世界ランキングの変動に付いてであるが、トップ20の変動を挙げておく。
順位 変動 氏名
22位 ー 松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)
72位 ↑ 3 比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)
123位 ↓ 1 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)
126位 ↓ 1 金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)
134位 ↓ 1 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)
141位 ー 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)
148位 ↓ 2 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)
156位 ー 堀川未来夢(30歳、176㎝、84㎏)
167位 ー 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)
189位 ↓ 1 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)
193位 ↓ 3 木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)
198位 ↑ 3 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)
214位 ↓ 2 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)
220位 ↓ 2 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)
221位 ↓ 2 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)
224位 ↑ 5 岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)
226位 ↓ 2 池田勇太(37歳、177㎝、77㎏)
236位 ↓ 1 河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏)
247位 ↓ 1 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)
275位 ↓ 6 片岡尚之(25歳、171㎝、67㎏)
先週も世界ランキングの変動に関係した試合自体が増えて来たが、日本人選手の世界ランキングの変動にまで大きく影響しそうな活躍があんまり見られなかった。
取り敢えず、以下、今週の最下位群3205位までの範囲で5位以上上がった選手を見ておく。
アマチュアの佐藤快斗(17歳、171㎝、70㎏)は5位上がって1755位に、アマチュアの出利葉太一郎(21歳、180㎝、87㎏)は5位上がって1796位になっている。
それから今週も開催予定の大会が男子では幾つかあり、全体を見渡して気に止まったのは米国男子ツアー、オーストラリア男子ツアーとアジアンツアーが共催するツアーで、DPワールドツアー、南アフリカ男子ツアーはオープンウイークとなり、国内男子ツアーはまだ暫らく開催されない。