今週になっても相変わらず不安定な気候が続いている。
坂の多い近所を散歩していれば汗ばみ、初夏の爽やかさを超えるほど暑くなったかと思えば、曇天になり、更に思わぬ雨に見舞われることもある。
私の住む奈良県でもそんな時は多少肌寒く感じられる。
天気図を確認すると、沖縄方面と北海道の東方辺りに高気圧が発達し、挟まれるように日本列島に低気圧、そして前線が発達しているから、道理で複雑な様相を示すはずではないか!?
なんて、よくは分からないから、同意を求めてみる。
それはまあともかく、そんな時に多少なりとも、いやかなり気分を高揚させてくれるのが、やっぱりメジャーリーグの二刀流大谷翔平、将棋の藤井聡太八冠(竜王名人)等の活躍である。
藤井聡太名人(八冠、21歳)は4月23日(火)・24日(木)と千葉県成田市にある成田山新勝寺において、第82期名人戦七番勝負第2局を後手番で豊島将之九段(33歳)と対局し、夜も更けようと言う頃、千日手かと言う声もちらほら聞こえる中、126手で勝ち、変わらぬ強さで楽しませてくれる。
大谷翔平は大変な目に遭い、その影響が全くないとは言えないのかも知れないなあと不安がじわじわ広がり始めたかと思えば、ホームランも増え始め、出塁率、長打率、打率、OPS等の指標がぐんぐん上がって来た。
松井秀喜が持っていた日本記録の175本を超えてからは気が楽になったのもあったのか、打球速度が上がり、ホームランが大きくなっている。
今日打った6号なんか、これまで自身が打ったホームランでは最高速度の191㎞/hで打ち出し、137mもかっ飛ばしたのか。
凄い!
これでまだ、彼が本領を発揮するのはもう少し暖かさが安定する5月後半から6月頃、なんて言われているのだから、これは期待が膨らみ過ぎて仕方がないなあ。
そして、今でも十分に楽しめているのが世界各地で開催されるようになっているゴルフツアーである。
その中から今週も世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの概要に付いて見ておきたい。
女子ツアーに付いては既に触れたので、今回は男子ツアーに付いて触れておく。
先ずは国内のツアーに付いて見ておくと、4月24日(水)の朝から福岡県にある「筑紫ヶ丘ゴルフクラブ」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、「i Golf Shaper Callenge in 筑紫ヶ丘」が3日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は1800万円、優勝賞金は324万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
なおライブ中継に付いてはインターネットの動画配信サイト、ABEMAによって3日間に亘ってたっぷりと配信される予定である。
国内の男子も下部が開かれて
少し興味が湧いて来たかも
また4月25日(木)の6時20分頃から静岡県にある「太平洋クラブ御殿場コース(7262ヤード、パー72)」において国内男子ツアーとDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催する「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つか トーナメント!」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は225万ドル、優勝賞金は38.25万ドルとなっており、1ドルを約155円とすれば、それぞれ約3億4900万円、約5930万円となる。
国内男子ツアーが単独で開催されるよりは高額賞金になっており、またDPワールドツアーを主戦場とする猛者が集まるので、これは楽しみだ!?
なおライブ中継であるが、ISPSのホームぺージで4日間に亘ってたっぷりと配信される予定なので、楽しみに待ちたい。
国内の男子ツアーに欧州の
猛者が集まり期待膨らむ
次に海外のツアーに付いて見ておくと、4月23日(火)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ハドルパーク・ゴルフクラブ(7050ヤード、パー72)」において南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「アルトロン・ヴィジィ・ングベニ・トーナメント」が4日間の日程で開催され、半分ぐらい終わっている。
公式サイトによると賞金総額は10万ランドとなっており、1ランドを約8.06円とすれば、約80.6万円となるから、これは若手の登竜門と言った位置付けであろうか!?
ともかく、日本人選手は出場していない。
また4月25日(木)の6時20分頃から上記のようにDPワールドツアーと国内男子ツアーの共催競技が行われるが、此方のサイトでは「ISPS HANDAチャンピオンシップ(選手権)」と、少し落ち着いた表現になっている。
また4月25日(木)の20時50分頃から時差-1時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・テキサス州にある「テキサス・ランガース・ゴルフクラブ(7010ヤード、パー71)」において、米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアー、「ベリテックス・バンク・チャンピオンシップ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は100万ドル、昨年実績の優勝賞金が18万ドルであるから、これはそれぞれ約1億5500万円、約2790万円となる。
どうやら日本人選手は残念ながら出場しないようである。
また4月25日(木)の21時頃から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・ルイジアナ州にある「TPCルイジアナ(7425ヤード、パー72)」において、米国男子ツアーのダブルス戦、「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は890万ドルで、昨年実績の優勝賞金は124.27万ドルであったから、これはそれぞれ約13億8000万円、約1億9300万円となる。
どうやら日本人選手の出場予定は残念ながらないようである。
なおライブ中継に付いてはCS放送のゴルフネットワーク、インターネットの動画配信サイトのU-NEXTで4日間に亘って予定され、BS-Japanextにおいて土日に予定されている。
それから残念ながらアジアンツアーはオープンウイークとなっており、オーストラリア男子ツアーはオフに入っている。
次に今週のゴルフの世界ランキングにおける男子日本人選手の変動に付いて触れておく。
先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
15位 ー 松山英樹(32歳、180㎝、90㎏)
77位 ↓ 2 中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)
89位 ー 久常涼(21歳、175㎝、75㎏)
90位 ー 星野陸也(27歳、186㎝、80㎏)
106位 ↓ 2 金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏)
154位 ー 蝉川泰果(タイガ、23歳、175㎝、77㎏)
239位 ↑ 1 石川遼(32歳、175㎝、75㎏)
293位 ↓11 稲森佑貴(29歳、169㎝、68㎏)
303位 ↓ 9 今平周吾(31歳、165㎝、67㎏)
307位 ↓ 2 谷原秀人(45歳、178㎝、80㎏)
308位 ↓11 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)
309位 ↓ 3 平田憲聖(23歳、170㎝、70㎏)
315位 ↓ 1 永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)
324位 ↓12 比嘉一貴(29歳、158㎝、70㎏)
329位 ↓11 大槻智春(34歳、172㎝、94㎏)
340位 ↓ 2 鍋谷太一(27歳、177㎝、72㎏)
351位 ↓14 堀川未来夢(ミクム、31歳、176㎝、84㎏)
352位 ↓11 杉浦悠太(22歳、172㎝、74㎏)
354位 ↓ 5 幡地隆寛(30歳、188㎝、98㎏)
373位 ー 佐藤大平(30歳、174㎝、72㎏)
続いて以下、2000位までの範囲で5位以上上がった選手に付いて見て行っても、阿部裕樹(35歳、167㎝、66㎏)が5位上がって1312位になっている例しか見当たらなかったので、これは先週の成果と言うより、計算の過程で生じただけのようである。