sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動等・・・R6.1.24①

 1月も下旬となり、正月気分が漸く抜けて来た頃か!?

 

 それはまあ人によるのかも知れないなあ。

 

 年金生活者の私の場合、毎日が日曜日、毎日が正月気分なところも多分にある。

 

 ともかく寒い日が続いている。

 

 天気予報を観ると北海道の西側には巨大で深い気圧の谷底が幾つも出来ており、北陸、東北、北海道と広く雪マークが並んでいる。

 

 私の住む奈良県でも今日、明日辺りは最低気温は氷点下で、最高気温が5℃と言った感じである。

 

 週末に向かっては少し上がって行く感じであるが、それでも最高気温が10℃ぐらいにしかならない。

 

 ただ心配しなくても、国内ではまだ世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーが開催されることはない。

 

 それに世界は広く、北半球でも天候、気温等、ゴルフツアーを開催するのに支障が無さそうなところもある。

 

 また南半球は北半球と季節が逆になっているので、ゴルフツアーの開催に支障がないところも多い。

 

 そんなわけで、先週も世界ランキングの変動に関係しそうな男子のゴルフツアーが幾つか開催されたので、先ずその様子に付いて簡単に触れておきたい。

 

 1月18日(木)朝から時差+2時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ビクトリア州にある「コブラム・ブルーガ・オールドコース(6190ヤード、パー72)」においてオーストラリア男子ツアーとオーストラリア女子ツアーが共催する混合大会、「ウイベックス・プレーヤーシリーズ・マレーリバー」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は25万ドルとなっており、1オーストラリアドルを約97.3円とすれば、これは約2433万円であった。

 

 国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーぐらいと安いこともあるのか、男子の日本人選手は出場していなかった。

 

 また1月18日(木)の12時10分頃から時差-5時間のアラブ首長国連合ドバイにある「エミレーツゴルフクラブ(7428ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の高額賞金大会、「ヒーロー・ドバイ・デザート・クラシック」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は900万ドルとなっており、1ドルを約147.5円とすれば、これは約13億2800万円となり、先週は最高峰の米国男子ツアーより更に高額になっていた。

 

 そして優勝賞金は約140.6万ユーロとなり、1ユーロを約160.9円とすれば、これは約2億2620万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング94位でこのツアーにおいて一定の活躍を見せて、漸く海外ツアーにも馴染んで来た感のある飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、80㎏)、世界ランキング335位でこのツアーのシード権を長く保持し、米国男子ツアーメンバーへの転身を目指している旅人ゴルファーの川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)が出場していた。

 

 なお全体では前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた74名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 また川村昌弘に付いては、気になっていた人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.180 UAE編」に更新されていた。

 

 米国男子ツアーの予選会にチャレンジしたり、仲間と交流したりしながらここまで過ごし、主戦場であるDPワールドツアーでは今季初戦になって、これで6季目になると言う。

 

 米国男子ツアーのシード権が得られなかったのは残念であったが、今季も彼のチャレンジに注目し、応援したい。

 

        川村や気を取り直し欧州で

        また一年が始まるのかも

 

 さて優勝したのは世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド、34歳、178㎝、73㎏)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこれがこの大会における連覇で、通算4勝目でもあり、このツアーにおける17勝目となって、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは2位を維持している。

 

        マキロイや四連覇して欧州で

        存在感を更に増すかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング50位のアドリアン・メロンク(ポーランド、30歳、196㎝、90㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは39位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング25位のキャメロン・ヤング(米国、26歳、180㎝、84㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは21位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング70位のホアキン・ニエマン(チリ、25歳、183㎝、70㎏)、世界ランキング104位のパブロ・ララサバル(スペイン、40歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング286位のアーロン・コカリル(カナダ、31歳、180㎝、82㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはホアキン・ニエマンが64位まで上がり、パブロ・ララサバルが94位まで上がり、アーロン・コカリルが219位まで上がっている。

 

 そして川村昌弘はトータル-9と伸ばして7位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは284位まで上がっている。

 

 なお星野陸也は残念ながら世界ランキングが104位まで下がっている。

 

  また1月19日(金)の1時半頃から時差-17時間の米国・カルフォルニア州にある「PGAウエスト①ピート・ダイ・スタジアムコース(7187ヤード、パー72)、②ラキンタCC(7060ヤード、パー72)、③(ニクラウス・トーナメントコース(7181ヤード、パー72)」と3つのコースを使って米国男子ツアー、「ザ・アメリカンエクスプレス」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は840万ドルで、昨年実績の優勝賞金(ただし、プロで1位)は151.2万ドルであったから、これはそれぞれ約12億3900万円、約2億2300万円であった。

 

 なお、初日から3日間は予選ラウンドで、それぞれが3つのコースを回るプロアマ形式となっており、予選ラウンド終了時には57位までに入っていた67名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 日本人選手としては世界ランキング75位で今季からこのツアーに本格参戦している新鋭の久常涼(21歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング110位で元アマチュア世界ランキング1位で新鋭の蝉川泰果(タイガ、23歳、175㎝、75㎏)が先週に引き続いて出場して、久常涼が予選ラウンドを通過した。

 

 なおライブ中継であるが、テレビではCS放送のゴルフネットワークにより4日間に亘って放送され、BS-Japanextで後半の2日間に亘って放送されており、インターネットではU-NEXTで4日間に亘って配信された。

 

 このツアーにも久々に若い日本人選手の本格的な出場が増えて来た感じで、大いに楽しみではないか!?

 

        米国の男子ツアーに日本人

        若手が増えて胸弾むかも

 

 さて、見事このツアーにおける33年振りのアマチュア優勝を果たしたのは世界ランキング4129位(先週の最下位群)でスーパーアマチュアとして大いに注目されているニック・ダンラップ(米国、20歳、191㎝)で、トータル-29まで伸ばした。

  

 なおアマチュアの為、優勝賞金は0となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは何と68位まで上がっている。

 

        ダンラップアマチュアながら優勝し

        久方振りの快挙なのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング107位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ、29歳、186㎝、88㎏)で、トータル-28まで伸ばした。

 

 なお優勝賞金は嬉しいことにこの選手が獲得し、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは56位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング5位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、30歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング28位でかつては松山英樹の天敵のように言われていたジャスティン・トーマス(米国、30歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング264位のユーチュン・アン(台湾、25歳、175㎝、82㎏)で、トータル-27まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはザンダー・シャウフェレが5位を維持し、ジャスティン・トーマスが23位まで上がり、ユーチュン・アンが144位まで上がっている。

 

 そして久常涼はトータル-23まで伸ばして11位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは72位まで上がっている。

 

 なお蝉川泰果は残念ながら世界ランキングが114位まで下がっている。 

 

 また1月21日(日)の夜から時差-14時間のバハマにある「ザ・アバコクラブ・オン・ウインディングベイ(7141ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアー、「ザ・バハマズ・グレート・アバコ・クラシックatザ・アバコクラブ」が4日間の日程で開催され、今、第3日目、すなわち決勝ラウンドの初日が終わったところである。

 

 公式サイトによると賞金総額は100万ドルで、昨年実績の優勝賞金が18万ドルであったから、これはそれぞれ約1億4750万円、約2655万円となる。

 

 賞金位加えて得点配分も高いが、その分、たとえば国内男子ツアーよりも難しくなっているように思われる。

 

 日本人選手としては世界ランキング360位で米国男子ツアーのシード権復活を目指している小平智(34歳、172㎝、70㎏)が出場しており、第2日目、すなわち予選ラウンド最終日にはトータル-2まで伸ばして13位タイで、無事決勝ラウンドへと駒を進めている。

 

 ただ、第3日目には+3、トータル+1と落とし、26位タイに下がっているので、最終日の奮闘に期待したい。

 

        小平や上位で通過其の後は

        少し落ち気味最後に期待       

 

 それから、国内男子ツアー、その下部に当たるABEMAツアー、アジアンツアーはシーズンオフで、サンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)はオープンウイークとなっていた。

 

 それから今回も、ゴルフの世界ランキングにおける男子日本人選手の変動に付いて触れておく。

 

 先ず日本人の中で1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動     氏名       

  53位 ↓ 1 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏) 

  72位 ↑ 3 久常涼(21歳、175㎝、75㎏) 

  92位  ー   中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)

 104位 ↓10 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏) 

 114位 ↓ 4 蝉川泰果(タイガ、23歳、175㎝、77㎏)

 123位 ↓ 6 金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏) 

 186位 ↓ 5 石川遼(32歳、175㎝、75㎏)  

 191位 ↓ 6 稲森佑貴(29歳、169㎝、68㎏) 

 207位 ↓ 7 今平周吾(31歳、165㎝、67㎏) 

 226位 ↓ 2 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 235位 ↓ 5 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)   

 247位 ↓ 3 谷原秀人(45歳、178㎝、80㎏) 

 259位 ↓ 5 平田憲聖(23歳、170㎝、70㎏)

 266位 ↓ 5 永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)

 269位 ↓ 6 堀川未来夢(ミクム、31歳、176㎝、84㎏)

 275位 ↓ 3 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)  

 284位 ↑51 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)

 296位 ↓ 3 鍋谷太一(27歳、177㎝、72㎏)

 340位 ↓ 3 吉田泰基(タイキ、25歳、173㎝、75㎏)        

 

 続いて以下、2000位までの範囲で5位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 新鋭の杉原大河(24歳、175㎝、80㎏)は5位上がって573位に、ベテランの小林正則(47歳、186㎝、79㎏)は6位上がって1362位に、巨漢の馬渡清也(26歳、180㎝、102㎏)は5位上がって1494位になっている。

 

 また前粟蔵俊太(33歳、175㎝、75㎏)は5位上がって1588位に、中山絹也(ケンヤ、26歳、167㎝、65㎏)は9位上がって1939位に、アマチュアの小林翔音(18歳、177㎝)は5位上がって1991位になっている。

 

 それから今週開催予定で男子の世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしては、サンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、オーストラリア男子ツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、米国男子ツアーがある。

 

 なお国内男子ツアー、その下部に当たるABEMAツアー、アジアンツアーはシーズンオフで、米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーはオープンウイークとなっている。