sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の動向・・・R4.6.21①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 6月も4週目となって、かなり蒸し暑くなっており、相変わらず不安定な空模様で、一週間に亘って全体に曇り加減の予報が出ている。

 

 既に梅雨入りしたところも増えつつあり、奈良では今日、明日と雨が降る予報で、昨夜から降り続いている。

 

 そんな中、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 今回、先ずは先週国内で開催されたゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 6月15日(水)の朝から福岡県にある「福岡雷山ゴルフ倶楽部」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、「ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング1389位(先週時点。以下特に断わらない限り同様)でアマチュアの蝉川泰果(タイガ、21歳、177㎝、75㎏)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 このところ時折気に止まる実力派アマチュア選手で、今後の活躍が期待される。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは834位まで上がっている。

 

        蝉川やプロを抑えて優勝し

        今後活躍期待膨らみ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング1534位の大内智文(25歳、178㎝、62㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは1035位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング704位で大型飛ばし屋選手の有望新人、河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏、河本結の弟で同じく日体大出身)で、トータル-14まで伸ばしている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは630位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング675位で人一倍スリムながら結構飛ばし屋の安本大祐(35歳、175㎝、55㎏)、世界ランキング1611位の日高将史(36歳、170㎝、60㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果世界ランキングは、安本大祐が634位に、日高将史が1270位に上がっている。

 

 それから、国内男子ツアーの方はオープンウイークであった。 

 

 次に海外ツアーに目を向けると、6月16日(木)の夜から時差-13時間の米国・マサチューセッツにある「ザ・カントリークラブ」において米国男子ツアーとDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催するメジャー大会、「全米オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング18位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、27歳、178㎝、70㎏)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 DPワールドツアーでは既に7勝している猛者であるが、米国男子ツアーではこれが初優勝となる。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは10位まで上がっており、初のベスト10入りとなった。

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、25歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング14位のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75㎏)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングはスコッティー・シェフラーは1位を維持し、ウィル・ザラトリスは12位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング13位で自他ともに認める日本のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)で、トータル-3まで伸ばした。

 

 初日はイーブンで26位タイとまあまあの発進で、第2日目にはトータルイーブンを維持して24位タイに上げ、第3日目にはトータル+2まで落としながらも17位タイまで上げている。

 

 そして最終日にはトータル-3まで伸ばして単独4位に入った。

 

 この日のスコア、-5の65はこの日だけではなく、大会全日を通じてトップとなっており、それだけ周りの目を惹き付けている。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングは13位を維持している。

 

        松山や最後一気に上げて来て

        抜けた強さを見せられたかも

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング3位我が国でも人気のロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング7位で日系のコリン・モリカワ(25歳、175㎝、73㎏)で、トータル-2まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングはロリー・マキロイが2位に、コリン・モリカワが4位に上がっている。

 

 それから松山英樹以外の日本人選手としては世界ランキング64位の星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング107位の香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏、香妻琴乃の弟)、世界ランキング249位でアマチュア世界ランキング1位の中島啓太(21歳、177㎝、75㎏)、世界ランキング313位の杉山知靖(29歳、173㎝、70㎏)、世界ランキング326位の小平智(32歳、172㎝、70㎏)、世界ランキング613位の出水田大二郎(29歳、183㎝、90㎏)の6人が出場していたが、残念ながら6人とも予選通過はならなかった。

 

 また、アジアンツアー、サンシャインツアーはオープンウイークで、オーストラリア男子ツアーはシーズンオフに入っている。

 

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動     氏名       

  13位  ー   松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)  

  65位 ↓ 1 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)

  78位  ー   今平周吾(29歳、165㎝、67㎏) 

  84位 ↓ 2 比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)  

  87位 ↓ 1 金谷拓実(24歳、172㎝、75㎏)

  91位 ↓ 2 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

 106位 ↓ 3 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)

 109位 ↓ 2 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏) 

 117位 ↓ 1 大槻智春(32歳、172㎝、94㎏) 

 133位 ↑ 2 桂川有人(23歳、167㎝、70㎏)

 158位 ↓ 4 岩田寛(41歳、177㎝、74㎏) 

 176位 ↑ 2 池村寛世(トモヨ、26歳、166㎝、72㎏)       

 183位 ↑ 2 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)

 195位 ↓ 1 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 203位 ↓ 1 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)    

 208位  ー   堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)

 215位 ↓ 1 時松隆光(28歳、168㎝、75㎏)

 221位 ↓ 1 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 229位  ー   久常涼(19歳、175㎝、75㎏)

 243位 ↓ 2 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏)

  

 先週は彼方此方でツアーが開催され、その内の幾つかには日本人選手も出場していたのでかなり大きな変動があったのだろうと期待していたら、ABEMAツアーで活躍した選手に大きな変動があったくらいで、1300位までの範囲で40位以上上がった選手を見て行くと、以下のようであった。

 

 新人で大型飛ばし屋選手の河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏、河本結の弟)は74位上がって630位に、人一倍スリムな中堅選手の安本大祐(35歳、175㎝、55㎏)は41位上がって634位に、上記のようにABEMAツアーで見事優勝したアマチュアの蝉川泰果(タイガ、21歳、177㎝、75㎏)は555位も上がって834位に、大内智文(25歳、178㎝、62㎏)は499位上がって1035位に、日高将史(36歳、170㎝、60㎏)は341位上がって1270位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女ともに彼方此方で開催が予定されている。

 

 男子の方で目ぼしいツアーとしては、国内では国内男子ツアー、下部のABEMAツアーが開催される予定で、海外では米国男子ツアー、DPワールドツアー、アジアンツアーが開催される予定である。

 

 なおオーストラリア男子ツアーはシーズンオフに入っており、国内男子ツアー、サンシャインツアーはオープンウイークとなっている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。