3月も終盤となり、暖かい日が増えて、近所の桜は一気に開花し、満開となっている。
この数日はわざわざ遠くまで行かなくても、近所を少し散歩するだけで桜を十分に堪能することが出来る。
里山を越えて秘蔵の花に逢い (文哉)
私の住む奈良県でも最高気温は連日20℃を超え、過ごし易くなっている。
ただ、相変わらず飛散する花粉が多く、花粉症がきつい私にとって過ごし易いとばかりは言えず、例年友達に誘われて行っている花見に行くかどうかは迷うところであったが、結局行くことにした。
チャンスが何時でもあるとは限らないからである。
それはまあともかく、この分では入学式に桜があるかどうか危ぶむ人もいるようだ。
そんな中、開催されているゴルフツアーも増えて来て、今週は気に止まった世界ランキングに大きく関係しそうな男子のツアーが5つある。
先ずは3月30日(木)の朝から時差+2時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では+1時間)のオーストラリア・ビクトリア州にある「ザ・ナショナル・ゴルフ・クラブ(ムーナコース)(7163ヤード、パー72)」においてオーストラリア男子ツアー、「ザ・ナショナル・トーナメント」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は20万ドルとあり、1オーストラリアドルを約88円とすれば、約1760万円となる。
残念ながら日本人選手の出場予定はないようである。
また、3月30日(木)の朝から三重県にある「東建多度カントリークラブ名古屋」において国内男子ツアーの開幕戦、「東建ホームメイトカップ」が4日間に日程で開催される予定である。
公式サイトによると、賞金総額は1億3000万円、優勝賞金は2600万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っていた選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
女子に比べてどうしても地味な印象があり、試合数が少ないことで余計にそうなりがちであるが、若手有望株がじわじわと増え、また海外ツアーに積極的に参戦する選手も増えているので、ちょっと注目してみたい。
国内の男子ツアーが開幕し
若手活躍気になるのかも
また3月30日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ユフォリア・ゴルフ&ライフ・スタイル・エステート」において南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「リンポポ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.2円とすれば、約1440万円となる。
残念ながら日本人選手の出場予定はないようである。
また3月30日(木)の夜から時差-12時間のチリ・サンチアゴにおいて米国男子ツアーの下部に当たるコンフェリーツアー、「アストラ・チリ・クラシック」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は100万ドルとあるから、1ドルを約131.25円とすれば、約1億3100万円となり、国内男子ツアーレベルであることが分かる。
日本人選手としては世界ランキング155位で修業時代をフィリピンで過ごした新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング203位で修業時代を米国で過ごした新鋭の大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)が出場する予定になっており、ちょっと注目してみたい。
米国の下部のツアーに日本人
チャレンジ増えて期待膨らみ
また、3月30日(木)の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・テキサス州にある「TPCサンアントニオ・オークスコース(7438ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「バレロ・テキサス・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は890万ドルとなっており、約11億6800万円となる。
日本人選手としては世界ランキング21位で自他共に認める日本のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング81位で海外ツアーへ積極的に参戦している比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング318位で米国男子ツアーのシード権復活を目指している小平智(33歳、173㎝、68㎏)が出場する予定である。
松山英樹に付いてはまた首痛が出ているようでちょっと心配ではあるが、来週のマスターズに備え、先週の途中棄権も含めて動いていると考えることにしたい。
ともかく、出場する限りは注目し、応援したい。
松山や彼方此方痛みありながら
其れも含めてゴルフなのかも
なおライブ中継に付いては、CS放送のゴルフネットワークと動画配信サイトのU-NEXTで4日間に亘って放送され、後半2日間はBS放送のJapanextが加わる予定である。
それから、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、アジアンツアーはオープンウイークで、国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーはまだシーズンオフとなっている。
また何時もであれば先週開催されたツアーの振り返り、今週の世界ランキングの動向に付いて別にして触れているのであるが、先週は男子日本人選手の活躍があまり見られなかったので、日本人選手のベスト20位までの変動に付いてのみ簡単に書き留めておく。
順位 変動 氏名
21位 ↓ 1 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)
81位 ー 比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)
132位 ↓ 3 金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)
135位 ↓ 5 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)
144位 ↓ 2 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)
155位 ↓ 7 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)
163位 ↓ 2 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)
168位 ↓ 2 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)
173位 ↓ 1 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)
183位 ↓ 4 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)
203位 ↓ 6 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)
211位 ↓ 7 木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)
223位 ↓ 3 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)
231位 ↓ 3 岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)
236位 ↓ 7 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)
238位 ↓ 4 川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)
239位 ↓ 6 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)
245位 ↓ 4 河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏)
246位 ↓ 7 池田勇太(37歳、177㎝、77㎏)
247位 ↓ 3 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)