5月2日(木)の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・テキサス州にある「TPCクレイグ・ランチ(7425ヤード、パー72)」において、米国男子ツアー、「ザ・CJカップ・バイロン・ネルソン」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は950万ドルで、昨年実績の優勝賞金は171万ドルであったから、1ドルを約153円とすれば、これはそれぞれ約14億5000万円、約2億6200万円となる。
日本人選手としては世界ランキング88位で昨季のDPワールドツアーにおける活躍によってこのツアーへと主戦場を移した久常涼(21歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング154位で海外ツアーへの本格参戦を目指している蝉川泰果(タイガ、23歳、175㎝、77㎏)が出場しており、嬉しいことに2人共予選を通過していた。
何方も元気一杯の飛ばし屋なので、先ずは予選通過から、出来れば上位争いまで期待したい。
久常涼米国ツアー参戦し
余裕で通過期待膨らみ
蝉川やチャンス掴んで米国で
余裕で通過期待膨らみ
そして全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に54位タイまでに入っていた66名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継に付いてはCS放送のゴルフネットワーク、インターネットの動画配信サイトのU-NEXTで4日間に亘って放送され、BS-Japanextにおいて土日に放送されている。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング107位のテイラー・ペンリス(カナダ、32歳、188㎝、93㎏)で、3日目2イーグル、4バーディーの-8、トータル-19と爆発的に伸ばして4位上げて来た。
3日目は全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11からスタートして、前半ではいきなり2イーグル、2バーディーの-6、トータル-17と大きく伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-19と伸ばしている。
ペンリスや爆発魅せて首位に立ち
ペンリスや下がっても上げ力魅せ
ペンリスや首位まで上げて力魅せ
ペンリスや首位を奪って期待させ
単独2位に付けているのは世界ランキング56位のジェイク・ナップ(米国、29歳、180㎝、73㎏)で、3日目4バーディーの-4、トータル-18と伸ばしながらも1位下がっている。
3日目はトータル-14からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-16と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-18と順調に伸ばした。
ジェイクナップ伸ばしながらも一位下げ
ジェイクナップ伸ばし足りずに首位を落ち
ジェイクナップ二位に止まり力魅せ
3位タイに付けているのは世界ランキング139位のベン・コールズ(米国、34歳、188㎝、77㎏)、世界ランキング97位のマット・ウォリス(イングランド、34歳、185㎝、85㎏)で、トータル-17まで伸ばしている。
ベン・コールズは3日目1イーグル、5バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばして3位上げて来た。
3日目はトータル-11からスタートし前半ではいきなり1イーグル、3バーディーの-5、トータル-16と大きく伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-17と少し伸ばしている。
ベンコールズ大きく伸ばし上げて魅せ
ベンコールズ連日上げて力魅せ
ベンコールズ三位まで上げ力魅せ
マット・ウォリスは3日目5バーディー、1ボギーの-4と確り伸ばしながらも1位下がっている。
3日目はトータル-13からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-15と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-17と順調に伸ばした。
マットウォリス伸ばしながらも一位下げ
マットウォリス伸ばし足りずに一位下げ
マットウォリス三位止まり力魅せ
5位タイに付けているのは世界ランキング69位のアレクサンデル・ノーレン(スウェーデン、41歳、180㎝、75㎏)、世界ランキング404位のケリー・クラフト(米国、35歳、183㎝、79㎏)で、トータル-15とまで伸ばしている。
アレクサンデル・ノーレンは3日目6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして4位上げて来た。
3日目はトータル-10からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-13と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-15と順調に伸ばしている。
ノーレンや大きく伸ばし上げて魅せ
ノーレンや下がっても上げ力魅せ
ノーレンや五位まで上げて力魅せ
ケリー・クラフトは3日目3バーディーの-3と伸ばしながらも1位下がっている。
3日目はトータル-12からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-15と少し伸ばした。
クラフトや伸ばしながらも一位下げ
クラフトや伸ばし足りずに一位下げ
クラフトや五位に止まり力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング41位のアン・ビョンフン(韓国、32歳、188㎝、109㎏)は3日目-5、トータル-14と大きく伸ばし、6位上げて7位タイに付けて来た。
アンビョンフン大きく伸ばし上げて魅せ
アンビョンフン連日上げて強さ魅せ
アンビョンフン七位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング279位のトロイ・メリット(米国、38歳、183㎝、73㎏)は3日目-1、トータル-14と少し伸ばしながらも、5位下がって7位タイとなっている。
世界ランキング32位のミンウー・リー(オーストラリア、25歳、183㎝、75㎏、米国女子ツアーで活躍するミンジー・リーの弟)、世界ランキング43位のシュテファン・イェーガー(ドイツ、34歳、175㎝、77㎏)は共に3日目-5、トータル-13と大きく伸ばし、14位上げて11位タイに付けて来た。
ミンウーリー大きく伸ばし上げて魅せ
ミンウーリー下がっても上げ強さ魅せ
ミンウーリー上位に戻し強さ魅せ
イェーガーや大きく伸ばし上げて魅せ
イェーガーや下がっても上げ強さ魅せ
イェーガーや上位に戻し強さ魅せ
世界ランキング45位のキム・シウ(韓国、28歳、180㎝、83㎏)は3日目-4、トータル-13と伸ばし、2位上げて11位タイに付けて来た。
キムシウや確り伸ばし上げて魅せ
キムシウや連日上げて強さ魅せ
キムシウや上位から上げ強さ魅せ
世界ランキング47位のアダム・シェンク(米国、32歳、188㎝、86㎏)は3日目-3、トータル-12と伸ばしながらも、8位下がって21位タイとなっている。
世界ランキング66位のルーク・リスト(米国、39歳、188㎝、86㎏)は3日目-5、トータル-11と大きく伸ばし、26位も上げて28位タイに付けて来た。
ルークリスト大きく伸ばし上げて魅せ
ルークリスト下がっても上げ力魅せ
ルークリスト上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング52位のアダム・スコット(オーストラリア、43歳、183㎝、77㎏)は3日目-3、トータル-11と伸ばしながらも、3位下がって28位タイとなっている。
そして蝉川泰果は3日目6バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの-1、トータル-11と少し伸ばしながらも、19位下がって28位タイとなっている。
3日目はトータル-10からスタートし、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-11と少し伸ばしたが、後半に入ってからは4バーディー、1ボギー、1トリプルボギーのイーブン、トータル-11と伸ばせなかった。
蝉川や伸ばしながらも大分下げ
蝉川や伸ばし足りずに大分下げ
蝉川や中位止まり意地を魅せ
また久常涼は1イーグル、4バーディー、3ボギーの-3、トータル-10と伸ばし、1位上げて35位タイに付けて来た。
3日目はトータル-7からスタートし、前半ではいきなり1イーグル、2バーディーの-4、トータル-11と確り伸ばしたが、後半に入ってからは、2バーディー、3ボギーの+1、トータル-10と少し落としている。
2日目の上げ方が凄かっただけに、ここで小休止と言う感じであるが、最終日にも爆発力に期待したくなる。
久常涼確り伸ばし上げて魅せ
久常涼連日上げて力魅せ
久常涼中位から上げ意地を魅せ
世界ランキング59位のトム・ホウグ(米国、34歳、185㎝、79㎏)は3日目-2、トータル-9と伸ばしながらも、6位下がって42位タイとなっている。
世界ランキング23位のトム・キム(本名トム・ジュヒョン、韓国、21歳、183㎝)は3日目-2、トータル-8と伸ばし、3位上げて51位タイに付けて来た。
トムキムやじわりと伸ばし上げて魅せ
トムキムや連日上げて強さ魅せ
トムキムや下位から上げて意地を魅せ
世界ランキング22位のジェイソン・デイ(オーストラリア、36歳、183㎝、88㎏)は3日目イーブン、トータル-6と伸ばせず、4位下がって58位タイとなっている。
そして世界ランキング68位のマッケンジー・ヒューズ(カナダ、33歳、185㎝、82㎏)は3日目+1、トータル-6と少し落とし、22位も下がって58位タイとなっている。