sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の動向・・・R4.6.22①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 6月も4週目となって、かなり蒸し暑くなっており、相変わらず不安定な空模様で、一週間に亘って全体に曇り加減の予報が出ている。

 

 既に先週前半には全国的に梅雨入りし、奈良では6月14日(火)に梅雨入りしたようである。

 

 昨日、今日と雨が降る予報が出ており、昨日から今朝まで結構降り続いていた。

 

 そんな中、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは大体シーズン中で、下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 男子の方に付いては既に先週開催されたツアーの振り返り、および世界ランキングの変動に付いて触れたので、今回は女子の方に付いても同様に書き留めておきたい。

 

 先ずは先週開催されたゴルフツアーから簡単に振り返っておきたい。

 

 さてその中でも国内からであるが、6月17日(金)の朝から静岡県にある「静岡カントリー浜岡コース」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「ユピテル静岡新聞SBSレディース」が3日間の日程で開催された。

 

 見事優勝したのは世界ランキング586位(先週時点。以下特に断らない限り同様)のフェービー・ヤオ(台湾、29歳、164㎝、60㎏)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 レギュラーツアーでは2勝しており、ステップアップツアーではこれが初優勝となる。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは450位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング547位の村田理沙(26歳、161㎝、52㎏)で、トータル-3まで伸ばしている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは481位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング473位の篠原まりあ(25歳、162㎝、57㎏)、世界ランキング685位でレギュラーツアー7勝の実績を持つベテランの吉田弓美子(35歳、164㎝、65㎏)、世界ランキング872位で昨年の11月に2021年度の最終プロテストに合格した成澤祐美(24歳、160㎝、56㎏)、世界ランキング899位で昨年の11月に最終プロテストに合格した宮澤美咲(19歳、160㎝、60㎏)で、トータル-2まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果世界ランキングは篠原まりあが460位に、吉田弓美子が611位に、成澤祐美が731位に、宮澤美咲が745位に上がっている。

 

 また、6月17日(金)の朝から千葉県にある「袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース」において国内女子ツアー、「ニチレイレディス」が3日間に日程で開催された。

 

 見事優勝したのは世界ランキング49位でプラチナ世代の国内組を代表し、米国女子ツアー参戦も視野に入って来た西村優菜(21歳、150㎝未満、50㎏)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 国内女子ツアーにおいて今シーズン初優勝で、通算では5勝目となった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは42位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング175位の森田遥(中国、25歳、164㎝)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは149位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング21位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストで昨シーズン賞金女王の稲見萌寧(22歳、166㎝、58㎏)、世界ランキング52位で新世紀世代をリードするひとり、同世代のライバル達の活躍に刺激を受けて調子を上げ出した山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果世界ランキングは、稲見萌寧が22位に下がり、山下美夢有が49位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング288位で昨年11月に最終プロテストに合格した飛ばし屋の佐藤心結(ミユ、18歳、161㎝、57㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは230位まで上がっている。

 

 それからプロテスト合格を目指す25歳以下の選手の為のマイナビネクストヒロインゴルフツアーはオープンウイークであった。

 

 次に海外で開催されたツアーに付いても見て行こう。    

 

 先ず6月16日(木)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGAツアー)のメジャー大会、「DBグループ第36回韓国女子オープン・ゴルフ選手権大会」が4日間の日程で開催された。

 

 見事優勝したのは世界ランキング47位のリム・ヒョジョン(21歳、161㎝)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは34位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング158位のクォン・ソヨン(20歳、172㎝)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは101位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング17位のパク・ミンジ(23歳、160㎝)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは18位まで下がっている。

 

 また、6月16日(木)の午後から時差-8時間のイングランドにおいて欧州女子ツアー、「アラムコチームシリーズ・ロンドン」が3日間の日程で開催された。

 

 見事優勝したのは世界ランキング101位のブロンテ・ロー(イングランド、27歳、173㎝)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは79位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング31位のジョージア・ホール(イングランド、26歳、165㎝)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは28位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング119位で先週このツアーで優勝したリン・グラント(スウェーデン、22歳)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは100位まで上がっている。

 

 そして単独4位に入ったのは世界ランキング35位のチャーリー・ハル(イングランド、26歳、168㎝)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは36位に下がっている。

 

 米国女子ツアーでも活躍しているイングランド勢と競り合ったリン・グラントの活躍が気に止まった。 

 

 日本人選手としては世界ランキング1226位の早川真帆(25歳、155㎝)がエントリーの待機組であったが、残念ながら出場出来なかった。

 

 そして今週の世界ランキングは1233位まで下がっている。

 

 また6月16日(木)の夜から時差-14時間の米国・ミシガン州にある「ブライズフィールドCC」において米国女子ツアー、「マイヤーLPGAクラシック」が4日間の日程で開催された。

 

 首位タイになり、3人によるプレーオフを2ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング16位のジェニファー・カプチョ(米国、25歳、165㎝)で、トータル-18まで伸ばしている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは9位まで上がっている。

 

 同じく首位タイになり、プレーオフの1ホール目で負けて2位タイとなったのは世界ランキング2位のネリー・コルダ(米国、23歳、178㎝)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは2位を維持している。

 

 同じく首位タイとなり、プレーオフの2ホール目で負けて2位タイとなったのは世界ランキング25位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、27歳、168㎝)で、トータル-18まで伸ばした。 

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは17位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング4位でかつては天才少女と呼ばれていたリディア・コニュージーランド、25歳、165㎝)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは4位を維持している。

 

 日本人選手は5人出場して3人が予選を通過したが、その3人に付いても見ておこう。

 

 世界ランキング6位で黄金世代を代表し、自他共に認める日本のエースの畑岡奈紗は初日-1で66位タイと出遅れたが、第2日目にはトータル-6まで伸ばして17位タイに上げて来て、上位で予選通過を果たした。

 

 そして、第3日目にはトータル-5と少し落として41位タイに下がり、最終日にはトータル-7と伸ばしながらも49位タイに下がった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは7位に下がっている。

 

 世界ランキング27位でプラチナ世代を代表し、安定プレイが売りの古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)は初日イーブンで89位タイと出遅れ、第2日目にはトータル-2まで伸ばして67位タイまで上げ、ぎりぎりで予選通過を果たしている。

 

 そして第3日目にはトータル-2のままで70位タイに下がり、最終日にはトータル-10まで爆発的に伸ばして24位タイに上げて来た。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは29位に下がっている。

 

 世界ランキング500位で米国女子ツアーにおいて3勝の実績を持ち、リオ五輪では4位に入った実力者の野村敏京(29歳、166㎝、60㎏)は初日-1で66位タイと出遅れ、第2日目にはトータル-3まで上げて55位タイと少し余裕を持って予選を通過した。

 

 そして第3日目にはトータル-10まで爆発的に伸ばして14位タイに上げ、最終日にはトータル-10のまま伸ばせず、24位タイに下がった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは408位まで上がっている。

 

 また、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)はシーズンオフに入っている。

 

 次に世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   7位 ↓ 1 畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  16位 ↓ 2 笹生優花(21歳、166㎝、63㎏) 

  20位 ↓ 1 西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)

  22位 ↓ 1 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg)         

  29位 ↓ 2 古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)      

  38位 ↓ 1 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  42位 ↑ 7 西村優菜(21歳、150㎝弱 50㎏)

  49位 ↑ 3 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)  

  55位  ー   小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)

  56位 ↑ 2 上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  59位  ー   高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)   

  74位 ↓ 2 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  76位 ↓ 2 勝みなみ (23歳、157㎝)

  89位 ↓ 2 植竹希望(23歳、170㎝、59kg)

  91位 ↑ 1 渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

  94位 ↑ 1 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  95位 ↑ 2 藤田さいき(36歳、168㎝、65㎏)

 103位 ↓ 3 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 105位 ↓ 6 鈴木愛(28歳、155㎝)        

 117位 ↓ 4 青木瀬令奈(29歳、153㎝、50㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手が活躍した結果、結構大きな変動も観られたので、以下、900位までの範囲で50位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 昨年の11月に2021年度の最終プロテストに合格した結構飛ばし屋の佐藤心結(ミユ、18歳、161㎝、57㎏)は58位上がって230位に、腰痛による低迷から復活を見せ始めている野村敏京(ハルキョウ、29歳、166㎝、60㎏)は92位上がって408位に、ステップアップツアーで健闘している村田理沙(26歳、161㎝、52㎏)は66位上がって481位に、レギュラーツアーで7勝もしているベテランの吉田弓美子(35歳、164㎝、65㎏)は74位上がって611位に、ステップアップツアーで奮闘するベテランの酒井千絵(44歳、160㎝、50㎏)は57位上がって712位になっている。

 

 また、米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアーで先週11位タイに入った黄金世代の西畑萌香(24歳、159㎝、52㎏)は59位上がって730位に、昨年11月に最終プロテストに合格し、先週のステップアップツアーで3位タイに入った成澤祐美(24歳、160㎝、56㎏)、同じく昨年11月に最終プロテストに合格し、先週のステップアップツアーで3位タイに入った宮澤美咲(19歳、160㎝、60㎏)は154位上がって745位に、レギュラーツアーで2勝しながらも長期に亘り低迷していた堀奈津佳(29歳、159㎝、53㎏、堀琴音の姉)は196位上がって731位に、昨年11月に最終プロテストに合格したプラチナ世代の高久みなみ(21歳、159㎝、59㎏)は101位上がって886位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催される予定になっている。

 

 国内では金曜日の朝から国内女子ツアーの開催が予定されており、ステップアップツアー、マイナビネクストヒロインゴルフツアーはオープンウイークとなっている。

 

 また海外では、木曜日の午後からチェコにおいて欧州女子ツアー、木曜日の夜から米国・メリーランド州において米国女子ツアー、金曜日の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGAツアー)の開催が予定され、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)はシーズンオフとなっている。

 

 上記の内の多くのツアーには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。