sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

メイバンク選手権最終日セリーヌ・ビュティエおめでとう! 畑岡、古江、笹生、西村、渋野、勝等の様子・・・R5.10.29①

 10月26日(木)の朝から時差-1時間のマレーシアにある「TPCクアラルンプール(6246ヤード、パー71)」において米国女子ツアーのアジアシリーズの一戦、「メイバンク選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日熱闘の後に終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は300万ドル、優勝賞金は45万ドルとなり、1ドルを約150円とすれば、それぞれ約4億5000万円、約6750万円であった。

 

 なお、日本人選手としては世界ランキング18位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング22位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが特徴の古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング25位で新世紀世代を代表し、2021年の全米女子オープンにおいて優勝した飛ばし屋の笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング69位でプラチナ世代をリードするひとり、今年からこのツアーを主戦場としてこのところ調子を上げている西村優菜(23歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング78位で黄金世代をリードするひとり、2019年の全英女子オープンにおいて優勝した明るい笑顔で人気の高い渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング84位で黄金世代をリードするひとり、今年からこのツアーを主戦場としている飛ばし屋の勝みなみ(25歳、157㎝、57㎏)が出場していた。

 

 このツアーも今季終盤が近付き、シード権の確保が危ぶまれる選手も出て来たが、最後まで達成を応援して見守りたい。

 

 なおライブ中継に付いてはWOWOWライブによって4日間に亘ってたっぷりと放送された。

 

 今週も時差が少なく、予選CUTが行われない試合を昼間からのんびり視られるのが嬉しかった。

 

 もっとも年金生活者の私はWOWOWに入るのは勿体なくて、ネットで速報を検索するぐらいだけどね。

 

 それでも日中に出来るのはちょっと嬉しかった。

 

        米国の女子のツアーはアジアにて

        開催昼に視られたのかも

 

        アジアでの米国ツアーCUTなく

        不安少なく視られたのかも

 

 さて首位タイとなり、プレーオフを何と9ホール目で制して見事逆転優勝したのは世界ランキング5位でタイ系のセリーヌ・ビュティエ(フランス、29歳、165㎝)で、最終日8バーディーの-8、トータル-21と爆発的に伸ばし、結果として7位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-13からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-17と確り伸ばし、後半に入ってからも4バーディーの-4、トータル-21と順調に伸ばした。

 

 なおプレーオフが始まってから直ぐに雷雲接近によるサスペンデッドが入り、巧者2人の競り合いであることも関係して記録的な長さとなり、それを制したセリーヌ・ビュティエはこのツアーにおいて今季4勝目、通算6勝目を上げて、この結果、どうやら世界ランキングは1位になるそうな。

 

 面白いのは彼女の身長がYAHOOのスポーツナビでは183㎝となっているが、優勝を決めた後、アタヤ・ティティクルと称え合う写真では両者同じぐらいの身長に見えることである。

 

        セリーヌや爆発魅せて首位に上げ

 

        セリーヌプレーオフ制し強さ魅せ

 

        逆転し強さを魅せたビュティエかな

 

 首位タイとなり、プレーオフで負けて単独2位となったのは世界ランキング13位で少し前まで天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアーおよび米国女子ツアーにおいてそれぞれ複数回優勝しているアタヤ・ティティクル(タイ、20歳、162㎝)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-21と伸ばし、結果として2位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-17からスタートして前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-18と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、3バーディーの-3、トータル-21と伸ばした。

 

 最後、期待していたような新鋭同士の競り合いとはならなかったが、タイ系フランス人とタイ人との競り合いとなり、これはこれで興味深かった!?

 

        ティティクルや確り伸ばし二位を維持

 

        ティティクルやプレーオフ負け二位となり

 

        ティティクルや二位に入って強さ魅せ  

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング187位のジャスミンスワンナプラ(タイ、30歳、165㎝)、世界ランキング32位で元アマチュア世界ランキング1位でプロ入り後既にこのツアーにおいて優勝している期待の新鋭のローズ・チャン(米国、20歳、168㎝、55㎏)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 ジャスミンスワンナプラは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばしながらも1位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-17からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-19と伸ばしたが、後半に入ってからは2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-19と伸ばせなかった。

 

        スワンナプラ伸ばしながらも一位下げ

 

        スワンナプラ伸ばし足りずに一位下げ

 

        スワンナプラ三位に入り力魅せ

 

 ローズ・チャンは最終日4バーディー、3ボギーの-1と少し伸ばしながらも2位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-18からスタートして前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-18と伸ばせなかったが、後半に入ってからは2バーディー、1ボギーの-1、トータル-19と少し伸ばした。

 

        ローズチャン伸ばしながらも二位下がり

 

        ローズチャン伸ばし足りずに二位下がり

 

        ローズチャン三位に入り強さ魅せ

 

 単独で5位を維持したのは世界ランキング161位のチェン・ペイユン(台湾、33歳、165㎝)で、最終日6バーディー、2ボギーの-4、トータル-18と伸ばした。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-14からスタートして、前半ではいきなり5バーディー、1ボギーの-4、トータル-18と伸ばし、後半に入ってからは、1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-18と維持した。

 

        チェンペイユン確り伸ばし五位を維持

 

        チェンペイユンスタートダッシュ五位を維持

 

        チェンペイユン五位を維持して力魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング6位で東京五輪金メダリストのネリー・コルダ(米国、25歳、178㎝)、世界ランキング12位でこれまでカナダの妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン(カナダ、26歳、163㎝)は共に最終日-6、トータル-17と大きく伸ばし、5位上げて6位タイに入った。

 

        ネリーコルダ大きく伸ばし上げて魅せ

 

        ネリーコルダ最後まで上げ強さ魅せ

 

        ネリーコルダ五位に入って強さ魅せ

 

        ヘンダーソン大きく伸ばし上げて魅せ

 

        ヘンダーソン下がっても上げ強さ魅せ

 

        ヘンダーソン五位に入って強さ魅せ

 

 世界ランキング14位でこのところ好調を維持しているメガン・カン(米国、26歳、155㎏)最終日-2、トータル-16と伸ばしながらも、4位下がって単独9位となった。

 

        メガンカン伸ばしながらも四位下げ

 

        メガンカン伸ばし足りずに四位下げ

 

        メガンカン九位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング9位でかつては天才少女と呼ばれ、十代の頃から長期に亘って世界ランキング1位に君臨していたリディア・コニュージーランド、26歳、165㎝)は最終日-2、トータル-14と伸ばしながらも、1位下がって11位タイとなった。

 

        リディアコ伸ばしながらも一位下げ

 

        リディアコや伸ばし足りずに一位下げ

 

        リディアコや上位に入り強さ魅せ

 

 そして畑岡奈紗は最終日4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブン、トータル-14と伸ばせず、6位下がって11位タイとなった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-14からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-16と伸ばしたが、後半に入ってからは2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル-14と落とした。

 

        畑岡奈紗スコア伸ばせず六位下げ

        悔しさ糧に次回に期待

 

        畑岡奈紗後半落とし六位下げ

        悔しさばねに今後に期待

 

 世界ランキング10位のアライセン・カーパズ(米国、25歳、175㎝)は最終日-5、トータル-12と大きく伸ばし、13位上げて15位タイに入った。     

 

        カーパズや大きく伸ばし上げて魅せ

 

        カーパズや最後も上げて強さ魅せ

 

        カーパズや上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング2位で新鋭のイン・ルオニン(中国、21歳)は最終日-3、トータル-11と伸ばし、4位上げて17位タイに入った。

 

        インルオニン確り伸ばし上げて魅せ

 

        インルオニン下がっても上げ強さ魅せ

 

        インルオニン上位に入り強さ魅せ

  

 そして勝みなみは最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル-11と伸ばしながらも2位下がって17位タイとなった。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-9からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-12と伸ばしたが、後半に入ってからは2バーディー、3ボギーの+1、トータル-11と少し落とした。

 

        勝みなみ伸ばしながらも二位下がり

 

        勝みなみ後半落とし二位下がり

 

        勝みなみ上位止まり力魅せ

 

 また笹生優花は最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-10と大きく伸ばし、20位も上げて20位タイに入った。

 

 最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータル-5からスタートして、前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからも3バーディーの-3、トータル-10と伸ばした。

 

        笹生優花大きく伸ばし上げて魅せ

 

        笹生優花最後は上げて強さ魅せ

 

        笹生優花上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング3位で長期間世界ランキング1位に君臨していたコ・ジンヨン(韓国、28歳、165㎝)、世界ランキング11位のリン・シユ(中国、27歳、168㎝)は共に最終日-2、トータル-10と伸ばし、1位上げて20位タイに入った。

 

        コジンヨンじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        コジンヨン最後も上げて強さ魅せ

 

        コジンヨン上位に入り強さ魅せ

 

        リンシユやじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        リンシユや最後も上げて強さ魅せ

 

        リンシユや上位に入り強さ魅せ       

 

 そして、古江彩佳は最終日6バーディー、1ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーのイーブン、トータル-9と伸ばせず、14位下がって29位タイとなった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-9からスタートして、前半では1バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの+3、トータル-6と落としたが、後半に入ってからは加速して、5バーディー、1ダブルボギーの-3、トータル-9と伸ばして、この日のスタート時点まで戻した。

 

        古江彩佳スコア伸ばせず大分下げ

 

        古江彩佳前半落とし大分下げ

 

        古江彩佳中位止まり意地を魅せ

 

 世界ランキング17位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、28歳、168㎝)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、13位下がって34位タイとなった。

 

 そして西村優菜は最終日7バーディー、2ボギーの-5、トータル-7と大きく伸ばし、14位上げて38位タイに入った。

 

 最終日はインスタートで、トータル-2からスタートして、前半ではいきなり5バーディー、1ボギーの-4、トータル-6と確り伸ばし、後半でも、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばした。

 

        西村優菜大きく伸ばし上げて魅せ

 

        西村優菜最後は上げて力魅せ

 

        西村優菜中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング16位のリン・グラント(スウェーデン、24歳)は最終日+3、トータル-6と落とし、25位も下がって40位タイとなった。

 

 世界ランキング20位で2019年の全英女子オープンにおいて渋野日向子と競り合い、お互いに健闘を称え合ったことで我が国でも注目され、2022年の全英女子オープンにおいては優勝したアシュリー・ブハイ(南アフリカ、34歳、165㎝)は最終日イーブン、トータル-4と伸ばせず、1位下がって47位タイとなった。

 

 そして渋野日向子は最終日5バーディー、3ボギーの-2、トータル+1と伸ばし、9位上げて60位タイに入った。

 

 最終日はインスタートで、トータル+3からスタートして、前半ではいきなり5バーディー、1ボギーの-4、トータル-1と確り伸ばし、後半に入ってからは2ボギーの+2、トータル+1と落とした。

 

 この結果、来季のシード権圏内からは今のところ外れたそうで、チャンスが残り少なくなって来たが、最後まで奮闘に期待したい。

 

        渋野日向子じわりと伸ばし上げて魅せ

      

        渋野日向子下がっても上げ力魅せ

 

        渋野日向子最後は上げて意地を魅せ