sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

樋口久子三菱電機レディスゴルフトーナメント(国内女子ツアー)最終日リ・ハナおめでとう! ・・・R5.10.29①

 10月27日(金)の朝から埼玉県にある「武蔵丘ゴルフコース(6650ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に40位タイに入っていた53名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このツアーでも下部のステップアップツアーと同様に、2021年6月の最終プロテストに合格した93期生、2021年11月の最終プロテストに合格した94期生に続いて、2022年11月の最終プロテストに合格した95期生も既に活躍し、優勝もしているので、今回も結構ワクワクさせて貰った。

 

 それにこのツアーの下部に当たるステップアップツアーから上がって来る選手もおり、それも楽しみであった。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のテレ朝チャンネル2によって金曜日の全日、土日の午前中に放送され、最終日のハイライトと優勝シーンまでは地上波のテレビ朝日系列によって録画中継で視られるようになっていた。

 

 インターネットの動画配信サイトではU-NEXT、DAZNで3日間に亘ってたっぷりと配信されていたので最後までのんびりと楽しむことが出来た。

 

        国内の女子のツアーは若手等が

        昇格始め面白いかも

 

        国内の女子のツアーは最後まで

        ネット配信楽しめたかも

 

 さて首位タイとなり、プレーオフを1ホール目で制して見事逆転優勝でこのツアーにおける念願の初優勝を果たしたのは世界ランキング225位で93期生の注目株のひとり、2020/2021年シーズンにステップアップツアーにおいて3勝を上げて賞金女王に輝いたリ・ハナ(韓国、22歳、156㎝、53㎏)で、最終日5バーディーの-5、トータル-9と大きく伸ばし、結果として7位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-9と順調に伸ばした。

 

 ウィキペディアによると彼女は山下美夢有、笹生優花、西郷真央等新世紀世代と同学年で、中国系韓国人だそうな。

 

 2019年の最終プロテストでは上手く行かず、2020年から単年登録でステップアップツアーに参戦して、2020年には2勝しており、初優勝がプレーオフを制してであるから、メンタルの強さは流石ではないか!?

 

        プレーオフ制して勝ったリハナかな

 

        逆転で勝ち力魅すリハナかな

 

        メンタルの強さを魅せたリハナかな

 

 首位タイとなって、プレーオフに負けた結果、2位タイとなったのは世界ランキング189位で94期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる仁井優花(21歳、163㎝)、世界ランキング23位で新世紀世代の国内組を代表してこのツアーにおいて通算10勝の実績を持ち、昨季は年間女王に輝いて今季も競り合っている山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 仁井優花は最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばし、結果として3位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-8と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばした。

 

 と言うわけで、「仁井さんはまた2位?」なんて揶揄されるのかも知れないが、大阪出身と彼女としてはまだ暫らくは笑いに誤魔化すしかないか!?

 

 でもまあこの選手の優勝も近いような気がするなあ。

 

        仁井優花確り伸ばし上げて魅せ

 

        仁井優花下がっても上げ力魅せ

 

        仁井優花二位に入って力魅せ

 

 山下美夢有は最終日7バーディー、5ボギーの-2と伸ばし、結果として二位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では4バーディー、2ボギーの-2、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからは3バーディー、3ボギーのイーブン、トータル-9と維持した。

 

 バーディーは多かったが、ボギーも多く、バウンスバックが何と3回もあった。

 

 らしくないと言われながらも、強いところを見せていた!?

 

 しかし、一発勝負的なプレーオフにはそれが通用しなかったようである。

 

        山下や前半伸ばし二位を維持

 

        山下や出入り激しく二位を維持

 

        山下や二位を維持して強さ魅せ

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング109位で実力派中堅選手をリードするひとり、ステップアップツアーにおいて1勝、このツアーにおいて通算2勝の実績を持つ飛ばし屋の川岸史果(29歳、166㎝)で、最終日4バーディー、3ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばしながらも2位下がった。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-6と少し落としたが、後半に入ってからは加速して3バーディー、1ボギーの-2、トータル-8と伸ばした。

 

        川岸や伸ばしながらも二位下がり

 

        川岸や伸ばし足りずに二位下がり

 

        川岸や四位に入り力魅せ

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング60位で93期生をリードするひとりでステップアップツアーにおいて逸早く優勝し、このツアーにおいても逸早く優勝して通算4勝の実績を持つ岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)で、最終日5バーディー、2ボギーの-3、トータル-7と伸ばして3位上げて来た。

 

        岩井千怜確り伸ばし上げて魅せ

 

        岩井千怜連日上げて強さ魅せ

 

        岩井千怜五位に入って強さ魅せ

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング139位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算6勝の実績を持つ飛ばし屋の藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)は最終日-2、トータル-6と伸ばし、2位上げて6位タイに入った。

 

        藤田さいきじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        藤田さいき下がっても上げ力魅せ

 

        藤田さいき六位に入り力魅せ

 

 世界ランキング112位で黄金世代をリードするひとりでステップアップツアーにおいて通算2勝、このツアーにおいて通算5勝の実績を持つ飛ばし屋の原英莉花(24歳、173㎝、58㎏)は最終日+1、トータル-6と少し落とし、4位下がって6位タイとなった。

 

 世界ランキング121位で93期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆(20歳、164㎝)は最終日-3、トータル-4と伸ばし、9位上げて11位タイに入った。

 

        桑木志帆確り伸ばし上げて魅せ

 

        桑木志帆連日上げて力魅せ

 

        桑木志帆上位に入り力魅せ

 

 世界ランキング61位で黄金世代をリードするひとりでこのツアーにおいて通算9勝の実績を持ち、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる不思議系で人気のある小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング92位で実力派ベテラン選手をリードするひとりでこのツアーにおいて6勝の実績を持ち、謙虚さと物静かな様子から人気の高い菊地絵理香(35歳、157㎝、52㎏)は共に最終日-2、トータル-4と伸ばし、3位上げて11位タイに入った。

 

        小祝やじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        小祝や下がっても上げ強さ魅せ

 

        小祝や上位に入り強さ魅せ

 

        菊地絵理香じわりと伸ばし上げて魅せ

 

        菊地絵理香連日上げて強さ魅せ

 

        菊地絵理香上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング131位で94期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる飛ばし屋の竹田麗央(リオ、20歳、166㎝、68㎏、平瀬真由美の姪)は最終日+3、トータル-3と落とし、10位下がって15位タイとなった。

 

 世界ランキング71位で狭間世代をリードするひとりでこのツアーにおいて今季念願の初優勝を果たし、通算2勝目も上げている自称アイドル系で人気の高い菅沼菜々(23歳、158㎝)は最終日イーブン、トータル-2と伸ばせず、3位下がって17位タイとなった。

 

 世界ランキング36位で93期生を代表し、一昨年にステップアップツアーで優勝してから暫らく停滞して、今年になってこのツアーにおいて念願の初優勝を果たしてから通算3勝まで積み上げている岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は最終日+3、トータル-2と落とし、10位下がって17位タイとなった。

 

 世界ランキング135位で実力派中堅外国人選手をリードするひとりでこのツアーにおいて通算6勝の実績を持ち、柔らかい笑顔が印象的なイ・ミニョン(韓国、31歳、168㎝、73㎏)、世界ランキング149位で95期生をリードするひとりで台湾女子ツアーにおいては既に通算7勝しており、今季はステップアップツアーを主戦場として既に3勝して賞金女王レースのトップを走っているウー・チャイェン(台湾、19歳、155㎝、52㎏)は共に最終日-2、トータル-1と伸ばし、12位上げて19位タイに入った。

 

        イミニョンやじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        イミニョンや下がっても上げ力魅せ

 

        イミニョンや上位に入り力魅せ

 

        ウーチャイェンじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        ウーチャイェン連日上げて力魅せ

 

        ウーチャイェン上位に入り力魅せ

 

 世界ランキング83位で実力派中堅選手を代表し、ステップアップツアーにおいて通算2勝、このツアーにおいて通算18勝の実績を持ち賞金女王に2度輝いたパット巧者の鈴木愛(29歳、155㎝)は最終日+8、トータル-1と大きく落とし、18位下がって19位タイとなった。

 

 世界ランキング128位で実力派若手外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算2勝の実績を持つ森田遥(中国、27歳、164㎝)は最終日+4、トータル+1と落とし、15位下がって27位タイとなった。

 

 世界ランキング117位で実力派ベテラン選手をリードするひとりでこのツアーにおいて通算5勝の実績を持ち、アスリート系飛ばし屋の穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)は最終日+1、トータル+2と少し落とし、1位下がって32位タイとなった。

 

 世界ランキング70位でプラチナ世代をリードするひとりでこのツアーにおいて通算3勝の実績を持ち、お洒落やコスメに強いことからお洒落番長、コスメ番長等と呼ばれている吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)は最終日+2、トータル+3と落とし、6位下がって37位タイとなった。

 

 世界ランキング87位で狭間世代を代表してこのツアーにおいて通算12勝の実績を持ち、東京五輪ではリディア・コに競り勝って銀メダルに輝いた稲見萌寧(モネ、24歳、166㎝、58㎏)は最終日+2、トータル+4と落とし、3位下がって43位タイとなった。

 

 そして、世界ランキング46位で94期生を代表して昨季はステップアップツアーにおいて新記録となる5勝をして賞金女王に輝き、今季はこのツアーにおいて念願の初優勝を果たしてから既に通算4勝まで積み上げた飛ばし屋の櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング65位で95期生を代表して最終プロテストにはトップで合格し、このツアーにおいて既に今季念願の初優勝を果たして既に通算2勝目も上げている飛ばし屋の神谷そら(20歳、167㎝、60㎏)はともに最終日+5、トータル+7と大きく落とし、10位下がって50位タイとなった。

 

 飛ばし屋で既に複数回優勝の実績を持つ2人が通用しなかった今回のコースは結構難しく、他にも苦労していた上位選手がまあまあいたようである。

 

 たとえば世界ランキング15位でレジェンド級選手の申ジエ(韓国、35歳、155㎝、63㎏)は残念ながらCUTの憂き目に遭っており、その結果、山下美夢有が再び年間女王レースのトップに立っている。

 

 その山下美夢有は出入りが激しかったにも拘らず、首位タイに入ったのは流石ではないか!?

 

 プレーオフを観ていると、まあまあ大柄な仁井優花に負けないぐらい飛ばし、結構力強さも見せていた。

 

 その彼女に勝ったのが、同じように小柄なリ・ハナで、プレーオフでもティーショットが一番飛んでいなかったが、2オンに成功し、イーグルパットは外したものの、近くまで寄せ、余裕のバーディーを決めていた。

 

 また今季のステップアップツアーで賞金女王レースのトップを走るウー・チャイェン選手も小柄で、今回の速いグリーンに初日は手を焼いて+2まで落とし、53位タイと出遅れたが、第2日目にはきっちり対応し、トータル+1と少し伸ばして31位まで上げて来て、最終日にはトータル-1まで伸ばして19位タイと、上位に入ったのは流石ではないか!?

 

 そして、今取り上げた選手だけを見ても、優勝したリ・ハナが93期生、2位タイに入った仁井優花が94期生、19位タイに入ったウー・チャイェンが95期生でステップアップツアーからの昇格組である。

 

 今後も彼女達新鋭の活躍に期待したい。

 

        国内の女子のツアーは新鋭の

        活躍目立ち楽しめたかも