11月16日(木)の朝から愛媛県にある「エリエールゴルフクラブ松山(6575ヤード、パー71)」において国内女子ツアー、「【2023】第42回大王製紙エリエールレディスオープン」が4日間の日程で開催されたが、第3日目が悪天候の所為で中止となって正味3日間の短縮競技となり、その第4日目、すなわち最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円であるが、記録上の加算額としてはその75%となった。
また前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に47位タイまでに入っていた54名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
このツアーでも93期生、94期生に続いて、95期生が既に活躍し、優勝もしているので、今回も結構ワクワクさせて貰った。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送の日テレジータスによって金曜日の午後、日曜日の朝に少し放送されたはずであるが、私は視ていないので、どうなったのかよく分からない。
そしてインターネットの動画配信サイトのDAZN、U-NEXTでは3日間に亘ってたっぷりと配信されていた。
国内の女子のツアーは充実し
今週もまた胸熱くなり
さて、単独首位に抜け出して見事逆転優勝したのは世界ランキング122位で実力派中堅選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算4勝の実績を持ち広い交友関係を楽しんでいる青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-13と伸ばして1位上げて来た。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-9からスタートして、前半ではいきなり4バーディーの-4、トータル-13と確り伸ばし、後半に入ってからは1バーディー、1ボギーの-1、トータル-13と維持した。
なおこれがこのツアーにおいて今季2勝目、通算で5勝目となっている。
青木瀬令奈確り伸ばし上げて魅せ
青木瀬令奈連日上げて力魅せ
青木瀬令奈逆転勝ちし力魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング51位で新世紀世代をリードするひとり、このツアーにおいて先週復活優勝を遂げて、通算6勝している西郷(せご)どんこと西郷真央(22歳、158㎝、57㎏)で、最終日8バーディー、2ボギーの-6、トータル-12と大きく伸ばして8位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-6からスタートして、前半ではいきなり5バーディー、1ボギーの-4、トータル-10と伸ばし、後半に入っても3バーディー、1ボギーの-2、トータル-12と伸ばした。
最終組から4組前で回ったので、プレーオフがあるのかどうか、暫らく待つ身となっていたが、先週に引き続き好い感じに終わり、気分を好くして米国ツアーのシード権確保を狙いに行けそうだなあ。
西郷真央大きく伸ばし上げて魅せ
西郷真央下がっても上げ強さ魅せ
西郷真央二位に入って強さ魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング37位で93期生を代表し、ステップアップツアーにおいて通算1勝、このツアーにおいて通算3勝している岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏)、世界ランキング113位で黄金世代をリードするひとり、ステップアップツアーにおいて通算2勝、このツアーにおいて通算5勝の実績を持つモデル系で人気の高い飛ばし屋の原英莉花(23歳、173㎝、58㎏)、世界ランキング54位で94期生を代表し、昨季はステップアップツアーにおいて新記録となる5勝をして賞金女王に輝き、今季はこのツアーにおいて既に4勝している飛ばし屋の櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング65位で93期生をリードするひとり、このツアーの下部に当たるステップアップツアーにおいて逸早く優勝し、このツアーにおいても逸早く優勝して既に通算4勝まで積み重ねて来た岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)で、トータル-11まで伸ばした。
岩井明愛は最終日7バーディー、2ボギーの-5と大きく伸ばして7位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-6からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、2ボギーの-2、トータル-11と順調に伸ばした。
岩井明愛大きく伸ばし上げて魅せ
岩井明愛下がっても上げ強さ魅せ
岩井明愛三位に入り強さ魅せ
原英莉花は最終日1イーグル、3バーディー、1ボギーの-4と伸ばして3位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-7からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-9と伸ばし、後半に入ってからも1イーグル、1バーディー、1ボギーの-2、トータル-11と順調に伸ばした。
こう書くと何の盛り上がりも無さそうに思われるかも知れないが、イーグルを決めたのが第17ホールで、その時点ではトータル-12となって首位タイに並んだので、一気に期待膨らんだが、第18ホールのボギーが痛かった!
ともかく、色々な意味で魅せるプレイヤーではないか!?
原英莉花確り伸ばし上げて魅せ
原英莉花連日上げて力魅せ
原英莉花三位に入り力魅せ
櫻井心那は最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばして3位を維持した。
最終日はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-11と順調に伸ばした。
今回は彼女の日ではなかったようであるが、安定したプレイを見せてくれた。
そして優勝した青木瀬令奈を仲間達と待ち受け、優しい笑顔を浮かべながらハグして称える姿が好い感じであった。
櫻井や確り伸ばし三位維持
櫻井や三位維持して強さ魅せ
櫻井や安定魅せて三位維持
岩井千怜は最終日1バーディー、1ボギーのイーブンと伸ばせず、2位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-11からスタートして前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-11と伸ばせず、後半に入ってからも全てパーで凌いだので、トータル-11のまま伸ばせなかった。
岩井千怜スコア伸ばせず二位下がり
岩井千怜三位止まり強さ魅せ
岩井千怜三位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング74位で狭間世代をリードするひとり、このツアーにおいて今季念願の初優勝をしてから通算2勝に伸ばした自称アイドル系で人気の高い菅沼菜々(23歳、158㎝)は最終日-5、トータル10と大きく伸ばし、10位上げて7位タイに入った。
菅沼菜々大きく伸ばし上げて魅せ
菅沼菜々下がっても上げ強さ魅せ
菅沼菜々七位に入り強さ魅せ
世界ランキング91位で実力派ベテラン選手を代表し、このツアーにおいて通算16勝の実績を持ち、メジャー大会(公式戦)における初優勝が待たれる上田桃子(37歳、161㎝、54㎏)は最終日-2、トータル-10と伸ばしながらも、4位下がって7位タイとなった。
上田桃子伸ばしながらも四位下げ
上田桃子伸ばし足りずに四位下げ
上田桃子七位に入り強さ魅せ
世界ランキング20位で新世紀世代の国内組を代表しこのツアーにおいて通算10勝の実績を持ち、昨季は年間女王に輝いて今季も年間女王レースで競り合っている山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)は最終日-5、トータル-9と大きく伸ばし、16位上げて9位タイに入った。
山下や大きく伸ばし上げて魅せ
山下や連日上げて強さ魅せ
山下や九位に入り強さ魅せ
世界ランキング112位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算2勝の実績を持つ優しい笑顔が印象的なペ・ソンウ(韓国、29歳、166㎝、59㎏)は最終日-4、トータル-9と伸ばし、8位上げて9位タイに入った。
ペソンウや確り伸ばし上げて魅せ
ペソンウや連日上げて力魅せ
ペソンウや九位に入り力魅せ
世界ランキング143位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算6勝の実績を持つ心優しき飛ばし屋の藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)は最終日-2、トータル-8と伸ばしながらも、5位下がって15位タイとなった。
何時もながらに後輩達の栄誉を優しく、素直に称え、流石ではないか!?
藤田さいき伸ばしながらも五位下がり
藤田さいき伸ばし足りずに五位下がり
藤田さいき上位に入り力魅せ
世界ランキング123位で実力派若手外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算2勝の実績を持つ森田遥(中国、27歳、164㎝)、世界ランキング139位で実力派若手選手をリードするひとり、ステップアップツアーにおいて通算1勝の実績を持ち、今季このツアーにおいて念願の初優勝を果たした蛭田みな美(26歳、164㎝、57㎏)は共に最終日-4、トータル-7と伸ばし、17位上げて19位タイに入った。
森田遥確り伸ばし上げて魅せ
森田遥連日上げて力魅せ
森田遥上位に入り力魅せ
蛭田みな美確り伸ばし上げて魅せ
蛭田みな美連日上げて力魅せ
蛭田みな美上位に入り力魅せ
世界ランキング117位で94期生をリードするひとり、昨季ステップアップツアーにおいて優勝した後にこのツアーでも2勝したはんなり系の川﨑春花(20歳、158㎝、51㎏)は最終日イーブン、トータル-7と伸ばせず、13位下がって19位タイとなった。
世界ランキング130位で94期生をリードするひとり、初優勝が待たれる飛ばし屋の竹田麗央(リオ、20歳、166㎝、68㎏、レジェンド平瀬真由美の姪)は最終日-2、トータル-6と伸ばし、25位タイを維持した。
竹田麗央じわりと伸ばし順位維持
竹田麗央中位維持して意地を魅せ
世界ランキング109位で93期生をリードするひとり、初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆(20歳、164㎝)、世界ランキング137位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算6勝の実績を持つ柔らかい笑顔が印象的なイ・ミニョン(韓国、31歳、168㎝、73㎏)は共に最終日-1、トータル-5と少し伸ばしながらも、5位下がって30位タイとなった。
桑木志帆伸ばしながらも五位下がり
桑木志帆伸ばし足りずに五位下がり
桑木志帆中位に入り意地を魅せ
イミニョンや伸ばしながらも五位下がり
イミニョンや伸ばし足りずに五位下がり
イミニョンや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング15位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位に君臨し米国と韓国において世界ランキング1位に輝いて、このツアーにおいても通算28勝の実績を持つレジェンドの申ジエ(韓国、35歳、155㎝、63㎏)は最終日-2、トータル-4と伸ばし、11位上げて36位タイに入った。
申ジエやじわりと伸ばし上げて魅せ
申ジエや連日上げて強さ魅せ
申ジエや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング64位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算9勝の実績を持ち、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれる小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)は最終日イーブン、トータル-3と伸ばせず、7位下がって43位タイとなった。
世界ランキング95位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算6勝の実績を持つ謙虚で静かな様子が人気の高い菊地絵理香(35歳、157㎝、52㎏)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、18位下がって43位タイとなった。
そして世界ランキング102位で実力派中堅選手をリードするひとり、ステップアップツアーにおいて通算1勝、このツアーにおいて通算2勝の実績を持つ飛ばし屋の川岸史果(フミカ、29歳、166㎝)は最終日+3、トータルイーブンと落とし、16位下がって単独52位となった。