11月15日(水)の朝から京都府にある「城陽カントリー倶楽部(6444ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーの最終戦、「京都レディースオープン」が3日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
このツアーでは2021年の6月に最終プロテストに合格した93期生、2021年の11月に最終プロテストに合格した94期生に続いて、2022年の11月に最終プロテストに合格した95期生が既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
来季のシード権争いにも関係し、何時も以上に気合の入った熱戦を期待したい。
なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビでは、CS放送のスカイAによって3日間に亘ってたっぷりと予定されている。
国内の下部のツアーは最終に
シード争い期待するかも
さて、単独で首位を維持しているのは世界ランキング564位で94期生の注目選手のひとり、初優勝が待たれる小林夢果(20歳、167㎝)で、2日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-6と伸ばしている。
2日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-3からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-4と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-6と順調に伸ばした。
小林や確り伸ばし首位を維持
力魅せ小林夢果首位を維持
首位を維持小林夢果期待させ
単独2位に付けているのは世界ランキング753位でアマチュアの中村心(18歳、160㎝、高3)で、2日目5バーディー、2ボギーの-3、トータル-4と伸ばして6位上げて来た。
2日目はアウトスタートでトータル-1からスタートして前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-1と維持し、後半に入ってからは加速して3バーディーの-3、トータル-4と伸ばしている。
中村や確り伸ばし上げて魅せ
中村や二位まで上げて力魅せ
中村や二位で通過し期待させ
3位タイに付けているのは世界ランキング491位で94期生の注目選手のひとり、初優勝が待たれるプラチナ世代の藤田かれん(23歳、162㎝)、世界ランキング728位でこのツアーにおいて昨季念願の初優勝を果たした保坂真由(27歳、162㎝、57㎏)、世界ランキング315位で95期生の注目選手のひとり、今季このツアーにおいて念願の初優勝を果たし既に2勝目も上げている新世紀世代の大須賀望(21歳、146㎝、52㎏)、世界ランキング414位で国内女子ツアーにおいて通算23勝の実績を持ち、今季このツアーにおいても1勝を上げた李知姫(イ・チヒ、44歳、170㎝、61㎏)で、トータル-3まで伸ばしている。
藤田かれんは2日目5バーディーの-5と大きく伸ばして33位も上げて来た。
2日目はインスタート(第10ホールから)で、トータル+2からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-1と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-3と伸ばしている。
藤田かれん大きく伸ばし上げて魅せ
藤田かれん大きく上げて力魅せ
藤田かれん三位で通過力魅せ
保坂真由は2日目4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして5位上げて来た。
2日目はアウトスタートでトータル-1からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータルイーブンと少し落としたが、後半に入ってからは加速して、3バーディーの-3、トータル-3と伸ばしている。
保坂真由じわりと伸ばし上げて魅せ
保坂真由後半加速三位付け
保坂真由三位で通過力魅せ
大須賀望は2日目3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばして3位を維持している。
2日目はアウトスタートでトータル-2からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-2と維持し、後半に入ってからは2バーディー、1ボギーの-1、トータル-3と少し伸ばした。
大須賀や少し伸ばして三位維持
大須賀や後半加速三位維持
大須賀や三位で通過強さ魅せ
李知姫は2日目2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばして3位を維持している。
2日目はアウトスタートでトータル-2からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-4と伸ばしたが、後半に入ってからは1ボギーの+1、トータル-3と少し落とした。
少し伸ばし三位維持する李知姫かな
三位維持力を魅せた李知姫かな
力魅せ三位で通過李知姫かな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング390位で95期生の注目選手のひとり、このツアーにおいて今季念願の初優勝を果たした小林光希(ミツキ、21歳、161㎝)は2日目イーブン、トータル-2と伸ばせず、4位下がって7位タイとなっている。
世界ランキング372位で95期生の注目選手のひとり、今季このツアーにおいて念願の初優勝を果たして通算2勝目まで積み上げたP.サイパン(本名パナラット・タナポルブーンヤラス、タイ、25歳、169㎝、57㎏)は2日目-5、トータル-1と大きく伸ばし、53位も上げて10位タイに付けて来た。
サイパンや大きく伸ばし上げて魅せ
サイパンや大きく上げて強さ魅せ
サイパンや十位で通過期待させ
世界ランキング350位でこのツアーにおいて今季久々に勝ち、通算2勝とした沖せいら(31歳、161㎝)、世界ランキング446位で初優勝が待たれる種子田(タネダ)香夏(28歳、158㎝、55㎏)は共に2日目-2、トータルイーブンと伸ばし、22位も上げて14位タイに付けて来た。
沖せいらじわりと伸ばし上げて魅せ
沖せいら大きく上げて強さ魅せ
沖せいら上位で通過強さ魅せ
種子田香夏じわりと伸ばし上げて魅せ
種子田香夏大きく上げて力魅せ
種子田香夏上位で通過力魅せ
世界ランキング409位で93期生の注目選手のひとりで初優勝が待たれ、少し前まで国内女子ツアーを主戦場としていたプラチナ世代の上野菜々子(23歳、164㎝、57㎏)は2日目-1、トータルイーブンと少し伸ばし、8位上げて14位タイに付けて来た。
上野菜々子少し伸ばして上げて魅せ
上野菜々子上位まで上げ力魅せ
上野菜々子上位で通過力魅せ
世界ランキング386位でこのツアーにおいて今季久々に勝って、通算2勝とした鬼頭さくら(28歳、162㎝、63㎏)は2日目イーブン、トータルイーブンと維持して14位タイを維持している。
鬼頭さくらスコア維持して順位維持
鬼頭さくら上位維持して強さ魅せ
鬼頭さくら上位で通過強さ魅せ
世界ランキング381位で今季このツアーにおいて念願の初優勝を果たしたイタリア系のスタイヤーノ梨々菜(26歳、156㎝、56㎏)、世界ランキング469位でこのツアーと国内女子ツアーにおいてそれぞれ1勝ずつしている木戸愛(メグミ、33歳、172㎝、56㎏)は共に2日目イーブン、トータル+1と維持し、22位タイを維持している。
スタイヤーノスコア維持して順位維持
スタイヤーノ中位維持して強さ魅せ
スタイヤーノ中位で通過意地を魅せ
木戸愛スコア維持して順位維持
木戸愛中位維持して力魅せ
木戸愛中位で通過意地を魅せ
世界ランキング442位でこのツアーにおいて通算2勝、国内女子ツアーにおいて通算2勝の実績を持つ西山ゆかり(41歳、162㎝、58㎏)は2日目イーブン、トータル+2と維持し、8位上げて28位タイに付けて来た。
西山やスコア維持して上げて魅せ
西山や上位に迫り力魅せ
西山や中位で通過意地を魅せ
世界ランキング415位でこのツアーにおいて通算1勝の実績があり、少し前まで国内女子ツアーを主戦場としていた林菜乃子(26歳、154㎝、51㎏)は2日目+4、トータル+2と落とし、25位も下がって28位タイとなっている。
世界ランキング440位で93期生の注目選手のひとり、このツアーにおいて今季念願の初優勝を果たしたプラチナ世代の橋添穂(ノゾミ、23歳、154㎝、51㎏)は2日目+1、トータル+3と少し落としながらも、1位上げて35位タイに付けて来た。
橋添や落としながらも上げて魅せ
橋添や中位で通過意地を魅せ
世界ランキング347位でこのツアーにおいて昨季は念願の初優勝を果たし、今季は先週に同じ試合(山口周南レディースカップ」において連覇して2勝目を上げた新海美優(28歳、162㎝、58㎏)は2日目+2、トータル+3と落とし、13位下がって35位タイとなっている。
そして世界ランキング403位で国内女子ツアーにおいて通算2勝の実績を持ち、今季はこのツアーで初優勝を果たした酒井美紀(32歳、165㎝、78㎏)、世界ランキング438位でこのツアーにおいて4勝の実績を持つ福山恵梨(30歳、170㎝、60㎏)は共に2日目+3、トータル+4と落とし、19位下がって41位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
なお今回は初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に41位タイまでに入っていた52名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。