１０月２６日(木)の朝から時差－１時間のマレーシアにある「ＴＰＣクアラルンプール（６２４６ヤード、パー７１）」において米国女子ツアーのアジアシリーズの一戦、「メイバンク選手権」が４日間に日程で開催され、その第３日目が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は３００万ドルとなっており、１ドルを約１５０円とすれば、これは約４億５０００万円となる。
なお、日本人選手としては世界ランキング１８位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）、世界ランキング２２位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが特徴の古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング２５位で新世紀世代を代表し、２０２１年の全米女子オープンにおいて優勝した飛ばし屋の笹生優花（２２歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング６９位でプラチナ世代をリードするひとり、今年からこのツアーを主戦場としてこのところ調子を上げている西村優菜（２３歳、１５０㎝、５０㎏）、世界ランキング７８位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンにおいて優勝した明るい笑顔で人気の高い渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）、世界ランキング８４位で黄金世代をリードするひとり、今年からこのツアーを主戦場としている飛ばし屋の勝みなみ(２５歳、１５７㎝、５７㎏)が出場している。
このツアーも今季終盤が近付き、シード権の確保が危ぶまれる選手も出て来たが、最後まで達成を応援して見守りたい。
なおライブ中継に付いてはWOWOWライブによって４日間に亘ってたっぷりと予定されている。
今週も時差が少なく、予選ＣＵＴが行われない試合を昼間からのんびり視られるのが嬉しい。
米国の女子のツアーはアジアにて
開催昼に視られるのかも
アジアでの米国ツアーＣＵＴなく
不安少なく視られるのかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング３２位で元アマチュア世界ランキング１位でプロ入り後既にこのツアーにおいて優勝している期待の新鋭のローズ・チャン（米国、２０歳、１６８㎝、５５㎏）で、３日目８バーディー、１ボギーの－７、トータル－１８と爆発的に伸ばして１位上げて来た。
３日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１１からスタートして、前半ではいきなり５バーディーの－５、トータル－１６と大きく伸ばし、後半に入ってからも３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１８と伸ばしている。
ローズチャン爆発魅せて首位に立ち
ローズチャン爆発魅せて首位奪い
ローズチャン首位を奪って強さ魅せ
ローズチャン首位を奪って期待させ
２位タイに付けているのは世界ランキング１３位で少し前まで天才少女と呼ばれ、欧州女子ツアーおよび米国女子ツアーにおいてそれぞれ複数回優勝しているアタヤ・ティティクル（タイ、２０歳、１６２㎝）、世界ランキング１８７位のジャスミン・スワンナプラ（タイ、３０歳、１６５㎝）で、トータル－１７まで伸ばしている。
アタヤ・ティティクルは３日目１０バーディーの－１０と爆発的に伸ばして１２位上げて来た。
３日目はアウトスタートでトータル－７からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－１１と確り伸ばし、後半に入ってからは更に加速して６バーディーの－６、トータル－１７と大きく伸ばしている。
これは面白い２人が上がって来た。
新鋭２人の一騎打ちとなるか！？
ティティクルや爆発魅せて二位に上げ
ティティクルや下がっても上げ強さ魅せ
ティティクルや二位まで上げて強さ魅せ
ティティクルや二位まで上げて期待させ
ジャスミン・スワンナプラは３日目６バーディー、１ボギーの－５と大きく伸ばしながらも１位下がっている。
３日目はアウトスタートでトータル－１２からスタートして前半では４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１５と伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－１７と伸ばした。
スワンナプラ伸ばしながらも一位下げ
スワンナプラ伸ばし足りずに一位下げ
スワンナプラ二位に止まり力魅せ
単独４位に付けているのは世界ランキング４９位で小柄ながら結構飛ばし屋のキム・セヨン（韓国、３０歳、１６０㎝）で、３日目７バーディーの－７、トータル－１５と爆発的に伸ばして４位上げて来た。
３日目はアウトスタートで、トータル－８からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－１１と伸ばし、後半に入ってからも４バーディーの－４、トータル－１５と順調に伸ばしている。
キムセヨン爆発魅せて四位付け
キムセヨン連日上げて力魅せ
キムセヨン四位まで上げ力魅せ
５位タイに付けているのは畑岡奈紗、世界ランキング１４位でこのところ好調を維持しているメガン・カン（米国、２６歳、１５５㎏）、世界ランキング１６１位のチェン・ペイユン（台湾３３歳、１６５㎝）で、トータル－１４まで伸ばしている。
畑岡奈紗は３日目８バーディーの－８と爆発的に伸ばして１５位上げて来た。
３日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル－６からスタートして、前半では２ホールをパーで凌いだ後、第３、４ホールと連続でバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、第７ホールでもバーディーを決め、１つ空いて第９ホールでもバーディーを決めたので、結局４打伸ばし、トータル－１０として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからも好調を維持しており、いきなり第１０ホールでバーディーを決め、第９ホールから数えると連続バーディーとなり、１つ空いて第１２ホールでもバーディーを決め、続く３ホールをパーで凌いだ後、第１６ホールでもバーディーを決め、１つ空いて第１８ホールでもバーディーを決めたので、結局後半でも更に４打伸ばし、トータル－１４として最終日へと繋いでいる。
おっ、これは久々の優勝もあるか！？
畑岡奈紗爆発魅せて五位に上げ
畑岡奈紗連日上げて強さ魅せ
畑岡奈紗五位まで上げて期待させ
メガン・カンは３日目７バーディーの－７と爆発的に伸ばして９位上げて来た。
３日目はアウトスタートで、トータル－７からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－１０と伸ばし、後半に入ってからも４バーディーの－４、トータル－１４と順調にのばしている。
メガンカン爆発魅せて五位に上げ
メガンカン下がっても上げ強さ魅せ
メガンカン五位まで上げて強さ魅せ
チェン・ペイユンは３日目１イーグル、３バーディー、１ボギーの－４と伸ばしながらも２位下がっている。
３日目はアウトスタートでトータル－１０からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－１２と伸ばし、後半に入ってからも１イーグル、１バーディー、１ボギーの－２、トータル－１４と順調に伸ばした。
チェンペイユン伸ばしながらも二位下がり
チェンペイユン伸ばし足りずに二位下がり
チェンペイユン五位に止まり力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５位のセリーヌ・ビュティエ（フランス、２９歳、１６５㎝）は３日目－３、トータル－１３と伸ばしながらも、５位下がって８位タイとなっている。
セリーヌや伸ばしながらも五位下がり
セリーヌや伸ばし足りずに五位下がり
強さ魅せ八位止まるビュティエかな
世界ランキング９位でかつては天才少女と呼ばれ、十代の頃から長期に亘って世界ランキング１位に君臨していたリディア・コ（ニュージーランド、２６歳、１６５㎝）は３日目－７、トータル－１２と爆発的に伸ばし、１４位上げて１０位タイに付けて来た。
リディアコ爆発魅せて十位付け
リディアコや下がっても上げ強さ魅せ
リディアコや十位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング６位で東京五輪金メダリストのネリー・コルダ(米国、２５歳、１７８㎝)は３日目－５、トータル－１１と大きく伸ばし、９位上げて１１位タイに付けて来た。
ネリーコルダ大きく伸ばし上げて魅せ
ネリーコルダ連日上げて強さ魅せ
ネリーコルダ上位から上げ強さ魅せ
世界ランキング１２位でこれまでカナダの妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン（カナダ、２６歳、１６３㎝）は３日目－３、トータル－１１と伸ばしながらも、３位下がって１１位タイとなっている。
ヘンダーソン伸ばしながらも三位下げ
ヘンダーソン伸ばし足りずに三位下げ
ヘンダーソン上位止まり強さ魅せ
そして勝みなみは３日目５バーディーの－５、トータル－９と大きく伸ばし、１５位上げて１５位タイに付けて来た。
３日目はアウトスタートで、トータル－４からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－６と伸ばし、後半に入ってからも、３バーディーの－３、トータル－９と順調に伸ばしている。
勝みなみ大きく伸ばし上げて魅せ
勝みなみ下がっても上げ力魅せ
勝みなみ上位まで上げ力魅せ
また古江彩佳は３日目３バーディーの－３、トータル－９と伸ばし、５位上げて１５位タイに付けて来た。
３日目はアウトスタートで、トータル－６からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－９と伸ばし、後半に入ってからは全てパーで凌いでトータル－９を維持している。
古江彩佳確り伸ばし上げて魅せ
古江彩佳下がっても上げ強さ魅せ
古江彩佳上位から上げ強さ魅せ
世界ランキング１６位のリン・グラント(スウェーデン、２４歳)は３日目－１、トータル－９と少し伸ばしながらも、７位下がって１５位タイとなっている。
リングラント伸ばしながらも七位下げ
リングラント伸ばし足りずに七位下げ
リングラント上位止まり強さ魅せ
世界ランキング１７位のレオナ・マグワイヤー（アイルランド、２８歳、１６８㎝）も３日目－４、トータル－８と伸ばし、９位上げて２１位タイに付けて来た。
マグワイヤー確り伸ばし上げて魅せ
マグワイヤー連日上げて強さ魅せ
マグワイヤー上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング３位で記録的長期に亘って世界ランキング１位に君臨していたコ・ジンヨン（韓国、２８歳、１６５㎝）、世界ランキング１１位のリン・シユ（中国、２７歳、１６８㎝）は共に３日目－３、トータル－８と伸ばし、３位上げて２１位タイに付けて来た。
コジンヨン確り伸ばし上げて魅せ
コジンヨン下がっても上げ強さ魅せ
コジンヨン上位に迫り意地を魅せ
リンシユや確り伸ばし上げて魅せ
リンシユや下がっても上げ強さ魅せ
リンシユや上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング２位で新鋭のイン・ルオニン(中国、２１歳)は３日目イーブン、トータル－８と伸ばせず、１３位下がって２１位タイとなっている。
世界ランキング１０位のアライセン・カーパズ（米国、２５歳、１７５㎝）は３日目－５、トータル－７と大きく伸ばし、１９位上げて２８位タイに付けて来た。
カーパズや大きく伸ばし上げて魅せ
カーパズや下がっても上げ強さ魅せ
カーパズや上位に迫り意地を魅せ
そして笹生優花は３日目３バーディー、２ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしながらも、１０位下がって４０位タイとなっている。
３日目はアウトスタートでトータル－４からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－４と伸ばせなかったが、後半に入ってからは、２バーディー、１ボギーの－１、トータル－５と少し伸ばした。
これはもう最後の爆発に期待するしかないなあ。
笹生優花伸ばしながらも十位下げ
笹生優花伸ばし足りずに十位下げ
笹生優花最後爆発期待して
世界ランキング２０位で２０１９年の全英女子オープンにおいて渋野日向子と競り合い、お互いに健闘を称え合ったことで我が国でも注目され、２０２２年の全英女子オープンにおいては優勝したアシュリー・ブハイ（南アフリカ、３４歳、１６５㎝）は３日目－２、トータル－４と伸ばし、１位上げて４６位タイに付けて来た。
アシュリーやじわりと伸ばし上げて魅せ
アシュリーや下がっても上げ強さ魅せ
そして西村優菜は３日目１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－２と伸ばせず、５位下がって５２位タイとなっている。
３日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－２からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－２と伸ばせず、後半に入ってからも全てパーで凌いだのでトータル－２から伸ばせなかった。
西村優菜スコア伸ばせず五位下がり
西村優菜最後に奮起期待して
また渋野日向子は３日目３バーディー、２ボギー、４ダブルボギーの＋７、トータル＋３と大きく落とし、３９位も下がって６９位タイとなっている。
３日目はアウトスタートで、トータル－４からスタートして、前半では２ボギー、１ダブルボギーの＋４、トータルイーブンと落とし、後半に入ってからも３バーディー、３ダブルボギーの＋３、トータル＋３と落とした。
渋野日向子大きく落とし下がったら
むしろ居直り大事なのかも
渋野日向子最後爆発期待して
