sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

KPMG女子PGA選手権最終日イン・ルオニンおめでとう! 畑岡、古江、笹生、西村等の様子・・・R5.6.26①

 6月22日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ニュージャージー州にある「バルタスロール・ゴルフクラブ・ロウアー・コース(6831ヤード、パー72)」において米国女子ツアーのメジャー大会、「KPMG女子PGA選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 或る記事によると今年の賞金総額は1000万ドル、優勝賞金は150万ドルとなっていおり、1ドルを約143.4円とすれば、これはそれぞれ約14億3400万円、約2億1510万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング18位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング19位でプラチナ世代を代表し、このところ好調を維持してマッチプレーでも大活躍していた古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング43位で新世紀世代をリードするひとり、2021年に全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング51位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子ツアーにおいて優勝した渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング53位で新世紀世代をリードするひとり、昨年終盤の急激な低迷から復調しつつある西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)、世界ランキング57位でプラチナ世代をリードするひとり、今年のこのツアーに主戦場を移して活躍し始めた西村優菜(22歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング67位で黄金世代をリードするひとり、今年このツアーに主戦場を移した飛ばし屋の勝みなみ(24歳、157㎝、57㎏)、世界ランキング485位でこのツアーにおいて3勝し、先々週には復活を見せて6位タイに入った野村敏京(30歳、165㎝、60㎏)が出場し、畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、西村優菜が予選を通過することが出来た。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に64位タイまでに入っていた79名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継に付いてはWOWOWプライムによって4日間に亘ってたっぷりと放送されていた。

 

        米国の女子のツアーに日本人

        四人通過し楽しめたかも

 

 さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング25位で注目の新鋭のひとり、このところ好調を維持して来たイン・ルオニン(中国、20歳)で、最終日4バーディーの-4、トータル-8と伸ばした。

 

 最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-5と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して3バーディーの-3、トータル-8と伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーでは2勝目、メジャー大会では初優勝となる。

 

        インルオニン確り伸ばし上げて魅せ

 

        インルオニン決勝で上げ強さ魅せ

 

        インルオニン逆転勝ちで強さ魅せ

 

 単独2位に入ったのは笹生優花で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-7と大きく伸ばし、6位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-2からスタートして、前半では6ホールをパーで凌いだ後、第7ホールで漸くバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局1打伸ばし、トータル-3として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからはいきなり第10ホールでバーディーを決め、1つ空いて第12、13ホールと連続でバーディーを決めて、1つ空いて第15ホールでもバーディーを決め、続く第16ホールではボギーを叩いたが、1つ空いて第18ホールではバーディーを決めたので、結局後半では更に4打伸ばし、トータル-7としてホールアウトしている。

 

 一旦は首位タイまで上げていたが、後続のイン・ルオニンに突き放されて、残念ながらこのツアーにおけるメジャー大会2勝目とはならなかった。

 

 ただ、単独2位に賞金は87.5130ドルで、これは約1億2550万円となり、ここ数年女子ゴルフツアーの賞金も上がっているから、これは数年前の優勝賞金に匹敵するぐらいの高額になっているような気もする。

 

        笹生優花大きく伸ばし上げて魅せ

 

        笹生優花決勝で上げ強さ魅せ

 

        笹生優花二位に入って強さ魅せ

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング31位のカルロタ・シガンダ(スペイン、33歳、173㎝)、世界ランキング42位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、36歳、183㎝)、世界ランキング14位のリン・シユ(中国、27歳、168㎝)、世界ランキング29位のメガン・カン(米国、25歳、155㎝)、世界ランキング151位のステファニー・メドウ(北アイルランド、31歳、163㎝、64㎏)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 カルロタ・シガンダは最終日1イーグル、5バーディーの-7と爆発的に伸ばして、23位も上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル+1からスタートして、前半ではいきなり1イーグル、3バーディーの-5、トータル-4と大きく伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-6と伸ばしている。

 

        シガンダや爆発魅せて三位入り

 

        シガンダや大きく上げて強さ魅せ

 

        シガンダや三位に入り強さ魅せ

 

 アンナ・ノードクイストは最終日7バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばして、15位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータルイーブンからスタートして前半では3バーディーの-3、トータル-3と伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、1ボギーの-3、トータル-6と伸ばしている。

 

        決勝でノードクイスト上げ続け

 

        上げ続けノードクイスト強さ魅せ

 

        強さ魅せノードクイスト三位入り

 

 リン・シユは最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして5位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-2からスタートして、前半では、いきなり5バーディーの-5、トータル-7と大きく伸ばしたが、後半に入ってからは1ボギーの+1、トータル-6と少し落としている。

 

        リンシユや確り伸ばし上げて魅せ

 

        リンシユや最後は上げて強さ魅せ

 

        リンシユや三位に入り強さ魅せ

 

 メガンカンも最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして5位上げて来た。

 

 最終日はアウトスタートでトータル-2からスタートして前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-2と維持し、後半に入ってからは加速して4バーディーの-4、トータル-6と確り伸ばしている。

 

        メガンカン確り伸ばし上げて魅せ

 

        メガンカン最後まで上げ強さ魅せ

 

        メガンカン三位に入り強さ魅せ

 

 ステファニー・メドウは最終日2バーディー、1ボギーの-1と少し伸ばして3位を維持した。

 

 最終日はアウトスタートで、トータル-5からスタートして、前半では1バーディーの-1、トータル-6と少し伸ばし、後半に入ってからは、1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-6と維持している。

 

        ステファニー少し伸ばして三位維持

 

        三位維持力を魅せたメドウかな

 

        三位入り力を魅せたメドウかな

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 古江彩佳は最終日7バーディー、2ボギーの-5、トータル-5と大きく伸ばし10位上げて8位タイに入った。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートでトータルイーブンからスタートして、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く5ホールをパーで凌いだ後、第7~9ホールと3連続でバーディーを決めたので、結局4打伸ばしトータル-4として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからも好調を維持して、2ホールをパーで凌いだ後、第12、13ホールと連続でバーディーを決めたが、恨めしいことに、ここで降雨による2時間もの中断が入ってしまった。

 

 再開後、流れが変わったのか、第14、15ホールと連続でボギーを叩き、1つ空いて第17ホールでバーディーを決めたので、結局後半では1打伸ばせただけで、トータル-5としてホールアウトしている。

 

        古江彩佳大きく伸ばし上げて魅せ

 

        古江彩佳決勝で上げ強さ魅せ

        

        古江彩佳八位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング98位のジェニー・シン(韓国、30歳、163㎝)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、6位下がって8位タイとなった。

 

 世界ランキング12位で先週このツアーで優勝したレオナ・マグワイヤー(アイルランド、28歳、168㎝)は最終日+3、トータル-4と落とし、10位下がって11位タイとなった。

 

 世界ランキング10位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ、25歳、163㎝)は3日目最終日-2、トータル-2と伸ばし、3位上げて15位タイに入った。

 

        ヘンダーソンじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        ヘンダーソン下がっても上げ強さ魅せ

 

        ヘンダーソン上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング7位でかつては天才少女と呼ばれ、十代のアマチュア時代に国内女子ツアーにおいて優勝したキム・ヒョージュ(韓国、27歳、165㎝)は最終日-4、トータル-1と伸ばし、20位も上げて20位タイに入った。

 

        キムヒョージュ確り伸ばし上げて魅せ

 

        キムヒョージュ最後まで上げ強さ魅せ

 

        キムヒョージュ上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング5位のミンジー・リー(オーストラリア、27歳、165㎝)は最終日-2、トータル-1と伸ばし、6位上げて20位タイに入った。

 

        ミンジーリーじわりと伸ばし上げて魅せ

 

        ミンジーリー最後は上げて強さ魅せ

 

        ミンジーリー上位に入り強さ魅せ

 

 世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国、27歳、165㎝)は最終日+2、トータル-1と落とし、14位下がって20位タイとなった。

 

 世界ランキング16位でメジャー大会に強く、ダンボと呼ばれて我が国でも人気の高いチョン・インジ(韓国、28歳、175㎝)は最終日-3、トータルイーブンと伸ばし、16位上げて24位タイに入った。

 

        チョンインジ確り伸ばし上げて魅せ

 

        チョンインジ最後まで上げ強さ魅せ

 

        チョンインジ中位に入り意地を魅せ

   

 世界ランキング11のセリーヌ・ビュティエ(フランス、29歳、165㎝)は最終日+2、トータル+1と落とし、18位下がって30位タイとなった。

 

 世界ランキング20位で昨年は大病によって長期休養した後に復活して来たダニエル・カン(米国、30歳、168㎝)は最終日-3、トータル+3と伸ばし、22位上げて39位タイに入った。

 

        ダニエルカン確り伸ばし上げて魅せ

 

        ダニエルカン最後は上げて強さ魅せ

 

        ダニエルカン中位に入り意地を魅せ

 

 そして、西村優菜は最終日5バーディー、2ボギー、1トリプルボギーのイーブン、トータル+3と維持し、1位上げて39位タイに入った。

 

 最終日はインスタート(第10ホールから)で、トータル+3からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータルイーブンと伸ばしたが、後半に入ってからは、2バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの+3、トータル+3と落としてこの日のスタート時点に戻っている。

 

        西村優菜スコア維持して少し上げ

 

        西村優菜最後は上げて強さ魅せ

 

        西村優菜中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング13位で2019年の全英女子オープンでは渋野日向子と競り合って我が国でも注目されるようになり、2022年の全英女子オープンでは優勝したアシュリー・ブハイ(南アフリカ、34歳、165㎝)は最終日+3、トータル+3と落とし、21位も下がって39位タイとなった。

 

 そして、畑岡奈紗は最終日3バーディー、1ボギーの-1、トータル+4と少し伸ばし、7位上げて47位タイに入った。

 

 最終日はインスタートで、トータル+5からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル+6と少し落としたが、後半に入ってからは加速して2バーディーの-2、トータル+4と伸ばしている。

 

        畑岡奈紗少し伸ばして上げて魅せ

 

        畑岡奈紗下がっても上げ強さ魅せ

 

        畑岡奈紗最後は上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング9位で世界中から猛者が集まるこのツアーの中でも群を抜く飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国、28歳、180㎝)は最終日イーブン、トータル+4維持し、1位上げて47位タイに入った。 

 

        トンプソンスコア維持して上げて魅せ

 

        トンプソン最後まで上げ強さ魅せ

 

        トンプソン中位に入り意地を魅せ

 

 世界ランキング3位でかつては天才少女と呼ばれ、十代で世界ランキング1位まで上り詰めたが、一旦低迷した後復活して来たリディア・コニュージーランド、26歳、165㎝)は最終日イーブン、トータル+6と維持し、4位上げて57位タイに入った。

 

        リディアコやスコア維持して上げて魅せ

 

        リディアコや決勝で上げ強さ魅せ

 

        リディアコや最後も上げて意地を魅せ

 

 そして、世界ランキング15位のハナ・グリーン(オーストラリア、26歳、168㎝)は最終日イーブン、トータル+8と維持し、3位上げて68位タイに入った。

 

        ハナグリーンスコア維持して上げて魅せ

 

        ハナグリーン最後は上げて意地を魅せ