５月２日（木）の朝から茨城県にある「茨城ゴルフ倶楽部 東コース（６６６５ヤード、パー７２）」において国内女子ツアーの公式競技（メジャー大会）、「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は１億２０００万円、優勝賞金は２４００万円となっており、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っている選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められるようになっている。
嬉しいことに、普段は米国女子ツアーを主戦場としている古江彩佳、西村優菜、勝みなみも出場している。
なおライブ中継に付いてであるが、全国的に視られるテレビでは地上波の日本テレビ系列、ＣＳ放送の日テレジータス、日テレニュース２４を巧く繋いで最後まで視られるように放送されている。
そしてインターネットの動画配信サイト、Ｕ－ＮＥＸＴ、ＤＡＺＮでは４日間に亘ってたっぷりと配信されている。
国内の女子のツアーに米国の
ツアーメンバー加わったかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング１０１位で狭間世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算２勝している自称アイドル系の菅沼菜々（２４歳、１５８㎝）で２日目６バーディー、１ボギーの－５、トータル－６と大きく伸ばして１３位上げて来た。
２日目はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１からスタートして、前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－２と伸ばし、後半に入ってからは加速して４バーディーの－４、トータル－６と確り伸ばしている。
菅沼菜々大きく伸ばし上げて魅せ
菅沼菜々首位まで上げて力魅せ
菅沼菜々首位で通過し力魅せ
菅沼菜々首位で通過し期待させ
２位タイに付けているのは世界ランキング１３０位で実力派外国人選手をリードするひとり、このツアーにおいて通算２勝しているペ・ソンウ（韓国、３０歳、１６６㎝、５９㎏）、世界ランキング３５位で韓国ツアーから出場している新鋭のイ・イェウォン（韓国、２１歳、１６３㎝）、世界ランキング１３４位で２０２１年６月の最終プロテスト（９３期生）にトップで合格し、このツアーにおける初優勝が待たれる佐久間朱莉（２１歳、１５５㎝）で、トータル－５まで伸ばしている。
ペ・ソンウは２日目１イーグル､４バーディー､１ボギーの－５と大きく伸ばして２３位も上げて来た。
２日目はアウトスタートでトータルイーブンからスタートし前半では２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１と少し伸ばして、後半に入ってからは加速して１イーグル、２バーディーの－４、トータル－５と確り伸ばしている。
ペソンウや大きく伸ばし上げて魅せ
ペソンウや後半加速力魅せ
ペソンウや二位まで上げて力魅せ
イ・イェウォンは２日目４バーディー、２ボギーの－２と伸ばして２位タイを維持している。
２日目はアウトスタートでトータル－３からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－５と伸ばし、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－５と維持した。
イイェウォンやじわりと伸ばし二位を維持
イイェウォンやスタートダッシュ二位を維持
イイェウォンや二位を維持して力魅せ
佐久間朱莉は２日目３バーディー、３ボギーのイーブンと伸ばせず、１位下がっている。
２日目はアウトスタートで、トータル－５からスタートして、前半では１バーディーの－１、トータル－６と少し伸ばしたが、後半に入ってからは２バーディー、３ボギーの＋１、トータル－５と少し落としてこの日のスタート時点に戻った。
佐久間朱莉スコア伸ばせず一位下げ
佐久間朱莉後半落とし首位を落ち
佐久間朱莉二位に止まり力魅せ
５位タイに付けているのは世界ランキング２４９位でこのツアーにおける初優勝が待たれる金澤志奈（２８歳、１６４㎝、５３㎏）、世界ランキング世界ランキング１０９位で実力派外国人選手のひとり、このツアーにおいて通算２勝している森田遥（中国、２７歳、１６４㎝）、世界ランキング１７２位で実力派外国人選手をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれるウー・チャイェン（台湾、２０歳、１５５㎝、５２㎏）で、トータル－４まで伸ばしている。
金澤志奈は２日目３バーディーの－３と伸ばして９位上げて来た。
２日目はアウトスタートで、トータル－１からスタートして、前半では２バーディーの－２、トータル－３と伸ばし、後半に入ってからも、１バーディーの－１、トータル－４と少し伸ばしている。
金澤志奈確り伸ばし上げて魅せ
金澤志奈五位まで上げて力魅せ
金澤志奈五位で通過し期待させ
森田遥は２日目３バーディー、２ボギーの－１と少し伸ばしながらも３位下がっている。
２日目はアウトスタートでトータル－３からスタートして、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－３と伸ばせなかったが、後半に入ってからは、２バーディー、１ボギーの－１、トータル－４と少し伸ばした。
森田遥確り伸ばしながらも三位下げ
森田遥伸ばし足りずに三位下げ
森田遥五位に止まり力魅せ
ウー・チャイェンは２日目６バーディー、３ボギー、１ダブルボギーの－１と少し伸ばしながらも３位下がっている。
２日目はインスタート（第１０ホールから）で、トータル－３からスタートして、前半では３バーディー、１ボギー、１ダブルボギーのイーブン、トータル－３と伸ばせなかったが、後半に入ってからは３バーディー、２ボギーの－１、トータル－４と少し伸ばした。
ウーチャイェン伸ばしながらも三位下げ
ウーチャイェン伸ばし足りずに三位下げ
ウーチャイェン五位に止まり力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング２８位で新世紀世代の国内組を代表し、このツアーにおいて通算１１勝して一昨年昨年と２年連続で年間女王に輝いた山下美夢有（２２歳、１５０㎝、５２㎏）は２日目－３、トータル－３と伸ばし、１７位上げて８位タイに付けて来た。
山下や確り伸ばし上げて魅せ
山下や確り上げて強さ魅せ
山下や八位で通過強さ魅せ
世界ランキング２０位で実力派外国人選手を代表し、このツアーにおいて通算２８勝して元世界ランキング１位に輝き、米国と韓国において賞金女王に輝いた申ジエ（３６歳、１５５㎝、６３㎏）は２日目－２、トータル－３と伸ばし、６位上げて８位タイに付けて来た。
申ジエやじわりと伸ばし上げて魅せ
申ジエや八位まで上げ強さ魅せ
申ジエや八位で通過強さ魅せ
世界ランキング６０位でダイヤモンド世代を代表し、このツアーにおいて通算２勝している飛ばし屋の竹田麗央（リオ、２１歳、１６６㎝、６６㎏）は２日目－１、トータル－２と少し伸ばし、４位上げて１０位タイに付けて来た。
竹田麗央少し伸ばして上げて魅せ
竹田麗央十位まで上げ強さ魅せ
竹田麗央十位で通過期待させ
世界ランキング６７位でダイヤモンド世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算４勝している飛ばし屋の櫻井心那（ココナ、２０歳、１６６㎝、６２㎏）、世界ランキング１１６位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算５勝している飛ばし屋の原英莉花（２５歳、１７３㎝、５８㎏）は共に２日目イーブン、トータル－２と伸ばせず、２位下がって１０位タイとなっている。
世界ランキング１２６位でダイヤモンド世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算２勝している川﨑春花（２１歳、１５８㎝、５１㎏）は２日目＋１、トータル－２と少し落とし、８位下がって１０位タイとなっている。
世界ランキング４６位でこのツアーにおいて通算５勝し、積極的に海外ツアーにも挑戦している岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）は２日目－２、トータル＋２と伸ばし、５４位も上げて３３位タイに付けて来た。
岩井千怜じわりと伸ばし上げて魅せ
岩井千怜大きく上げて強さ魅せ
岩井千怜中位で通過意地を魅せ
世界ランキング５６位で韓国ツアーを主戦場して活躍しているキム・スジ(韓国、２７歳、１６３㎝)は２日目＋２、トータル＋２と落とし、８位下がって３３位タイとなっている。
世界ランキング４１位でこのツアーにおいて通算３勝し、積極的に海外ツアーにも挑戦している岩井明愛（アキエ、２１歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）、世界ランキング１０６位でこのツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆(２１歳、１６３㎝)は共に２日目＋３、トータル＋２と落とし、１９位下がって３３位タイとなっている。
世界ランキング４８位でこのツアーにおいて通算２０勝し、人一倍練習熱心でパット巧者の鈴木愛（２９歳、１５５㎝）は２日目＋１、トータル＋３と少し落としながらも１６位上げて４２位タイに付けて来た。
鈴木愛落としながらも上げて魅せ
鈴木愛確り上げて強さ魅せ
鈴木愛中位で通過意地を魅せ
世界ランキング７６位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算７勝して米国女子ツアーを主戦場としている飛ばし屋の勝みなみ（２５歳、１５７㎝、５７㎏）は２日目＋２、トータル＋３と落とし、５位下がって４２位タイとなっている。
世界ランキング１１９位でこのツアーにおいて通算１６勝し、公式競技における初優勝が待たれる上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）は２日目＋４、トータル＋３と落とし、２８位も下がって４２位タイとなっている。
そして世界ランキング１０７位で昨季このツアーに念願の初優勝を果たした蛭田みな美（２６歳、１６４㎝、５７㎏）は２日目＋３、トータル＋４と落とし、１５位下がって５２位タイとなって、ぎりぎりで予選を通過している。
なお今回は前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に５２位タイまでに入っていた６５名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
それから世界ランキング２３位でプラチナ世代を代表し、このツアーにおいて通算７勝して米国女子ツアーを主戦場とし、安定したプレイ振りを特徴とする古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング８０位でダイヤモンド世代をリードするひとり、２０２２年１１月の最終プロテストにトップで合格してこのツアーにおいて通算２勝している飛ばし屋の神谷そら（２１歳、１６７㎝、６０㎏）、世界ランキング１０８位でこのツアーにおいて通算５勝し、広い交友関係を持つ青木瀬令奈（３１歳、１５３㎝、５０㎏）は３人共トータル＋５で６６位タイ、世界ランキング５２位で黄金世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算１０勝して殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら（２６歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング９７位でこのツアーにおいて通算６勝し、静かで謙虚な様子により人気の高い菊地絵理香（３５歳、１５７㎝、５２㎏）は共にトータル＋６で８０位タイ、世界ランキング５７位で韓国女子ツアーを主戦場している新鋭のキム・ミンビョル（韓国、２１歳、１６８㎝）はトータル＋７で９１位タイ、世界ランキング７７位でプラチナ世代をリードするひとり、このツアーにおいて通算６勝して米国女子ツアーを主戦場としている西村優菜（２３歳、１５０㎝、５０㎏）はトータル＋８で９８位タイとなり、残念ながらＣＵＴの憂き目に遭っている。
