2月22日(木)の朝から時差-2時間のタイにある「サイアム・カントリークラブ(6576ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「ホンダLPGAタイランド」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は170万ドルとなっており、1ドルを約150円とすれば、これは約2億5500万円であった。
また予選落ちの無い大会となっており、優勝賞金は25.5万ドルであったから、これは約3830万円であった。
日本人選手としては世界ランキング17位で黄金世代を代表し、自他共に認める日本のエースの畑岡奈紗(25歳、158㎝)、世界ランキング20位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが特徴の古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング26位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンの覇者で飛ばし屋の笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング33位の岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)、世界ランキング77位の岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)、世界ランキング73位でプラチナ世代をリードするひとり、メンタルの強さが武器の西村優菜(23歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング95位で黄金世代をリードするひとり、モデル系で飛ばし屋の原英莉花(25歳、173㎝、58㎏)、世界ランキング114位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンの覇者の渋野日向子(25歳、167㎝、62㎏)が出場していた。
なおライブ中継に付いてはWOWOWライブで4日間に亘って放送され、初日は無料であった。
さて、単独で首位を維持したまま、見事優勝したのは世界ランキング43位で飛ばし屋のパティ・タバタナキト(タイ、24歳、165㎝)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-21と大きく伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-16からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-19と伸ばし、後半に入ってからも、3バーディー、1ボギーの-2、トータル-21と順調に伸ばしている。
なおこれは彼女にとって先々週の欧州女子ツアーの高額賞金大会、「サウジレディース国際」に続いての優勝となり、このツアーとしては通算2勝目となった。
タバタナキト大きく伸ばし首位を維持
タバタナキト首位を維持して力魅せ
タバタナキト好調維持し勝って魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング91位のアルバン・バレンツエラ(スイス、26歳、175㎝、58㎏)で、最終日1イーグル、7バーディーの-9、トータル-20と爆発的に伸ばして4位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-11からスタートして、前半では1イーグル、1バーディーの-3、、トータル-14と伸ばし、後半に入ってからは加速して、6バーディーの-6、トータル-20と大きく伸ばしている。
バレンツエラ爆発魅せて二位となり
バレンツエラ下がっても上げ力魅せ
バレンツエラ二位に入って力魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング60位のキム・セヨン(韓国、31歳、160㎝)、世界ランキング35位でこれまで安定したプレーを見せて来たチェ・ヘジン(韓国、24歳、167㎝)で、トータル-18まで伸ばした。
キム・セヨンは最終日8バーディー、1ボギーの-7と爆発的に伸ばして3位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-11からスタートして、前半ではいきなり5バーディー、1ボギーの-4、トータル-15と確り伸ばし、後半に入ってからも、3バーディーの-3、トータル-18と順調に伸ばした。
キムセヨン爆発魅せて三位入り
キムセヨン下がっても上げ力魅せ
キムセヨン三位に入り力魅せ
チェ・ヘジンは最終日1イーグル、7バーディー、1ボギー、ダブルボギーの-6と大きく伸ばして3位を維持した。
最終日はアウトスタートでトータル-12からスタートして前半では2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-11と少し落としたが、後半に入ってからは加速して1イーグル、5バーディーの-7、トータル-18と爆発的に伸ばしている。
チェヘジンや大きく伸ばし三位維持
チェヘジンや後半加速力魅せ
チェヘジンや三位に入り力魅せ
5位タイに入ったのは世界ランキング135位のナッタクリッタ・ウォンタウェーラプ(タイ、21歳、183㎝)、世界ランキング9位でかつて天才少女と呼ばれ、アマチュア時代に国内女子ツアーで優勝しているキム・ヒョージュ(韓国、28歳、165㎝)で、トータル-17まで伸ばした。
ナッタクリッタ・ウォンタウェーラプは最終日7バーディーの-7と爆発的に伸ばして6位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-10からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-13と伸ばし、後半に入ってからも4バーディーの-4、トータル-17と順調に伸ばしている。
ウォンタウェーラプ爆発し五位となり
ウォンタウェーラプ上げ続け力魅せ
ウォンタウェーラプ五位入りし力魅せ
キム・ヒョージュは最終日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばしながらも2位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-12からスタートして前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-15と伸ばし、後半に入ってからも2バーディーの-2、トータル-17と順調に伸ばしている。
キムヒョージュ伸ばしながらも二位下がり
キムヒョージュ伸ばし足りずに二位下がり
キムヒョージュ五位に入って強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング1位のリリア・ヴ(米国、26歳、165㎝)は最終日-7、トータル-16と爆発的に伸ばし、9位上げて7位タイに入った。
リリアヴや爆発魅せて七位入り
リリアヴや最後まで上げ強さ魅せ
リリアヴや七位に入り強さ魅せ
世界ランキング92位のエミリー・ペダーセン(デンマーク、27歳、170㎝)は最終日-4、トータル-16と伸ばしながらも、4位下がって7位タイとなった。
世界ランキング13位で妖精と呼ばれて来たブルック・ヘンダーソン(カナダ、26歳、163㎝)は最終日-4、トータル-15と伸ばしながらも、3位下がって9位タイとなった。
世界ランキング65位のマデリーン・サグストロム(スウェーデン、31歳、175㎝)は最終日-2、トータル-15と伸ばしながらも、7位下がって9位タイとなった。
そして岩井千怜は最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-14と大きく伸ばし、3位上げて13位タイに入った。
最終日はアウトスタートでトータル-9からスタートして、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-9と伸ばせなかったが、後半に入ってからは加速して5バーディーの-5、トータル-14と大きく伸ばしている。
決勝ラウンドに入ってから2日共後半に伸ばしているのは流石ではないか!?
岩井千怜大きく伸ばし上げて魅せ
岩井千怜下がっても上げ力魅せ
岩井千怜上位に入り力魅せ
また世界ランキング11位のリン・シユ(中国、27歳、170㎝)も最終日-5、トータル-14と大きく伸ばし、3位上げて13位タイに入った。
リンシユや大きく伸ばし上げて魅せ
リンシユや下がっても上げ強さ魅せ
リンシユや上位に入り強さ魅せ
そして原英莉花は最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-13と伸ばして16位タイを維持した
最終日はアウトスタートでトータル-9からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、3バーディーの-3、トータル-13と伸ばしている。
原英莉花確り伸ばし順位維持
原英莉花上位維持して力魅せ
原英莉花上位に入り力魅せ
また笹生優花は最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-13と伸ばしながらも、5位下がって16位タイとなった。
最終日はアウトスタートでトータル-10からスタートして前半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-12と伸ばし、後半に入ってからも1バーディーの-1、トータル-13と少し伸ばしている。
笹生優花伸ばしながらも五位下がり
笹生優花伸ばし足りずに五位下がり
笹生優花上位に入り力魅せ
世界ランキング6位のコ・ジンヨン(韓国、28歳、165㎝)は最終日-4、トータル-11と伸ばし、7位上げて20位タイに入った。
コジンヨン確り伸ばし上げて魅せ
コジンヨン最後は上げて強さ魅せ
コジンヨン上位に入り強さ魅せ
世界ランキング15位の梁煕英(ヤン・エイミー、韓国、34歳、173㎝)は最終日-4、トータル-10と伸ばし、11位上げて23位タイに入った。
梁煕英確り伸ばし上げて魅せ
梁煕英最後まで上げ強さ魅せ
梁煕英上位に迫り意地を魅せ
そして古江彩佳最終日1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-10と伸ばせず、12位下がって23位タイとなった。
世界ランキング14位のアライセン・カーパズ(米国、25歳、175㎝)は最終日-3、トータル-7と伸ばし、5位上げて41位タイに入った。
カーパズや確り伸ばし上げて魅せ
カーパズや下がっても上げ強さ魅せ
カーパズや最後は上げて意地を魅せ
そして畑岡奈紗は最終日4バーディー、3ボギーの-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、7位下がって41位タイとなった。
世界ランキング3位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、30歳、165㎝)は最終日+2、トータル-5と落とし、22位も下がって49位タイとなった。
そして西村優菜は最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-4と確り伸ばし、12位上げて54位タイに入った。
西村優菜確り伸ばし上げて魅せ
西村優菜下がっても上げ力魅せ
西村優菜最後は上げて意地を魅せ
世界ランキング8位のチャーリー・ハル(イングランド、27歳、168㎝)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばし、1位上げて54位タイに入った。
チャーリーハル少し伸ばして上げて魅せ
チャーリーハル最後まで上げ強さ魅せ
チャーリーハル少しでも上げ意地を魅せ
世界ランキング4位のイン・ルオニン(中国、21歳)は最終日+2、トータル-3と落とし、17位下がって58位タイとなった。
そして岩井明愛は最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-2と確り伸ばし、9位上げて60位タイに入った。
岩井明愛確り伸ばし上げて魅せ
岩井明愛最後は上げて意地を魅せ
また渋野日向子は最終日1バーディー、4ボギーの+3、トータル+1と落とし、8位下がって単独69位となった。
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2月22日(木)の朝から時差-1時間の台湾にある「オリエント・ゴルフ&カントリークラブ(予選時6593ヤード、決勝時6523ヤード、共にパー72)」において台湾女子ツアー(TLPGAツアー)のメジャー大会、「フォックスコンTLPGAプレイヤーズ選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日も昨日終わった。
公式サイトによると賞金総額は100万ドルとなっており、1ドルを約150円とすれば、これは約1億5000万円であった。
地理的に近く、時期的には国内女子ツアーの開幕が近いこともあってか、日本人選手が14人も出場し、その内11名が予選を通過した。
なお前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に49位タイまでに入っていた55名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
そして見事このツアーにおける初優勝を決めたのが世界ランキング131位でダイヤモンド世代をリードするひとり、はんなり系の川﨑春花(20歳、158㎝、51㎏)で、トータル-2まで伸ばした。
また世界ランキング129位でダイヤモンド世代をリードするひとり、飛ばし屋の竹田麗央(リオ、20歳、166㎝、68㎏、レジェンド級のベテラン平瀬真由美の姪)がトータル-1まで伸ばして2位タイに入った。
また世界ランキング151位でベテラン選手をリードするひとり、心優しき飛ばし屋の藤田さいき(38歳、168㎝、68㎏)がトータルイーブンと維持して4位タイに入った。
また世界ランキング50位でダイヤモンド世代を代表し、このツアーにおいて優勝経験のある飛ばし屋の櫻井心那(ココナ、20歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング98位で実力派中堅選手をリードするひとり、広い交友関係を持つ青木瀬令奈(31歳、153㎝、50㎏)、世界ランキング151位で黄金世代をリードするひとり、性格上初優勝は遅れながらも実力者の高橋彩華(サヤカ、25歳、162㎝、55㎏)が3人共トータル+1と少し落としながらも7位タイに入ったから流石ではないか!?
台湾で日本の女子が活躍し
確かな力見せられたかも
それから世界ランキング147位で95期生をリードするひとり、このツアーでは大活躍して来たウー・チャイェン(台湾、19歳、155㎝、52㎏)もトータル+3まで落としながらも12位タイに入って実力を見せている。