sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動・・・R5.5.3①

 今週は春と言うより初夏の陽気が感じられる日が続いている。

 

 私の住んでいる奈良辺りでも最高気温は連日25℃を超え、最低気温が15℃を超える日もある。

 

 ただ、雨風が強まる日もあり、先週開催されたゴルフツアーでもその影響を受けた大会もあったようだ。

 

 それでも世界は広い。

 

 また南半球では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな色んな状況の中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 先週の男子ツアーの様子に付いては既に触れたので、今回は女子ツアーの様子に付いて簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内で開催されたツアーから見ておくと、4月28日(金)の朝から千葉県にある「浜野ゴルフクラブ (6656ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は8000万円、優勝賞金は1440万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に35位タイまでに入っていた50名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 昨年の11月に最終プロテストに合格した95期生も何人か既に参戦して、先々週は初優勝を決める等の活躍をしており、楽しみが増している。

 

        国内の女子のツアーも若手増え

        常に競り合い魅せているかも

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビでは地上波のテレビ東京系列で少し放送されただけで、インターネットの動画配信サイト、DAZN、U-NEXTにおいて3日間に亘ってたっぷりと配信され、試合終了まで視ることが出来た。

 

 さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング151位(先週時点。以下特に断らない限り同様)で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで今年2勝目、通算では5勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは108位まで上がっている。

 

        穴井詩早くも今年二勝目で

        更に活躍期待膨らみ

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング315位の永峰咲希(28歳、158㎝、58㎏)で、トータル-9と伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは231位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング189位で実力派中堅選手をリードするひとり、飛ばし屋の川岸史果(フミカ、28歳、166㎝)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは160位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング74位で2021年6月に最終プロテストに合格した93期生を代表し、このツアーの下部に当たるステップアップツアーでは逸早く優勝してこのツアーでも既に2勝している岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)、世界ランキング258位で2021年の11月に最終プロテストに合格した94期生をリードするひとり、仁井優花(20歳、163㎝)、世界ランキング373位の新海美優(27歳、162㎝、58㎏)、世界ランキング424位の木戸愛(メグミ、33歳、172㎝、56㎏)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは岩井千怜が75位まで下がり、仁井優花が216位まで上がり、新海美優が273位まで上がり、木戸愛が354位まで上がっている。

 

 それから、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーはオープンウイークであった。

 

 次に海外で開催されたツアーに付いて見ておくと、4月27日(木)の朝から韓国の京畿道楊州市にある「レイクウッド(6570ヤード、パー72)」において韓国女子ツアー、「Crea SF&S 第45回KLPGA選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は13億ウォンで、1ウォンを約0.1016円とすれば、約1億3210万円であった。

 

 したがって、今週開催予定の国内女子ツアーのメジャー大会、「サロンパスカップ」よりも大きいぐらいである。

 

 このツアーは全体でも国内女子ツアーに次ぐぐらいの大きなツアーとなっており、今年は32試合が予定され、賞金総額は311億ウォン、したがって約31億6000万円となっている。

 

 コロナ禍の影響もあり、それまでは海外の彼方此方に出て活躍していた選手がこのツアーで活躍していることも多いようである。

 

        韓国の女子のツアーは成長し

        フィールド厚さ増して来たかも

 

 さて、優勝したのは世界ランキング125位のイ・ガヨン(韓国、25歳、157㎝)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは72位まで上がっている。

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング289位のソン・イェビン(韓国、21歳、168㎝)、世界ランキング296位のパク・ジェオル(韓国、27歳、167㎝)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはソン・イェビンが185位まで上がり、パク・ジェオルが200位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング77位のイ・ソヨン(韓国、25歳、166㎝)、世界ランキング740位のバン・シンシル(韓国、18歳、173㎝)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはイ・ソヨンが76位まで上がり、バン・シンシルが370位まで上がっている。

 

 また、4月27日(木)の夜から時差-15時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-16時間)の米国・ユタ州にある「カッパー・ロック・ゴルフコース」において米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、「カッパー・ロック選手権」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は23万ドル、優勝賞金3.45万ドルとなっており、1ドルを約136円とすれば、それぞれ約3130万円、約469万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング743位で黄金世代の西畑萌香(25歳、159㎝、52㎏)が出場していたが、残念ながら予選ラウンドでCUTの憂き目に遭っていた。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは756位まで下がっている。

 

        米国で西畑萌香下部ツアー

        通過叶わずまた期待

 

 さて、首位タイに入り、プレーオフを制して優勝したのは世界ランキング780位のサバンナ・ヴィラビ(米国、29歳、168㎝)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは468位まで上がっている。

 

 首位タイに入り、プレーオフで負けて2位タイとなったのは世界ランキング425位のジェニー・コールマン(米国、175㎝)、世界ランキング外のテレース・ワーナー(22歳、168㎝、68㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはジェニー・コールマンが382位まで上がり、テレース・ワーナーが676位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング338位で米国女子ツアーで活躍していた印象のあるアレナ・シャープ(カナダ、42歳、168㎝)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは310位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング214位で同様に米国女子ツアーで活躍していた印象が残っているスヒョン・オー(オーストラリア、26歳、168㎝)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは213位まで上がっている。

 

 また、4月27日(木)の深夜から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-17時間)の米国・カルフォルニア州ロサンゼルスにある「ウィルシャー・カントリークラブ(6447ヤード、パー71)」において米国女子ツアーの新規大会、「JMイーグルLA選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は300万ドル、優勝賞金は45万ドルとなり、それぞれ約4億0800万円、約6120万円であった。

 

 日本人選手としては、世界ランキング13位で黄金世代を代表し、自他ともに日本のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング19位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りで既にこのツアーでも優勝している古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング35位で新世紀世代を代表し、2020年に全米女子オープンに優勝した飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング40位で黄金世代をリードするひとり、2019年に全英女子オープンで優勝した渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング51位でプラチナ世代をリードするひとり、今年からこのツアーに条件付きで本格参戦している西村優菜(22歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング57位で黄金世代をリードするひとり、今年からこのツアーに本格参戦している飛ばし屋の勝みなみ(24歳、157㎝、57㎏)の6名が出場して、畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子、西村優菜、勝みなみが予選を通過した。

 

 全体では、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に44位タイまでに入っていた67名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

        米国の女子のツアーは日本人

        複数通過嬉しいのかも 

 

 なおライブ中継に付いてはWOWOWで放送されていた。

 

 さて首位タイでホールアウトして、プレーオフを3ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング27位のハナ・グリーン(オーストラリア、26歳、168㎝)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 この選手、自国のオーストラリアで女子ツアー(ALPGツアー)が開催されている時には常に優勝争いしている感があり、気に止まるようになった。

 

 なお、これがこのツアーで通算3勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは14位まで上がっている。

 

        ハナグリーン自国に続き米国で

        活躍魅せて流石なのかも

 

 首位タイに入ってプレーオフで負けた結果2位タイとなったのは世界ランキング16位のリン・シユ(中国、27歳、168㎝)、世界ランキング90位で東京五輪の頃から安定した好プレイにより気に止まるようになったアディティ・アショク(インド、25歳、173㎝)で、トータル-9と伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはリン・シユが13位まで上がり、アディティ・アショクが62位まで上がっている。

       

 4位タイに入ったのは古江彩佳、世界ランキング30位でこのツアーで既に1勝している新鋭のイン・ルオニン(中国、20歳)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは古江彩佳が19位を維持し、イン・ルオニンが21位まで上がっている。

 

 古江彩佳以外の日本人選手に付いても見ておくと、畑岡奈紗はトータル-5まで伸ばして11位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは15位まで下がっている。

 

 それだけ競り合いがきついところまで上がっていると言うことであろうか!?

 

 西村優菜はトータル-3まで伸ばして17位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは51位を維持している。

 

 渋野日向子はトータルイーブンと維持して33位タイに入り、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは39位まで上がっている。

 

 勝みなみはトータル+2まで落として53位タイとなり、この試合の結果を踏まえて世界ランキングは59位まで下がっている。

 

 また上記のように残念ながら予選落ちした笹生優花はこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは35位を維持している。

 

 それから、欧州女子ツアーとその下部ツアー、オーストラリア女子ツアーに付いてはオープンウイークであった。

 

 次に女子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

  15位 ↓ 2 畑岡奈紗(24歳、158㎝) 

  19位  ー   古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)

  23位 ↓ 1 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)

  35位  ー   笹生優花(21歳、166㎝、63㎏) 

  39位 ↑ 1 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)

  40位 ↓ 2 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)

  46位 ↓ 2 稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58㎏)

  51位  ー   西村優菜(22歳、150㎝未満 50㎏) 

  54位 ↓ 5 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)     

  59位 ↓ 2 勝みなみ (24歳、157㎝、57㎏)  

  71位 ↓ 1 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)

  74位 ↓ 1 吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)

  75位 ↓ 1 岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生) 

  81位 ↓ 3 小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)  

  88位  ー   岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、93期生)

  91位  ー   藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)

  95位  ー   菅沼菜々(23歳、158㎝) 

 100位  ー   青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)

 101位 ↑ 1 高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)

 107位  ー   堀琴音(27歳、165㎝、56kg)  

 

  先週は以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、実際にまあまあ大きな変動が見られたので、600位までの範囲で20位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 上記のように先週の国内女子ツアーで優勝した穴井詩(35歳、165㎝、58㎏)は43位上がって108位に、同じく先週の国内女子ツアーで穴井詩と競り合う等、大活躍した川岸史果(28歳、166㎝)は29位上がって160位に、95期生を代表し、最終プロテストにトップ合格して先々週このツアーで念願の初優勝を逸早く果たした神谷そら(20歳、167㎝、60㎏)は20位上がって168位に、94期生で安定した活躍を見せている仁井優花(20歳、163㎝)は48位上がって210位に、先週国内女子ツアーで優勝争いを見せた永峰咲希(28歳、158㎝、58㎏)は84位上がって231位になっている。

 

 また、先週国内女子ツアーで久々に元気な姿を見せてくれた気がする新海美優(27歳、162㎝、58㎏)は100位上がって273位に、95期生でこのところ気に止まるようになった狭間世代の平岡瑠依(23歳、158㎝、62㎏)は62位上がって331位に、国内女子ツアーで久々に元気なプレイを見た気がするまだまだ格好の好い木戸愛(メグミ、33歳、172㎝、56㎏)は70位上がって354位に、続けて元気なプレイを見せているエイミー・コガ(27歳、176㎝、57㎏)は31位上がって566位になっている。

 

 それから今週は国内女子ツアー、韓国女子ツアー、米国女子ツアー、エプソンツアーが開催される予定で、欧州女子ツアーとその下部ツアー、オーストラリア女子ツアーはオープンウイークとなっている。