sanso114の日記

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今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動・・・R5.5.2②

 今週は春と言うより初夏の陽気が感じられる日が続いている。

 

 私の住んでいる奈良辺りでも最高気温は連日25℃を超え、最低気温が15℃を超える日もある。

 

 ただ、雨風が強まる日もあり、先週開催されたゴルフツアーでもその影響を受けた大会もあったようだ。

 

 それでも世界は広い。

 

 また南半球では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな色んな状況の中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 今週は男子ツアーの様子から簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内で開催されたツアーから見ておくと4月27日(木)の朝から愛知県にある「名古屋ゴルフ俱楽部・和合コース(6557ヤード、パー72)」において国内男子ツアー、「中日クラウンズ」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億1000万円、優勝賞金は2200万円となっており、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に54位タイまでに入っていた61名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このツアーでは、いまだに若かりし頃の石川遼が作ったロースコアの記録がそのまま残っており、それもあって記事では触れられがちであるが、若手の有望な選手も増えつつあり、また国内男子ツアーが衰退している分、積極的に海外ツアーに参戦して研鑽する選手も増えて来ているので、そろそろ新たな記録にも期待したかったところである。

 

 なおライブ中継であるが、全行的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワーク、TBS系列の地上波を組み合わせてかなりカバーされていた。

 

 またインターネットではLocipo(ロキポ、在名古屋民放4局による動画無料配信サイト)で上記の隙間をカバーしながら、たっぷりと配信されていた。

 

 さて、単独首位に抜け出て見事優勝したのは世界ランキング213位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、積極的に海外ツアーにも参戦して一定の成果を見せている岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこれがこの試合で2度目の優勝となり、このツアーでは通算5勝目となって、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは169位まで上がっている。

 

        岩田寛二回目勝って力魅せ

        大きくランク上げているかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング129位で実力派若手選手をリードするひとり、積極的に海外ツアーにも参戦している飛ばし屋の星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは123位まで上がっている。

 

 単独で3位に入ったのは世界ランキング219位で実力派若手選手をリードするひとり、元アマチュア世界ランキング1位の蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは198位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング279位で実力派中堅選手をリードするひとり、少年期から活躍してこのコースのギネス級記録を持っている石川遼(31歳、175㎝、75㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは261位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング159位で実力派中堅選手をリードするひとり、明るい笑顔で人気者の堀川未来夢(30歳、176㎝、84㎏)で、トータル-8まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは158位まで上がっている。

 

 それから、このツアーの下部に当たるABEMAツアーはオープンウイークであった。

 

 次に海外で開催されたツアーを見ておくと、4月27日(木)の7時頃から韓国京畿道仁川(インチョン)広域市にある「ジャック・ニクラウス・ゴルフ・クラブ・コリア(7470ヤード、パー72)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「韓国選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は200万ドル、優勝賞金は約30.8792ユーロとなっており、1ドルを約137.46円、1ユーロを150.56円とすれば、それぞれ約2億7500万円、約4649万円となる。

 

 日本人選手としては世界ランキング87位で昨年国内男子ツアーの賞金王に輝いた比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング172位で新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)が出場していたが、残念ながら予選ラウンドでCUTの憂き目に遭っていた。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは比嘉一貴は93位まで下がり、久常涼は178位まで下がっている。

 

 さて、見事逆転優勝したのは世界ランキング101位のパブロ・ララサバル(スペイン、39歳、178㎝、79㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで通算8勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは69位まで上がっている。

 

        ララサバル逆転勝ちで八勝目

        ランク百位に入ったのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング234位のマークス・ヘリグキレ(デンマーク、26歳)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは159位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング149位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン、36歳、180㎝、80㎏)、世界ランキング258位の朴相賢(パク・サンヒョン、韓国、40歳、171㎝、71㎏)、世界ランキング292位のヨースト・ルイテン(オランダ、37歳、178㎝、70㎏)、世界ランキング318位のスコット・ジェイミソン(スコットランド、39歳、185㎝、80㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはホルヘ・カンピーヨが137位まで上がり、朴相賢が219位まで上がり、ヨースト・ルイテンが242位まで上がり、スコット・ジェイミソンが269位まで上がっている。

 

 また、4月27日(木)の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・アラバマ州にある「ザ・レジャース(7114ヤード、パー70)」において、米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリー・ツアー、「ホームタウン・レンダース選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は100万ドル、優勝賞金は18万ドルとなったから、それぞれ約1億3750万円、約2474万円となり、先週も国内男子ツアーレベルになっていた。

 

 日本人選手としては世界ランキング200位で学生時代に米国にゴルフ留学していた大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)が出場していたが、残念ながら予選ラウンドでCUTの憂き目に遭っていた。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは215位まで下がっている。

 

        大西や孤軍奮闘チャレンジし

        予選通過は難しいのかも

 

 さて、首位タイに入って、プレーオフを2ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング336位のベン・コールズ(米国、33歳、188㎝、77㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで通算4勝目となり、その内3試合でプレーオフを制しての優勝であるから、ある意味凄い!?

 

 そしてこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは204位まで上がっている。

 

        ベンコールズプレーオフ制し三回目

        競り合うことで力出るかも

 

 首位タイに入ってプレーオフで負け、単独2位となったのは世界ランキング326位のベン・シルバーマン(カナダ、35歳、178㎝、73㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは228位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング315位のデービッド・スキンズ(イングランド、41歳、183㎝、79㎏)、世界ランキング1196位のフランキー・キャパンⅢ(米国、23)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはデービッド・スキンズが270位まで上がり、フランキー・キャパンⅢが678位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング359位のスコット・ガチャウスキィー(米国、46歳、183㎝、120㎏)、世界ランキング1668位のウェイド・ビンフィールド(米国、36歳、191㎝、86㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ラインキングはスコット・ガチャウスキィーが325位まで上がり、ウェイド・ビンフェールドが974位まで上がっている。

 

 また、4月27日(木)の21時45分頃から時差-15時間のメキシコ・ハリスコ州にある「ビダンタ・バジャルタ(7456ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「メキシコ・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は770万ドル、優勝賞金は138.6万ドルとなり、1ドルを約137.36円とすれば、それぞれ約10億5800万円、約1億9040万円となった。

 

 日本人選手としては世界ランキング322位でこのツアーのシード権復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)が出場しており、2日目に1イーグル、5バーディーの-7と爆発的に伸ばし、ちょっと余裕を持って予選通過していた。

 

 以前は予選通過も叶わない感じであったが、この頃はじわじわ力が上がって来ているようで、少し期待が膨らみつつあり、今回もその期待に応えてくれた!?

 

        小平やじわじわ力付けて来て

        予選通過は余裕なのかも

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に62位タイまでに入っていた73名の選手が後半2日間に亘って予定されている決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なお、ライブ中継であるが、全国的に視られるテレビ放送としてはCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘って放送され、後半2日間に付いては無料で視ることが出来るBS放送のBS Japanextでも放送されていた。

 

 インターネットの動画配信サイト、U-NEXTでは4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。

 

 さて、単独首位を維持したまま、見事優勝したのは世界ランキング16位のトニー・フィナウ(米国、33歳、193㎝、91㎏)で、トータル-24まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで今季2勝目、通算6勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは11位まで上がっている。

 

        トニーフィナウ首位維持続けまた勝って

        存在感を強くしたかも

 

 単独で2位を維持したのは世界ランキング1位で米国および欧州で活躍しているジョン・ラーム(スペイン、28歳、188㎝、100㎏)で、トータル-21まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは1位を維持している。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング102位のブランドン・ウー(米国、26歳、183㎝、77㎏)で、トータル-19まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは82位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング283位で新鋭のアクシャイ・バティア(米国、21歳、185㎝、59㎏)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは196位まで上がっている。

 

 小平智はトータル-5まで伸ばして49位タイとなり、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは322位を維持している。

 

 それから、オーストラリア男子ツアー、南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)はシーズンオフで、アジアンツアーはオープンウイークとなっていた。

 

 次に男子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位    変動     氏名       

  21位  ー   松山英樹(31歳、180㎝、90㎏) 

  93位 ↓ 6 比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)

 123位 ↑ 6 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)

 140位 ↓ 4 金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)

 147位 ↓ 1 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)

 154位  ー   稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)

 158位 ↑ 1 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)

 163位  ー   桂川有人(24歳、167㎝、70㎏) 

 169位 ↑44 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)

 178位 ↓ 6 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)  

 187位 ↓ 2 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 198位 ↑21 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)

 215位 ↓15 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏) 

 239位 ↓ 6 河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏) 

 247位 ↓18 木下稜介(31歳、174㎝、75㎏) 

 248位 ↓ 3 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)

 252位 ↓ 4 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)

 253位 ↓15 岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)    

 258位 ↓11 川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)

 260位 ↓11 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)

 

 先週開催された以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーは幾つかあり、まあまあの変動が見られたので、1000位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 日々進化を求めてショット等の改造に取り組み、長期に亘って人気を持続している石川遼(31歳、175㎝、75㎏)は18位上がって261位に、大型選手で飛ばし屋の出水田大二郎(イズミダ、30歳、183㎝、90㎏)は15位上がって496位に、吉田泰基(タイキ、25歳、173㎝、75㎏)は28位上がって610位に、阿久津未来也(ミキヤ、28歳、180㎝、76㎏)は21位上がって613位に、新鋭の長野泰雅(タイガ、19歳、170㎝、75㎏)は11位上がって696位に、好調を維持している新鋭の杉原大河(23歳、175㎝、80㎏)は40位上がって662位になっている。

 

 また、上井邦浩(40歳、180㎝、78㎏)は22位上がって719位に、シード権獲得が目標の新鋭で正確なプレイが売りの田中裕基(20歳、171㎝)は29位上がって730位、坂本雄介(24歳、174㎝、74㎏)は20位上がって789位に、大学生プロの宇喜多飛翔(ツバサ、21歳、177㎝、83㎏)は49位上がって910位に、金子駆大(コウタ、20歳、177㎝、83㎏)は25位上がって933位になっている。

 

 それから今週気に止まった世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしてはオーストラリア男子ツアー、アジアンツアー、サンシャインツアー、DPワールドツアー、米国男子ツアーの開催が予定され、コーンフェリーツアー、ABEMAツアーはオープンウイークとなっている。