sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動・・・R5.6.7①

 6月に入って1週間になり、今年は例年よりも梅雨入りが早く、私の住む奈良では5月29日であったから、もう10日程になる。

 

 先週は大型で強い台風2号の影響で天気が崩れ、国内で開催されていたゴルフの女子ツアーに大きな影響が出ていたが、もう第3号が発生しており、今後その影響が出て来るのであろうか!?

 

 そう言えばプロ野球で始まった交流戦にも影響が出ているようだなあ。

 

 それはまあともかく、今週も最低気温が20℃までは行かない日が多く、最高気温が30℃までは行かないから、朝夕幾分涼しく感じられることが多い。

 

 近くの田んぼに水が入り、田植えが終わったところで、まだ水面が広がっている状態なので、如何にも水無月と言った感じがして、それも涼感を添えてくれる。

 

 でも、じめじめして洗濯物は外に出しても乾かず、室内干しで、エアコン、除湿機等がフル稼働である。

 

 頭はすっきりせず、何だかなあ・・・。

 

 そうやら今週も、国内で開催される予定のゴルフ、野球等の屋外スポーツは結構影響を受けそうだ。

 

 それでも世界は広く、彼方此方様々な状況にある。

 

 たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 今回は男子ツアーの様子に付いて簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内ツアーから見ておくと、6月1日(木)の朝から茨城県にある「宍戸ヒルズカントリークラブ 西コース(7387ヤード、パー71)」において、国内男子ツアーのメジャー大会、「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ2023」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は3000万円であった。

 

 なお、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた74名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 ライブ中継に付いてはNHKBSー1、地上波NHKと繋いで4日間に亘って午後放送された。

 

 またインターネットのJGTOYouTubeチャンネルで4日間に亘って朝から補完するような感じで放送されていた。

 

 さて、単独首位を維持したまま見事完全優勝したのは世界ランキング136位(先週時点。特に断らない限り以下同様)で海外ツアーへの本格参戦を目指している金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで4勝目となり、メジャー大会では初優勝となって、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは122位まで上がっている。

 

        金谷拓実完全勝利メジャーにて

        ランクを大分上げられたかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング164位で日本一曲がらないのが売りの稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)、世界ランキング181位でかつては米国男子ツアーのシード権を保有していた岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)、世界ランキング284位で元アマチュア世界ランキング1位の中島啓太(22歳、177㎝、75㎏)、世界ランキング815位の宋永漢(ソン・ヨンハン、韓国、31歳、179㎝、71㎏)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは稲森佑貴が161位まで上がり、岩田寛が169位まで上がり、中島啓太が249位まで上がり、宋永漢が676位まで上がっている。

 

 それから、国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーは残念ながらオープンウイークであった。

 

 次に海外開催のツアーを見ておくと、5月31日(水)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ゲーリー・プレイヤー・カントリー・クラブ(7831ヤード、パー72)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「サンベット・チャレンジ」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は125万ランドとなっており、1ランドを約7.22円とすれば、これは約903万円であった。

 

 さて首位タイに入り、プレーオフを制して見事優勝したのは世界ランキング690位のへニー・オットー(南アフリカ、46歳、176㎝、82㎏)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは629位まで上がっている。

 

 このツアーは賞金、配分されるポイント共に低く、好成績を上げてもそんなにはランキングが上がらないようである。

 

        オットーやプレーオフ勝ち優勝し

        ベテランの味魅せられたかも

 

 首位タイに入り、プレーオフの結果単独2位となったのは世界ランキング1445位のヘンデン・グリフィシュ(南アフリカ、29歳)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1189位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング733位のマーティン・ローワー(南アフリカ、29歳)、世界ランキング1087位のヨバン・レブラ(南アフリカ、25歳)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはマーティン・ローワーが713位まで上がり、ヨバン・レブラが991位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング1225位のジョンポール・ストライドム(南アフリカ、31歳)、世界ランキング1590位のジョナサン・ブルームヘッド(南アフリカ、22歳)で、トータル-3まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングはジョンポール・ストライドムが1154位まで上がり、ジョナサン・ブルームヘッドが1422位まで上がっている。

 

 また6月1日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のドイツにある「グリーン・イーグル・ゴルフコース(7445ヤード、パー73)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「ポルシェ・ヨーロピアン・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は200万ドルとなっており、1ドルを約140円とすれば、これは約2億8000万円であった。

 

 そして優勝賞金は約31.566万ユーロとなったから、1ユーロを約150円とすれば、約4735万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング129位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦している飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング166位で海外ツアーにも積極的に参戦している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング280位でこのツアーのシード権を長期に亘って保有し、旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、172㎝、72㎏)、世界ランキング284位で海外ツアーにも積極的に参戦している新鋭の岩﨑亜久竜(25歳、181㎝、86㎏)が出場して、星野陸也が予選を通過した。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っていた79名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 さて、見事このツアーにおける初優勝を決めたのは世界ランキング335位で新鋭のトム・マキビン(北アイルランド、20歳)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは162位まで上がっている。

 

        トムマキビン新鋭ながら初勝利

        此れから後も期待膨らみ

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング211位のマキシミリアン・キーファー(ドイツ、32歳、180㎝、74㎏)、世界ランキング274位のジュリアン・ゲリアー(フランス、37歳、185㎝、80㎏)、世界ランキング283位のマルセル・ジーム(ドイツ、42歳、188㎝、75㎏)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングはマキシミリアン・キーファーが163位まで上がり、ジュリアン・ゲリアーが203位まで上がり、マルセル・ジームが209位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング438位のフレデリックラクロワ(フランス、28歳)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは366位まで上がっている。

 

 そして星野陸也はトータル+3まで落として33位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは131位まで下がっている。

 

 なお、予選落ちした3人の世界ランキングは久常涼が174位まで下がり、川村昌弘が286位まで下がり、岩﨑亜久竜が289位まで下がっている。

 

 また6月1日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・オハイオ州にある「ミュアフィールド・ビレッジ・ゴルフ・クラブ(7571ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「ザ・メモリアル・トーナメント」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は2000万ドルとなっており、1ドルを約140円とすれば、これは約28億円であった。

 

 また優勝賞金は360万ドルとなり、これは約5億400万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング25位で自他共に日本のエースと認める、「マスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング104位で国内男子ツアーにおいて昨年賞金王に輝いた比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)が出場しており、松山英樹が単独2位で予選を通過して、久々の優勝かと大いに期待させた。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に61位タイまでに入っていた66名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと放送され、無料のBSーJapanextでは決勝ラウンドの2日間に亘って放送された。

 

 インターネットの動画配信サイトではU-NEXTで4日間に亘ってたっぷりと配信された。

 

 さて首位タイとなり、プレーオフを1ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング7位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、25歳、178㎝、75㎏)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで通算4勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは5位まで上がっている。

 

        ホブランやプレーオフ勝ち四勝目

        逆転勝ちで強さ魅すかも

 

 首位タイとなって、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング55位のデニーマッカーシー(米国、30歳、175㎝、75㎏)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは35位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、26歳、191㎝、91㎏)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1位を維持している。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング38位のキム・シウ(韓国、27歳、180㎝、83㎏)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは30位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング75位のアンドリュー・パットナム(米国、34歳、185㎝、77㎏)、世界ランキング11位のジョーダン・スピース(米国、29歳、185㎝、79㎏)で、トータル-4まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはジョーダン・スピースが10位まで上がり、アンドリュー・パットナムが61位まで上がっている。

 

 そして松山英樹はトータルイーブンで16位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは25位を維持している。

 

        松山や何とか上位確保して

        世界ランクを維持出来たかも

 

 また残念ながら予選落ちとなった比嘉一貴は、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングが106位まで下がっている。 

 

 また、6月1日(木)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ノースカロライナ州にある「ラリー・カントリー・クラブ(7394ヤード、パー70)」において、米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアー、「UNSヘルス・チャンピオンシップ」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は100万ドル、優勝賞金は18万ドルとなっているから、それぞれ約1億4000万円、約2520万円で、国内男子ツアーと同レベルである。

 

 日本人選手としては世界ランキング182位でフィリピンへのゴルフ留学を経験した新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング232位で米国へのゴルフ留学を経験した大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)が出場していたが、残念ながら2人共予選落ちしている。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは桂川有人が187位まで下がり、大西魁斗が238位まで下がっている。

 

        桂川大西共に予選落ち

        此れにめげずに次回も期待

 

 さて、首位タイに入り、見事プレーオフを制して優勝したのは世界ランキング627位のジョージ・ヘルナンデス・バルデス(アルゼンチン、30歳、180㎝、67㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは283位まで上がっている。

 

 賞金だけではなく、ポイント配分も相当高いようで、上位に入ると世界ランキングは一気に上がっている。

 

        バルデスプレーオフ勝ち優勝し

        ランク大幅上げられたかも

 

 首位タイに入り、プレーオフの結果単独2位となったのは世界ランキング717位のトレント・フィリップス(米国、23歳、180㎝、70㎏)で、トータル-13まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは399位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング302位のグレイソン・マレー(米国、29歳、185㎝、91㎏)、世界ランキング702位のジョン・オーゲンスタイン(米国、25歳)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはグレイソン・マレーが227位まで上がり、ジョン・オーゲンスタインが490位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング595位のカイル・ウエストモアランド(米国、31歳、191㎝、100㎏)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは490位まで上がっている。

 

 それから、残念ながらアジアンツアーはオープンウイークとなっており、オーストラリア男子ツアーはシーズンオフとなっていた。

 

 次に男子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位    変動     氏名       

  25位  ー   松山英樹(31歳、180㎝、90㎏) 

 106位 ↓ 2 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)

 122位 ↑14 金谷拓実(25歳、173㎝、75㎏)

 131位 ↓ 2 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)

 157位 ↓ 1 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)

 161位 ↑ 3 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)

 165位  ー   蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)

 169位 ↑12 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)

 174位 ↓ 8 久常涼(20歳、175㎝、75㎏) 

 176位 ↓ 5 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)

 187位 ↓ 5 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏) 

 200位  ー   大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 238位 ↓ 6 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏) 

 249位 ↑35 中島啓太(22歳、177㎝、75㎏)

 252位 ↓ 4 河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏) 

 263位 ↓ 8 石川遼(31歳、175㎝、75㎏) 

 271位 ↑ 1 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)

 272位  ー   香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)

 280位 ↓ 4 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)

 286位 ↓ 6 川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)

 

 先週開催された以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーは幾つか開催され、目立った上昇がまあまあ見られたので、1000位までの間で20位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 佐藤大平(29歳、174㎝、72㎏)は25位上がって556位に、小西貴紀は26位上がって578位に、飛ばし屋の小林伸太郎(36歳、177㎝、87㎏)は29位上がって589位に、米澤蓮(レン、23歳、174㎝)は145位上がって886位に、レフティーとして注目されている新鋭の細野勇策(20歳、177㎝、74㎏)は44位上がって890位に、金子駆太(コウタ、20歳、177㎝、83㎏)は39位上がって908位となっている。

 

 また、野呂涼(25歳、163㎝、66㎏)は92位上がって916位に、痩せ型ながら結構飛ばし屋の安本大祐(ダイスケ、36歳、175㎝、55㎏)は22位上がって939位に、木下裕太(37歳、174㎝、78㎏)は28位上がって950位に、アマチュアの杉浦悠太(21歳、172㎝、74㎏)は30位上がって953位に、安森一貴(25歳、175㎝、74㎏)は50位上がって993位になっている。

 

 それから、今週気に止まった世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしては、国内男子ツアー、ABEMAツアー、DPワールドツアー、米国男子ツアー、コーンフェリーツアーの開催が予定され、サンシャインツアー、アジアンツアーはオープンウイーク、オーストラリア男子ツアーはシーズンオフとなっている。