3月上旬となり、大分寒さが和らいで来たなあと思って喜んでいたら、目や鼻がやたらと痒くなって来た。
すっかり花粉が元気に飛び回る季節となっているではないか!?
それに私が住む奈良県でも最高気温が20℃を超え、最低気温が10℃を超える日もあり、それでも最低気温が5℃を割り込む日がある等、全般的に朝夕の気温差が大きい。
こんなときは体調を崩し易いから、気を付けなくっちゃ。
そうこう言っている内に、国内女子ツアーは先週から開催されているが、国内男子ツアーの方はまだ暫らく開催されない。
ただ、世界はもっと広いから、当然色々な場所がある。
北半球で我が国と季節が同じ国であっても、十分に暖かいところがあるし、南半球では季節が逆になっているから、今は夏である。
そんなわけで開催されているゴルフツアーが増えて来て、先週気に止まった世界ランキングに関係しそうな女子のゴルフツアーが下部も含めて5つあった。
先ず3月1日(水)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「マダーファウンテン・ゴルフ・クラブ(6510ヤード、パー73)」において欧州女子ツアー、「ジョバーグ女子オープン」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は30万ユーロで、1ユーロを約145.3円とすれば、約4359万円となった。
日本人選手は出場していなかったが、世界ランキング221位で日系のモモカ・コボリ(小堀桃花、23歳、160㎝)が出場していた。
優勝したのは世界ランキング521位のリリー・メイ・ハンプリーズ(イングランド、20歳、170㎝)で、トータル-12まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは262位まで上がっている。
ハンプリーズ若い力で競り勝って
広い世界に飛び出すのかも
2位タイに入ったのは世界ランキング135位のアナ・ペレイズ・トレビノ(スペイン、24歳)、世界ランキング507位のモア・フォルケ(スウェーデン、27歳、170㎝)で、トータル-10まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングはアナ・ペレイズ・トレビノが113位まで上がり、モア・フォルケが381位まで上がっている。
4位タイに入ったのが世界ランキング143位のクララ・デビッドソン(チェコ)、世界ランキング259位のニコル・ブロック・エストラップ(デンマーク、29歳)、世界ランキング1229位のキアラ・フロイド(南アフリカ)で、トータル-9まで伸ばした。
なおこの試合の結果世界ランキングはクララ・デビッドソンが136位まで上がり、ニコル・ブロック・エストラップが230位まで上がり、キアラ・フロイドが651位まで上がっている。
そしてモモカ・コボリはトータル+1と少し落として32位タイとなり、世界ランキングは219位まで上がっている。
また、3月1日(水)の午後から時差-8時間のスペインにあるゴルフ・クラブ・ペララダ(6292ヤード、パー71)」において欧州女子ツアーの下部ツアー、「サンタンダー・ゴルフ・ツアー・ジローナ」が3日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は4万ユーロで、これは約581万円となった。
なお、日本人選手としては世界ランキング1387位の早川真帆(26歳、155㎝)が出場していた。
プレーオフを制して見事優勝したのは世界ランキング822位のルーシー・アンドレ(フランス、35歳、171㎝)で、トータル+1と少し落とした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは597位まで上がっている。
ランク大きく上げているかも
2位タイに入ったのは世界ランキング644位のエマ・ソールグレン(スウェーデン、26歳)、世界ランキング733位のマリット・ハリバン(オランダ、25歳)、世界ランキング804位のソフィー・キブスガード・ニールセン(デンマーク、23歳、168㎝)、世界ランキング1132位のエミリー・プライス(イングランド、23歳)で、トータル+1と少し落とした。
なお、この試合の結果、世界ランキングはエマ・ソールグレンが587位まで上がり、マリット・ハリバンが653位まで上がり、ソフィー・キブスガード・ニールセンが708位まで上がり、エミリー・プライスが851位まで上がっている。
そして早川真帆はトータル+12まで落として残念ながら予選落ちし、世界ランキングは1401位まで下がっている。
また3月2日(木)の8時25頃から時差-1時間のシンガポールにある「セントーサGCザ・ニュータンジョン(6749ヤード、パー72)」において米国女子ツアーのアジアシリーズの一戦、「HSBC女子チャンピオンズ」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は180万ドル、優勝賞金は27万ドルとなっており、1ドルを約135.9円とすれば、それぞれ約2億4460万円、約3669万円で、予選落ちの無い試合となっていた。
日本人選手としては世界ランキング10位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと求める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング28位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りの古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング36位で新世紀世代をリードするひとり、2020年の全米女子オープンの覇者で飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング39位で黄金世代をリードするひとり、2019年全英女子オープンの覇者で交友関係が広く人気者の渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング39位で新世紀世代をリードするひとり、西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)が出場していた。
ライブ中継に付いては今のところWOWOW一択となっていた。
日本人米国ツアー沢山出
応援し甲斐増して来たかも
見事感動の復活優勝を遂げてこの大会を連覇したのは世界ランキング5位のコ・ジンヨン(韓国、27歳、168㎝)で、トータル-17まで伸ばした。
なおこれがツアー14勝目で、この試合の結果、世界ランキングは3位まで上がっている。
コジンヨン苦しい時期を通り抜け
連覇を果たし流石なのかも
単独2位に入ったのは世界ランキング2位で昨年鎖骨下に出来た血栓除去手術を経て復活したネリー・コルダ(米国、24歳、178㎝)で、トータル-15まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは2位を維持している。
3位タイに入ったのは古江彩佳、世界ランキング18位で昨年大病による欠場から復活して来たダニエル・カン(米国、30歳、168㎝)、世界ランキング51位のアライセン・カーパズ(米国、24歳、175㎝)で、トータル-14まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは古江彩佳が23位まで上がり、ダニエル・カンが14位まで上がり、アライセン・カーパズが35位まで上がっている。
そして笹生優花はトータル-13まで伸ばして単独6位に入り、この試合の結果、世界ランキングは33位まで上がっている。
畑岡奈紗はトータル-9まで伸ばして11位タイに入り、この試合の結果、世界ランキングは10位を維持している。
渋野日向子はトータル-4まで伸ばして33位タイに入り、この試合の結果、世界ランキングは40位まで下がっている。
西郷真央はトータル+16まで落として単独65位に沈み、この試合の結果、世界ランキングは34位まで下がっている。
また3月2日(木)の8時半頃から沖縄県にある「琉球ゴルフ俱楽部(6560ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの開幕戦、「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は1億2000万円、優勝賞金は2160万円で、前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に37位タイまでに入っていた50名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
今年度の国内女子ツアーは38試合予定され、賞金総額は44億9000万円と、米国女子ツアーに次ぐ大きな規模となっている。
それからライブ中継に付いて全国的に視られるものとしては、テレビでは土曜日の午後に1時間程放送されただけであるが、インターネットの動画配信サイトでは昨年同様DAZN、UーNEXTによ4日間に亘ってたっぷりと放送された。
国内の女子のツアーも開幕し
また楽しみが増えて来たかも
見事復活優勝を遂げたのは世界ランキング66位で、昨年肘の手術を受けた元世界ランキング1位で米国と韓国で賞金女王になったことのあるレジェンドの申ジエ(韓国、34歳、155㎝、63㎏)で、トータル-10まで伸ばした。
なおこれが世界通算63勝目、このツアーでは27勝目で、この試合の結果、世界ランキングは54位まで上がっている。
申ジエや肘の手術を受けながら
見事復活流石なのかも
2位タイに入ったのは世界ランキング38位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(23歳、166㎝、58㎏)、世界ランキング72位で実力派ベテラン選手を代表し、海外のツアーにも強いところを見せて来た上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)で、トータル-7まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは稲見萌寧が38位を維持し、上田桃子が66位まで上がっている。
単独4位に入ったのは世界ランキング93位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)で、トータル-6まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは87位まで上がっている。
単独5位に入ったのは世界ランキング211位のささきしょうこ(佐々木笙子、26歳、170㎝、65㎏)で、トータル-5まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは194位まで上がっている。
また3月3日(金)の夜から時差-14時間の米国・フロリダ州にある「カントリー・クラブ・オブ・ウィンター・ヘブン」において米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアーの開幕戦、「フロリダ・ナチュラル・チャリティー・クラシック」が3日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は20万ドル、優勝賞金は3万ドルで、これはそれぞれ約2718万円、約408万円となった。
なお、日本人選手としては世界ランキング682位で黄金世代の西畑萌香(24歳、159㎝、52㎏)、世界ランキング726位で欧州女子ツアーを主戦場とする識西諭里(オニシ・ユリ、25歳、166㎝)が出場していた。
3人によるプレーオフを制して見事優勝したのは世界ランキング393位のアガサ・レイン(フランス、23歳)で、トータル-9まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは251位まで上がっている。
アガサレインプレイオフ制し優勝し
新たな地平見えて来るかも
2位タイに入ったのは世界ランキング374位のキラ・リヒジャリ(フィンランド、25歳)、世界ランキング411位のジリアン・ホーリス(米国、25歳)で、トータル-9まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングはキラ・リヒジャリが297位まで上がり、ジリアン・ホーリスが331位まで上がっている。
4位タイに入ったのは世界ランキング805位のベッカ・ハーファー(米国、32歳)、世界ランキング1228位のヘザー・リン(台湾、23歳)で、トータル-8まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングはベッカ・ハーファーが647位まで上がり、ヘザー・リンが738位まで上がっている。
そして西畑萌香はトータル+8まで落とし、識西諭里はトータル+12位まで落として、残念ながら共に予選落ちし、この試合の結果、世界ランキングは西畑萌香が697位まで下がり、識西諭里が732位まで下がっている。
なお、韓国女子ツアーはまだシーズンオフとなっている。
次に女子世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動を挙げておく。
順位 変動 氏名
10位 ー 畑岡奈紗(24歳、158㎝)
23位 ↑ 5 古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)
27位 ↓ 2 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)
33位 ↑ 3 笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)
34位 ↓ 1 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)
38位 ー 稲見萌寧(23歳、166㎝、58kg)
40位 ↓ 1 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)
45位 ↓ 1 西村優菜(22歳、150㎝弱 50㎏)
48位 ↓ 3 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)
58位 ↓ 1 勝みなみ (24歳、157㎝)
66位 ↑ 7 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)
69位 ↓ 1 吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)
75位 ↓ 1 小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)
86位 ↓ 3 岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生)
87位 ↑ 6 藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)
89位 ↓ 3 菅沼菜々(23歳、158㎝)
93位 ↓ 1 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)
100位 ー 高橋彩華(24歳、162㎝、55㎏)
103位 ↓ 2 菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)
114位 ↑ 3 鈴木愛(28歳、155㎝、50㎏)
先週は開催された女子のツアーが一気に増えて、日本人選手の活躍が彼方此方で見られ、世界ランキングの変動に結構大きな変化は見られたので、以下、800位までの範囲で10位以上上がった選手を挙げておく。
93期生をリードしている1人、岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)は10位上がって115位に、実力派若手選手のひとり、ささきしょうこ(26歳、170㎝、65㎏)は17位上がって194位に、黄金世代の吉本ひかる(24歳、152㎝、53㎏)は13位上がって332位に、94期生で狭間世代の泉田琴菜(23歳、160㎝、62㎏)は31位上がって334位に、94期生の仁井優花(20歳、163㎝)は62位上がって350位に、蛭田みなみ(25歳、161㎝、58㎏)は10位上がって404位になっている。
また米国女子ツアーで長期に亘ってめげずに頑張って来た上原彩子(39歳、158㎝、55㎏)は22位上がって497位に、海外のツアーでも強いところを見せて来た比嘉真美子(29歳、161㎝、58㎏)は11位上がって536位に、スタイルを含めて容姿で騒がれることも多かったモデル系の松森彩夏(28歳、170㎝、55㎏)は30位上がって538位に、95期生で新世紀世代の飛ばし屋、荒川怜郁(レイカ、21歳、169㎝、63㎏)は94位上がって703位に、堀奈津佳(30歳、159㎝、53㎏、人気選手堀琴音の姉)は55位上がって747位に、原江里菜(35歳、164㎝、60㎏)は125位上がって781位になっている。
新鋭に混じって懐かしい名前が増えているように思われ、ちょっと嬉しい!?
それから今週は国内女子ツアー、欧州女子ツアー、オーストラリア女子ツアーの開催が予定されており、米国女子ツアーはオープンウイークで韓国女子ツアーはまだシーズンオフとなっている。
また米国女子ツアー、欧州女子ツアーの下部ツアーはオープンウイークで、国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーはまだシーズンオフとなっている。