１１月２日（木）の８時頃から茨城県にある「太平洋クラブ・美野里コース（６５９８ヤード、パー７２）」において米国女子ツアーのアジアシリーズの一戦、「ＴＯＴＯジャパンクラシック」が４日間に日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は２００万ドル、優勝賞金は３０万ドルとなっており、１ドルを約１５０円とすれば、それぞれ約３億円、約４５００万円となる。
なお日本人選手としては米国女子ツアーのメンバー４３人の中に含まれる６名の他、国内女子ツアーのメンバーとして１０月に開催された「富士通レディース２０２３」終了時のメルセデスランキング上位者の中から３５名が出場している。
このツアーも今季の終盤が近付き、ツアーメンバーとしての来季のシード権確保が危ぶまれる選手も出て来たが、最後まで達成を応援して見守りたい。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではＣＳ放送のゴルフネットワークによって４日間に亘り午前、ＧＡＯＲＡスポーツによって４日間に亘り午後に予定され、後半の２日間に亘っては地上波のＴＢＳ系列で予定されている。
そこにＹｏｕＴｕｂｅによる公式配信も４日間に亘って加わり、最後まで視られるように配慮されているようである。
今週も昼間からのんびり視られるのが嬉しい。
米国の女子のツアーは国内で
開催昼に視られるのかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング３６位で９３期生を代表し、好調を維持している岩井明愛（２１歳、１６１㎝、５９㎏、岩井ツインズの姉）で、初日１イーグル、８バーディー、１ボギーの－９と爆発的に伸ばしている。
初日はアウトスタート(第１ホールから)で、前半では４バーディー、１ボギーの－３と伸ばし、後半に入ってからは加速して、１イーグル、４バーディーの－６、トータル－９と大きく伸ばした。
岩井明愛爆発魅せて首位に立ち
岩井明愛後半加速首位に立ち
岩井明愛首位発進で強さ魅せ
２位タイ位付けているのは世界ランキング１７位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）、世界ランキング６９位でプラチナ世代をリードするひとり、今年からこのツアーを主戦場としてこのところ調子を上げている西村優菜（２３歳、１５０㎝、５０㎏）、世界ランキング９３位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧（２４歳、１６６㎝、５８㎏）で、初日－８と爆発的に伸ばしている。
畑岡奈紗は初日９バーディー、１ボギーの－８であった。
初日はアウトスタートで、前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからは加速して、６バーディー、１ボギーの－５、トータル－８と大きく伸ばしている。
畑岡奈紗爆発魅せて二位に付け
畑岡奈紗後半加速二位に付け
畑岡奈紗二位発進で強さ魅せ
西村優菜は初日８バーディーの－８であった。
初日はアウトスタートで、前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからは加速して、５バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばしている。
西村優菜爆発魅せて二位に付け
西村優菜後半加速二位に付け
西村優菜二位発進で力魅せ
稲見萌寧も初日８バーディーの－８であった。
初日はアウトスタートで、前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからは加速して、５バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばしている。
稲見萌寧爆発魅せて二位に付け
稲見萌寧後半加速二位に付け
稲見萌寧二位発進で力魅せ
５位タイに付けているのは世界ランキング１２１位で９３期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆（２０歳、１６４㎝、５７㎏）、世界ランキング１２８位のリュウ・ユー（中国、２７歳、１７５㎝、６６㎏）で、初日－７と爆発的に伸ばしている。
桑木志帆は初日７バーディーの－７であった。
初日インスタート（第１０ホールから）で、前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからも４バーディーの－４、トータル７と順調に伸ばしている。
桑木志帆爆発魅せて五位に付け
桑木志帆五位発進で力魅せ
桑木志帆五位発進で期待させ
リュウ・ユーも初日７バーディーの－７であった。
初日はアウトスタートで、前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからも４バーディーの－４、トータル－７と順調に伸ばしている。
リョウユーや爆発魅せて五位に付け
リョウユーやぐんぐん伸ばし五位に付け
リョウユーや五位発進で力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１２位のリン・シユ(中国、２７歳、１７０㎝)、世界ランキング６５位で９６期生を代表する神谷そら（２０歳、１６７㎝、６０㎏）は共に初日－６と大きく伸ばして７位タイに付けている。
世界ランキング２２位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイを見せる古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング８４位で実力派中堅選手を代表し、練習熱心でパット巧者の鈴木愛（２９歳、１５５㎝）はともに初日－５と大きく伸ばして１０位タイに付けている。
世界ランキング１５位で元世界ランキング１位で、米国と韓国で賞金女王に輝いた申ジエ（韓国、１５５㎝、６３㎏）、世界ランキング２６位で元アマチュア世界ランキング１位のローズ・チャン（米国、２０歳、１６８㎝、５５㎏）、世界ランキング６５位で新世紀世代をリードするひとり、西郷（せご）どんこと西郷真央（２２歳、１５８㎝、５７㎏）、世界ランキング７０位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメに強いことからコスメ番長と呼ばれる吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング８６位で実力派ベテラン選手を代表し、国内女子ツアーにおけるメジャー大会における初優勝が待たれる上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）は５人共初日－４まで伸ばして２１位タイに付けている。
世界ランキング２５位で新世紀世代を代表し、２０２１年の全米女子オープンにおいて優勝した飛ばし屋の笹生優花（２２歳、１６６㎝、６３㎏）、世界ランキング６４位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まにことから鉄人と呼ばれている小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）、世界ランキング８３位で黄金世代をリードするひとり、今年からこのツアーを主戦場としている飛ばし屋の勝みなみ（２５歳、１５７㎝、５７㎏）、世界ランキング８８位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、謙虚で静かな感じが人気の菊地絵理香（３５歳、１５７㎝、５２㎏）は４人共初日－３まで伸ばして３６位タイに付けている。
世界ランキング２０位で新世紀世代の国内組を代表し、昨季国内女子ツアーの女王に輝いて今季も絶好調の山下美夢有（２２歳、１５０㎝、５２㎏）、世界ランキング２４位のハナ・グリーン（オーストラリア、２６歳、１７０㎝）、世界ランキング３５位のジェニファー・カプチョ（米国、２６歳、１６５㎝）、世界ランキング８１位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンにおいて優勝した明るい笑顔で人気の高い渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）は４人共初日－２まで伸ばしながらも４６位タイと少し出遅れている。
世界ランキング３０位でかつてはメジャーハンターと言われ、我が国でも人気のあるダンボことチョン・インジ（韓国、２９歳、１７５㎝）、世界ランキング４７位で９４期生を代表し、昨季は国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーにおいて新記録となる５勝をして賞金女王に輝いた飛ばし屋の櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏）は共に初日－１と少し伸ばしながらも６１位タイと出遅れている。
世界ランキング７位でアマチュア時代に十代半ばでこのツアーにおいてぶっちぎりの優勝をしたキム・ヒョージュ(韓国、２８歳、１６５㎝、６３㎏)、世界ランキング６２位で９３期生をリードするひとり、ステップアップツアーにおいて逸早く優勝してこのツアーにおいても逸早く優勝した岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）、世界ランキング７１位で狭間世代をリードするひとり、自称アイドル系の菅沼菜々（２３歳、１５８㎝）は３人共初日イーブンと伸ばせず、６６位タイと出遅れている。
そして世界ランキング４０位のダニエル・カン（米国、１６８㎝）は初日＋１と少し落として最下位の７４位タイと出遅れている。
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まだ初日と言うこともあるのか、期待していた程外国人選手のスーパープレイを見せて貰えなかったし、普段応援している笹生優花、櫻井心那等、飛ばし屋の爆発力も見せて貰えなかった気がするが、それでも若手日本人選手が互角以上の活躍をしていたようで、ちょっとワクワクするような序盤の戦いとなった！？
この後、動き出したら止まらない、爆発力を持った選手等の活躍にも期待したい。
その中に笹生優花、櫻井心那等、日本人の飛ばし屋選手が入って来ることにも期待したい。
