sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R4.2.1①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 先週は日本人選手が出場した目ぼしいゴルフツアーがヨーロッパに近いアラブ首長国連邦で1試合、米国本土で2試合開催されていた。

 

 男子だけではなく、女子でも開催されており、3試合全てに日本人選手が出場して活躍していたので、結構楽しめ、嬉しい寝不足疲れが残る週であった。

 

 そんなわけで今は祭りの後状態であるが、もう暫らくしたら今週のツアーが始まるので、そろそろ頭を起こして先週の軽い振り返りをし、今週の世界ランキングの動向に付いて簡単に書き留めておきたい。

 

 先ずは男子の方であるが、1月27日(木)の未明から米国・カルフォルニア州にある2つのコースを使って米国男子ツアー、「ファーマーズ・インシュランス・オープン」が開催された。

 

 日本人選手として唯一出場したエースの松山英樹であるが、事前の練習中に転倒し、左脛を強打したそうで、何とか歩けるようになり、練習を軽めにして参戦したと言う。

 

 初日は難しいコースでイーブンにまとめたが、96位タイとかなり出遅れ、予選落ちが心配された。

 

 しかしそこは松山英樹で、第2日目には易しい方のコースでトータル-5まで伸ばし、35位タイに上げて余裕の予選通過を果たした。

 

 そして第3日目にはまた難しい方のコースでトータル-4と少し落とし、57位タイまで下がったが、最終日は難しい方のコースでもトータル-8まで伸ばし、30位タイに入っている。

 

        松山や負傷に耐えて出場し

        何とか形付けられたかも

 

 この結果、世界ランキングは10位を維持している。

 

 なお、通常に比べて1日前倒しで開催されたのは米国における人気スポーツのアメリカンフットボールのプロ最高峰リーグ、NFLの影響であった。

 

 また、1月27日(木)の午後からはアラブ首長国連邦においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の高額賞金大会、ロレックスシリーズの第2戦である「ドバイデザートクラシック」が開催され、新鋭の金谷拓実と中堅で旅人ゴルファーの川村昌弘が出ていた。

 

 出場人数が多いのもあるのか、予選ラウンドでは日没サスペンデッドがあったので、ラウンド毎に付いて触れておく。

 

 先ず金谷拓実は連戦で疲れもあったのか、第1ラウンド+4で113位タイと大きく出遅れ、第2ラウンドではトータル+8と更に落とし、115位タイで残念ながら予選落ちとなった。

 

 この辺りの気力、体力の充実は課題となって来るのかも知れない。

 

        金谷拓実連戦疲れあったのか

        活躍出来ず次戦に期待

 

 また川村昌弘は第1ラウンドで金谷拓実と同様に+4と落とし、113位タイと大きく出遅れ、第2ラウンドではトータル+6までとしながらも109位タイまでは上げたが、残念ながら予選通過ラインには遠く及ばなかった。

 

 言い訳と言うか、慰めと言うか、高額賞金大会故のフィールドの厚さも理由には出来ようが、松山英樹以外まだそこまでのレベルだとも言え、今後の成長、そして奮起が待たれる。

 

        川村や厚いフィールド阻まれて

        力不足を感じるのかも

 

 書いている内に思い出した。

 

 川村昌弘はコロナ禍による12月からの長い隔離期間が関係しているのであった。

 

 今後の復調具合に注目し、楽しむことにしたい。

 

 なおこの試合の結果、金谷拓実の世界ランキングは57位に下がり、川村昌弘の世界ランキングは179位となっている。

 

 一方女子では米国のフロリダ州で1月27日(木)の夜から米国女子ツアー、「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」が開催され、日本のエース畑岡奈紗と新鋭の笹生優花、それに昨年のQT(予選会)を7位で通過した古江彩佳が出場していた。

 

 畑岡奈紗は先々週のすっきりしない成績もあり、悔しさ貯金が増した状態で初日を迎えて-5まで伸ばし、4位タイと好発進し、第2日目にはトータル-6まで伸ばしながらも5位タイと少し後退したが、余裕の予選通過を果たしている。

 

 そして第3日目は強風に悩まされながらもトータル-5と少し落とし、単独6位と少し下がるだけに耐え、最終日は強風に急激な気温の低下も加わってトータル-2まで落とし、20位タイとなっている。

 

 そこに最終日は一緒に回った笹生優花の活躍もあったから、また悔しさ貯金が加わることになり、もしかしたら今週大爆発が期待出来るかも知れない!?

 

        畑岡や悔しさ貯金何時満期

        そんな興味も出て来るのかも

 

 なんて気楽なおっさんが勝手なことを書いていたら怒られそうだが、ともかく活躍を期待したい。

 

 また笹生優花は初日-5まで伸ばして4位タイの好発進で、ここまでは畑岡奈紗と同じであったが、第2日目にはトータル-7まで伸ばして3位タイでの予選通過であった。

 

 そして第3日目には強風の中でもトータル-7を維持し、4位タイと少し下がるだけに止め、最終日にはトータル-12まで伸ばし、一時は優勝争いに加わりながら単独3位に入っている。

 

 これで開幕戦に続いて2週連続のベストテン入りでもあるから、やっぱり凄い!?

 

        笹生優花期待通りの活躍し

        また今週も期待膨らみ

 

 また古江彩香は初日-3で25位タイとまずまずの好発進で、第2日目にはトータル-3を維持しながらも26位タイと少し下がったが、余裕の予選通過を果たしている。

 

 そして第3日目には強風にもめげずにトータル-4と少し伸ばし、7位タイまで上げているが、この日のアンダーパーは5人だけと言うから、上手さが光る!?

 

 最終日にはトータル-3と少し落とし、18位タイまで下がったが、本格参戦の初戦としては十分評価される成績となっている。

 

        古江彩佳風雨に負けず奮闘し

        基礎の高さを魅せられたかも

 

 この結果を踏まえて、世界ランキングは畑岡奈紗は9位に下がり、笹生優花は入れ替わるように7位に上がった。

 

 古江彩佳は14位を維持している。

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子の日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  10位  ー   松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)    

  57位 ↓ 2 金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  78位 ↓ 2 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

 101位 ↓ 6 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)   

 107位 ↓ 1 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 125位 ↓ 1 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)

 127位 ↑ 1 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏)  

 129位 ↓ 3 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)   

 143位  ー   堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)    

 144位 ↓ 5 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)       

 163位 ↓ 5 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 169位  ー   比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)

 175位  ー   片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)

 177位 ↓ 1 岩田寛(40歳、177㎝、74㎏) 

 179位  ー   川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 190位 ↑ 1 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 201位 ↓ 5 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 203位 ↓ 2 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 214位 ↓ 7 石川遼(30歳、175㎝、70㎏)

 225位 ↓ 1 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏) 

 

 以下の選手で5位以上上がった選手は1200位ぐらいまで見ても見付からず、基準を4位以上に下げてもいなかったので、今週の男子の動向に付いてはこれで置く。

 

 次に、女子の日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

   7位 ↑ 2 笹生優花(20歳、166㎝、63㎏) 

   9位 ↓ 2 畑岡奈紗(23歳、158㎝)         

  14位  ー   古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)    

  16位 ↓ 1 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg) 

  38位 ↑ 3 西村優菜(21歳、150㎝、50㎏) 

  39位  ー   西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)  

  41位 ↓ 4 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)   

  62位 ↓ 1 小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)   

  63位 ↑ 1 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)  

  66位 ↓ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)    

  71位  ー   勝みなみ (23歳、157㎝)

  72位  ー   上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  79位  ー   高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  83位 ↑ 3 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  90位 ↓ 1 原英莉花(22歳、173㎝、58㎏) 

  92位 ↑ 3 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 112位  ー   三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 113位 ↓ 2 岡山絵里(25歳、161㎝、64㎏)

 118位  ー   菊地絵理香(33歳、157㎝、52㎏)

 119位 ↓ 2 若林舞衣子(33歳、165㎝、60㎏) 

 

 日本人選手が出ている目ぼしいレギュラークラスのツアーとしては米国女子ツアーの新シーズンが始まっているが、出場選手の少ない大会であったので、比較的上位の選手には大きな変動がなく、以下、600位までの範囲で4位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 今回もまだ5位以上としなかったのは、それでは本格的に変動している時に比べて少なかったからである。

 

 じわじわと実力を見せているはんなり系の中堅、金澤志奈(26歳、164㎝、53㎏)4位上げて151位に、ステップアップツアーを中心に活躍し、イップスを克服しつつあるベテランの服部真夕(33歳、166㎝、57㎏)が8位上がって415位に、ステップアップツアーでの活躍が気に留まった中堅の岸部桃子(28歳、162㎝、5㎏)が6位上がって428位に、ステップアップツアーでの活躍が気に留まったベテランの川満陽香理(34歳、164㎝、57㎏)が5位上がって457位に、ベテランの前田陽子(37歳、164㎝、60㎏)が4位上がって475位になっている。

 

 また、ステップアップツアーでの活躍で気に留まったベテランの小橋絵利子(33歳、160㎝、55㎏)が4位上がって515位に、ステップアップツアーでの活躍が気に留まったスタイヤーノ莉々菜(24歳、156㎝、56㎏)が4位上がって516位に、ステップアップツアーでの活躍が気に留まった中堅の保坂真由(26歳、162㎝、57㎏)が7位上がって537位に、ステップアップツアーでの活躍が気に留まった中堅の山本景子(28歳、168㎝、68㎏)が4位上がって552位に、昨年6月に最終プロテストに合格した大学生プロの桑木志帆(19歳、164㎝、57㎏)が4位上がって561位となっている。

 

 そして今週であるが、男子では木曜日午後からサウジアラビアで欧州男子ツアーからアジアンツアーに移管した大会、DPワールドツアー、木曜日夜から米国男子ツアーが予定され、何れもライブ中継が予定されているようだから、楽しみに待ちたい。

 

 また、女子では引き続き米国・フロリダ州で木曜日の夜から米国女子ツアーが開催され、畑岡奈紗、笹生優花に加えて古江彩佳も出る予定である。

 

 此方のライブ放送は何時ものようにWOWOWとインターネットのGOLFTVで予定され、先週の活躍があるから、もう期待が膨らみ始めている。