sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の動向・・・R4.5.3②

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 今回も先ず男子の方から見ておく。

 

 5月を迎え、漸く初夏らしく暖かくなったかと思えば、曇ったり、雨が降ったりして肌寒い日もある。

 

 何だか不安定な感じであるが、日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになっている。

 

 それはまあともかく、先ずは先週国内で開催されたゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 4月28日(木)の朝からは愛知県において国内男子ツアー、「中日クラウンズ」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング133位(先週時点。以下同様)で日本一曲がらないのが売りの稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)で、初日は-6まで伸ばして3位タイの好発進であった。

 

 第2日目にはトータル-5まで落として12位タイに下がったが、第3日目にはトータル-9まで伸ばして再び3位タイに上げて来た。

 

 そして最終日にはトータル-16まで伸ばし、単独首位に抜け出て見事逆転優勝を果たしている。

 

 これで国内男子ツアー3勝目となり、この結果、世界ランキングは91位まで上がっている。

 

        稲森や途中一旦下がっても

        再浮上して勝ち切ったかも

 

        稲森や逆転勝ちし強さ魅せ

 

 もうひとり気に止まったのが世界ランキング199位で米国男子ツアー復帰を夢見るベテランの岩田寛(41歳、177㎝、74㎏)で、初日イーブンの53位タイと出遅れていたが、第2日目にはトータル-6まで伸ばして5位タイに上げて来た。

 

 そして、第3日目にはトータル-11まで伸ばして単独首位に立ったが、最終日のはトータル-11のまま伸ばせず、3位タイとなった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは169位まで上がっている。

 

        岩田寛途中で首位に立ちながら

        最後三位に落ち着くのかも

 

 次に海外に目を向けると、4月28日(木)の朝からオーストラリアにおいてはオーストラリア男子ツアーが4日間の日程で開催され、4月28日(木)の午後からは南アフリカにおいて南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)が4日間の日程で開催された。

 

 また、4月28日(木)の午後からは時差-7時間(サマータイム中)のスペインにおいてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「カタルーニャ選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 残念ながら世界ランキング206位で旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)は出場していなかったが、優勝したのは世界ランキング84位のアドリア・アルナウス(スペイン、27歳、185㎝)であった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは52位まで上がっている。

      

 それから、4月28日(木)の夜から時差-14時間(サマータイム中)のメキシコ・ハリスコ州において米国男子ツアー、「メキシコ・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 日本人選手としては世界ランキング300位で下部からでも米国男子ツアーのシード権復活を目指す中堅の小平智(32歳、173㎝、70㎏)が出場し、初日は-4まで伸ばして21位タイと好発進であった。

 

 第2日目にはトータル-6まで伸ばして18位タイに上げて余裕の予選通過を果たし、ムービングデーと言われる第3日目にはトータル-10まで伸ばして8位タイに上げ、これはもしかしたら首位争いに加わるかと大いに期待させた。

 

 そして最終日にはトータル-10のまま伸ばせず、15位タイとなった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは281位まで上がっている。

 

        小平や上位争い楽しませ

 

        小平や首位争いも期待させ

 

        小平や上位に入りランク上げ

 

 優勝したのは世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン、27歳、188㎝、100㎏)で、完全優勝して流石の強さを見せた。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは2位を維持している。

   

 それから、国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、およびアジアンツアーはオープンウィークであった。

        

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  13位  ー   松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)    

  59位  ー   金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  67位 ↑ 4 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏) 

  76位 ↑ 2 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

  91位 ↑43 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)

  98位 ↑ 3 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)

 113位 ↓ 3 比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)       

 165位 ↓ 2 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)

 168位 ↑ 5 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)

 169位 ↑30 岩田寛(41歳、177㎝、74㎏)

 171位 ↓ 4 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏) 

 175位 ↓ 5 桂川有人(23歳、167㎝、70㎏) 

 179位 ↑ 8 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)    

 181位 ↓ 7 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)

 194位 ↓ 8 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)    

 206位 ↓ 2 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 232位 ↑44 時松隆光(28歳、168㎝、75㎏)

 239位 ↑12 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 241位 ↓ 5 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 243位 ↑14 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

  

 先週は彼方此方で開催され、その内の幾つかのツアーには日本人選手も出ており、世界ランキングに大きな変動が観られた選手もいたので、以下、今週の最下位群1721位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 自粛期間が長く、漸く調子が上がって来たような中堅の石川遼(30歳、175㎝、75㎏)は21位上がって267位に、上記のように米国男子ツアーにチャレンジし続けている中堅の小平智(32歳、173㎝、70㎏)は19位上がって281位に、上井邦裕(39歳、180㎝、78㎏)は15位上がって344位に、このところ気に止まることが増えた今野大喜(25歳、170㎝、80㎏)は274位も上がって718位に、薗田峻輔(32歳、177㎝、88㎏)は73位上がって763位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女ともに彼方此方で開催が予定されている。

 

 男子の方で目ぼしいツアーとしては、米国男子ツアー、DPワールドツアー、オーストラリアの男子ツアー、南アフリカの男子ツアー、アジアンツアーが開催される予定である。

 

 なお、国内男子ツアー、国内男子ツアー下部のABEMAツアーはオープンウイークとなっている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。