8月に入った。
私の住む奈良県では梅雨明けして10日以上経ち、連日暑い日が続いている。
朝から日差しが強く、最高気温は連日35℃を超え、最低気温もほぼ毎日25℃を超えている。
危険なほどの暑さで、電気代が高くなるとは言え、エアコンを我慢する気にはなれない。
気分転換と適度な運動を兼ねて日々買い物がてらの散歩に出掛けるようにはしているが、昼頃に出る気にはなれない。
行き倒れたら迷惑だし、格好悪いしね。
日が陰る頃になると遠くで雷鳴が轟くことが増え、風も出て来るので、漸く出掛ける日が続いている。
こんな日でもプロゴルフのツアー、日米のプロ野球等は行われ、終盤に向けて力が入っている。
メジャーリーグの二刀流大谷翔平なんか、日々痙攣しながら頑張っているから、流石ではないか!?
頭脳スポーツである将棋の藤井聡太竜王名人も忙しくなるほど強さが際立ち、大したものである。
嗚呼、まさに日本の夏真っ盛りだなあ。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。
今回は男子ツアーの様子に付いて簡単に書き留めておく。
先ずは国内ツアーから見ておくと、7月27日(木)の6時45分頃から北海道恵庭市にある「恵庭カントリー倶楽部(7441ヤード、パー71)」において国内男子ツアーのメジャー大会、「日本プロゴルフ選手権大会」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は1億5000万円、優勝賞金は3000万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた72名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継に付いては全国的に視られるテレビではCS放送の日テレジータスが4日間に亘って放送し、決勝ラウンド初日の土曜日にはそれにBS日テレが加わって、最終日の日曜日には更に地上波の日本テレビ系列も加わって、試合終了時まで視られるように工夫されていた。
国内の男子ツアーは日テレが
三波利用しカバーしたかも
さて、単独首位を第2日目から維持し続けて見事完全優勝を成し遂げたのは世界ランキング438位で若手成長株のひとり、平田憲聖(ケイセイ、22歳、170㎝、70㎏)で、トータル-11まで伸ばした。
なおこれがこのツアーでは2勝目、メジャー大会では初優勝で、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは308位まで上がっている。
新鋭の平田憲聖力魅せ
存在感が増して来たかも
2位タイに入ったのは世界ランキング127位で実力派若手選手をリードするひとり、積極的に海外ツアーに参戦して既に優勝もしている金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏)、世界ランキング172位で元アマチュア世界ランキング1位、アマチュア時代にこのツアーにおいて2勝してプロ入りしてからも既に優勝している蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)で、トータル-9まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは金谷拓実が124位まで上がり、蝉川泰果が156位まで上がっている。
単独4位に入ったのは世界ランキング791位のH.W.リュー(リュー・ヒョヌ、韓国、41歳、174㎝、78㎏)で、トータル-8まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは700位まで上がっている。
それから、このツアーの下部に当たるABEMAツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外のツアーを見ておくと、7月27日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「エヌコニエニ・ロッジ&ゴルフエステート(7257ヤード、パー71)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「FNBエスワーティニィ・チャレンジ@エヌコニエニ」が3日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.9円とすれば、これは約1580万円であった。
なお日本人選手は出場していなかった。
さて、見事優勝したのは世界ランキング1005位のピーター・カーミス(ギリシア、42歳、167㎝、68㎏)で、トータル-10まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは860位まで上がっている。
カーミスや故国に遠い南アにて
存在感を魅せているかも
単独2位に入ったのは世界ランキング2623位のスチュアート・クロッグ(ジンバブエ、27歳)で、トータル-9まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1653位まで上がっている。
3位タイに入ったのは世界ランキング550位のルイス・アルバーチェ(南アフリカ、26歳、181㎝、100㎏)、世界ランキング739位のC.J.デュプレシ(南アフリカ、32歳)、世界ランキング887位のルアン・コーブ(南アフリカ、30歳)、世界ランキング1564位のマシュー・スペーシー(南アフリカ、32歳)で、トータル-8まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはルイス・アルバーチェは547位まで上がり、C.J.デュプレシは739位を維持し、ルアン・コーブは869位まで上がり、マシュー・スペーシーは1459位まで上がっている。
また、7月20日(木)の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・イリノイ州にある「ザ・グレン・クラブ(7257ヤード、パー71)」において米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアー、「NV5インビテーショナル・プレゼンティードbyオールド・ナショナル・バンク」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は100万ドル、優勝賞金は18万ドルとなり、1ドルを約142円とすれば、それぞれ約1億4200万円、約2560万円であった。
なお日本人選手は出場していなかった。
さて、首位タイに入り、プレーオフを2ホール目で制して見事優勝したのは世界ランキング797位のトレース・クロウ(米国、26歳、188㎝、88㎏)で、トータル-25まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは300位まで上がっている。
優勝しトレースクロウ賞金や
ポイント多くゲットしたかも
首位タイに入り、プレーオフにおいて負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング379位のパトリック・フィッシュバーン(米国、31歳、193㎝、102㎏)で、トータル-25まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは261位まで上がっている。
単独3位に入ったのは世界ランキング383位のライアン・マコーミック(米国、31歳、180㎝、77㎏)で、トータル-24まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは299位まで上がっている。
単独4位に入ったのは世界ランキング295位のクリス・ゴッターアップ(米国、24歳、183㎝、95㎏)で、トータル-23まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは242位まで上がっている。
単独5位に入ったのは世界ランキング345位のクリストバル・デル・ソラー(チリ、29歳、185㎝、89㎏)で、トータル-21まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは286位まで上がっている。
また、7月27日(木)の夜から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・ミネソタ州にある「TPCツインシティーズ(7431ヤード、パー71)」において米国男子ツアー、「3Mオープン」が4日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は780万ドル、優勝賞金が140.4万ドルとなり、それぞれ11億1000万円、約1億9900万円であった。
日本人選手としては世界ランキング29位で自他共に日本のエースと認めるマスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)、世界ランキング272位で学生時代に米国へのゴルフ留学を経験し、コーンフェリーツアーを主戦場としている大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)、世界ランキング352位でこのツアーのシード権復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)が出場して、松山英樹、大西魁斗が予選を通過した。
全体では、前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に59位タイまでに入っていた73名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継であるが、CS放送のゴルフネットワークによって4日間に亘りたっぷりと放送され、決勝ラウンドの2日間に付いてはBSJapanextが加わった。
米国の男子ツアーは日本人
二人通過し楽しめたかも
さて単独首位を維持したまま見事完全優勝したのは世界ランキング110位のリー・ホッジス(米国、28歳、183㎝、85㎏)で、トータル-24まで伸ばした。
なおこれがこのツアーにおいて初優勝となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは54位まで上がっている。
リーホッジス初優勝が完全で
今後の自信付けられたかも
2位タイに入ったのは世界ランキング51位のJ.T.ポストン(米国、30歳、188㎝、75㎏)、世界ランキング151位のケビン・ストリールマン(米国、44歳、178㎝、79㎏)、世界ランキング266位のマーティン・レアード(スコットランド、39歳、188㎝、86㎏)で、トータル-17まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはJ.T.ポストンが42位まで上がり、ケビン・ストリールマンが108位まで上がり、マーティン・レアードが146位まで上がっている。
5位タイに入ったのは世界ランキング64位のキース・ミッチェル(米国、31歳、185㎝、84㎏)、世界ランキング241位のディラン・ウー(米国、27歳、175㎝、75㎏)で、トータル-16まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはキース・ミッチェルが59位まで上がり、ディラン・ウーが181位まで上がっている。
そして松山英樹はトータル-10まで伸ばして30位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは31位に下がっている。
大西魁斗はトータル-3まで伸ばして64位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは276位まで下がっている。
それからオーストラリア男子ツアー、アジアンツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)は残念ながらオープンウイークとなっていた。
次に男子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
31位 ↓ 2 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)
124位 ↑ 3 金谷拓実(25歳、173㎝、75㎏)
131位 ↓ 5 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)
132位 ↓ 2 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)
156位 ↑ 16 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)
157位 ↓ 3 中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)
164位 ↓ 3 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)
186位 ↓ 1 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)
192位 ↓ 3 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)
196位 ↓ 3 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)
204位 ↓ 5 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)
225位 ↓ 6 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)
241位 ↓ 8 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)
251位 ↓ 11 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)
269位 ↓ 4 河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)
275位 ↓ 1 石川遼(31歳、175㎝、75㎏)
276位 ↓ 4 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)
308位 ↑130 平田憲聖(22歳、170㎝、70㎏)
314位 ↓ 10 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)
322位 ↓ 14 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)
なお先週は、上記以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、まあまあ活躍していたので、以下1100位までの間で10位以上上がった選手に付いて見ておく。
国内男子ツアーにおいて12位タイに入った新鋭の生源寺龍憲(25歳、162㎝、65㎏)は36位上がって630位に、国内男子ツアーにおいて5位タイに入った石坂友宏(23歳、173㎝、75㎏)は31位上がって646位に、国内男子ツアーにおいて念願の初優勝が期待され、9位タイに入った上井邦裕(40歳、180㎝、78㎏)は56位上がって747位に、国内男子ツアーにおいて18位タイに入った小鯛竜也(33歳、179㎝、74㎏)は35位上がって919位になっている。
また、国内男子ツアーにおいて12位タイに入った呉司聡(25歳、170㎝、70㎏)は81位上がって925位に、国内男子ツアーにおいて45位タイに入った岡村了(26歳、170㎝、70㎏)は15位上がって774位に、国内男子ツアーにおいて22位タイに入った小浦和也(30歳、165㎝、68㎏)は43位上がって993位に、国内男子ツアーにおいて33位タイに入った原敏之(サトシ、32歳、167㎝、69㎏)は29位上がって1031位になっている。
それから今週気に止まった世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしては国内男子ツアー、アジアンツアー、米国男子ツアー、コーンフェリーツアーの計4大会の開催が予定され、ABEMAツアー、サンシャインツアー、オーストラリア男子ツアー、DPワールドツアーの4大会は残念ながらオープンウイークとなっている。