８月に入った。
私の住む奈良県では梅雨明けして１０日以上経ち、連日暑い日が続いている。
朝から日差しが強く、最高気温は連日３５℃を超え、最低気温もほぼ毎日２５℃を超えている。
危険なほどの暑さで、幾ら無視できかねるほど電気代が高くなるとは言え、流石にエアコンを我慢する気にはなれない。
書斎に籠りっきりになると煮詰まり、また身体の彼方此方が凝って来るので、気分転換と適度な運動を兼ねて日々買い物がてらの散歩に出掛けるようにはしているが、昼頃に出るのは躊躇われる。
行き倒れたら迷惑だし、格好悪いしね。
日が陰る頃になると遠くで雷鳴が轟くことが増え、風も出て来るので、漸く出掛ける日が続いている。
こんな日でもプロゴルフのツアー、日米のプロ野球等は普通に行われ、野球では終盤に向けて力が入っている。
メジャーリーグの二刀流大谷翔平なんか、日々痙攣しながら頑張っているから、流石ではないか！？
頭脳スポーツである将棋の藤井聡太竜王名人も忙しくなるほど強さが際立ち、大したものである。
嗚呼、まさに日本の夏真っ盛りだなあ。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
今回はその中から女子の世界ランキングの変動に関係しそうなゴルフツアーを中心に簡単に書き留めておく。
先ずは国内のツアーから見ておくと、８月４日（金）の朝から北海道北広島市にある「札幌国際カントリークラブ・島松コース（６５９３ヤード、パー７２）」において国内女子ツアー、「北海道ｍｅｉｊｉカップ」が３日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は９０００万円、優勝賞金は１６２０万円で、初日から２日間に亘る予選ラウンド終了時に５０位タイまでに入っている選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
このツアーでは、２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生、２０２１年１１月の最終プロテストに合格した９４期生に続いて、２０２２年１１月の最終プロテストに合格した９５期生も既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではＢＳフジで８月４日、５日の午後、８月６日の午前中に少しずつ予定されている。
インターネットの動画配信サイトＤＡＺＮ、ＵーＮＥＸＴにおいては３日間に亘ってのんびりと楽しむことが出来る。
国内の女子のツアーはテレビより
ネット楽しむ時になるかも
それから、このツアーの下部に当たるステップアップツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外のツアーに付いて見ておくと、７月３１日（火）の午後から時差－７時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－８時間）のデンマークにある「スモーラム・ゴルフクラブ（６０１８ヤード、パー７０）」において欧州女子ツアーの下部に当たるＬＥＴアクセスシリーズ、「スモーラム・レディース・オープン」が３日間に日程で開催され、既に第２日目、すなわち予選ラウンド最終日まで終了している。
公式サイトによると賞金総額は６万ユーロとなっており、１ユーロを約１５７円とすれば、これは約９４２万円となる。
日本人選手は出場していないようである。
全体では初日から２日間に亘った予選ラウンド終了時に５８位タイまでに入っていた６６名の選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
また８月３日（木）の朝から韓国済州島において韓国女子ツアー、「済州サムダスマスターズ」が４日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は１０億ウォンとなっており、１ウォンを約０．１１１円とすれば、これは約１億１１００万円となる。
このツアーも年々規模が拡大し、今春の情報では３２大会で賞金総額が３１１億ウォンとなっていたから、この時点でも約３４億５０００万円と大きなものになっていたが、例えば今週のツアーでもその時期の情報では賞金総額が９億ウォンになっていたから、更に拡大されている大会が幾つかあった。
ただ以前にも書いたように、このツアーの公式サイトはちょっと近寄り難いものに変更されたので、詳しいところは分からず、ここで置く。
また、８月３日（木）の１５時１０分頃から時差－８時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－９時間）のスコットランドにある「ダンドナルドリンクス(６４９４ヤード、パー７２)」において米国女子ツアーと欧州女子ツアーが共催する「スコットランド女子オープン」が４日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は２００万ドルとなっており、１ドルを約１４３円とすれば、これは約２億８６００万円となる。
日本人選手としては世界ランキング１４位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）、世界ランキング１８位でプラチナ世代を代表し、安定したプレー振りで好調を維持しているディフェンディングチャンピオンの古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）、世界ランキング６１位で黄金世代をリードするひとり、２０１９年の全英女子オープンで優勝した渋野日向子(２４歳、１６７㎝、６２㎏)、世界ランキング６４位でプラチナ世代をリードするひとり、今シーズンから米国女子ツアーに主戦場を移した西村優菜(２２歳、１５０㎝、５０㎏)、世界ランキング７０位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングにより飛ばし屋の変身した勝みなみ（２５歳、１５７㎝、５７㎏）が出場する予定である。
米国の女子のツアーに日本人
複数が出て胸弾むかも
なおライブ中継であるが、ＷＯＷＯＷで４日間に亘って予定されている。
また８月３日（木）の夜から時差－１３時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－１４時間）の米国インディアナ州にある「ザ・ピート・ダイ・コースａｔフレンチ・リック（６４３１ヤード、パー７１）」において米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、「フレンチ・リック・チャリティー・クラシック」が４日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は３３．５万ドルとなっており、これは約４７９０万円となる。
なお日本人選手としては、世界ランキング８８４位で黄金世代の西畑萌香（２５歳、１５９㎝、５２㎏）が出場する予定であるから、先ずは予選通過から期待したい。
米国の下部のツアーで西畑が
孤軍奮闘通過に期待
それから、オーストラリア女子ツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
そして今週の女子世界ランキングにはまあまあ大きな変動があったので、以下に簡単に書き留めておく。
先ず、日本人選手の中で世界ランキングが１～２０番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
１４位 ↑ ５ 畑岡奈紗（２４歳、１５８㎝）
１８位 ↓ １ 古江彩佳（２３歳、１５３㎝、５４㎏）
２１位 ↑ ２ 山下美夢有（２２歳、１５０㎝、５２㎏）
２４位 ↑ ３ 笹生優花（２２歳、１６６㎝、６３㎏）
４８位 ↓ ４ 岩井千怜（チサト、２１歳、１６２㎝、５９㎏、９３期生）
５１位 ↓ ３ 岩井明愛（アキエ、２１歳、１６１㎝、５９㎏、９３期生）
５６位 ↑２３ 櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏、９４期生）
６０位 ー 吉田優利（２３歳、１５８㎝、５８㎏）
６１位 ↓ ２ 渋野日向子（２４歳、１６７㎝、６２㎏）
６２位 ↓ ５ 西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）
６４位 ↓ １ 西村優菜（２２歳、１５０㎝未満 ５０㎏）
６６位 ー 小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）
７０位 ー 勝みなみ （２５歳、１５７㎝、５７㎏）
７３位 ↓ １ 稲見萌寧（モネ、２４歳、１６６㎝、５８㎏）
７４位 ↓ １ 川﨑春花（２０歳、１５８㎝、５１㎏、９４期生）
７９位 ↓ ３ 上田桃子（３７歳、１６１㎝、５４㎏）
１０３位 ↓ ２ 菅沼菜々（２３歳、１５８㎝）
１０６位 ↓ １ 川岸史果（フミカ、２８歳、１６６㎝）
１０７位 ↓ １ 穴井詩（ララ、３５歳、１６５㎝、５８㎏）
１０８位 ↑ ５ 鈴木愛（２９歳、１５５㎝）
次に、先週は以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、実際にまあまあの変動が見られたので、７００位までの範囲で２０位以上上がった選手に付いて見ておく。
国内女子ツアーにおいて２６位タイに入った９５期生で新世紀世代の荒川怜郁（レイカ、２２歳、１６９㎝、６３㎏）は２１位上がって３１５位に、国内女子ツアーにおいて１６位タイに入った９３期生の篠崎愛（マナ、２５歳、１５７㎝、４８㎏）は２９位上がって３１８位に、国内女子ツアーにおいて１０位タイに入った狭間世代の鶴岡果恋（２３歳、１６６㎝、５２㎏）は４１位上がって３５４位に、ステップアップツアーにおいて単独３位に入った９４期生の成澤裕美（２５歳、１６０㎝、５６㎏）は３８位上がって４２６位に、国内女子ツアーにおいて２４位タイに入った９３期生で狭間世代の薮田梨花（２３歳、１５５㎝、６０㎏）は２２位上がって４６３位に、ステップアップツアーにおいて７位タイに入った狭間世代の吉本ここね（２３歳、１６１㎝、５３㎏）は２１位上がって５２８位になっている。
また、ステップアップツアーにおいて単独２位に入った９５期生の小林光希（ミツキ、２１歳、１６１㎝）は１０３位上がって５３２位に、国内女子ツアーにおいて１９位タイに入った９５期生の池谷（イケガヤ）瑠菜（２０歳、１５６㎝、６０㎏）は５２位上がって５４６位に、国内女子ツアーにおいて３４位タイに入った９５期生で新世紀世代の奥山純菜（２１歳、１５７㎝、５５㎏）は４１位上がって５８０位に、ステップアップツアーにおいて４位タイに入った服部真夕（３５歳、１６６㎝、５７㎏）は６２位上がって６６７位に、台湾女子ツアーにおいて１０位タイに入った荒川侑奈（２７歳、１６３㎝）は３２位上がって６７８位になっている。
