sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男子日本人選手の変動・・・R5.7.19①

 7月も半ばを過ぎ、恐ろしいほど蒸し暑い日が続いている。

 

 私の住む奈良県では例年より早く、5月の末に梅雨入りしたが、どうやらまだ明けていないようである。

 

 少し前まではもうそろそろ明けるような予報が出ていたのに、そんな気配がせず、今か今かと待っていると、余計に遅く感じる。

 

 今日、明日辺りには雷雨の予報も出ているから、もう間もなくのような気もしている。

 

 ともかく、7月に入ってから気持ちも手伝ってか、朝から日差しはきつく、ちょっとした散歩でも汗が吹き出し、中々引かない。

 

 こんな状況でもゴルフ、野球等、私が楽しみ、元気を貰っているプロスポーツでは選手達が日々活躍しているから、流石ではないか!?

 

 そう言えば身体のスポーツでは無いが、頭脳スポーツと言われる将棋では藤井聡太竜王名人が変わらぬ強さで魅せてくれる。

 

 此方も流石としか言いようがない。 

 

 ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。

 

 たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 今回は男子ツアーの様子に付いて簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内ツアーから見ておくと、7月12日(水)の朝から秋田県にある「南秋田カントリークラブ(7051ヤード、パー71)」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、「南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額が1500万円、優勝賞金が270万円となり、初日から2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に58位タイまでに入っていた69名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 国内では注目されがちな女子の方だけではなく、男子の方でも少しずつ新たなスターが輝き始めたようであるが、先週はどうだったのか!?

 

        国内の男子の下部のABEMAでは

        新たなスター輝いたかも

 

 さて、単独首位に抜け出て見事逆転優勝を果たしたのは世界ランキング798位で注目株の新鋭、生源寺龍憲(25歳、162㎝、65㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なおこれがこの前の大会、「ジャパンクリエイトチャレンジin福岡雷山」に続いてのこのツアー2勝目で、賞金王レースで鈴木晃祐を抜いたそうだから、流石ではないか!?

 

 何でも生源寺は由緒正しい苗字のようで、黄金世代の渋野日向子とは岡山作陽高校の同級生だと言う。

 

 このツアーで後1勝して国内男子ツアーへの昇級を盤石なものと出来るかどうか、そう言う意味でも注目を浴びることになった。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは669位まで上がっている。

 

        生源寺強さを魅せて連勝し

        上のツアーが見えて来たかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング854位で新鋭の米澤蓮(レン、23歳、174㎝)、世界ランキング981位の副田(ソエダ)裕斗(29歳、182㎝、84㎏)、世界ランキング999位で韓国系の新鋭、平本世中(セジュン、23歳、176㎝、75㎏)、世界ランキング2018位の長谷川祥平(29歳、181㎝、78㎏)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは米澤蓮が793位まで上がり、副田裕斗が903位まで上がり、平本世中が906位まで上がり、長谷川祥平は1530位まで上がっている。

 

 それから、国内男子ツアーに残念ながらオープンウイークとなっていた。

 

 次に海外で開催されたツアーを見ておくと、7月13日(木)の15時15分頃から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のスコットランドにある「ルネッサンスGC(7237ヤード、パー70)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)と米国男子ツアーが共催する大会、「ジェネシススコットランド・オープン」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は900万ドル、優勝賞金は157.5万ドルとなり、1ドルを約138円とすれば、それぞれ約12億4000万円、約2億1700万円であった。

 

 なお、この大会は今週開催される予定の米国男子ツアーとDPワールドツアーが共催するメジャー大会、「全英オープン」の前哨戦に位置付けられるが、残念ながら日本人選手は出場していなかった。

 

 さて単独首位を維持したまま、見事優勝したのは世界ランキング3位で我が国でも人気の高いロリー・マキロイ(北アイルランド、34歳、178㎝、73㎏)で、トータル-15と伸ばした。

 

 なおこれが米国男子ツアーでは今季2勝目、通算2勝目となり、欧州男子ツアーでは通算16勝目となって、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは2位まで上がっている。

 

        マキロイや首位維持続け優勝し

        オープン期待高まるのかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング104位で地元のエース、ロバート・マッキンタイア(スコットランド、26歳、178㎝)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは54位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング1位のスコッティー・シェフラー(米国、27歳、191㎝、91㎏)、世界ランキング131位のアン・ビョンフン(韓国、31歳、188㎝、109㎏)、世界ランキング141位のダビド・リングマーズ(スウェーデン、35歳、170㎝、79㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはスコッティー・シェフラーが1位を維持し、アン・ビョンフンが85位まで上がり、ダビド・リングマーズが7位まで上がっている。

 

 また7月13日(木)の19時45分頃から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外では-14時間)の米国・ケンタッキー州にある「キーントランス・ゴルフクラブ・チャンピオンコース(7328ヤード、パー712」において、米国男子ツアーとDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)が共催する「バーバゾル選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は380万ドル、優勝賞金は68.4万ドルとなり、これはそれぞれ約5億2400万円、約9440万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング162位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果も出し続けている久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング324位でこのツアーのシード権を長期に亘って保持し、旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)、世界ランキング337位でかつては持っていたこのツアーのシード権の復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)、世界ランキング3788位(今週の最下位群)の今田竜二(46歳、173㎝、68㎏)が出場して、久常涼、川村昌弘が予選を通過していた。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に54位タイまでに入っていた67名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 川村昌弘に付いては旅とゴルフを中心に綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Vol.171 米国編」に更新されていた。

 

 イングランドからデンマーク、そして米国へと9300㎞ほどの長距離移動を経て久し振りの米国内でのプレイとなったそうである。

 

 小平智今田竜二等とは古くから交流があるようで、一緒に親しそうに写真に納まっていた。

 

 暫らくは米国での活動となると言う。

 

        米国の男子ツアーも日本人

        複数が出て楽しめたかも

 

        旅人の米国の旅久々で

        新たな風が吹いていたかも

 

 なお、ライブ中継に付いては、全国的に視ることが出来るテレビではCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと放送され、決勝ラウンドの2日間に亘ってBSJapanextが加わった。

 

 更にインターネットの動画配信サイトU-NEXTでも4日間に亘ってたっぷりと配信されていた。

 

 さて首位タイとなり、プレーオフの1ホール目を制して見事このツアーの初優勝を決めたのは世界ランキング286位でツアールーキーのビンセント・ノーマン(スウェーデン、25歳、185㎝、82㎏)で、トータル-22まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは164位まで上がっている。

 

        ノーマンやプレーオフ勝ち初勝利

        今後の飛躍期待膨らみ

 

 首位タイとなり、プレーオフにおいて負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング265位のネイサン・キンゼイ(イングランド、30歳、180㎝、73㎏)で、トータル-22まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは180位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング450位のトレバー・コネ(米国、30歳、191㎝、88㎏)、世界ランキング513位のエイドリアン・サディエル(フランス、31歳、183㎝、79㎏)で、トータル-21まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはトレバー・コネが341位まで上がり、エイドリアン・サディエルが372位まで上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング112位でこのところ2試合続けてベスト10に入っていたルーカス・グローバー(米国、43歳、188㎝、88㎏)で、トータル-20まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは110位まで上がっている。

 

 そして川村昌弘はトータル-17まで伸ばして9位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは295位まで上がっている。

 

 久常涼はトータル-7まで伸ばしながらも58位タイに沈み、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは168位まで下がっている。

 

 予選落ちした2人の世界ランキングに付いては小平智が340位まで下がり、今田竜二が3808位(今週の最下位群)となっている。

 

 また7月13日(木)の夜から時差-15時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-16時間)の米国・コロラド州にある米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアー、「ジ・アセンダント・プレゼンティッドbyブルー」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は100万ドルで、優勝賞金は18万ドルとなったから、それぞれ約1億3800万円、約2480万円であった。

 

 日本人選手としては世界ランキング182位で10代の頃にフィリピンへのゴルフ留学を経験し、先週は米国男子ツアーで健闘していた新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング253位で米国へのゴルフ留学を経験した新鋭の大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)が出場していたが、残念ながら2人共CUTの憂き目に遭っていた。

     

 さて、優勝したのは世界ランキング418位のニコラス・リンドハイム(米国、38歳、183㎝、77㎏)で、トータル-20まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは196位まで上がっている。

 

        コンフェリー下部でも勝てばランキング

        驚くほどにアップするかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング555位のマックス・グレイサーマン(米国、28歳、180㎝、72㎏)で、トータル-18まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは327位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング465位のパーカー・クーディ(米国、23歳、175㎝、79㎏)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは333位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング181位のアレハンドロ・トスティ(アルゼンチン、27歳、168㎝、77㎏)、世界ランキング431位のティム・ウィディング(スウェーデン、26歳、185㎝、76㎏)で、トータル-16まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはアレハンドロ・トスティが155位まで上がり、ティム・ウィディングが342位まで上がっている。

 

 そして予選落ちした日本人選手2人の世界ランキングは桂川有人が190位まで下がり、大西魁斗が263位まで下がっている。

 

 それから残念ながら、サンシャインツアー(南アフリカの男子ツアー)、オーストラリア男子ツアー、アジアンツアーはオープンウイークとなっていた。

 

 次に男子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位    変動     氏名       

  34位 ↓ 3 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏) 

 121位 ↓ 6 金谷拓実(25歳、173㎝、75㎏)

 122位 ↓ 7 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏) 

 130位 ↓ 5 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)

 151位  ー   中島啓太(22歳、177㎝、75㎏)

 163位 ↓ 5 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)

 168位 ↓ 6 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)

 173位 ↓ 6 稲森佑貴(28歳、169㎝、68㎏)

 177位 ↓ 8 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)

 189位 ↓ 5 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏) 

 190位 ↓ 8 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)   

 210位 ↓ 7 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏) 

 226位 ↓ 8 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)

 231位 ↓ 7 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)

 254位 ↓ 7 河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)

 263位 ↓10 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏) 

 265位 ↓ 7 石川遼(31歳、175㎝、75㎏) 

 295位 ↑29 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)

 298位 ↓ 5 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)

 306位 ↓10 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)

 

 なお先週は、上記以下の日本人選手の世界ランキング変動に関係しそうなツアーが幾つか開催されたが、目立った上昇があまり見られなかったので、1100位までの間で10位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 ABEMAツアーにおいて連続優勝した新鋭の生源寺龍憲(25歳、162㎝、65㎏)は129位上がって669位に、ABEMAツアーにおいて2位タイに入った新鋭の米澤蓮(レン、23歳、174㎝)は61位上がって793位に、ABEMAツアーにおいて2位タイに入った副田(ソエダ)裕斗(29歳、180㎝、84㎏)は78位上がって903位に、ABEMAツアーにおいて2位タイに入った新鋭の平本世中(セジュン、23歳、176㎝、75㎏)は93位上がって906位になっている。

 

 また、ABEMAツアーにおいて17位タイに入った富村真治(32歳、175㎝、77㎏)は14位上がって991位に、ABEMAツアーにおいて6位タイに入った矢野東(アズマ、46歳、176㎝、73㎏)は27位上がって998位に、ABEMAツアーにおいて17位タイに入った勝亦悠斗(28歳、163㎝、69㎏)は19位上がって1041位に、ABEMAツアーにおいて17位タイに入った宇佐美祐樹(34歳、175㎝、75㎏)は13位上がって1091位になっている。

 

 それから今週気に止まった世界ランキングの変動に大きく関係しそうなツアーとしては、サンシャインツアー、DPワールドツアーと米国男子ツアーの共催ツアーが2大会、コーンフェリーツアーの計4大会の開催が予定され、国内男子ツアー、ABEMAツアー、オーストラリア男子ツアー、アジアンツアーの4大会は残念ながらオープンウイークとなっている。