7月も半ばを過ぎ、恐ろしいほど蒸し暑い日が続いている。
私の住む奈良県では例年より早く、5月の末に梅雨入りしたが、どうやらまだ明けていないようである。
少し前まではもうそろそろ明けるような予報が出ていたのに、そんな気配がせず、今か今かと待っていると、余計に遅く感じる。
今日、明日辺りには雷雨の予報も出ているから、もう間もなくのような気もしている。
ともかく、7月に入ってから気持ちも手伝ってか、朝から日差しはきつく、ちょっとした散歩でも汗が吹き出し、中々引かない。
こんな状況でもゴルフ、野球等、私が楽しみ、元気を貰っているプロスポーツでは選手達が日々活躍しているから、流石ではないか!?
そう言えば身体のスポーツでは無いが、頭脳スポーツと言われる将棋では藤井聡太竜王名人が変わらぬ強さで魅せてくれる。
此方も流石としか言いようがない。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
今回はその中から女子の世界ランキングの変動に関係しそうなゴルフツアーを中心に簡単に書き留めておく。
先ずは国内のツアーから見ておくと、7月20日(木)の7時頃から福岡県にある「ザ・クイーンズヒル・ゴルフクラブ(6540ヤード、パー72)」において、国内女子ツアー、「大東建託・いい部屋ネットレディス」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は1億2000万円、優勝賞金2160万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
このツアーでは既に2021年6月の最終プロテストに合格した93期生、2021年11月の最終プロテストに合格した94期生が大活躍しており、2022年11月の最終プロテストに合格した95期生も活躍し、既に優勝もしているので、今回も大いに期待したい。
なおライブ中継であるが、全国的に視ることが出来るテレビでは地上波のテレビ東京、BSテレビ東京で決勝ラウンドが行われる土日の午後に少し予定されている。
そしてインターネットの動画配信サイトではDAZN、U-NEXTで4日間に亘ってたっぷりと予定されているので、試合終了まで楽しむことが出来る。
国内の女子のツアーは新鋭が
次々と出て楽しめるかも
それから、このツアーの下部に当たるステップアップツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外のツアーに付いて見ておくと、7月19日(水)、すなわち今日の午後から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のイングランドにある「ラムサイドホール・カントリークラブ(6326ヤード、パー73)」において欧州女子ツアーの下部に当たるLETアクセスシリーズ、「リンクスシリーズ・ラムサイド・ホール」が3日間に日程で開催され、既に初日が始まっている。
公式サイトによると賞金総額は4万ユーロとなっており、1ユーロを約157円とすれば、これは約628万円となる。
日本人選手としては世界ランキング1266位の早川真帆(27歳、155㎝)が出場する予定である。
早川や孤軍奮闘欧州で
下部からアップ期待するかも
また7月19日(水)の21時半過ぎから時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・ミシガン州にある「ミッドランド・カントリークラブ(6256ヤード、パー70)」において米国女子ツアーのチーム戦、「ダウグレートレークスベイ招待」が4日間の日程で開催される予定である。
128名が2人1組となり、64チームに分かれ、フォアサム(1つのボールを交互に打つ)、フォアボール(2人それぞれが1つのボールを打ち、好い方を取る)と2つの形式で競い合うそうな。
公式サイトによると賞金総額は270万ドルとなっており、1ドルを約140円とすれば、これは約3億7800万円となる。
日本人選手としては世界ランキング27位で新世紀世代を代表し、2021年の全米女子オープンで優勝した笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)が出場する予定である。
ペアとなるのは世界ランキング13位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、29歳、165㎝)だと言う。
そう言えば笹生優花は語学が得意なようで、前にも出場し、にこやかにやり取りしながら競技を楽しんでいた記憶がある。
笹生優花向こうで会話弾ませて
楽しくゴルフしていたのかも
なおライブ中継であるがWOWOWで4日間に亘って予定されている。
また7月20日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のスペインにある「ラ・セラ・ゴルフ(6189ヤード、パー72)」において欧州女子ツアー、「ラ・セラ・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は100ユーロとなっており、これは約1億5700万円となる。
日本人選手としては先週このツアーで6位タイに入った世界ランキング494位の識西(オニシ)諭里(ユリ、26歳、166㎝)が出場する予定である。
なお、彼女の活動状況に付いては割と更新されているブログ、「ゆり’s ROAD」から垣間見ることが出来る。
識西諭里欧州仲間集いつつ
元気を貰い頑張るのかも
そして世界ランキング245位で日系のモモカ・コボリ(ニュージーランド、24歳、160㎝)も気になる選手の1人である。
また7月21日(金)の夜から時差-13時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-14時間)の米国・ニューヨーク州にある「パイン・ヘブン・カントリークラブ(6080ヤード、パー71)」において米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、「ツイン・バージェス・チャンピオンシップ」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は20万ドルとなっており、これは約2800万円となる。
日本人選手としては世界ランキング871位で黄金世代の西畑萌香(25歳、159㎝、52㎏)が出場する予定である。
米国の下部に西畑独り出て
予選通過に期待するかも
なお、オーストラリア女子ツアー、韓国女子ツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
それから、今週の女子世界ランキングにはまあまあ大きな変動があったので、以下に簡単に書き留めておく。
先ず、日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
18位 ↓ 1 古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)
19位 ー 畑岡奈紗(24歳、158㎝)
23位 ↓ 1 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)
27位 ↓ 1 笹生優花(22歳、166㎝、63㎏)
45位 ↓ 1 岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、93期生)
54位 ↓ 1 岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏、93期生)
57位 ↓ 2 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)
58位 ー 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)
61位 ↑ 1 西村優菜(22歳、150㎝未満 50㎏)
64位 ↑ 1 吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)
69位 ↑ 3 勝みなみ (25歳、157㎝、57㎏)
70位 ー 稲見萌寧(モネ、23歳、166㎝、58㎏)
71位 ー 川﨑春花(20歳、158㎝、51㎏、94期生)
73位 ↑ 1 小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)
76位 ↑ 3 上田桃子(37歳、161㎝、54㎏)
78位 ー 櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏、94期生)
100位 ↑ 1 菅沼菜々(23歳、158㎝)
104位 ↑ 2 穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)
106位 ↓ 1 川岸史果(フミカ、28歳、166㎝
107位 ー 藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)
次に、先週は以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、実際にまあまあの変動が見られたので、800位までの範囲で20位以上上がった選手に付いて見ておく。
ステップアップツアーにおいて単独2位に入った宮田成華(ナルハ、25歳、165㎝、57㎏)は22位上がって319位に、ステップアップツアーにおいて念願のプロ初優勝を果たしたベテランの下川めぐみ(40歳、160㎝、56㎏)は102位上がって457位に、欧州女子ツアーにおいて6位タイに入った識西(オニシ)諭里(26歳、166㎝)は164位上がって494位に、ステップアップツアーにおいて5位タイに入った94期生で狭間世代の大林奈央(23歳、163㎝、60㎏)は22位上がって548位に、ステップアップツアーにおいて5位タイに入った95期生で新世紀世代の大須賀望(21歳、146㎝、52㎏)は25位上がって550位になっている。
また、ステップアップツアーにおいて9位タイに入った94期生でプラチナ世代の高久みなみ(22歳、159㎝、59㎏)は33位上がって608位に、ステップアップツアーにおいて3位タイに入った95期生の池谷瑠菜(19歳、156㎝、60㎏)は107位上がって646位に、ステップアップツアーにおいて単独14位に入った95期生で新世紀世代の仲村果乃(22歳、162㎝、58㎏)は37位上がって779位に、ステップアップツアーにおいて9位タイに入った佐藤靖子(44歳、167㎝、60㎏)は65位上がって787位になっている。