7月も半ばを過ぎ、恐ろしいほど蒸し暑い日が続いている。
私の住む奈良県では例年より早く、5月の末に梅雨入りしたが、どうやらまだ明けていないようである。
少し前まではもうそろそろ明けるような予報が出ていたのに、そんな気配がせず、今か今かと待っていると、余計に遅く感じる。
昨日辺りには雷雨の予報も出ており、昨夜遅くには激しい降雨と多少の落雷があったから、もう間もなくのような気もしている。
ともかく、7月に入ってから気持ちも手伝ってか、朝から日差しはきつく、ちょっとした散歩でも汗が吹き出し、中々引かない。
今も2時間程出掛けて来て、戻ったところで、汗まみれでこれを打っている。
こんな状況でもゴルフ、野球等、私が楽しみ、元気を貰っているプロスポーツでは選手達が日々活躍しているから、流石ではないか!?
そう言えば身体のスポーツでは無いが、頭脳スポーツと言われる将棋では藤井聡太竜王名人が変わらぬ強さで魅せてくれる。
此方も流石としか言いようがない。
ただ世界は広く、彼方此方様々な状況にある。
たとえばオーストラリア、南アフリカ等の南半球にある国では我が国と反対の季節になっている。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
その中から女子ツアーに付いては既に触れたので、今回は男子ツアーに付いて触れておきたい。
先ずは国内ツアーから見ておくと、国内男子ツアー、その下部に当たるABEMAツアーは残念ながら共にオープンウイークとなっている。
次に海外のツアーを見ておくと、7月19日(水)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ワイルドコーストサンカントリークラブ(6296ヤード、パー72)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「サンベットチャレンジーワイルドコースト」が3日間の日程で開催され、既に初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.8円とすれば、これは約1560万円となる。
なお日本人選手は出場していない。
また、7月20日(木)の14時35分頃から時差-8時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-9時間)のイングランドにある「ロイヤル・リバプール・ゴルフクラブ(7383ヤード、パー71)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)と米国男子ツアーが共催するメジャー大会、「全英オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額が1650万ドル、昨年実績の優勝賞金が250万ドルであったから、1ドルを約140円とすれば、これはそれぞれ約23億1000万円、3億5000万円であった。
日本人選手は9人出場する予定なので、以下に出場順に挙げておく。
世界ランキング130位でこのところ積極的に海外ツアーに参戦している飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)は15時8分頃からアウトスタート(第1ホールからで、以下も全員アウトスタート)。
世界ランキング189位でかつては米国男子ツアーを主戦場としていたこともある岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)は15時19分頃から。
世界ランキング121位で積極的に海外ツアーに参戦しており、優勝もしている金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏)は16時36分頃から。
世界ランキング163位で元アマチュア世界ランキング1位、国内男子ツアーにおいてはアマチュア時代に2勝してプロ入り後も優勝している蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)は17時25分頃から。
世界ランキング34位で自他共に認める日本のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)は17時36分頃から。
世界ランキング944位で5月に行われた国内男子ツアー、「~全英への道~ミズノオープン」における優勝争いにより出場権を得た安森一貴(25歳、175㎝、74㎏)は18時31分頃から。
世界ランキング434位で新鋭の平田憲聖(ケイセイ、22歳、170㎝、70㎏)は19時47分頃から。
世界ランキング122位で積極的に海外ツアーに参戦しており、昨シーズン国内男子ツアーにおいて賞金王に輝いた比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)は19時58分頃から。
世界ランキング151位で元アマチュア世界ランキング1位、国内男子ツアーにおいてはアマチュア時代に優勝してプロ入り後も優勝している中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)は22時26分頃から。
全英の男子ツアーに日本人
大挙出場胸躍るかも
なお、ライブ中継に付いては全国的に視られるテレビでは地上波のテレビ朝日系列、CS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと予定されている。
インターネットの動画配信サイトではABEMAで4日間に亘ってたっぷりと予定されている。
また7月20日(木)の20時55分頃から時差-14時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-15時間)の米国・ミズーリ州にある「ハイランドスプリングス・カントリークラブ(7115ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの下部に当たるコーン・フェリーツアー、「プライスカッターチャリティ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は100万ドルで、昨年実績で優勝賞金は13.5万ドルとなっているから、それぞれ約1億4000万円、約1890万円となる。
日本人選手としては世界ランキング190位で10代の頃にフィリピンへのゴルフ留学を経験し、先週は米国男子ツアーで健闘していた新鋭の桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)、世界ランキング263位で米国へのゴルフ留学を経験した新鋭の大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)が出場する予定である。
この2人には今週も先ずは予選通過から期待したい。
米国の男子の下部の二人には
先ずは通過に期待するかも
また、7月20日(木)の22時45分頃から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外では-17時間)の米国・カルフォルニア州にある「タホマウンテンクラブ・オールドグリーンウッド(7480ヤード、パー71)」において米国男子ツアーとDPワールドツアーが共催する大会、「バラクーダ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
何でもステーブルフォード方式と呼ばれるポイント加算式で、アルバトロスが3点、イーグルが5点、バーディーが2点、パーが0点、ボギーが-1点、ダブルボギー以下が-3点と、プラス側を重視した配点となっている。
公式サイトによると賞金総額は380万ドル、昨年実績の優勝賞金は66.6万ドルとなっており、これはそれぞれ約5億3200万円、約9460万円となる。
日本人選手としては世界ランキング168位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦して一定の成果も出し続けている久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング295位でこのツアーのシード権を長期に亘って保持し、旅人ゴルファーと呼ばれる川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)、世界ランキング340位でかつては持っていたこのツアーのシード権の復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)が出場する予定である。
川村昌弘に付いては旅とゴルフを中心に綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も気になるところであるが、先週は久し振りの米国本土上陸と言うことで更新されたいたので、今週も更新されるのか!?
欧米の男子ツアーも日本人
複数が出て期待膨らみ
旅人の米国の風また期待
なお、ライブ中継に付いては、全国的に視ることが出来るテレビでは決勝ラウンドの2日間に亘ってBSJapanextで予定されている。
それから、オーストラリア男子ツアー、アジアンツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。