sanso114の日記

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先週の女子ゴルフツアーの振り返り、および今週の女子ゴルフ世界ランキングの変動・・・R4.11.22①

 今週も先週の主な女子ゴルフツアーに付いて振り返り、今週の女子ゴルフ世界ランキングの変動に付いて見ておくことにした。

 

 先ず国内で開催されたツアーから見て行くと、11月16日(水)の8時頃から京都府にある「城陽カントリー倶楽部(6419ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアーの最終戦、「京都レディースオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング343位でかつては黄金世代をリードし、楚々とした雰囲気で人気の高い新垣比菜(23歳、165㎝、56㎏)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは314位に上がっている。

 

        新垣比菜漸く調子上向いて

        久々勝利熱くなるかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング459位の藤本麻子(32歳、165㎝、59㎏)、世界ランキング683位の青山加織(37歳、154㎝、50㎏)、世界ランキング715位の武尾咲希(28歳、159㎝、61㎏)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは藤本麻子が437位に、青山加織が564位に、武尾咲希が627位に上がっている。

 

 単独5位に入ったのは世界ランキング688位の松田鈴英(24歳、167㎝、54㎏)で、トータル-4まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは647位に上がっている。

 

 また、11月17日(木)の朝から千葉県にある「東千葉カントリークラブ 東コース(6562ヤード、パー72)」においてレベル的にはステップアップツアーより下位になり、プロテスト合格を目指す25歳以下の選手達に試合経験を積ませ、資金確保を支援するマイナビネクストヒロインゴルフツアーの最終戦、「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー ファイナル」が2日間の日程で開催された。

 

 このツアーでは普段賞金総額が200万円、優勝賞金が50万円のところ、この試合ではそれぞれ1000万円、500万円にアップされている。

 

 優勝したのは昨年の第2戦で優勝した狭間世代の鍋島海良(カイラ、23歳、155㎝)で、トータル-9まで伸ばして独走した。

 

        鍋島や独走勝ちで締め括り

        大きな資金手にしたのかも

 

 単独2位に入ったのは昨年の第9戦で優勝した黄金瀬田の今綾奈で、トータル-5まで伸ばした。

 

 3位タイに入ったのは今年の最終プロテストに合格した95期生となる新世紀世代の大須賀望(20歳、146㎝)、狭間世代の坂口瑞菜子(ミナコ、23歳、154㎝)で、トータル-4まで伸ばした。

 

 単独5位に入ったのは黄金世代の千葉雪乃(23歳、167㎝)で、トータル-3まで伸ばした。

 

 なお、このツアーは世界ランキングの変動には関係せず、元々世界ランキングに入っていない選手が多い。

 

 それから、11月17日(木)の8時頃から愛媛県にある「エリエールゴルフクラブ松山(6575ヤード、パー71)」において国内女子ツアー、「第41回大王製紙エリエールレディスオープン」が4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング109位で実力派ベテラン選手のひとり、飛ばし屋の藤田さいき(37歳、168㎝、67㎏)で、トータル-21まで伸ばした。

 

 なお、国内女子ツアーにおいてこれが11年振りの6勝目で、この試合の結果、世界ランキングは94位に上がっている。

 

        藤田さいき久々勝利しみじみと

        感涙に濡れ自信再び

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング140位で実力派中堅選手のひとり、人一倍練習熱心でパット巧者の鈴木愛(28歳、155㎝)で、トータル-20まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは115位に上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング116位で実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生じれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、54㎏)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは105位に上がっている。

 

 次に海外で開催されたツアーの方を見て行くと、11月17日(木)の21時50分から時差-14時間の米国フロリダ州にある「ティブロン・ゴルフ・クラブ ゴールドコース(6556ヤード、パー72)」において米国女子ツアーの最終戦で高額賞金大会、「CMEグループ・ツアー選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 完全優勝したのは世界ランキング3位(先週時点。以下特に断らない限り同様)でかつては天才少女と呼ばれて10代の内に世界ランキング1位に君臨し、その後暫らく調子を落として復調して来たリディア・コニュージーランド、25歳、165㎝)で、トータル-17まで伸ばした。

 

 なお、米国女子ツアーにおいて今年3勝目で、通算では19勝目となり。この試合の結果、世界ランキングは2位に上がっている。

 

        リディアコや完全勝利強さ魅せ

        ランク着々上げているかも

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング20位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、27歳、168㎝)で、トータル-15まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは11位に上がっている。

 

 単独3位に入ったのは世界ランキング38位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、35歳、183㎝)で、トータル-14まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは29位に上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング31位のジョージア・ホール(イングランド、26歳、165㎝)、世界ランキング51位で日本人選手とも親交を持つイ・ジョンウン6(韓国、26歳、165㎝)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果、世界ランキングはジョージア・ホールが23位に、イ・ジョンウン6が39位に上がっている。

 

 日本人選手は4人出場しており、先ず世界ランキング10位で黄金世代を代表し、自他共に認めるエースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)はトータルイーブンで41位タイとなった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは10位を維持している。

 

        畑岡や調子上がず最後には

        大崩れして新期に期待

 

 世界ランキング22位でプラチナ世代を代表し、安定プレイが特徴の古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)はトータル-3で21位タイであった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは22位を維持している。

 

        古江彩佳気付けば中位流石かな

        安定プレイ頼もしいかも

 

 世界ランキング32位で新世紀世代をリードするひとり、昨年の全米女子オープンで優勝した飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)はトータル+8で最下位の59位タイであった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは33位に下がっている。

 

 世界ランキング41位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンに強いところを見せて来た渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)はトータル+2で49位タイとなった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは43位に下がっている。

 

 それから、オーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)、韓国女子ツアー(KLPGAツアー)は残念ながらオープンウイークで、米国女子ツアーおよびその下部ツアー、欧州女子ツアーの下部ツアーは共にシーズンオフに入っている。

 

 次に世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

  10位  ー   畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  22位  ー   古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)

  25位 ↓ 1 山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)

  28位 ↓ 3 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)

  32位 ↓ 2 稲見萌寧(23歳、166㎝、58kg)

  33位 ↓ 1 笹生優花(21歳、166㎝、63㎏) 

  42位 ↑ 4 川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)

  43位 ↓ 2 渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)

  45位  ー   西村優菜(22歳、150㎝弱 50㎏) 

  59位 ↑ 1 勝みなみ (24歳、157㎝)  

  65位 ↓ 1 小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)

  67位  ー   吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)

  70位 ↑ 1 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)

  79位  ー   岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生)

  84位 ↓ 4 堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  88位 ↓ 6 菅沼菜々(22歳、158㎝)  

  93位 ↓ 3 高橋彩華(24歳、162㎝、55㎏)

  94位 ↑15 藤田さいき(37歳、168㎝、67㎏)

  98位 ↓ 1 尾関彩美悠(アミユ、19歳、158㎝、50㎏、94期生)   

 102位 ↓ 1 佐藤心結(19歳、161㎝、57㎏、94期生) 

       

 先週は、世界ランキングの変動に関係がありそうで注目している主なツアーとしては国内で国内女子ツアー、ステップアップツアーの2つ、海外では米国女子ツアー1つで、何れにも日本人選手が出場しており、まあまあの変動があった。

 

 と言うわけで、以下400位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 実力派ベテラン選手のひとり、疑問が生ずれば誰にでも謙虚に訊ねる菊地絵理香(34歳、157㎝、52㎏)は11位上がって105位に、実力派中堅選手のひとり、人一倍練習熱心でパット巧者の鈴木愛(28歳、155㎝)は25位上げて115位に、昨年6月に2020年度最終プロテストに合格した93期生をリードするひとり、昨年妹の千怜(チサト)に続きステップアップツアーにおいて優勝している岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、50㎏、岩井ツインズの姉)は14位上がって116位に、実力派若手選手のひとり、野澤真央(25歳、168㎝、58㎏)は15位上がって161位に、実力派中堅選手のひとり、飛ばし屋の川岸史果(28歳、166㎝)は18位上がって237位になっている。

 

 また、大出瑞月(25歳、151㎝、48㎏)は24位上がって269位に、かつては黄金世代をリードするひとりであったが、ここ暫らくは調子を落としていて復調して来た新垣比菜(23歳、165㎝、56㎏)は29位上がって314位に、辻梨恵(28歳、169㎝、64㎏)は10位上がって347位に、93期生をリードするひとり、篠崎愛(マナ、25歳、157㎝、48㎏)は10位上がって370位に、プロツアーでも成果を見せて来たスーパーアマチュア、まだまだ成長中の馬場咲希(17歳、175㎝)は50位上がって384位になっている。

 

 そして今週であるが、国内では国内女子ツアーが開催される予定で、ステップアップツアー、マイナビネクストヒロインゴルフツアーは残念ながらシーズンオフとなっている。

 

 また海外ではオーストラリア女子ツアー(ALPGツアー)、韓国女子ツアーが残念ながらオープンウイークで、米国女子ツアーがシーズンオフとなっているが、欧州女子ツアーは開催される予定である。