sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ゲインブリッジLPGA 最終日、リデイア・コおめでとう! 畑岡、笹生、古江等の様子・・・R4.1.31①

 1月27日(木)夜から時差-14時間の米国・フロリダ州にある「ボカ・リオGC(6701ヤード、72ホール)」において米国女子ツアー、「ゲインブリッジLPGA at ボカ・リオ」が4日間の日程で開催され、その最終日が感動的に終わった。

 

 或る記事によると、賞金総額は200万ドル、優勝賞金は30万ドルとあるから、それぞれ約2億3千万円、約3400万円ぐらいで、まあ通常の大会であるが、世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)、世界ランキング3位のリディア・コ(ニュージーランド)等も出ており、フィールドは決して薄くない!?

 

 日本人選手としては世界ランキング7位で黄金世代をリードし、日本のエースでもある畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング9位で新世紀世代をリードし、全米女子オープンを制覇した笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)が先週に引き続き出ているのに加え、今回からは世界ランキング14位でプラチナ世代をリードし、海外のツアーにも強いところを見せて来た古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)も出ていた。

 

 なお、決勝ラウンドには2日目を終えて64位タイまでの74名が駒を進められ、そこに出場した日本人選手が全員入っていたのは誇らしく、決勝ラウンドも十分に楽しむことが出来た。

 

 畑岡奈紗には昨年積み重ねて来た悔しさに今年の初戦、「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント オブ チャンピオンズ」の悔しさが加わり、更に調子を上げて来ることを期待したいところであった。

 

 そんな期待に応え、初日は-5と大きく伸ばして4位タイに付けており、2日目にはトータル-6と伸ばしながらも5位タイに下がっているが、それでも余裕の予選通過を果たしているので、期待を膨らませていたら、3日目はトータル-5と少し落とし、単独6位に下がった。

 

 それでも10位以内を余裕で保っており、最終日へと期待を繋いでいるのは流石ではないか!?

 

        畑岡奈紗下がりながらもベストテン

        余裕で保ち期待を繋ぎ

 

 笹生優花はコロナ禍の影響もあって練習不足になりがちでも、ハワイに飛んで米国男子ツアーを応援する等、巧く生き抜きして来たのが効いたのか? 先週復帰して直ぐに単独6位に入っているので、今週も勿論上位争いを期待していた。

 

 そんな期待に応え、畑岡奈紗と同じく初日-5と大きく伸ばして4位タイに付け、早速期待に応えており、2日目にはトータル-7に伸ばして3位タイに上げているので、これは弥が上にも期待を膨らませていたら、3日目はトータル-7のまま伸ばせず、4位タイに下がっている。

 

 と言っても、首位との差は変わらないので、最終日まで十分に期待を繋いでいるのは流石ではないか!?

 

 なお、強風と急激な温度低下を意識しながらも、少しは慣れたのか? ドライビングディスタンスは268.5ヤードと、2日目の256ヤードよりは大分伸ばしている。

 

        笹生優花寒さと風に立ち向かい

        上位争い魅せているかも

 

 古江彩佳は米国女子ツアーにメンバーとしてのデビュー戦であるから、先ずはゆっくり予選通過から期待したところであるが、初日は-3まで伸ばして25位タイとまずまずの発進であった。

 

 そして2日目にはトータル-3のまま伸ばせず、26位タイに下がったが、それでも余裕の通過で、3日目には-4と少し伸ばし、7位タイまで上げている。

 

 悪天候に悩まされたこの日、アンダーパーが僅か5人の中、米国女子ツアーへの本格参戦の初戦とは思えぬ奮闘振りではないか!?

 

        古江彩佳風雨に負けずアンダーで

        確り上げて期待膨らみ

 

 なおライブ中継の方は何時も通りWOWOW、それとインターネットのGOLFTVでされているが、もうWOWOWの初日無料はやってくれないのかなあ!?

 

 あんまり期待出来そうになかったので、遂にGOLFTVの無料体験をクリックしてしまった。

 

 国内女子ツアーも加わるから、色々なツアーが視られて月に1000円なら安いような気もする。

 

 そう思ったわけであるが、米国女子ツアーが英語版で、時々途切れるから、その辺りをどう思うかによって判断が分かれる気がした。

 

 米国女子ツアーを中心に考えるのであれば、少し高くても迷わずにWOWOWを選ぶのであろうなあ。

 

 私の場合、色々なツアーを雑にでも視られれば好い気もするし、関西人はやっぱり安いが正義だからね。フフッ。

 

 実際のところ、三晩視た感想としてはこれで十分な気がして来たが、新たな心配として寝不足が更にきつくなるようだ。

 

 今も頭がボォーッとしている。

 

 でもまあ、後から録画で視ることも出来るので、これは有り難かった。

 

        色々とネットで動画視聴して

        寝不足更にきつくなるかも

 

        好きな時ネットで動画視聴して

        我が儘更に加速するかも

 

 我が儘と言えばついでにぼやいておくが、3日目の様子を視ていても、5位以内で奮闘しているにも関わらず、笹生優花が殆んど出て来なかった。

 

 私が視ていた時間内ではバーディーパットを外した場面のみで、ほんの僅かな時間だけであった。

 

 それぐらい徹底していると、かえって意識されているような気がして来た。

 

 英語が分からない私にも、解説者の口から笹生優花の名前が何度か聞き取れたもんね。

 

 要するに、嵐の前の静けさと言うか、何れもっと凄くなることが予感されているような気がしたなあ。

 

 そして最終日、後から詳しく降れるが、大活躍したこともあり、笹生優花の出て来る場面が一気に増えた。

 

 海の向こうではやっぱり、力は正義のようだなあ。フフッ。

 

        米国は力が正義笹生優花

        其れを如実に魅せられたかも

 

 さて、単独で首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング3位のリディア・コ(24歳、165㎝、ニュージーランド)で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-14と伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少しだけ詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11から出て、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-11と伸ばせなかったので、一緒の組で回るダニエル・カンに追い着かれ、1組前を行く笹生優花に1打差まで迫られたが、後半に入ってからは3バーディーの-3、トータル-14と伸ばして突き放している。

 

 なお最終日のドライビングディスタンスは274ヤードと、3日目の250ヤードから大きく伸ばしている。

 

 その分、バンカーに何度も入れたり、乱れてもいたのであろうが、それをリカバリーする巧さも魅せていた!?

 

        リディアコや確り攻めて勝って魅せ

 

        リディア回復巧く勝って魅せ

 

 単独2位を維持したのは世界ランキング8位で先週優勝したいダニエル・カン(米国、29歳、168㎝)で、最終日5バーディー、1ボギーの-4、トータル-13と伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少しだけ詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-9から出て、前半では2バーディーの-2、トータル-11と伸ばして首位タイに追い着き、後半では3バーディー、1ボギーの-2、トータル-13とリディア・コに並走し切れず、単独2位に止まった。

 

 なお最終日のドライビングディスタンスは271.5ヤードと、3日目の258.5ヤードよりは伸ばしており、やはり攻めている様子が窺える!?

 

        ダニエルカン確り伸ばし二位を維持

 

        ダニエルカン二位を維持して強さ魅せ

 

 単独3位に入ったのは笹生優花で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-12と大きく伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日に付いてもうすこし詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-7から出て、前半では第2ホールでバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでもバーディーを決め、続く第7ホールでボギーを叩いたが、空かさず第8ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 続く第9ホールでもバーディーを決めたので、結局3打伸ばしてトータル-10とし、首位と1打差まで迫って後半へと繋いでいる。

 

 後半に入ってからの7ホールでは多少の乱れも出て、何とかパーで凌いだので、この間は少し差を広げられたが、第17、18ホールと連続でバーディーを決めて、結局更に2打伸ばし、トータル-12としてホールアウトしている。

 

 なお最終日のドライビングディスタンスは280.5ヤードと、3日目の268.5ヤードと、10ヤード以上伸ばしており、最後まで攻めている様子が窺える。

 

 最終日の後半まで確りと攻め、この日の最多タイとなる5打も伸ばしているところが流石ではないか!?

 

        笹生優花最終日まで攻め切って

        強いところを魅せられたかも

 

        笹生優花三位に入り強さ魅せ  

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング33位のチャーリー・ハル(イングランド、25歳、168㎝)、および世界ランキング25位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、28歳、165㎝)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 チャーリー・ハルは最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして4位を維持した。

 

 最終日に付いてもう少しだけ詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-7から出て、前半では3バーディーの-3、トータル-10と伸ばして一緒に組で回る笹生優花と同じく、首位に1打差まで迫っている。

 

 後半に入ると2バーディー、1ボギーの-1、トータル-11と少ししか伸ばせず、笹生優花には一歩及ばなかった。

 

 なお最終日のドライビングディスタンスは290ヤードと、3日目の252.5ヤードと比べて大幅に伸ばしており、笹生優花と同じく確り攻めていた様子が窺える!?

 

 そしてそんな彼女より上位に入った笹生優花の奮闘振りが改めて誇らしくなる。

 

        チャーリーハル確り攻めて四位維持

 

        チャーリーハル四位維持して強さ魅せ

 

 セリーヌ・ビュティエは最終日4バーディー、1ボギーの-3と伸ばしながらも1位下がっている。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組で回り、トータル-8から出て、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-8と伸ばせず、笹生優花、チャーリー・ハルに抜かれ5位タイに下がっている。

 

 後半に入って3バーディーの-3、トータル-11まで伸ばして4位タイに落ち着いた。

 

 なお、最終日のドライビングディスタンスは249ヤードと抑え気味ではあるが、3日目の236ヤードに比べると大分伸ばし、攻めていることが分かる!?

 

        攻め切れず四位に下がるビュティエかな

 

        後半に強さを魅せたビュティエかな

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング10位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ、24歳、163㎝)、世界ランキング12位で飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国、26歳、183㎝)は共に最終日-4、トータル-7と伸ばし、4位上げて6位タイに入った。

 

 ブルック・ヘンダーソンは元々小柄ながら結構な飛ばし屋で、最終日のドライビングディスタンスは293.5ヤードと圧倒的で、3日目の極端に抑えていた236ヤードに比べてえらく伸ばしている。

 

        ヘンダーソン確り伸ばし上げて魅せ

 

        ヘンダーソン確り飛ばし上げて魅せ

 

 レキシー・トンプソンの最終日のドライビングディスタンスは273ヤードで、3日目の264.5ヤードに比べてそんなに伸ばしていない。

 

 そう言えば最終日3バーディー、ノーボギーであるから、それだけ丁寧に攻めていたと言うところか!?

 

        トンプソン確り伸ばし上げて魅せ

 

        トンプソン丁寧に攻め上げて魅せ

 

 世界ランキング29位のジョージア・ホール(イングランド、25歳、165㎝)は最終日-5、トータル-5と大きく伸ばし、12位上げて11位タイに入った。

 

 その伸ばし様が目立ったのか? 映像にはよく出て来た。

 

        下っても上げ強さ魅すホールかな

 

        最後上げ強さを魅せたホールかな

 

 世界ランキング22位のアリー・ユーイング(米国、29歳、168㎝)は最終日-2、トータル-5と伸ばしながらも、1位下がって11位タイとなった。

 

 世界ランキング13位で飛ばし屋のパティ・タバタナキット(タイ、22歳、165㎝)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばしながらも3位下がって13位タイとなった。

 

 そして、古江彩佳は最終日4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル-3と少し落とし、11位下がって18位タイとなった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-4から出て、前半では第2ホールでバーディーを決めたが、続く第3ホールでボギーを叩いて伸ばせず、続く第4ホールでバーディーを決めたが、続く第5ホールでボギーを叩いて伸ばせず、続く3ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでバーディーを決めたので、結局1打伸ばし、トータル-5として後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って第11ホールでボギーを叩き、続く3ホールをパーで凌いだ後、第15ホールではダブルボギーまで叩いてしまったが、空かさず第16ホールでバーディーを決めて少し取り返し、バウンスバック!

 

 結局後半では2打落とし、トータル-3としてホールアウトしている。

 

 なお最終日のドライビングディスタンスは254.5ヤードと普通に飛ばし、3日目の240ヤードからは伸ばしており、攻めている様子が窺える。

 

 4日間を通じて米国女子ツアー本格参戦初戦にしてはよく健闘したと見るのか?

 

 最終日の伸ばし合いには付いて行けなかったと見るのか?

 

 それぞれの観方はあろうし、何れも事実の一部を表しているのであろうが、ともかくこれからの健闘を期待したい。

 

        古江彩佳最後まで攻めまた期待

 

        古江彩佳気持ち切り替えまた期待

 

 世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国、23歳、178㎝)は最終日-2、トータル-2と伸ばし、3位上げて20位タイに入った。

 

 最終日のドライビングディスタンスは286.5ヤードと確り飛ばし、最後の意地を見せている!?

 

        ネリーコルダ最後は上げて強さ魅せ

 

        ネリーコルダ最後は上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング21位のジェシカ・コルダ(米国、28歳、180㎝、ネリー・コルダの姉)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、1位上げて20位タイに入った。

 

        ジェシカコルダ最後は上げて強さ魅せ

 

        ジェシカコルダ最後は上げて意地を魅せ   

 

 世界ランキング35位のチョン・インジ(韓国、27歳、175㎝)は最終日+1、トータル-2と少し落とし、10位下がって20位タイとなった。    

 

 そして、畑岡奈紗は最終日3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+3、トータル-2と落とし、14位下がって20位タイとなった。

 

 最終日に付いてもうすこし詳しく見ておくと、笹生優花と同じ組のアウトスタートで回り、トータル-5から出て、前半では第2ホールでバーディーを決め、1つ空いて第4ホールでもバーディーを決めたが、続く第5ホールでボギーを叩き、1つ空いて第7ホールでもボギーを叩いて、残りの2ホールをパーで凌いだので、結局伸ばせず、トータル-5のまま後へと繋いでいる。

 

 後半に入って第11ホールでボギーを叩き、1つ空いて第13ホールでもボギーを叩き、1つ空いて第15ホールでバーディーを決めたが、1つ空いて第17ホールではダブルボギーを叩いてしまったので、結局では3打落とし、トータル-2としてホールアウトしている。

 

 なお最終日のドライビングディスタンスは271.5ヤードと、3日目の261.5ヤードより更に伸ばし、攻めている様子が窺える!?

 

 それでも思うように伸ばせず、悔しさ貯金が更に溜まったようなので、ここは焦らず、気持ちを切り替えて次の機会に臨むことを期待したい。

 

        畑岡奈紗大分下がって不満溜め

        其れも力にしているのかも

 

        畑岡や気持ち切り替え次期待

 

 米国では考え、従って扱いがはっきりしているようで、最終日は同じ組で回る笹生優花、チャーリー・ハルのプレイの映像が何度も出て来たが、畑岡奈紗については後ろ姿、通り過ぎる姿ぐらいに思えた。

 

 それはまあともかく、世界ランキング16位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、34歳、183㎝)は最終日-1、トータル-1と少し伸ばしながらも、4位下がって27位タイになった。

 

 世界ランキング20位で現天才少女のアッタヤ・ティティクル(タイ、18歳)は最終日+2、トータル+2と落とし、22も下がって45位タイになった。

 

 そして、世界ランキング18位のイ・ジョンウン6(韓国、25歳、165㎝)は最終日+4、トータル+5と落とし、23位も下がって57位タイとなった。