sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日メジャーリーグで気になった投手達②・・・R2.8.27③

 メッツがマーリンズと対戦し、5対4で辛勝している。

 

 メッツの先発投手は2年連続でサイ・ヤング賞に輝いた剛腕エース、ジェイコブ・デグロム(32歳、193㎝、82kg)で、7回で104球投げ、2安打14三振2四球1失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず2勝0敗のままであったものの、防御率は1.93から更に1.80へと好くなっている。

 

 元々は剛腕と言う意味ではノア・シンダーガードに譲るところがあったが、この2年でハードさ、凄味まで見せ始めたようである。

 

 参考までにここ3シーズンの成績を見ておくと、ノア・シンダーガードからエースとしての注目が移った感のある2017年シーズンは201回投げて15勝10敗で、奪三振数が239、防御率が3.53、WHIPが1.19と、普通のエースとしてのそれであった。

 

 2018年シーズンは飛躍的に成長を見せ、217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70.WHIPが0.91と内容的に他を圧倒する成績を上げてサイ・ヤング賞に輝いている。

 

 2019年シーズンも同様で、204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97と素晴らしく、2年連続のサイ・ヤング賞投手に輝いている。

 

        デグロムや抑えて魅せて繋ぐ夏

 

        デグロムや勝ちに繋がる仕事魅せ

 

 またブレーブスヤンキースダブルヘッダーの2試合目、7回制で対戦し、2対1で辛勝している。

 

 ブレーブスの先発投手は成長著しい若きエース候補、マックス・フリード(26歳、193㎝、86kg)で、6回97球投げ、4安打5三振1四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて5勝0敗となったが、防御率は1.32から1.35へと僅かに悪化している。

 

 これまでそれだけの好投をして来たと言うことである。

 

 参考までにこの3シーズンの成績を見ておくと、メジャーにデビューした2017年シーズンは26回投げて1勝1敗で、奪三振数が22、防御率が3.81、WHIPが1.62であった。

 

 2018年シーズンもそんなに変わらず、33回3分の2投げて1勝4敗で、奪三振数が44、防御率が2.94、WHIPが1.37であった。

 

 2019年シーズンは飛躍の年となり、165回3分の2投げて17勝6敗で、奪三振数が173、防御率が4.02、WHIPが1.33と準エース級の働きをしている。

 

        フリードやエースらしさを魅せて勝ち

 

        フリードや力投魅せて勝ち重ね

 

 ヤンキースの先発投手はマー君こと田中将大(31歳、191㎝、99kg)で、5回で66球投げ、3安打4三振無失点の快投ながら勝敗は付かず0勝1敗のままであったが、防御率は4.60から3.48へと好くなっている。

 

 第1試合では移籍していきなり剛腕エース振りを見せているゲリット・コールが久し振りに負けているところにこの存在感であるから、勝ちが付いて欲しかったところであるが、リハビリ登板中でもあるから、仕方が無いところか!?

 

 参考までにここ3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは178回3分の1投げて13勝12敗で、奪三振数が194、防御率が4.74、WHIPが1.24と、まあローテ中堅投手と言う感じであった。

 

 2018年シーズンは内容的に改善され、156回投げて12勝6敗で、奪三振数が156、防御率が3.75、WHIPが1.13であった。

 

 そして2019年シーズンはまた内容的に少し悪化して、182回投げて11勝9敗で、奪三振数が149、防御率が4.45、WHIPが1.24であった。

 

 ただ、ポストシーズンでの落ち着き、強さ、シーズン中の成績の長い目での安定性等を加えると、同僚からも信頼される投手としての地位を築いている。

 

        マー君や漸くらしさ取り戻し

 

        マー君やらしさを魅せて繋ぐ夏

 

 ところで、テニスの大坂なおみは黒人差別への抗議として準決勝への出場を辞退しているが、メジャーリーグ、バスケットボールのNBAでも抗議としての試合延期が行われているようである。

 

 大した情報を持たないままに内容的に偉そうなことは言えないが、彼らの発信力には感心させられるものがある。