Wソックスがパイレーツと対戦し、10対3と大勝している。
Wソックスの先発投手はサイ・ヤング賞投手のダラス・カイケル(32歳、188㎝、100kg)で、6回で97球投げ、4安打7三振3四球2失点2自責点の力投で勝ちが付いて5勝2敗となったが、防御率は2.65から2.70へと少し悪化した。
2015年シーズンにサイ・ヤング賞を獲得しているが、それ以外の年はそこまで飛び抜けているわけでもない。
まあエース級であり、速球の平均が143km/h、最速が151km/hぐらいの技巧派である。
参考までにこの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは145回3分の2投げて14勝5敗で、奪三振数が125、防御率が2.90、WHIPが1.12と、まあエース級であった。
2018年シーズンは204回3分の2投げて12勝11敗、奪三振数が153、防御率が3.74、WHIPが1.31とローテ中堅レベルに落ちている。
2019年シーズンは契約が遅れた関係で出番が減ったが、内容的にはあまり変わらず、112回3分の2投げて8勝8敗、奪三振数が91、防御率が3.75、WHIPが1.37であった。
カイケルや実力発揮勝って魅せ
カイケルや実力魅せて勝ち重ね
またナショナルズがフィリーズと対戦し、2対3で惜敗している。
ナショナルズの先発投手はチーム事情もあり、準エースとしての働きを期待されるパトリック・コービン(31歳、191㎝、95kg)で、6回で96球投げ、7安打’(1本塁打)3三振2四球2失点2自責点の粘投ながら勝敗は付かず2勝2敗のままで、防御率は3.99から3.82へと好くなっている。
参考までのここ3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは189回3分の2投げて14勝13敗で、奪三振数が178、防御率が4.03、WHIPが1.42と、まあローテ中堅と言う感じであった。
2018年シーズンは内容的にグッと好くなり、200回投げて11勝7敗で、奪三振数が246、防御率が3.15、WHIPが1.05と一流エース級となっている。
そして2019年シーズンは202回投げて14勝7敗で、奪三振数が238、防御率が3.25、WHIPが1.18とまあエース級の力を発揮している。
コービンや力を魅せて繋ぐ夏
コービンや実力発揮繋ぐ夏
フィリーズの先発投手はエースとして期待されるアーロン・ノラ(27歳、188㎝、100kg)で、7回で113球投げ、5安打(1本塁打)8三振2四球2失点2自責点の力投で勝ちが付いて3勝2敗となり、防御率は3.10から3.00へと少し好くなっている。
速球の平均が145km/hで、最速が152km/hと、プロ野球各チームのエース級と変わらないが、コマンドが好いそうな。
参考までのこの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは168回投げて12勝11敗で、奪三振数が184、防御率が3.54、WHIPが1.21と準エース級であった。
2018年シーズンは飛躍を見せ、212回3分の1投げて17勝6敗で、奪三振数が224、防御率が2.37、WHIPが0.97とスーパーエース級の成績を上げ、サイ・ヤング賞争いに加わっている。
そして2019年シーズンは少し落ち、202回3分の1投げて12勝7敗で、奪三振数が229、防御率が3.87、WHIPが1.27と準エース級に戻っている。
力魅せ勝ちを重ねるノラの夏
それからブルージェイズがマーリンズと対戦し、5対4と辛勝している。
ブルージェイズで2番手に登板したのは山口俊(33歳、188㎝、102kg)で、4回で59球投げ、2安打(1本塁打)2三振2四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて1勝2敗となり、防御率は5.19から4.26へと改善されている。
デビュー当初は一体どうなることか!? と心配したが、ここ数試合、適応を見せつつあるように思われる。
山口や適応魅せて勝ちが付き