10月も最後となった。
街路樹は色付き始め、秋の深まりを感じる。
そう言えば今日はハロウィンだなあ。
書斎(と称する6畳の和室で、元勉強部屋)でじっとしていたら肌寒いぐらいになって来たが、年金生活者になってからは節目が無くなり、季節感が薄れて来た。
そう言う意味ではやれ夏祭りだ、やれ秋祭りだ、やれハロウィンだ、やれクリスマスだなんて世間が騒いでくれるのは刺激になって好いのかも知れない。
もっとも私は現役の頃から参加するよりは他人の営みを観ているのが好きな方であるから、相変わらず野球、ゴルフ、卓球、スキージャンプ、スピードスケート等、色々な競技におけるスーパースターの活躍を追いながら機嫌好く過ごせている。
この頃はそこに頭脳スポーツと言われるようになった将棋が加わった。
それにしても先週配信された第31期銀河戦本戦Hブロック最終戦の藤井聡太銀河(21歳)と羽生善治九段(53歳)の対局は凄かったし、よくは分からないながら面白かった。
藤井聡太銀河が先手番で、視始めた時は形勢がもう98%まで行っていたが、暫らく経つと逆転され、追い詰められていた。
それをまた盛り返して98%まで戻り、そこから同じようなパターンが繰り返された。
結局は藤井聡太銀河が121手で勝ったが、何時負けてもおかしくないような展開になっていた。
そう言えば永瀬拓也九段(31歳)から王座を奪った時も同じような展開になっていたなあ。
この頃の藤井聡太竜王名人(八冠)は冷や冷やさせながらも、結局は勝利を積み重ね、今季は最高勝率を記録しそうな勢いである。
それから先週はもうひとつ、ヒューリック杯第3期白玲戦七番勝負第7局が行われ、先手番の西山朋佳女流三冠(28歳)が里見香奈白玲(女流五冠、31歳)に111手で勝った結果、4勝3敗となり、2年振りに女流四冠に返り咲いたのも好かった。
この2人の女流は奨励会出身で、時には一流男性棋士にも勝つほどの猛者で、2人が競り合い、分け合っているところが面白い!?
また日米の野球はポストシーズンの終盤に入っており、熱戦が繰り広げられているが、此方は間延びして大分冷めて来た感がある。
それでも試合が佳境に入り、熱く競り合い出すところを観ていると、それなりに楽しめる。
そして漸くメインに観ているゴルフのことであるが、多くのツアーがもう終盤に入っており、既にオフに入っているツアーもある。
その分、最後の競り合いが面白い!?
賞金、ポイント等のトップ争いだけではなく、シード権確保等、生き残り合戦も熱くなり、やっている方は大変であろうが、観ている方はワクワク、ドキドキさせられる。
先週は中盤辺りで天候が崩れるところも多く、多少は影響を受けていたツアーもあったなあ。
さて今週はどうだろう?
天気予報を検索してみると、国内では週末に崩れそうな感じのところが多く、決勝ラウンドに影響するような気がして来た。
でもまあ世界は広く、例えば北半球と南半球では季節が逆で、その他緯度、高度、海流、風等、色々違うから、簡単には読めず、それがまたゴルフを面白くしてくれる!?
なんて、専ら観ている方は勝手なことを言って楽しんでいる。
でもまあ、狭間世代の人気選手、菅沼菜々(23歳、158㎝)が勝手な悪口を書かないように、なんて怒っていたなあ。
そこはきとんと押さえておかなくっちゃ。
前置きが長くなったが、今回は先週開催された男子ツアーに付いて簡単に振り返っておく。
先ずは国内ツアーから見ておくと、残念ながら国内男子ツアーはオープンウイークで、その下部に当たるABEMAツアーはシーズンオフとなっている。
次に海外ツアーに付いて見ておくと、10月25日(水)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ウムライ・カントリークラブ(6499ヤード、パー71)」においてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「サンベット・チャレンジ・ホスティッドbyサン・シバヤ」が3日間の日程で開催された。
公式サイトによると賞金総額は200万ランドとなっており、1ランドを約7.97円とすれば、これは約1594万円であった。
なお、日本人選手は出場していなかった。
さて首位タイとなり、プレーオフを制して見事優勝したのは世界ランキング908位のマーティン・ローワー(南アフリカ、30歳)で、トータル-5まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは793位まで上がっている。
ローワーやプレーオフ勝ち優勝し
力あること魅せられたかも
首位タイとなり、プレーオフの結果、単独2位となったのは世界ランキング1361位のクリスティアン・バーク(南アフリカ、23歳)で、トータル-5まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1117位まで上がっている。
3位タイに入ったのは世界ランキング1160位のルーク・ジャーリング(南アフリカ、31歳)、世界ランキング1436位のルーク・ブラウン(南アフリカ、25歳)で、トータル-4まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはルーク・ジャーリングが1077位まで上がり、ルーク・ブラウンが1324位まで上がっている。
5位タイに入ったのは世界ランキング943位のマーティン・フォルスター(南アフリカ、21歳)、世界ランキング1422位のクリスティアン・バソン(南アフリカ、41歳、168㎝、62㎏)、世界ランキング2103位のコナー・マッケンジー(南アフリカ)で、トータル-3まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて世界ランキングはマーティン・フォルスターが915位まで上がり、クリスティアン・バソンが1324位まで上がり、コナー・マッケンジーが1772位まで上がっている。
また、10月26日(木)の12時頃から時差-6時間のカタール・ドーハ―にある「ドーハ―・ゴルフクラブ(7466ヤード、パー72)」において、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「コマーシャル・バンク・カタールマスターズ」が4日間の日程で開催された。
サスペンデッド続きで最終日まで積み残しながら進行したが、決勝ラウンドに入って人数が大幅に減ったこともあり、何とか最終日には全てを終えることが出来た。
公式サイトによると賞金総額は375万ドルとなり、1ドルを約150円とすれば、これは約5億6300万円であった。
また優勝賞金は約60.3万ユーロとなり、1ユーロを約159円とすれば、これは約9590万円であった。
日本人選手としては世界ランキング90位で今季このツアーにおいて念願の初優勝を果たし、好調を維持している新鋭の久常涼(21歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング130位で実力派若手選手をリードするひとり、このツアーを主戦場として活躍している飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、80㎏)、世界ランキング182位で実力派中堅選手をリードするひとりで昨季は国内男子ツアーにおいて賞金王に輝き、今季はこのツアーを主戦場として活躍している比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)が出場して、嬉しいことに全員予選を通過出来た。
なお全体では前半2ラウンドに亘る予選ラウンド終了時に53位タイまでに入っていた66名の選手が後半2ラウンドに亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
さて首位タイとなり、プレーオフを制して見事逆転優勝を果たしたのは世界ランキング177位のサーミ・ベリメキ(フィンランド、25歳、188㎝)でトータル-18と伸ばした。
なおこれがこのツアーにおいて3年振りの通算2勝目となり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングが110位まで上がっている。
ベリメキやプレーオフ勝ち久々の
二勝目上げて流石なのかも
また首位タイとなって、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング143位のホルヘ・カンピーヨ(スペイン、37歳、183㎝、79㎏)で、トータル-18と伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは112位まで上がっている。
3位タイに入ったのは世界ランキング346位のスコット・ジェイミソン(スコットランド、39歳、185㎝、80㎏)、世界ランキング353位のイグナシオ・エルビラ(スペイン、36歳、185㎝、82㎏)で、トータル-16まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングはスコット・ジェイミソンが275位まで上がり、イグナシオ・エルビラが284位まで上がっている。
単独5位に入ったのは世界ランキング75位のジョーダン・スミス(イングランド、30歳、178㎝、76㎏)で、トータル-15まで伸ばした。
なおこの試合の結果を踏まえて、世界ランキングは64位まで上がっている。
そして久常涼はトータル-10まで伸ばして21位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは自己最高の88位まで上がっている。
星野陸也はトータル-7まで伸ばして36位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは131位まで下がっている。
比嘉一貴はトータル-6まで伸ばして44位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは182位を維持している。
それから残念ながらオーストラリア男子ツアー、アジアンツアー、米国男子ツアーはオープンウイークとなり、米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーはシーズンオフとなっている。
そして先週開催されたツアーの成績も影響して、今週の男子の世界ランキングにはまあまあ大きな変動があったので、以下に簡単に書き留めておく。
先ず、日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
そして先週開催されたツアーの成績も影響して、今週の男子の世界ランキングにはまあまあ変動があったので、以下に簡単に書き留めておく。
先ず、日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
36位 ー 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)
88位 ↑ 2 久常涼(21歳、175㎝、75㎏)
121位 ↑ 4 中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)
123位 ー 金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏)
131位 ↓ 1 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)
145位 ー 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)
172位 ↓ 2 石川遼(32歳、175㎝、75㎏)
181位 ↑ 1 稲森佑貴(29歳、169㎝、68㎏)
182位 ー 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)
213位 ↓ 2 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)
224位 ↓ 6 今平周吾(31歳、165㎝、67㎏)
243位 ↓ 2 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)
246位 ↓ 2 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)
251位 ↓ 5 桂川有人(25歳、167㎝、70㎏)
255位 ↑ 2 平田憲聖(22歳、170㎝、70㎏)
267位 ↓ 2 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)
280位 ↑ 6 永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)
299位 ↑ 7 岩﨑亜久竜(アグリ、25歳、181㎝、86㎏)
313位 ↓ 1 大西魁斗(25歳、177㎝、70㎏)
319位 ↓ 2 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)
次に、1000位までの範囲で5位以上上がった選手に付いて見ておく。
小木曽喬(タカシ、26歳、178㎝、72㎏)は9位上がって539位に、小西貴紀(31歳、174㎝、81㎏)は7位上がって612位に、大柄で飛ばし屋の幡地(ハタジ)隆寛(30歳、188㎝、98㎏)は9位上がって614位に、小林伸太郎(37歳、177㎝、87㎏)は6位上がって644位に、竹安俊也(31歳、175㎝、77㎏)は7位上がって647位に、勝俣陵(27歳、174㎝、73㎏)は5位上がって696位になっている。
また西山大広(タイコウ、25歳、165㎝、75㎏)は8位上がって747位に、坂本雄介(25歳、174㎝、74㎏)は8位上がって839位に、杉本エリック(29歳、170㎝、63㎏)は8位上がって865位に、山田大晟(タイセイ、38歳、178㎝、80㎏)は14位上がって900位に、安本大佑(ダイスケ、36歳、175㎝、55㎏)は5位上がって959位になっている。
それから今週世界ランキングの変動に関係しそうなツアーとしては、サンシャインツアー、オーストラリア男子ツアー、国内男子ツアー、アジアンツアー、米国男子ツアーの開催が予定され、残念ながらDPワールドツアーはオープンウイークで、ABEMAツアー、コーンフェリーツアーはシーズンオフとなっている。