10月も中旬となった。
先週は用事があって1週間ほど愛媛県に行っていたのであるが、向こうに付いたのが2日(月)で、何だか過ごし易くなっていた。
最高気温が25℃~30℃、最低気温が15~20℃ぐらいに下がり、木陰の風が涼しい。
何時までも残暑厳しく、待ち兼ねていた秋が一挙にやって来た感じであった。
お陰でのんびり散歩や読書、それに古い邦画等を楽しむことが出来て、好い骨休めになった。
それに、偶々行ってみた海岸に打ち寄せる波に手を浸けてみると、まだ温かく、それもちょっと嬉しかった。
旅行中にも野球、ゴルフ等のスポーツ、それに頭脳スポーツである将棋も行われていたが、スマホ以外には8インチのタブレットしか持って行かず、宿舎のテレビは地上波しか視られなかったので、自宅に居る時は楽しんでいた此れ等に付いてはちょっと遠のいていた。
その代わりと言ってはなんであるが、テレビでアジア大会をのんびり楽しむことは出来たがね。
インターネットによって動画を楽しむにはやはり10インチ以上欲しかったところである。
でも、ちょっと重いもんね。
1週間の旅行だとまあまあ荷物が増え、150~200gの差でも結構重く感じるものである。
それはまあともかく、奈良県に戻って来ると寒いぐらいになっていた。
どうやら愛媛県が過ごし易かったのではなく、全国的に気温が下がり、一挙に秋らしくなっていたようである。
そう言えば、久し振りに女子ゴルフのライブ中継を視ていても、ウエアが一挙に秋らしくなっていた。
旅行に行く前はミニスカートに半袖であったのが、長ズボン、長袖になり、更に上着を重ね着していた。
今週も彼方此方でプロゴルツアーの開催が予定されているので、ここで天気予報を確認してみると、奈良県では最高気温が25℃を切り、最低気温が15℃を切っていた。
道理で涼しいはずだ。
幸い日曜日辺りに傘マークが広がるぐらいで、全体の秋らしい穏やかな天気に恵まれそうである。
好かった、好かった。ホッ。
ただ地球は広く、南半球では我が国と季節が逆になっており、今は春、我が国で言えば4月で、まだ暫らくは寒さが残り、新シーズンに向かって動き出している頃かも知れない。
そんな中、今週も世界中の彼方此方で世界ランキングの変動に関係しそうな男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
今回はその中から男子ツアーに付いて触れておきたい。
先ずは国内ツアーから見ておくと、10月12日(木)の7時05分頃から大阪府にある「茨木カンツリー倶楽部・西コース(7315ヤード、パー70)」において国内男子ツアーのメジャー大会、「日本オープンゴルフ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は2億1000万円、優勝賞金は4200万となっており、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来る予定となっている。
女子に比べるとゆっくりではあるが、このツアーにも新鋭の台頭が観られることが増え、ちょっと楽しみである。
それに今週はDPワールドツアーにおいて優勝した新鋭の久常涼、米国男子ツアーを主戦場とするベテランのアダム・スコットも出場する予定なので、その活躍振りにも期待している。
なおライブ中継であるが、NHKの地上波で4日間に亘って予定され、予選ラウンドの2日間ではBS1による補完も予定されている。
国内の男子ツアーも若手等が
台頭始め楽しめるかも
国内の男子ツアーに久常が
加わり熱気更に高まり
それからこのツアーの下部に当たるABEMAツアーは残念ながらオープンウイークとなっている。
次に海外ツアーに付いて見ておくと、10月11日(水)、すなわち今日の午後から時差-7時間の南アフリカにあるゲーリープレーイヤー・カントリークラブ(7831ヤード、パー72)・サンシティー&ロストスティ―ゴルフコース(7310ヤード、パー72)」の2つのコースにおいてサンシャインツアー(南アフリカ男子ツアー)、「ブルーラベル・ティームズ・チャンレンジ」が4日間の日程で開催され、その初日が既に始まっている。
公式サイトによれば賞金総額は270万ランドで、1ランドを約7.86円とすれば、これは約2120万円となる。
なお、日本人選手はどうやら出場していないようである。
また10月12日(木)の朝から時差-1時間のオーストラリア・西オーストラリア州にある「カルグーリ・ゴルフコース(7399ヤード、パー72」においてオーストラリア男子ツアー、「CKB WA選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は25万ドルとなっており、これをオーストラリアドルと考えると、1ドルを約95.5円とすれば、約2390万円となるが、米国ドルと考えると、1ドルを約149円とすれば約3730万円となる。
なお、日本人選手は残念ながら出場しないようである。
また、10月12日(木)の朝から時差-1時間の中国・マカオにある「マカウ・ゴルフ&カントリークラブ(6606ヤード、パー71)」においてアジアンツアー、「SJMマカオ・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによれば賞金総額は100万ドルとなっており、これは約1億4900万円となる。
なお、日本人選手は残念ながら出場しないようである。
まあ国内男子ツアーがメジャー大会で、これより賞金総額も高いからね。
また、10月12日(木)の15時40分頃から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のスペインにある「クラブ・デ・カンポ・ビラ・デ・マドリード(7154ヤード、パー71)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「スペイン・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は325万ドルとなっており、これは約4億8400万円となる。
日本人選手としては世界ランキング128位で実力派若手選手をリードするひとり、このツアーを主戦場として活躍している飛ばし屋の星野陸也(27歳、186㎝、80㎏)、世界ランキング149位で実力派中堅選手をリードするひとりで昨季は国内男子ツアーにおいて賞金王に輝き、今季はこのツアーを主戦場として活躍している比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)、世界ランキング307位で実力派中堅選手をリードするひとり、長期に亘ってこのツアーのシード権を維持している旅人ゴルファーこと川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)が出場する予定である。
川村昌弘に関してはゴルフと旅に付いて綴られた人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も楽しみにしている。
欧州の男子ツアーは今週も
日本の選手集まるのかも
川村やゴルフと旅のコラムにて
スペインの風期待するかも
また10月12日(木)の22時50分頃から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-17時間)の米国・ネバダ州にある「TPCサマリン(7255ヤード、パー71)」において、米国男子ツアーの新たなシリーズであるフェデックスカップ・フォール、「シュライナーズ・チルドレンズ・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は840万ドルで、昨年実績の優勝賞金は144万ドルであったから、それぞれ12億5000万円、2億1500万となる。
このシリーズは8月で終了した今シーズンと新年早々に始まることになった来シーズンを繋ぐ狙いがあり、全7戦が予定されている。
フェデックスカップランキングが71位以下の選手は出場機会が限定されるので、それをアップさせるのが狙いだと言う。
ただ、70位以内の選手も出ることは出来、例えば松山英樹は50位以内に入ったので、高額賞金大会も含めて全ての大会に出場権を持っているそうな。
残念ながら日本人選手の出場予定は無いようだ。
なお、ライブ中継に付いてはCS放送のゴルフネットワークで4日間に亘ってたっぷりと予定されており、決勝ラウンドがある後半2日間に付いてはBSJapanextも加わる予定である。
それからコンフェリーツアーは残念ながらシーズンオフとなっている。
そして先週開催されたツアーの成績も影響して、今週の男子の世界ランキングにはまあまあ大きな変動があったので、以下に簡単に書き留めておく。
先ず、日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。
順位 変動 氏名
38位 ↓ 2 松山英樹(31歳、180㎝、90㎏)
104位 ↓ 3 久常涼(21歳、175㎝、75㎏)
123位 ↑ 5 中島啓太(23歳、177㎝、75㎏)
125位 ↓ 4 金谷拓実(25歳、172㎝、75㎏)
128位 ↓ 2 星野陸也(27歳、186㎝、76㎏)
141位 ー 蝉川泰果(タイガ、22歳、175㎝、77㎏)
149位 ↓ 4 比嘉一貴(28歳、158㎝、70㎏)
189位 ↑28 稲森佑貴(29歳、169㎝、68㎏)
212位 ↑13 大槻智春(33歳、172㎝、94㎏)
213位 ↑ 1 今平周吾(31歳、165㎝、67㎏)
237位 ↓ 2 桂川有人(25歳、167㎝、70㎏)
238位 ↓ 4 谷原秀人(44歳、178㎝、80㎏)
239位 ↓ 3 岩田寛(42歳、178㎝、74㎏)
271位 ↓ 8 堀川未来夢(ミクム、30歳、176㎝、84㎏)
277位 ー 石川遼(32歳、175㎝、75㎏)
302位 ー 永野竜太郎(35歳、181㎝、85㎏)
307位 ↓ 6 川村昌弘(30歳、172㎝、72㎏)
308位 ↓10 大西魁斗(24歳、177㎝、70㎏)
311位 ↓ 6 河本力(リキ、23歳、183㎝、86㎏)
332位 ↓11 平田憲聖(22歳、170㎝、70㎏)
次に、先週は以下の日本人男子選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、実際にまあまあの変動が見られたので、1400位までの範囲で30位以上上がった選手に付いて見ておく。
国内男子ツアーにおいて5位タイに入った阿久津未来也(28歳、180㎝、76㎏)は30位上がって614位に、国内男子ツアーにおいて7位タイに入った新鋭の前田光史朗(23歳、174㎝、70㎏)は44位上がって687位に、国内男子ツアーにおいて7位タイに入ったベテランの近藤智弘(46歳、167㎝、64㎏)は39位上がって723位に、国内男子ツアーにおいて5位タイに入った野呂涼(26歳、163㎝、66㎏)は88位上がって836位に、ABEMAツアーにおいて3位タイに入った原敏之(サトシ、32歳、167㎝、69㎏)は49位上がって1039位になっている。
また、国内男子ツアーにおいて19位タイに入った篠優希(26歳、178㎝、78㎏)は34位上がって1057位に、ABEMAツアーにおいて5位タイに入った砂川公佑(25歳、166㎝、74㎏)は32位上がって1120位に、ABEMAツアーにおいて3位タイに入った日高将史(マサシ、37歳、170㎝、60㎏)は78位上がって1235位に、国内男子ツアーにおいて12位タイに入ったベテランの海老根文博(48歳、177㎝、75㎏)は95位上がって1323位に、ABEMAツアーにおいて単独2位に入った伊藤誠道(マサミチ、28歳、168㎝、78㎏)は235位上がって1382位になっている。